2009年11月 5日 (木)

平日の軽いハイキングー石割山ー平尾山ー太平山コース

子どもの病気や用事で有休を使うことがなくなったこのごろ、自分のために有休を使います。といっても、幸い、最近は体調もよく、体調不良で休みませんので、ぜーんぶ、自分のこと!

 秋の平日、お友達のCちゃんと、山中湖の北側あたりの軽いハイキングに行きました。石割山という1300mちょっとの低い山にガーーっと一気にあがり、あとは軽いアップダウンで、富士山どっかーーん!!の山歩き。昨日までの寒さもおさまって、お天気もサイコー、ハイキング日和の中、テクテクあるき、ずーっと富士山を見て、紅葉がきれいだねえ、と落ち葉を踏みながら歩きました。なんだか、いっぱいお日様をあびて、気持ちいい風をうけて、富士山を視界いっぱいに見ながらおにぎりを食べて、の気持ちのいい休日でした。

 新宿からバスで往復して、3時間半くらいあるいて、温泉に入って、という1日。彼女がつけてきた万歩計は新宿までで27000歩くらいになりました。たぶん、山歩きの距離は10キロ弱だったと思います。200911041140000

 あー、気持ちのいい1日でした。Cちゃんは、この日のために新しいトレッキングシューズを買ってくれました。シューズもったいないから、また山登らなきゃね!お疲れ様!

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2009年9月25日 (金)

旧中仙道碓氷峠

 軽井沢には長年通っているのですが、碓氷峠というのは通過するばかりです。一度歩いてみたいと思っていたのが旧碓氷峠。あの横川と軽井沢の間にある旧中仙道の峠です。

子供の頃、信越線で軽井沢に行ってました。トンネルばっかりで耳が詰って乗り物に弱い私はとても不愉快。トンネル抜けたらアイス買ってもらおう、と思って乗ってました。(スイッチバックは昭和30年代後半まであったらしいですが、さすがに記憶にはありませんわ)。実際にトンネル続きが終ると、すぐに軽井沢駅で、空気がまったく変わり、涼しくなるので、ア200909221335000イスは要らなくなっちゃうんですけどね。そのトンネルが碓氷峠です。ここで、数百mあがるので、ぐーんと涼しくなるのが不思議なくらい、暑さの変わり目の碓氷峠。

 大人になって車で行くようになった頃、旧道を通ることもありました。くねくねくねくね、c=50なんて書いてあるカーブの数を数えながら通ったものです。(cは200くらいあるんです)その後、上信越道(高速)が繋がったため、バイパスも無料になっちゃって、旧道なんてたぶん補修されてないんじゃないでしょうか?高速が渋滞しているとバイパスに乗ることはありますが、旧道はもうすっかり通らなくなりました。昔ながらのドライブインなんて、きっとなくなっちゃったろうな。横川の釜飯屋さんも、横川に居ては商売にならないので、あちこちに店を出していますね。新幹線が通り、横川~軽井沢間の鉄道がなくなっちゃったので(JRバスが運行)、鉄道が続かなくなっちゃったんですよね。そんな横川~軽井沢の間の山道が峠です。このあたりの山は、不思議な隆起をした形の山が多く、以前にご紹介した妙義山は、そんな山の一つ。荒船山なんていう、不思議な形の山にも登ったことがあります。(マンガ家さんが亡くなったので話題ですが、普通に素人が上る山で、そんな危険な山では全然ありません、落ちようと思えば落ちれるけど、普通は落ちません)

 妙義山のご紹介はここ。2007年9月27日

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_d192.html

荒船山は、子供が小さい頃に登ったのですが、荒船神社に車を置くと、わりとすぐ。小さい子でも登れます。頂上が平たく、一方が、がけみたいに落ちている、不思議な形の山です。荒船神社からは、ほぼ平らで、頂上の平面を崖の淵まで歩く感じです。歩いていては見えないけど、正面からは台形、横からは軍艦のような形の山で。碓氷峠からはよく見えます。

 そんな旧碓氷峠、旧中山道ですが、一度歩いてみたいと思ってたんです。

 軽井沢側から行くと、旧軽から3キロくらい上がった見晴台(熊野神社のある高台です)が分水嶺になっていて、そこが峠の頂点になります。軽井沢側が長野県、向こう側が群馬県松井田町になるのです。この県境ということで、軽井沢側からは、非常に情報がありません。軽井沢から行くことを想定して、アクセスを調べても、観光協会に聞いても、県外なので、情報がとーってもありません。そこで峠に行ってみると、分水嶺の向こう側のダンゴ屋さんは、松井田町に立地しているので、ちゃーんと情報を持っていて、教えてくださいます。なんだか、行政区分のせいで、こっち側のダンゴ屋さんも、観光協会も知らないことを、ほんの10m向こうのダンゴ屋さんは、よーくご存知。ヘンな話です。

 旧軽井沢に車を置いて、熊野神社まであがって、旧中仙道を横川まで下ります。基本的にくだりなので(逆はのぼりで、中仙道の難所だったということです)、距離はありますが、ラクチンです。江戸時代にカゴや馬や、歩きでいろんな人が苦労されたあとが、いろんな碑などでわかります。横川側の坂本宿に出て、横川の旧信越線のアプト式の鉄道の後を歩けるようにしたアプトの道も楽しめます(鉄道のトンネルや橋が歩けるように整備されています)。軽井沢から横川まで歩いてしまったことになる旧中仙道、なかなか楽しい山歩きです。

 峠を越えたたくさんの昔の人の苦労を思いながら、逆行して(くだりだから)、ちょっとずるですが、峠道を歩いてきました。ダンゴ屋さんのお兄さんが、「朝、峠から山に入るところで熊の親子を見てびっくりして走ってきた」というように、熊のシーズンらしいので、クマベルをならしながら、人間が通るよお~!!なんて歌いながら歩きました(カナダに行ったときは、ヘーイ!ベアーーー!!って言いながら歩きました。熊にも通じる言語差があるようで~)。熊には出会いませんでしたが、鹿には出会って、びーーっくり!わ!なんて大声を上げてしまいました(本当は動物を脅かすから大声は厳禁なのです。びっくりおびえて向かってくるかもしれないからです。頭ではわかっていても、とっさにはびっくりして声が出てしまいます。修行が足りませんわ)

 坂本宿が見えたところで、苦労してきた人は、これをどんな気持ちで見たかな、と思いますし、水場には、きっとほっとしただろうなあ、なんて思います。途中、お会いした方は、旧五街道を踏破する目標を持って、東海道はあるいて今中仙道です。とおっしゃってました。そんなお話を伺うのも面白いです。

 200909221151000 今回の連休は、鳥の声を聞きながら惰眠する目的もあったので、朝寝して早寝して、昼寝もしたんですが、四阿山を歩き、旧中仙道を歩き、その次にはスキー場ではおなじみの、湯の丸山(2100mくらい、スキー場の向かい側の山です)や烏帽子岳(ちょっと低い、湯の丸山の隣で湯の丸山から1時間くらい)に登ったり、なんだか、山ばっかり歩いていました。リンドウの花、イワインチンの花(この花、かわいくて大好き!!)、秋の花がいっぱいの山歩きでした。

 お天気に恵まれて、いい山歩きができました。なんだか、久しぶりで楽しかったわ~

 さてと、秋は仕事!仕事!

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2009年9月24日 (木)

四阿山

 連休は軽井沢の山の上で、静かに静かに鳥の声を聞いておりました。高速道路の割引で予想された渋滞もたいしたことなく(まあ、時間をはずしたっていうこともあるけど)、一度スーパーに行ったきり、街中には全然でなかったので、あまり人に会わず、のーんびりしておりました。

 幸いにお天気もまあまあだったので、おにぎりを作って山歩きにでかけました。周辺の山はほとんど登ってしまっているのですが、連休ならゴンドラが動いているだろう!と目指したのが四阿山、あずまやさんと読みます。群馬県になるのかな?スキー場のパルコール嬬恋のある山です。このスキー場は、こぶのない中級バーンが多いので何度も何度も行ったことがあります。群馬ですから雪は多くなく、人工の雪ですが、からっかぜの地域で温度が低く、雪質はまあまあです。

あ、夏山の話題でした。四阿山は、2352mある山です。普通は菅平方面や鳥居峠方面から登るのが一般的なのですが、スキー場のゴンドラが動いているときは、それが一番簡単です。ゴンドラ降りて、コースタイムで2時間、せっかちな私は1時間強、軽いアップダウンで300mくらいの高度差をあがれば頂上です。

 えーと、四阿山はずーっと以前に目指したのだけど、一度は挫折して笠間に、もうお一度はお天気が悪くて挫折しての隣の野地平(やちだいら)だけ歩いてきたことを書いたことがありましたね。あ、なかなか縁がなかったんだわ~

 2007年7月25日

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_7292.html

 2007年9月26日

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_0d81.html

 やっとお天気に恵まれ、ゴンドラも動いていて、登ることができました。登ってみると正面にどっかーんと浅間山、遠くに富士山、八ヶ岳、ぐるーっと南アルプス、中央アルプス、北アルプスまで遠くにぐるーっと見えて、目の下には根子岳(菅平の山です)、湯の丸山、あーー、すんばらしい眺望の山でした。すばらしい!!200909201140000

 くだりは、ラクチンだろうとゴンドラに乗らないで足で降りてみたら、高度差1000m以上、いやはや、ふくらはぎがパンパンになってしまいました。長かった~!!くだり道は、ほとんど人に会わず(多くの人は鳥居峠側に降りるか、ゴンドラに乗るんでしょう)、しずかな湿原に、リンドウの花がいーっぱい、とってもきれいな静かな山歩きでした。いい山です。一応、百名山なのです。

 

これを書いているのは23日の夜ですが、実は明日24日(木)は7:30の飛行機で山口に行きます。さっそく、いつもの移動し、数字を見て、書類を見て、仕事の話をする日々が戻ってきます。来週からは兵庫県の事業化の仕事の大きな山場で、何度か兵庫県に行くことになりそうです。相変わらず、なんだか移動距離が多い日々が始まります。リフレッシュした気持ちで、がんばって働きまっしょ!

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2009年7月20日 (月)

アイルランドの豊かな食べ物

200907070334000  アイルランドの旅のお話、今日で終わりにしますね。そして、最後は食べ物のことです。こういう話なしで、アタシの旅の話が終わるわけない!(笑)

 大酪農農業国ですから、ともかく素材が豊かです。肉!!!じゃがいも!!特に、今は新じゃがの季節なので、じゃがいもと肉!!これが基本です(笑)

 有名な料理で、アイリッシュシチューという羊の肉と、さまざまなハーブと野菜の入ったシチューがあります。これが、どーんな田舎の小さな小さなパブでも、カフェでも、ちゃんとおいしいです。羊のシチュー?と聞いたとき、羊があんまり得意じゃない私は、「ちょっとくさくなりそう」とひそかに思ったのですが、肉を食べてきた歴史の長い人たちが、手前味噌ならぬ、手前シチューとしてつくり続けているこのシチュー、店によって、そしてたぶん、家によって、味が違うんでしょうが、野菜いっぱい、ハーブいっぱいでおいしいです。寒い季節においしいだろうなあ、と思いますが、夏でも十分、朝晩は涼しいのでとってもおいしいです。アイリッシュシチューに黒パン、たっぷりのバターとベリー類のジャム、これが基本です。

 あとは、ともかく肉!乳製品!芋と豆とにんじん!!これです。そしてどれもどれも量が多い!非大量肉食動物の私には、こーんなに!?という量がどっかーんと出てきて、ふえーーー!です。アイリッシュブレックファーストっていうのは、卵2個、厚いベーコン3枚、大きなソーセージ2本、有名な血のソーセージの黒と白が1個ずつ、それにジャガイモ、トマト、それに、プラス、パンやマフィンやペストリーがつくのです。私の1日の動物性たんぱく質以上ですわ。よって、30歳以上くらいはともかく、豊満×豊満です。ビールも飲むので、いやはや、私たちは、世界最貧国から来たの?みたいな体型です(あ、日本人としては決して小さくありません)。ガリバー旅行記を描いたスフィストさんはダブリンの人なのですが、旅行記に、架空の地名だけを使い、唯一小人が住む国を想定して(もちろん彼は行ったことがない)ジパングという名前を載せています。そんな小人さんの国からきた、私たち日本人から見ると、その量と体型には、ともかく脱帽です。いやー私たちの体のうすっぺたいことったら?(繰り返しますが、日本ではごく普通です。特に痩せてません)

 

 私、決してグルメじゃないのですが、よく巷間言われる「日本は食が豊か」「日本はおいしい」というのに時々疑問を感じます。たしかに食のバリエーションの豊富さは、世界一だと思います。いつも肉とじゃがいもを食べている国に比べたら、世界中の食文化を取り入れた日本の食のバリエーションはすごいと思います。でも、超高級な店に行けばともかく、庶民が日常的に食べるところは、ほーんとにそんなにおいしいですか?私、この頃、加工面での工夫や、工業化が進みすぎて、ジツはたいしておいしくないんじゃないかと思い始めています。素材そのものの旨み、そして、作りたて、たっぷりの量という点で、日本の食は実は貧しいんじゃないかと思い始めています。アイルランドの食は、バリエーションはとても乏しいです。あれこれ、加工するということに対する意欲はさほどないようにも見えます。スーパーには何度も入ったのですが、調味料なんかの棚の種類は、とても少ないです。ただ、素材の旨みを活かして、たっぷりの材料を、その場であちあちの作りたてで出す、ということでは、どーんな田舎のチンケな店でも、必ずあちあちのフライドポテトやマッシュがほくほくと出てくること、豚肉って、こーんなに滋味豊かだったっけか、と再確認するただのポークソテー、そのものの旨みをいつもいつも、どんな田舎でも感じることができて、グルメじゃない私は、とてもおいしい日々を過しました。ただ、量はとても食べ切れません。はい。

 この季節、ベリーの季節なので、ベリー類がとてもおいしいです。200907071602000 ベリーにスコーン(これがでかい!)でアフタヌーンティーがうれしいです。当たり前のように、素材から加工する人たち、普通に家庭で、それぞれのB&Bで、当然のように手作りのケーキ、マフィン、パン類を日常的に作り楽しむ文化、農場からやってきた肉やチーズを豊富に使い、庭のハーブをたくさん取り入れた料理、なんだかコンビニとスーパーに依存して、そこでの品揃えが豊富だから「食が豊か」と言っている私たちの暮らしがとても貧しく思えてきてしまいます。

 私の自宅から、2キロ圏内で円を書くと、たぶん、世界各国の料理が食べられるレストランが数千軒の量でひっかかってきます。アイルランドのある町では、それは5軒くらい、あるいは1軒もひっかからないところの方も多いです。町中以外にあるB&Bでは(朝ごはんはついているのでしょうが)、夕飯はどうするんだあ?なんていうところもいっぱいです。でもとりたてのベリーと、自家製の黒パンやマフィン、たーっぷりのプルプルの卵やソーセージ、自家製のジャムや、ポットいっぱいの薫り高い紅茶、こんなものがごく当たり前に、朝ごはんな人たちと、コンビニのパンやおにぎりをコンビニのジュースで流し込む豊かな日本の若者たち。世界各国の料理といっても、加工された、工業製品から混合されたものも多いです。

 食の豊かさって、何なんだろうと、何度も何度も考えながら、毎日、じゃがいも、マメ、肉を食べ続けていました。最後にダブリンに戻ったとき、探せば日本食も中華も、ピザもあります。でも、やっぱりアイリッシュなものを、地元の人が週末に出かけるような店で食べたい、って思い、同じようにジャガイモと肉とマメを食べていました。だって、十分、滋味あふれて、おいしいんですもの!

*アイルランド旅話は、一応、今日で終わりにします。お付き合いいただいてありがとうございます。明日からは、いつもの、本1冊、映画か食べ物か何か1個の通常版に戻る予定です。また、遊びにきてくださいね!

*私の夏休みは、もう終わってしまいました(涙)、人様はこれから本格的な夏休みシーズンだっていうのに、ひたすら仕事の日々です(号泣)。あまり高くない山は、暑い時期は不適なので、8月は楽しい旅の予定はまったくありません。ぜひ、近場の遊びにさそってくださいませ。秋には山行きたい!! なんて思いながら、しばらくはせっせと働きます。カードの請求書も来るだろうし・・・

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2009年7月19日 (日)

音楽とビールとゲーム

 カフェとパブと教会と小さな商店が数百メートルある町、それ以外はすべて大農場、という町ばかりのアイルランドで、人々の楽しみは、音楽とお酒と、そしてゲームの賭けです。

 アイルランドのお酒は、有名ですね。ギネスが有名な黒ビール、さまざまなエールビール、そしてアイリッシュウイスキー、小さな町の食料品店でもお酒の売り場の面積の大きいこと!ともかく、老若男女、よく飲みます。パブで、カフェで、ビール(1パイント、500ml強が最低1単位)をしょっちゅう飲んでいます。ワイン派も居ます。でも、なぜかウイスキーを飲んでいる人は見なかったです。あれは、お家で飲むもの??

 お酒には陽気な音楽がつきものです。パブでは、夜毎にアイリッシュな音楽のライブがあります。うーん、どうもカントリーちっくな音楽なのですが、ギター、バイオリン、ハーブ、もちろん歌声、パーカッション、一人何役もやるミュージシャンが客席と一緒に盛り上がります。

 ある、西側のハイキングの拠点になる小さな町に泊まったときです。B&Bが数件、ホテルは2軒、レストランは3-4軒あるんですが、どこも、メニューは違いがない程度の、300mの範囲ですべてが足りる町です。金曜日の夜、どこで夕食食べようかな、と町を歩いていたとき、パブの奥から音楽が聞こえてきたので、夕飯を食べられるか聞いて(もちろん食べられます。パブメニューはどこもわりと豊富です。つまみじゃなくって、ちゃんと夕食)入ってみました。8時前後、外はまだ明るい時間です。町の周りに広がる牧場の家族が、子どもを連れて音楽を聴きにたくさんきています。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんはみーんなビールです。子どもはジュース。1杯のビールやジュース(ほとんど何も食べません、たぶん夕食は自宅で済ませてきているんですね)で、大人も子どもも楽しそうな夜を過ごしています。子どもたちも、ゲームをすることもなく(だいたい持ってませんね)、騒ぐことなく、歌ったり、手拍子をたたいたり。楽しい家族のささやかなお出かけです。

 子連れの家族は22時頃になると帰っていきます。顔見知りらしい、近所の牧場の人と二言三言話しをして、当然、車で帰ります。明るいけど、チビたちは寝る時間ですもの。その後は大人の時間です。ちょっとカクカクとしたおじいさんが、それでもせいいっぱいのおしゃれをして、クラシックなヒールの靴に、ネックレスとイヤリングをしたおばあさんと腕を組んでやってきます。金髪は二人とも真っ白。1杯ずつのビールを前に、週末の夜、音楽を楽しみます。時々、踊れる曲では、カクカクと、2人で踊る老夫婦も居ます。

 夏の週末の夜、腕を組んで夫婦で近くのパブに音楽を楽しみにやってきて、1曲踊って、帰ります。たぶん、40年も50年も夫婦で居て、牧場を営み、子どもを育ててきた夫婦でしょう。顔見知りに挨拶をして1杯のビールを楽しみ、ゆっくり帰っていきます。

 そんな姿を見ながら、カントリー風の音楽を楽しみ、人生の幸せをしみじみ考えた夜でした。

 音楽はパブに限りません。土日には、通り沿いの小さな町でファーマーズマーケットが開かれていることがあります。どろつきの野菜、今がシーズンのベリー、あー種類なんか全然わからない(だってラベルが貼ってない)たくさんのチーズ、手作りのパンや、マフィン、ジャム、買いたい!!そんなマーケットです。残念ながら、野菜をしこたま買うことはできないんですが、物欲しそうに見ていると、パンにチーズをはさんでサンドイッチにしてくれます。コーヒーも入れてくれます。軽いランチができてしまいます。ベリーも味見させてくれます。たのしいっ!そこで、孫をつれてきて、知人に見せまくっているおばあさん、せっせとお母さんの手伝いをする少年、手作りケーキのフィリングについて話をしているおばさんたち、そんな様子を見ながら、ちょっと食べさせてもらうのも楽しいです。(もちろん買うのです)こういうファーマーズマーケットには、ちょっとしたミュージシャンがギターやバイオリンや、古いアコーディオンを手に音楽をやっています。ケースにお金が投げ入れられるし、コーヒーを飲んでいるおじさんが一緒に歌ってます。ミュージシャンには食べ物もちょっと差し入れられるようです。日本の産直市みたいなものだと思うのですがImg_2024、そこで、生演奏があって、自然にそれをみーんなが受け入れている様子が楽しいです。

  イギリスにもよくありますが、賭け券を買う店というのが、どこにでもあります。もちろん馬社会ですから、競馬みたいなレースの賭けが多いのでしょうが、スポーツの賭けもいっぱいあるようです。サッカーくらいは予想していたのですが、なんだか不思議なアイリッシュなスポーツがあります。サッカーボールのような丸いボールを足でけってるなあ、と思ったら、ありゃ?手でつかんでパスしてる!?おまけにラグビーのようにタックルしたり、手でドリブルしてる!?なんだ!?こりゃ!というようなゲーム(ゲーリックフットボールというようです)、あるいはホッケーのようなスティックを持って、パコーンと大きく上空に丸いボールを打っているゲーム、あ、スティックがあたるだろう、危ない!!なんていうゲームもあります。アイリッシュなゲームなので、国内の地域地域のチームがあるらしく、町対抗戦は盛り上がること!!おじいさん、おばあさんがビール片手に大コーフンして、ゲームの展開に大声を上げています。ひゃーー!!ルールがわからないけど、スピード感があって、サッカー見るのが飽きてしまう私も、結構楽しめます。おじさんやおばさんの様子も笑えます!音楽をやってないときのパブでは、こんな試合に喜んでいる人たちもたくさん居ます。

 私「これって、サッカー?ラグビー?なんていうスポーツですか?」

 おばさん「アイリッシュなゲームよ、ゲーリックっていうのよ」

って教えてくれたので、点数 2・15対0・18(なぜか2通りの点数がある)の不思議を聞きたいと思って聞いてみたのです。しかし、コーフンしたおじさんとおばさんが数人、いっぺんにしゃべってくれるので(ちなみにアイリッシュな英語はとてもとてもなまっています。まあ、アタシに言われたくないでしょうが)、ちーっともわかりません。

 私「あのーすいません、皆さんが一緒にしゃべると私には理解できないんですうう」

 おばさん「わははは!!そうよね、じゃあ、アタシが・・」

しかし3秒後には、コーフンしたおじさんたちがまた説明に参戦し、ちーっともわかりません。結局点数のからくりはよくわかりませんでした、ちなみに、2・15の方が勝ったようで、地元だったので、コーフンは最高潮!ビール飲んで大喜びでした。2>0ですけど、15<18だし、合計値17<18なので、どう計算するのかさっぱりわかりません。いやはや、笑えます。なんだかわからないけど、おめでとう!>おばさん、おじさん。

 ビールを飲んで、音楽を楽しみ、馬やスポーツにコーフンして賭けて楽しむ、そんなアイルランドの人たちです。

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2009年7月18日 (土)

西アイルランドは外遊び天国

 アイルランドを東から西に南下しながら動いてきたのですが、西側はリアス式海岸と湖がいっぱいの水と緑がとても美しい景色を作り出している地域です。あちこちに湖があり、海岸線は複雑で、さまざまな姿を見せ、そして、有名なモーハの断崖は、隆起によってめずらしい地形を見せています。200907100237000

 バレン高原という一体だけは、石灰岩の高原で緑が少なく、岩だらけですが、他は緑深く、水きれいで、海から鮭が登り、川にはいろんな魚が住み、山間には羊や牛や馬が歩き、変化にとんだ自然を見せてくれます。こういうところでは、昔からの交通手段は馬だったようで、今でも普通に馬に乗っている人も居るし、馬車で目的地に行くこともできます。車と、馬と、馬車と、そしてハイカーがなんだか、普通に共存しています。

 このあたりは、自転車の人、ハイカーもいっぱい入っていて(アイルランドの東側は、ヨーロッパからの観光客が多いですが、西側はアメリカからの観光客が多いです。裏から(?って反対側から)くると、アメリカからアイルランドの西は近いんです。そしてアメリカ人で、ルーツはアイルランド系という人も多いので、じーさんやばーさんの故郷を訪ねる気分で多くのアメリカ人がいらしています)、山もけわしくなく、気候もちょうどよく、花もとてもきれいな季節ということで、外遊びの天国です。ちょっと車を降りて、数キロ歩いてみると、驚くような景色が広がり、大きな自然の山や海に抱かれる喜びを満喫することができます。すごーーーーいい!!という景色が目の前にどこまでも広がります。200907082325000

 こういうときに、日が長いというのはとても好都合です。20時過ぎまで十分に遊べますし、夕やけは22時です(笑) 日本の山あいの夏は6時くらいを目処に外遊びをしなければならないのと比べると、ともかく時間がたっぷりあるし、温度も暑すぎなくって、ちょうどいいです。

 アイルランドは外遊び天国です。

 ただ、まだまだ、世界的にはマイナーな地域のためか、ハイキングマップなど情報の整備が遅れています。地元のインフォメーションセンターに行ったり、本屋さんで本や地図をずいぶん見ましたが、多くの人が手軽に歩けるような情報の開示がまだまだされていません。あんまり高い木が茂る山ではないので、見通しもよく、日も長いので、さほど危険はないとは思うのですが、もうちょっとハイカーやチャリダー(自転車乗り)にわかりやすい情報を積極的に開示すれば、あちこちに点在するB&Bとともに、大外遊び王国になると思うんですけどね(もっとも、カナディアンロッキーとかカウアウ島のように、こうした外遊びを目的とした集客を、特段目指してないっていうのがよさでもあるんですけどね)。

 すばらしい山、緑、たーくさんの花、そんな中を、さわやかな風にあたりながら、歩く時間は、なんだか気持ちの底から、きれいになるような、とっても幸せな時間でした。

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2009年7月17日 (金)

大地の中にある中世

 ダブリンは、英国統治時代の風景がそーっくり残っており、ロンドンより、ロンドンぽいような、いや、昔のロンドンぽい街の風景の都会です。スタバだって、マックだって、ボディショップだってあります。もちろん、その中に、アイルランド人の大好きなアイリッシュパブもたーくさんあります。

 その都会、ダブリンから車でほんの3キロか5キロ走ると、そこから大規模な、大酪農農業国であるアイルランドの田舎の風景が始まります。えーと、北海道の富良野の近く、中富良野、美瑛、美馬牛あたりの、ゆるやかなカーブを描いた大地の図、前田シンゾウさんあたりが好んで撮る大地の絵がありますね。あーんな感じの緑の大地が、どこまでもどこまでもどこまでも続くのがアイルランドの夏の郊外の風景です。

 高い山はあんまりありません。せいぜいが2000m半ばくらい。切り立ってもないので、風景はどこまでも穏やかです。そこに、牛、馬、羊が、ぜーんぶ自由にのーんびりすごしています。アメリカ本土もハワイ島も、もちろん一昨年行ったポルトガルも、去年行ったトルコも大農業国なんですが、一番の違いは、乾いていること。アイルランドはとても湿潤な気候なので、乾いた土という色がなく、かといって日本のように背の高さを超えるヤブ草だらけにはならずに、草がずーーーっとずーーっと続くというイギリス風の風景です。

 時々、小さな町が出てきて、町の真ん中に古い石の教会、B&B、カフェ、パブ、小さなお店と、3-500mの町並みが続き(その間だけは60km制限がかかる)、すぐ町が終わって100キロ制限の一般道がまた、広大な牧草地帯をぬっていく、という風景が、何度も何度も続きます。

 町の風景、ふるーーい教会の姿、ときおり石のお城や塔が出てくる、きっと中世からずーっとこういう風景だったんだろうな、というような姿です。教会やお城で17-8世紀からのものなんて、新しい新しい!12-13世紀からのがゴロゴロ普通にあり、当然、教会は使われており、お城は朽ちるにまかせて、牛や羊のフンだらけになっている、そんな姿です。200907112156000

 ひゃーーー!と思うようなものでも、個人の所有で、見せて料金を取ろうとしない限り、ただただ、牧草の中にあるだけ、みたいのものばかり。車をとめて、見とれている観光客が珍しいくらいです(ちなみに、今回の旅行で、ロンドンから先、10日余で日本人には2人だけ、ダブリンのスーパーでお会いしただけです。世界中、どこへ行ってもいらっしゃる日本人が、これほど居ないたびも珍しかったです)。

 あの、「風とともに去りぬ」で有名な「タラへ帰ろう」の「タラの丘」(はダブリンの郊外にあるのですが)、は一応、ビジターセンターなどもあるのですが、実際は羊の糞だらけの丘にポツーンとあります(笑)

 ともかく、ずーーっと、ずーーっと大地の風景、そこにポツン、ポツンと中世の景色があり、昔からあんまりかわらないだろうな、というような小さな町がたまーーーにあって、川で釣りをしていたり、羊が100キロ道路を平気で歩いていたりします。そして、野の花やあたり一面に咲いている、アイルランドの郊外の風景です。

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2009年7月16日 (木)

アイルランドは夏!一番いい季節

 ただいま~!!アイルランドの旅行から帰ってきました!いやはや、トウキョー暑い!

 アイルランドっていうのは、イギリスの向こうにある北海道くらいの島国で、北半球ですから夏です。といっても緯度が高いので、昼が長く、涼しい夏です。ものすごく大雑把に言いますと、縦長の楕円の形の右長い辺の真ん中海沿いがダブリン(首都)で、ロンドンから1時間くらいのフライトです。ダブリンから入って、楕円の下半分を南下しながら西へ向かい、縦長の楕円の左長い辺の真ん中あたりから、串刺しにダブリンに戻ってきたような旅だったので、南半分だけをダブリンで借りたレンタカーで動き(2000キロ弱走行)、数十キロ歩きました。北半分、つまり北アイルランド、IRAなどの問題が長く続いた地域は一切立ち寄らず、国の中でも暖かなのんびりした地域を旅して来ました。そんな、ごく一部の7月上旬のアイルランドのことを、数日、書きたいと思います。お付き合いくださいませ。

 アイルランドは緯度が高いので、夏!!といっても、私が居た頃の最高気温は車の温度計で24度です。大概は20度前後、雨が降って寒いと11-12度になっちゃうので、私の感覚としては、夏というより春です。といっても、長く暗い冬の後の、22時過ぎに日没、23時にやっと暗くなる、あたたかい季節!というので、ともかく人間も動物も植物も、短い夏を謳歌し、生命体全部で夏を楽しんでいる!!という季節です。昼間の一時に24度になるくらいでも、夏!!ですから、豊満(を通り越している方も多いのですが)な肉体を、これでもかっ!!とタンクトップ、腹だし!寒くないかい?とつっこみたくなる夏のスタイルです。子どもはサンドレス、ランニング、女性はおっぱい半分でてるタンクトップ、私の胴体くらいある足だし、夏を大喜びで全身で味わおうというスタイルもあります。春に生まれた馬や牛や羊が、どこでもうれしそうに草をはぐくみ、牧場では、冬に備えた草ロールの製作が盛んです。鳥も蝶もいっぱい、春の花も夏の花も秋の花もなんでもともかく、今、咲いておかなきゃ!!と全面開花!200907111823001

 いろいろなフェスティバルもこの時期ですし、ファーマーズマーケットも盛んです。ともかく、長い1日をめいっぱい楽しまなきゃ!!の夏ですから、なんだか、元気があふれているような季節です。たくさん飲んで、食べて、歌って、踊って、働いて、楽しむのだ!という気分があふれるアイルランドの短い夏!!

 ドライブしていると、道にあちこち出店が出ています。ベリーハウス!いちごや撮りたてのベリーがいっぱいならんでいて、つまみながらドライブできます。うーん、アタシの感覚だと5-6月の気候かな。でも、人々は、タンクトップ!私は長袖が離せません。23時近くまで明るいので、移動する旅にはとても好都合(暗いと、道わからないからね)。明るいうちにビールが飲めてゴハンが食べられます。でも、明るいうちに眠くなっちゃいます。そんなアイルランドの短い夏、一年で一番いい季節です。200907102218000

 そんな中で、大きく太ったおばさんとおじさん、元気なかわいい子どもたち、つかの間のスタイルのいい若者たちが、なんだか楽しく、でも、誠実に働き、たくさん食べて笑い、飲んで歌って、暮らしているように見えるアイルランドの夏です。

 と書いているのは15日なのですが、明日は、山口出張で7時半の便に乗らなきゃなりません。加齢で、時差ぼけがこたえる体になっている上に、蒸し暑い日本で温度差もあり、なんだかめちゃくちゃ。ふー!

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2009年6月 8日 (月)

雨の甘利山と千頭星山

 私、理想を言えば、1ヶ月に1回くらい、軽い山歩きに行って、温泉入って、のんびり宿にとまって、みたいな1泊2日の旅をしたいなあ、2ヶ月に1度でもハッピィだなあ、と思うのだが、現実は、年に4-5回、いや、3回くらいそんなことができるかどうかの日々です。それも、この日あけておこう!って思っても、流れること数度、決意して、3-4ヶ月に1度、そういう日をやっと作ると

雨だったりする。

 よっぽど行いが悪いのか、天気の神様に見放されているのか。あーあーあ

 でも、やっとあけて作った2日間だから、いくもんね!とでかけたのが、南アルプスの前衛の山、甘利山と千頭星山(せんとぼしやま、と読みます、きれいな名前だよねええ)。甘利山はツツジが有名で、うちの門の横にあるつつじが咲くと、思い出す。甘利山もツツジが咲いているかなあ、って。広河原という駐車場(あの、有名な北岳のふもととは違います、甲府の西側にあたります)から5-600mで、甘利山なので、ここは、普通の靴はいてるおばさんたちが、バスで大量に乗り付けるところだけど、1700mくらいあります。甘利山までは混んでいるけど、その先、奥甘利山から、千頭星山にいたる9キロ弱の工程は、ほんとーに人が少なくって、とってもきれいなところ。9キロ弱で、高低差は、500mくらいだから、全然らくちん。ただ、長いだけで、南アルプスの鳳凰三山が目の前にどっかーーーん!!って見える場所。南アルプスの山々は、なんだかアプローチがきつくって、なかなか「シトウロさん、お断り」みたいな山なんだけど、千頭星山は、どうぞ初心者いらっしゃいませの山なので、手軽にすごい景色が見えます。花もきれいで、大好きな山!

 

 でも、雨でした。

もうどうしようもない雨で、駐車場もガラガラ。ツツジも、1700mでは、まだ4分咲きって感じ。鳳凰三山どころか、ガスって、全然山があるんだかないんだか。あーあー、

 最初は、アメだって歩けるわよ、って思ってたけど、人間ぬれると、もう意欲もガッツも、やる気もペショーンとなっちゃって、ただただ苦行でしかない感じ。あたしがやっとやっと、取れたまるまるの休日、なんで、こんな雨の中、カッパ着て、ぐしょぐしょあるかなきゃならないのか、っていう気分になる山でした。200906051133000 200906051119000 200906051205000 200906061409000

 

 千頭星山では、もう、精魂つきはてて、写真もとれませんでした。途中、山ツツジがきれいで、あ、キンポイエウゲだ、と思ってとった写真は、キンポウゲ科だけど、ウマノアシガタという花だそうです。ぐーーーったり。

 ま、温泉入って、雨で冷えたからだをあたためて、ごちそうを食べたら、なんとか気分も回復しましたが、ぐったり疲れて爆睡。翌日は、曇り。朝早くから山に挑戦する気力もでず、大菩薩をぐるーーっとまわってかえってきました。曇りなので、きれいに見えるはずの富士山も八ヶ岳もなーーーにも見えませんでしたが、雨降ってないだけ、マシ。雨のあたらないところで、おにぎりが食べれるだけマシ、の気分。

 これって最初にあんまりひどい男にあたると、あとがどんなんでもマシに見えるってヤツ?最初に買った40万円のクルマがハンドルは重いし、ギアーは入らないしで、メチャクチャだったので、あとはどんなクルマでも乗れるって、ヤツ?(違うか)、雨が降ってないだけで、何も見えないけど、満足したという低レベルな大菩薩。

 あーあ、今年の春は、ロクな山のぼりができませんでした。7月8月は、すでに無理ということがわかってて、次は9月か。お天気、なんとかしてください!>神様!

しかーし、日曜日はいい天気!日焼けしなくてよかったあ、と考えて、気を取り直すことにしましょ。

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2009年5月11日 (月)

伊予ケ岳と富山

 私は関東平野の西の方で生まれ育ち、ずーっとまあ、西側で暮らしているので、東側はどうもよく知りません。千葉、茨城、福島あたりにも、いろいろ山もあるようなのですが、どうも、でかけるというと、山梨、群馬、長野方面になっちゃっています。東側も少しずつ開拓したいです。

  房総半島の富山というところにある、富楽里という道の駅、なんだか、新鮮なお野菜やお魚が豊富という話を聞いていて、行ってみたいと思ってました。日曜日の午後の予定が、キャンセルになったので、どこか行こうかな、と思ったときに、あ、そうだ!行ってみたいと思ってたんだ。と思い出しました。ここね。

http://furari.awa.or.jp/

 しかし、なんだか、首都高と、アクアラインと、館山自動車道を払って(今、アクアラインは1000円だけど)、ただの買い物か?という気もしたのだ。買い物に行くために、そこまで行く自分というのも、なんだか納得できなくって、そんじゃあ、ハイキングのついでに買い物にすれば・・(どっちがついでかということはおいておく)と近くの山も調べていってきました。

 まず、富楽里でお魚や野菜をしこたま買って、持参したクーラーボックスに入れて、当初の目的はちゃんと果たした後、

伊予ケ岳に上りました。標高336メートル(笑)、かわいい山じゃん!!と思って登ったら、時間こそ、1時間くらいなんですが、変な形の山なので、最後がすごく急で、あれまあ、たいへんという急場が続き、鎖場まであって、なんだか、思ったより、本格的な山気分!

 こんな形です。http://www2s.biglobe.ne.jp/~DSN80012/h9904001.htm

 汗びっしょりになって、頂上!いやはや、周りに高い山がないので、360度、ぐるーーーっとすごーくよく見えます。海も、東京も見えます。ひゃーー!!期待以上の山気分!336メートルでこれかあ、すごい!!この季節、千葉県は結構山深いのですが、濃い緑と、淡いまだ、若い緑がまざって、なんだかとってもきれい!大満足の景色です。途中、シロツメクサがびーっしり咲いていたり、レンゲ草がいっぱいだったり、なんだか、とっても懐かしい景色がいっぱいです。気持ちいいなあ。200905101214000

 お昼を富楽里の2階の漁協がやっているレストランで食べて(お刺身がでかい!!)、腹ごなしにもう一つ、富山(とみやま町ですが、山はとみさん、というそうです)に登りました。これも、350メートル弱、かわいい山なれど、緑がふかくて、鳥の声、花がいっぱい!

 http://www1.u-netsurf.ne.jp/~tamu/8tomisan.htm

 何年か前に皇太子さまが登ったらしく、やけに階段が整備されすぎてる山ですが、景色は、350メートルとは思えないほど、よいです。

 また、大汗かいて、2つめの山のぼりをしました、300mくらいの高低差ですが、2つ登れば600m、まあまあな山のぼりじゃない?(笑)200905101526000

 暑い日だったので、すっかり汗だくになってしまいました。富楽里のインフォメーションで、「汗流したいんですけど」と聞いて、教えてもらったグランビュー岩井の、12階の展望風呂(500円、前面が海!)で汗を流して帰宅しました。(http://www.grandview-iwai.com/

 岩井駅という内房線の小さな駅(夏は海水浴でにぎわうんだろうなあ)の小さな町ですが、なんだか、緑が深くって、海がすぐそばで、海岸線が長い。そんな街でした。

 アクアラインをわたると、すぐ。近場で、山登り、温泉、そしていっぱいのお魚のお土産、結構充実した近場旅。昼は、漁協のお店でお刺身、夜は、買ってきたいさきとあさりのオーブン焼き!というおいしい、楽しい休日になりました。200905102057000

 しかし、夏日だという暑さの中、山歩きしちゃったので、すでに日焼け・・・・

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2009年5月 7日 (木)

連休のお土産

GWが終わりました。あ、あと2日の平日を休みにカウントして土日までっていう方もいらっしゃるかもしれませんが、私は当然仕事です。家族も仕事にガッコウに、なんだかすっかり日常モードです。皆さんのGWはいかがでしたか?

今回の連休、後半、お天気がちょっと下り坂になったものの、だいたい春~初夏にかけてのとても気持ちのいい季節を楽しめた、なんだか、日本の自然も捨てたもんじゃないなあ、と思うようなGWでした。

 花がいっぱい先、木々の緑も明るく、鳥の声、気持ちのいい風、山々、アタシ、やっぱり山好きだな、と再確認。海も好きだけど、山好きだなあ。

 高速道路が1000円だとかで、未曾有の大渋滞?といわれたようですが、渋滞を避けるために早め早めに行動する、という一般的な行動パターンの逆、つまり何でも遅め遅めにしたために、渋滞にはまったくあわず、ニュースを見てびっくりするばかりです。軽井沢でも、5日午後から車がすきはじめ6日午前には、もうひそーーっと静かになってしまいました。6日の夕飯まで軽井沢で食べて帰京すれば、すーいすい、ブレーキ踏まなかったよ、みたいなあっという間の帰宅でした。

 しかしねえ、この1000円高速、まずもって、ものすごくエコに反していると思うのだ。だって、ニュースなんかで「1000円だから行かなきゃソンかなと思って」とおっしゃってる方が居る。なんで?行かなきゃソン??この発想が全然わからない。行きたいところで、高速代が高いから躊躇してたようなところがあったとしたら、それはチャンスかもしれないけど(というところが、アタシにも実はあります。いや、連休には行きませんけど、こんど行こうと思ってる)、そういうんじゃないでしょ?行かなきゃソン→だからどこか行こう、と有名ところや、なんだかものすごく混むところに行く。並んで、何かを買ったり、食べたり・・・わからん、この発想。

 軽井沢でも、旧軽の一部分と、プリンスのモールのあたりは、ひどかったようです。でも、絶対に、プリンス通りには入らないようにすれば、山の方は全然誰もいません。有名ところのレストランは混んでいるらしいですが、昔っからある、地元の店は変わりません。山なんて、全然人が居ないし、鳥や花がいっぱい。なんで、人のいっぱいいる、そして、都会でもあたり前にある店しかないモールで、人を見にいくんだろう??

 浅間山のふもとという大自然で、ものすごくきれいな広大な森と山を抱えている軽井沢。浅間山が登れないものだから(噴火するから登山禁止)、自然がとても残っているんですね。黒斑山から浅間を見ると、人が入らないので、鹿なんかもよく見える。動物たちの天国になってます。そんな自然のきれいな、山と緑のきれいなところなんですよ。でも、人にたずねられるのは、アウトレットモールのことや、おもちゃ王国のこと、なんとかいうちっぽけなテーマパークのこと、せいぜいがレストランのことばかり。レストランは少しは知っているけど、あとは全然行ったことすらない私は、とーっても変わり者みたいです。ちがう魅力がいっぱいあるんだけどな。

 というわけで、1000円だから、どこか行かなきゃ、その分、買い物したい!という気持ち、全然わかりませんっていう私は、実はお土産がありません。いつものお気に入りのヨーグルトと野沢菜を2つずつ買ってくるという地味な生活。

 今回は、いろんなところを、ずいぶん歩いて、たくさんの木や花に出会ってきた中で、お土産は、これ。さくらんぼ。桜の木のある種類がさくらんぼになることはもちろん知ってたけど、なんだかお高い、さくらんぼが、こーんなに普通にある桜になるとは思ってなかった。あれ?これ、さくらんぼ!?なんて話していたら、偶然、ご近所の方がいらして、「毎年、いーーーっぱいなるのよ、手入れしないからすっぱくって、人間は食べないけど、鳥がいっぱいくるのでそれは楽しみなの」と教えてくれました。

 さくらんぼ→食べなきゃ→すっぱければジャムでも?とすぐ食料確保を考える私に比べて、鳥が食べにきてくるれることを楽しみにするなんて、なーんて余裕のある(笑)、すばらしい!!「うわーーーいっぱいなってる!!」と見上げていると、折れた枝だけど、と小さい枝をくれました。かわいい赤い実がついて、なんだかとってもかわいい。喜んで、小さな花瓶に刺して、赤い実を楽しんでます。200905051022000_2

*一つつまんでみましたが、いやはやすーーーーっぱいっ!!

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2009年3月16日 (月)

ニセコ行ってきました

 えーと、この数年、冬の北海道は、ニセコに行ってます。

 2008年は3月12日、2007年は3月13日に記事があります。オージーが多くって、国際化して、集客に熱心で、投資もがんがん行われていたニセコのことを少し書いています。今年は、ずいぶん様子が違いました。

 初日だけ、ちょっとだけ羊蹄山が見えたのですが、「写真は明日でいいや」なんて思っていたら、翌日から、ずーーっとふぶいてまして、写真はなしです。

 今年のニセコは、この数年、ひじょーーーに多かったオーストラリアの方とお見受けされる、いわゆる白人の外国人がぐーーーっと減って、すごーく少なくなりました。アジアの方も少ないですねえ。世界的な金融恐慌と円高っていうことで、外国人が減り、日本人がその分増えてはないようで、とても、ひろびーーーろです。

 ヒラフで入っているホテルは、アルペン、Jファースト、スコット、ひらふ亭くらいで、並びの古いホテルがFOR SALE になっていたり、旧館の方はしめていたり、一時の景気のよさとは、ちょっと違ってきたなあ、と思います。こういう風に海外の景気や、為替状況に左右される集客っていうのも(まあ、海外からの客をあてこんだ、いわゆるインバウンドは、そうなりますが)、きついなあ、と痛感しました。東山プリンスは、ヒルトン系に買われてしまいましたし、山のうえーーのリフトは3月1日で運転を終了とか言って、動いてないし・・・客が少なければリフトだって、動かしたくないよなあ。

 というわけで、道内で唯一、景気がよかったニセコが、こうですから、他はどうなっているんでしょう!

 私はニセコに行くと食べたいと思っている、ラムしゃぶを食べて、望洋荘のおしるこを食べる、いつものスキーでした。ラムしゃぶって召し上がったことありますか?私は、東京ではラムはたまーにラムチョップを食べるくらいで、ほとんど食べませんし、ジンギスカンもたれの味が強くて、あんまり好きな食べ物じゃないのですが、道内の新鮮なラム肉の、おいしいところのラムしゃぶはあーーっさりしていて、おいしいなあ、って思います。道内は、ラムの流通がとってもいいので、関東でたべるラムとは全然違います(逆に牛肉が場所によって、あんまりおいしくないです。あんまり流通がよくないことがあるんだと思います)。ラムしゃぶ、北海道で機会があったら、一度お試しください。もみじおろしとポン酢でおいしいです。ニセコでもとってもおいしいです。

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2009年2月27日 (金)

もう一つ番外編~上海の人たち

 もう1つ番外編の上海です。(これで最後にしますね)雑技団を見て、おいしいものを食べて、買物して、とまあ、おばさん観光旅行の王道みたいな上海ね、というところです。たった48時間だけなので、上海の人たちの何がわかるんだ、という程度ですが、そんな中でもいろいろ面白いなあ、と思うのです。

 滞在したのは、土日月でした。まず土日の上海の目抜き通りは大込みです。

 あるいている人を見るに、もちろん私たちのような日本人も、多少の欧米人も居ますが、多くは同胞と思われる中国各地からの旅行者です。旗を持った案内人の後に、バッチをつけたり、同じようなビニールの帽子をかぶったりしてぞろぞろ歩いています。新しいビルの立ち並ぶ大都会と、豊富な商品、きらびやかなブランドショップなんかに目をまるくして、すぐなんでも人を入れて写真を取り合い、大声で話しながら歩いています。そして、今年は2月の末が旧正月なんですが、そのときのためか、ともかく安いガラクタみたいなお菓子やおもちゃや衣料品を買いまくる姿とそれにかけるすごい情熱が印象的です。上海は、中国の人たちの大大観光地なんですね。そして、それを受け止める上海人、一部の公的機関や空港などの特権階級の人の横柄さと怠慢さは例外として、まあ、愛想がいいわけでもサービス精神にあふれているわけでもないけど、もくもくとマジメによく働き、稼ごう!というのが顔つきに動きに表れています。10年いや20年以上前の日本の田舎の娘さんたちみたいに、がっちりとした労働者の体型と、黒髪、すっぴん、ひっつめ、太い足で、せっせとショウロンポーを作ったり、品物を運んだり、掃除をしたり。この機会に稼がなきゃ!!という感じが全身からあふれています。なんだか、すがすがしい気持ちになります。034_2

 いろんな歴史的建造物があるのですが、わずかの隙間もぜーんぶ商売にしてしまう、なんだかガラクタの土産物店にしちゃう、その節操のなさと、すごい意欲に圧倒されて笑ってしまうほどです。ここまでするかあ(大笑)、歴史も、悠久の時の流れにはせる思いも、ぜーんぶどうでもよろし、稼がなくっちゃ!がらくたに対する需要がそーんなにあるのか?と思うほど、ガラクタの山です。

 平日になると観光客がぐーんと減って、日常の様子になりました。朝、人民広場で太極拳をしているおじいさん、おばあさんたち。ペットの小鳥を持ち寄って、籠にかけている布をめくって、並べて吊るし、ペット自慢(鳴き声?姿?)をしながらお茶を飲むおじいさんたち。その横の広場では、流行らしい社交ダンスの練習が盛んです。話す言葉にものすごく勢いがあるので、ケンカしているようにも聞こえるのですが、ただただ、大声で話しているだけらしい賑やかな会話。市場で山のように買物をしたり、公園で社交ダンスの練習をしたり、孫をベタかわいがりしているおじいさんやおばあさんが出てきます。

 寒いのでパジャマで歩いている人は居ないなあ、と思っていたら、キルティングのかわいいパジャマ(?)で、社交ダンスの練習をしている人が何人もいらっしゃいました。とってもハデなチェック柄などで、かわいい動物のでかいアップリケつきのキルディングのパジャマがおしゃれです(いい年をしたおばさんが着ています、ちょっと欲しくなるくらいハデで笑えます)。社交ダンスの練習なのに、かかっている音楽がド演歌っていうのが不思議ですが、踊れるもんなんだなあ、と妙に感心。そんな日常の様子も楽しいです。

 

 世界的な金融恐慌で中国のGNPも大打撃とありますが、上海は国中のお客を受け入れ、たくましく商売しているように見えます。スターバックスさえ、歴史的な建物に入り、あのグリーンカラーでなく、不思議な色の店舗を構えてました。マクドナルドもいっぱいあるのですが、笑えるのがマクドナルドのマークの入ったテーブルの上に広げるような傘を店先に出している、非マックの店がいっぱいあること。それが価値なんでしょうね。マックから文句が来ないんでしょうかねえ。そういうたくましさにあふれ、偽物、コピー製品、うそ骨董品、売れればなんでもいいという徹底した根性がすがすがしいくらいです。

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2009年2月25日 (水)

上海はおいしい!

もう1日 上海ネタにお付き合いください。

滞在時間が短くて、おやつ―夜―朝―昼―夜―朝―昼、しか食べなかった上海ですが、ごく庶民的な日常の軽食やおやつが、おいしいなあ、、、って感じました。なにせ、手をかけてますから、手作り当たり前ですから、おいしいです。

たとえば、朝食(ホテルには60元の朝食バイキングもありましたが、(60元=約900円は、日本のホテルの朝食としたら決して高くはないですが、上海値段としては、とーんでもありません)、せっかく2度しか食べられない上海の朝ごはん、なにか地元のものを食べようと外にでかけて、行列ができているショーロンポー屋さんで食べるショーロンポーのおいしいこと!(行列はお持ち帰りの方で、テーブルが4つくらいの小さなお店はすぐに入ることができました)、カニとカニ味噌の味がちゃんとして、12個がセイロに蒸されて、ほっかほっかで出てきます。一番高い種類ので(カニです)19元、普通の豚肉のは、8元です。あと、ワカメ風の卵の入ったスープくらいでおなかいっぱい。このお店は、5人くらいでせっせせっせとショウロンポーを包み、運んだり、注文とったりで2-3人、たった4-5卓のテーブルの店(持ち帰りもありますが)に8-9人が見えるところで働き、裏でスープや皿洗いにまた何人かいらっしゃるんだと思います。こんな手のかけかた、日本では絶対にできません。だって、1人の消費額、15元平均としても225円ですよ。ちゃんと包んで、セイロで蒸して、それなりに時間がかかりますから、いくら回転させても10人も従業員を置けるはずがありません。それだけ、人手のかかるものは日本では食べられないわけです。うーむ。すごーーくおいしいんですけど。200902221026000

 買い食いもおいしいです。このお焼きみたいな、中においしいツブアンが入ったお菓子、外側がカラメル絡めてカリっと焼いてあって、香ばしくっておいしいんです。で香ばしいのをかじると、中からアンです。わりとどこでも売っている買い食いネタ。1~1.5元。アズキもおいしいし、こげたカラメルもおいしい。200902221259000

 お昼に軽く食べる、さまざまな具の入った麺、香菜や松のみなど、いろんな複雑な味がします。当たり前の麺なんですけど、数千年の歴史を感じる複雑な味です。

 夕食は中華のお店に行きます。メニューがわからなくて、いろいろ聞いたり、近くの食べている人のを見たりします。ほーんと豊かな材料、野菜、さまざまな部位の肉や魚、いやはや、食材の豊かさと、その確かな加工技術が、隅々にまで行き渡っていることを感じます。上海は、ほーんとおいしいです。

 街歩きの途中に迷いこんだ、新しい高層ビルの隣にある、ふるーーい家並みの中の市場、ひゃーーー!こんなに豚が牛が、あと、わけのわからないものが解体され、野菜いっぱい、なんだかわからない魚いっぱい、不思議な食024_17べ物いっぱい!こういうところで、食材を買って、食卓に乗せているんだなあと感心しました。

 決して、たいして豊かな層じゃない人たちが、ちゃんとジブンたちの食べるものを扱い、食べているというのは、実はとても大切なことだと思うのです。庶民になればなるほど、コンビニに通うようになると、実は根底から何か大切なものが失われていくってこともあるんじゃないかと思わないでもないこのごろ。

 あんまりにも蒸し料理がおいしくって、ついにセイロを買う気持ちになりました。その話は、また今度。いやはや、中国数千年のあくなき食の追求、そのほんの隅っこのほうをかじるまでにもいきませんが、おいしいです。普通の庶民のものが、ほーんとに豊かにおいしいです<上海

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2009年2月24日 (火)

上海雑技団

 2泊3日で上海に行ってきました。たった2泊3日ですから、滞在時間48時間くらい。でも、朝、仕事へ行くより遅く家を出て(って仕事へ行くときが早すぎるんですが)、3時間弱のフライト。羽田発便を選んだこともあって、昼過ぎには上海です。3日目も街中でいかにもなお昼ご飯を食べて、お菓子を買って、市内の空港に出て2時間ちょいのフライトで羽田、夕飯にはお菓子を家族で自宅でゆっくり食べられるというくらい、ホントに近いんですよ。顔もおーんなじ。でも、言葉も(英語も日本語も全然通じない!teaさえ通じないです・・・)、性格も、勢いも、全然ちがって、結構楽しめた48時間でした!

 まあ、いろいろあるのですが、まずはお約束の上海雑技団!いやはや、1時間半くらいの時間に15-6個のプログラムが次々とあって、とっても楽しめます。いやはや、楽しい!雑技団は4つくらいの団体が毎日公演していますし、日本からもネットで予約できますので、上海行かれる方にはお勧めです。地下鉄のって、劇場に行けばいいだけです。ワタシがみた雑技団の公演は、3つ楽しみでした。

1つめは、口あんぐり、ポカーンという驚きです。あーんなことできるのかいな!?っていう、軟体動物としか思えないようなやわらかい体の方が、くねらくねらとランプなどを持ちながら(つまり水平に持っているってことなんですが)、体を回転させたり逆さになったりするタイプです。ひゃー!人間かよおお!!というお口あんぐりタイプ。これは、ともかく、口あけてあきれてみているだけ。ひゃーー!!

2つめは、ほほえましいびっくり芸です。たくさんの皿回しをしながら踊ったり、回ったり、たて回転したり。たくさんの帽子を操ったり、コマみたいなものを紐でまわしたり、というタイプ。まあ、これは、失敗してもご愛嬌だし、危なくないし、器用ねえ、って見ているタイプ。皿回しは失敗はなかったですが、コマみたいのは2回落とした人が居て、途中退場になっちゃってました(あとで、怒られるのかしら、と心配しちゃいます)。自転車の曲芸なんかもあって、1台に、運転する人プラス9人も縦にのって、いろいろしたり(当然、自転車は走ってる)、ひゃーーー!!すごいわ、と思う芸の数々。まあ、失敗しても、多少、すりむくか、皿が割れるかだから、安心して、すごいわ、すごいわって見ていられます。200902222103000

3つめ、ワタシ、これ、心臓に悪いです。発言権があれば「あ、あぶないからやめなさい!!」と言いたい!!椅子(普通の背のある学校の椅子みたいな椅子)を、どんどんどんどん5段、8段と積み上げていって、その上で倒立したり回ったりするんです。バランス悪いんですよ。やめなさい!危ない!!!もう乗せるのやめなさい!って思うんだけど、次々乗せていくわけです。あぶないよおお!!やめなさいよおお!!とかーちゃん気分で娘(またはムスコ)をとめたくなります。降りなさい!!

 きわめつけは、球形の網(運動場のカイセントウくらいの大きさ)の中を、中型のバイクで走るやつ。1台入って、ぐるぐる回るわけです。横だけでなく、上下でも。あぶないじゃないですか、やめなさい!!!そこにもう1台入ろうとするわけです。かーちゃん、びっくりです「危ない!!やめなさい!!」といいたくなります。それが、なーんと次々、5台、もうぎーーっちりはいって、ガンガンスピードあげて、縦横、回るんですね。0.01秒でもバランスがくずれたら、全員が大事故です。もう見てられません。は、はやく、出なさい!!やめなさい!!と叫びたいですよ。心臓バックバック・・・・

見終わって、やけにぐーったり疲れてるんですけど。

 という雑技団でした。「どうしたの?疲れた顔して」って、心配で疲れちゃいました。

終わった後、演技者がロビーに出てきてくれて、くねらくねらしてくれたり、いっぱい談笑していて、とっても庶民的な、楽しい公演でした。楽しかったです。心臓バクバクして、疲れましたけど。

 

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2009年2月19日 (木)

中原中也記念館

 山口通いが続いています。先日は、山口駅の隣の湯田温泉という温泉地(といっても、わりと都会の温泉で、さびれた風情とかはまったくありません)のホテルで大きな会議があって、日曜日に山口日帰りするという、もうかわいそうな一日だったのです。

 山口って、いい飛行機がないんですよ

朝2便が7:30、これだと新山口に10時頃つきます。朝7:30のフライトって、この時期、家を出るのがまっくらです。(しかも休日だと、人通り皆無で怖いです)でも、その次だと、9:55のフライトで、昼過ぎになっちゃうんですよ。13時から山口で仕事できないんですね。おい!その間に1本飛ばしてくれよ!

 しかも帰りですが、16:30発、これは3時過ぎには山口市を出ないとならないので、仕事的にはかなり無理。次が19:30ですよ、おい!その間に、1本飛ばしてくれよ、です。これだと、羽田が21時過ぎ、家につくのが23時近くなっちゃいますよ、朝6時に家を出て、山口まで往復して、23時帰宅って普通の平日にはしたくないですよね。というフライト事情の悪い山口、さらに日曜日なんかに日帰りしたくないじゃあ、ありませんか。でも、日帰りです(涙)

 今回、中途半端に時間があったので、湯田温泉にある「中原中也記念館」を覗いてきました、ほんの30分強ですけどね。200902011052000

 えーと、ここ

http://www.chuyakan.jp/00top/01main.html

 

 いや、中原中也の名前くらいは知ってましたが、山口のご出身だとはまったく知りませんでした。山口っていうと、政界の人くらいしか思いつかなかったです。へえ、へえ。この記念館、とっても小さな入場料300円のかわいい記念館ですけど、彼の生家(火事で焼けちゃったそうです)の跡地の一部に立てられているそうです。彼は、ひどく早熟で、神経質で、むずかしい人だったんだろうなあ、30歳でなくなってしまって、しんどそうな人生だなあ、とつくづく思います。

 というわけで湯田温泉まで行って、温泉とまるっきり関係なく、ロクなものも食べず、お湯にも触らずの湯田温泉日帰りツアー(涙)

 湯田温泉の町は、あちこちに、足湯があって、普通に地元のおばちゃん、おじさんが足をつけています。いいなあ。タイツ履いてた、アタシがバカでした。

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2009年2月12日 (木)

倉敷珈琲館

 倉敷に行ったことを書いたのは、えーと、ここでした。10月から仕事が始まりました。

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-7993.html

 あれから、何度も何度も通っております。倉敷は岡山までのぞみ(約16000円)とJR乗り継ぎ(400円くらい)で行くか、岡山まで飛行機(特割だと15000円)と空港から倉敷市内直行バス(1000円)で行くか、実に迷う場所です。金額的には、ほとんど同じ。のぞみは品川から4時間(ただし、1時間2-3本くらい)。のぞみだと早割は13000円。往路は、時間があえば航空機特割がいいと思うのだけど、復路は時間が確定しないので特割予約はしにくい(できたとしても余裕時間を見込むので遅くなる)、じゃあ、のぞみかというと、週末前などはのぞみがまあ、絶対に取れない(実際に金曜日だと2時間先まで満席だったことも・・)。ほんと難しい場所なのだ。(一度、あたし、岡山から横浜までのぞみで立って帰宅しました。さすがにぐーったり…)

 といっても、倉敷の仕事、事業化できないことがわかったので、あと2-3回で倉敷通いも終るはず。来年度はないだろうな。

 前回、10月にご紹介した豆吉本舗で買ったひよこ豆の甘納豆がとてもおいしかったので、また買いに行きました。今度は黒豆の甘納豆も買おうと勇んで行ったのに、「丹波の黒豆の会社がつぶれちゃったので黒豆の甘納豆は置けなくなったんです」とお店の方。ざんねーーん!レジのところに「期間限定」とあった(この言葉にどうも弱い)、ホワイトチョコ豆という邪道な豆を買って帰ってきました。200901100858000

200901091139000 もう一つ、倉敷珈琲館というレトロな喫茶店を見つけて(って、今月のJALの機内誌で紹介されてて、気になってた)お茶できたのもちょっとうれしい。こういう昔ながらの、静かで物思い(=妄想)にふけられる喫茶店が少なくなっているからね。仕事の合間に、ほんの20分、コーヒー飲んだだけなんだけど。それだけで倉敷日帰り出張、ちょっとうれしい気分でした。あと2-3回で終るはずの倉敷通いです。

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2009年1月20日 (火)

パパブブレ

 会社の同僚が、「うちの近くで人気の飴なんです」ってとーってもかわいい飴の袋を持ってきてくれました。いや、トロピカルな果物なんかを模した飴で、すごーーーくかわいい!!聞けば、中野の新井薬師の近くの飴屋さんで、最近人気だとか。スペインとアムステルダムと、ここにしかない(!)というところだそうです。中野に用事があって出かけたので、行ってみました。

 スペインに料理の修業しに行った方が、バルセロナで飴技術に出会い、すっかり虜になって飴技術を習得して帰国し、始められたお店だそうです。へえ、へえ。

 えーと、HPはここね、すごくかわいい飴が並んでいます。新井薬師商店街(といっても中野から6-7分かな)、大人気で結構人も多いです。

http://www.ntv.co.jp/burari/060225/info06.html

(お店のHPは、なんだかながーいデザインが動いてイライラしますので、ご紹介のページをのせました、辛抱強い人は、この中でご紹介されているお店のHPを見てください)

 私、日本の飴技術って結構優れていると思っています。浅草や、地方でも、老舗の飴屋さんがあって、きれいな模様の飴が小さい袋に入って売っているのを見ます。いわゆる金太郎飴で、長い飴を作ってカットすると同じ模様の飴ができるっていうタイプです。日本のもきれいな和風の模様や縞模様なんかがありますよね。もちろん、和風の飴もなかなかだと思う。ただ、この飴は、それらの和風なものとはちょっと趣が違って、また違った雰囲気がありますね。キウイとか、南方の果物を模したもの、字が入っているもの(HAPPY BIRTHDAYなんて入っています)、これまで見たことない、かわいさがあります。一袋450円で、いろんな飴があって、その上、作っているところも見えます。どうしてあーんなに伸ばした飴が、こんなに小さな飴になって、模様が崩れないのかいくら睨んで見てもよくわかりません。いやーこういう手仕事の技術って、すごーく面白い!

 すっかり見とれてしまいました。いやはや、すごいわ!

200812231814000200812231813000   実は中野に行ったら、お友達のTさんのお勧め、彼女の同級生のお豆腐屋さんのがんもどき(Tさんの会社同僚にも大人気というおいしい一品だそうです)、というのも狙っていたのですが、日曜祝日がお休みで買えませんでした(涙)残念!!狙っていたのはここね、尾張屋豆腐店

http://www.heart-beat-nakano.com/shop/s27/27016.html

 がんも好きなので、是非食べてみたいです。おからドーナツも魅力だわ!

 私は中央線から離れたところで暮らしており、なかなか中央線界隈には行く機会がないんですが、いろいろ楽しそうなところがあるなあ、と思う中野界隈でした。

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2008年11月28日 (金)

烏帽子岳とパノラマ台

200811171157000  箱根にきたので、温泉、ごちそう、惰眠をむさぼり、翌日起きたら、世の中が霧でまーーしろでした。箱根の霧、すごーくきれいだけど、山のぼりには、まずいよなあ。と山の反対側に行くことにしました。御殿場を抜けて、籠坂峠を越えれば、霧はたいがいありません。つまり山中湖→河口湖→西湖→精進湖→本栖湖の富士五湖側です。富士五湖、この順で、どんどん田舎になり、開発が少なく、自然が豊かになります。本栖湖なんて、もう裏は御坂山塊ですから、山が深いです。ここは、東京から遊びにくる軽いハイキング地として、すごく便利です。たいして高い山はないけど、どこへ行ってもたいがい、富士山がどっかーんと見えるので、気持ちがいいし、交通も便利です(東名からも中央からも近い)。よって、これまで15年くらいかけて、つまり子供が保育園の時から、ありとあらゆる富士五湖周辺の山を登ってきて、山中湖、河口湖あたりは、とっくに登り尽くし、何度も遊んで、最近は奥の方の山に登っています。

 たしか、本栖湖のふちにある台形の山、竜ケ岳に上ったことを書いたことがあったなあ、と探したら、もう2年前だったわ。

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_9311.html

 今回は、この竜ケ岳の本栖湖をはさんで向かい側の烏帽子ケ岳、それから、その奥のパノラマ台に上りました。本栖トンネルの淵あたりから上り始めて、高低さが、450~500弱、たいしたことはないのですが、なにせ急なので、ヘアピン状の登山道がぐるぐるぐるぐるついている。いらいらするほど、高さが稼げません。たった、500m登るのに、歩く距離は3キロ以上。おいっ!!と思うころに、頂上です。えーと、烏帽子ケ岳までコースタイムが60-70分、パノラマ台までさらに30分と書いてありますが、この時期、岩だらけだと思われる登山道に、落ち葉がぎーーっしりしきつめられていて、とてもソフトな道になっており、さくさくさくさく、さっさと登れます。よって、パノラマ台まで1時間くらいで軽く上がれる。展望は十分!富士山が、どっかーん!!青木が原が眼下に広がり、足和田山がまっ黄色に色づいて、とてもとてもきれいです。やったーー!!!今年最高の紅葉の山でした。200811171219000_2

 これで、今年の軽い山のぼりは終わりです。あとは、雪の上をすべるだけ。足で登るのは、春までおあずけ。今年もごくろうさん>私の足。そして、また、来年も元気に登れますように。ありがとう>山たち!

 私が座って、コーヒーを沸かして飲んでいるところに、4人組のおばさん(たぶん、50台から60台)が上ってきました。ちょうどそのとき、富士山が雲に隠れていて、「あちゃー見えないわ」。それから、疲れた疲れたとおっしゃいながらも、口はぜんぜん疲れてないようで、4人のマシンガントークが始まります。親の介護のこと、ちょっとおいしいお芋のこと、息子の嫁のこと、まあ、よくしゃべるしゃべる。相手の話をロクにきかず、しゃべりまくる4人。その間に富士山は雲の間から、きれいに姿を見せ、また隠れてしまいました。降りていくときに、「あーあ、富士山、ぜんぜん見えなかったわねえ」って。しゃべっている間に、ちゃーんと見えてたんだけどなあ。食べ物の交換とおしゃべりに夢中で、まるで見てない4人組み。とっても、ほほえましい、お姉さまたちでした。わはは・・・私もあーなりたい。元気で楽しい4人組でした。私は、コーヒー飲みながら、ちゃんと富士山、見ましたけどね。200811171509001

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2008年11月27日 (木)

晩秋の箱根

 明日は、箱根あたりで晩秋の紅葉ハイキングに行こうと思って、休前日に眠りました。

 ところが、誰も主体的に起きないものだから、目が覚めたらすでに10時。あーーあ、いくら東京の西部に居るとしても、この日の短い季節に、都区内に10時に居たら、山歩きは無理でしょう。まあ、お天気もあんまりよくないので、しょうがないなあ、と一応でかけましたが、年寄りみたいだけど、湖畔歩きになりました。200811161434000

 芦ノ湖の湖畔、東側は、真ん中にホテルがあって、ホテルの真ん中を通っていけばいかれるけど、周遊道路は一応は繋がっていません(あ、歩く道ね)、東側の方が、駒ケ岳とか神山へのロープウエイがあったり、潰れちゃったスキー場開発があったりして、開けているんだけど、西側は、湖の南端(箱根港、元箱根あたりね)と北端の湖尻あたりをのぞくと、とても静かな木々の間の遊歩道が10キロ近く続きます。静かで、平らで歩く人も少ないです(少し外側には三国山に登る、展望のいい、富士山がくーっきり見える登山道もあるからね、これはスカイライン沿いです)。時折、かさをさしたりたたんだりしながら、平らな遊歩道を、湖岸を見たり、対岸の紅葉を見たり、黄色い木の下を歩いたりしながら、ゆっくりお散歩。まあ、おとなしい休日の午後。箱根って、すごく俗っぽいし、ポピュラーだけど、実は自然がいーっぱい残っていて、歩いたりするのにいいところなんですよね。

 箱根関所が、完全復元して公開してたので、そんなのもちょっと楽しい。

http://www.hakonesekisyo.jp/

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2008年10月30日 (木)

山口通い

 10月から山口の仕事をしています。山口県、ってまあ、本州の端っこにあるので場所はわかっていただけると思います。県庁所在地は山口市です。県全体の人口が150万人弱なんですが、山口市というのが人口19万人くらいです。あれ、小さいでしょ?そう、下関都市圏で32万人、周南都市圏(徳山市中心ですね、コンビナートとかあります)が27万人、宇部都市圏(宇部市中心ですね、宇部興産やセメントが有名ですね)が26万人、と他都市が大きいんですね、そして、下関都市圏は福岡に近いのであっちにひっぱられ、東側は広島にひっぱられで、なかなか吸引力がないのが山口市で、また、核がないのが山口県なんですね。

 そして新幹線は新山口駅、ここは元の小郡町(平成17年10月に山口市に合併)で、山口市の中心、山口駅とは別のところに止まるし、空港は山口宇部空港ともっと宇部市よりなんですね。交通の中心もずれてる。難しい山口市です。

 よって、どこも中途半端に田舎の都市、っていう一番たちのわるい(都市なら都市的集積がちゃんとあればそれはそれで魅力、田舎ならどかんと田舎ならそれもそれで魅力なのだが)状態の都市がパラパラとある。というのが山口県の姿なんです。人口はこれから増えません。で当然、高齢化が進む。さて、さてどうしましょ、山口県。という山口県に通いはじめました。不便なんですよ、新幹線でもかなり遠い、空港は山口宇部空港、新山口(新幹線駅)には空港からバスがありますが、山口駅にはありません。うーむ。しばらく、こんな山口県山口市に通うことになっています。飛行機で行っても山口宇部空港から、新山口に出て、さらにJRに乗るし、新幹線でもすごく遠い。時間かかるわ~!!やっと、長崎仕事が今月で終ると思ったのに。

(ちなみに、もう一つ、福岡県と熊本県の境あたりの仕事もずーっとやっておりまして、西南ばっかり通う日々、北へ行きたいなあ…)
Mさんに教えていただいたザビエル聖堂行きました。地図でみると、近いじゃん!ということで仕事の合間の昼の休憩の時に行こうと歩き始めたら、なーんとすごーく坂の上で、距離のわりに時間がかかってしまって、汗だくに・・・ウエブで見る昔の写真とはうってかわって、近代的な教会でした。でも、ステンドグラスはきれいだし、古いザビエルさんの銅像などは残ってました。教えてくださって、ありがとう>Mさん

200810081253000 200810081253001_2

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2008年10月29日 (水)

秋の御射鹿池

200810271400000  車山から蓼科の方にビーナスラインを下ると、それはそれは紅葉がきれいです。今は1600-1700mくらいがとってもきれいなんですね。驚いたのは、ソメイヨシノ(桜ですね)の葉っぱが真っ赤に色づいていること。桜は、東京では、黄色くなって落ちる葉っぱですが、どうみても幹が桜なので聞いてみたのです。こちらでは、ソメイヨシノが真っ赤に染まるんだそうです。知らなかった!!すーーごくきれい!!

美しい道を通って、蓼科に宿をとり、翌日にそなえて、温泉、ごちそう、たっぷりの睡眠!

 人様が作ってくれた焼き立てパンとコーヒーの朝ごはんのなーんておいしいことでしょう!!

 翌日は、気分よく、ピラタスのロープウエイにのって(山麓が1700m台です、きれいです)、上まで行ってみたら、(2300mくらいあります)、また、上は真冬でした。当然だわ。気温はマイナス1度。霧氷が木について、きれいに凍っています。ロープウエイであがってくる中高年の方は、写真をとってまた乗って戻っていくようです。しかし、ここまで上がってきたのだし、風もないし(風があったら、歩けません、一挙に体感温度が下がっちゃうので)、縞枯山に回り、まっしろになった縞枯山で冬を堪能し、縞枯山荘で、コーヒーを飲み(当然、お客は私たちだけ)ロープウエイの道を足で降りてきました。だんだん、冬から秋に季節が逆行する下りで、枯れ木に葉っぱがついてきて、降りてくるにしたがって、色づいてきます。不思議なきれいさです。

 いや、ここで帰るのでは、秋の山というより冬の山に来たみたいなので、見てみたいなあ、と思っていた御射鹿池に行ってみました。この池は、農業用のため池なんですけど、東山なんとかと言う日本画家の方が書いた絵に使われたとか、そしてその絵が好きなシャープ(メーカーですね)の社長さんの意向で、吉永小百合さんの液晶テレビのCMに使われたとか(テレビ見ないのでCM自体は知りませんが)とか言う小さな池です。奥蓼科温泉郷っていう、やたら不便な、山を降りてくるところの温泉のそばにある池です。

 小さな、ため池なんですけど、周囲の山の紅葉が水に映って、それはそれはきれいな、しずかーーな池でした。時折、車がとまって、パチパチと写真をとる人が来ますが、寒いのですぐ車に戻っていなくなってしまいます。そのほとりで、ゆっくりコーヒーをわかして、カモ君たちを眺めた午後、寒いけど(もちろん、ズボン2枚履きですわ)、なんかのんびり、久しぶりにゆっくり、空が広く、山が茶色とオレンジで、気分のいい旅でした。というわけで、やっと秋らしいところにも行った、今年の秋の山たび。もう1回くらい行きたいけど、さてさて、行かれるかどうか。

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2008年10月28日 (火)

秋の山のはずがー車山と霧ケ峰

トルコ旅行から帰って1ヵ月半、ともかく忙しかったんです。長崎、山口、倉敷、兵庫、それぞれ複数回の出張をして(私の仕事は、製品がないので、口と書類だけなので、当然、その出張に準備をして)、働くばかりの日々でありました。

 あー!!秋が終わる前に、紅葉の山に行きたいよお、空の広いところに行きたいよお、と思い続けていたのに、もう10月も終わっちゃう。

 やっとやっと、1日だけ予定をあけて、遠くに行く元気はないので、車山あたり、霧ケ峰あたりを軽く歩きに行きました。

 車山スキー場を東の端とする、あのあたり一帯は、とーっても高山植物がきれいで、適度にアップダウンがあって、見晴らしもよく、とってもきれいなところです。

 えーと、ハイキングマップはここ

http://www.kurumayama.com/hiking/hiking_map_p.htm

 全部あるくと、山あり、湿原あり、見晴らしよく半日でぐるーっと楽しめる大好きなところです。これまで6-7月には、何回も子連れで、お友達とも、あるいたところです。秋は行ったことがあんまりないので行くことにしました。

 ところが!!あー神様は、こんなに働いた私に意地悪をしたのか、日ごろの行いがやはり悪すぎるのか、ガスってて、何も見えません(涙) しかし、雹も槍も降っているわけではなければ「何で歩かないの?」という同行者が折り、気温低下のため、持っている服を全部来て、レインスーツも着て、あるきました。全然周囲の山が見えません。

 下は、ジャージ(部屋着のつもりだった)、の上にコーディロイのパンツをはいて、その上にレインスーツのズボン。上は半そでTシャツ(同)、に長袖Tシャツ、薄手のフリースに厚手のフリースを重ね、パーカーを着た上に、レインスーツの上、スパッツして、手袋、だるまのように着せられて、歩かされてしまいました。ま、歩けば、きれいかな、と思ったのも大外れ。車山はすでに、紅葉は完全に終わり、すべて枯れ木、冬でありました。とほほ・・・200810261203000

 歩いている人は、もう一組の青とピンクのレインスーツ2人組みのみ。遠くにお互いのレインスーツの色が動きます。あーお気の毒な、いや、酔狂な2人組が、いるなあ、とお互い視界の隅で確認しながら、晩秋の車山から霧ケ峰を歩いた、寒い寒い日でした。お友達誘わなくってよかったわあ。

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2008年10月17日 (金)

倉敷に行きました

 久しぶりに日帰りで倉敷市に行きました。(あ、もちろん仕事です)

倉敷市、10年近く前に行ったのですが、そのときの印象に比べて、町に人がいないなあ、という感じでした。駅前なんてとーっても静か。倉敷は、人口が47-8万人もある市ですが、60年代に合併しているので、とても市域が広く、拡散した市です。人口は増えてますし、岡山の衛星都市としての位置づけになっていると思うのですが、どうも駅周辺は50万都市の集積がないです。

 倉敷は、大原美術館を中心として、アイビースクエア(倉敷紡績の工場跡をそのまま使っている施設です)の周辺を、美観地区として早くから整備し、街並みによる集客で成功した観光地として、古くから有名です。200810151239000

 えーと、美観地区はここかな

http://www.kurakibi.jp/bikan/look/

 美観地区は、駅から10-15分の場所なので、お昼の時間にちょっと歩いてきましたが、平日なので、高齢者と修学旅行生が居る感じですね。ここと、その周辺だけではせいぜい数時間の滞在時間にしかならないので、宿泊するほどのネタじゃないんですね。そこで、駅反対側に、倉敷紡績の工場跡地を利用したチボリ公園を第三セクターで立ち上げていますが、これがうまく行ってなくって、ついに2009年から「チボリ」の名前を使えないようになるため、2008年いっぱいで閉園することになっています。

 というように、歴史はあるんですが、基本的に紡績の町だったわけで、(クラボウですね)、今は美観地区に少しの観光客が通りすぎていく町っていう感じでしょうか。岡山まで10キロくらい、JRで15分、岡山市は政令都市を目指していて(たしか来年)、県内で集積があり、商業施設もまあまあ活発です。倉敷は、ベッドタウン化していくのかなあ、と思いながら見ました。

 

 美観地区でこんなものを買ってきました。200810152124000

 私は甘納豆が好きで嫌いです。豆好きで、甘いもの好きですから、好きなんですけど、どうも甘ったるいばっかりで豆の味がちゃんとしない甘納豆が多いのです。そういうのは嫌いです。ここ(豆吉本舗)の倉敷店が美観地区にあって、入ってみたら、試食できたのですが、豆の味がしておいしい!珍しいな、と思ってひよこ豆の甘納豆を買ってきました。DVD見ながら、食べてると止まらなくなってしまいました。

 豆吉本舗はここ

http://mame-kichi.jp/static/store-kurasiki.html

 岡山空港から倉敷市まで直接バスで入れますし、岡山はのぞみも止まるので(新倉敷は止まらないし不便)、まあ便利なんですけどね。行きは飛行機、帰りは新幹線でもちろん日帰り往復でした。

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2008年10月 7日 (火)

そろそろ最後の長崎

 今年度の上半期は長崎仕事をやっていたので、何度も何度も長崎に通いました。そろそろ、終盤、あと1-2回で長崎通いも一応終わる予定です。

 えーと、壱岐や対馬、五島や佐世保など、長崎の旅のことはいろいろ書いてきたのですが、今回は市内です。市内は一番多く通っているのですが、いつも会議室に入って出てくるだけで、なーにも書くことがありません。有名どころ(市内には、グラバー邸とか、天主堂とか、まあ、有名な観光地があります)には、どっこも行かず、仕事に来ていました。

 今回も同じ。ただ、泊まりだったので、真っ暗になってからだけど、ちょっとだけ時間がありました。長崎市内には、日本でいくつある中華街の一つ、新地といわれる中華街があります。もちろん横浜とか神戸とかの中華街に及ぶべくもない小さい小さい中華街ですが、それでもちゃんと中華門があって、ほんの少しだけど、中華屋さんが並んでいます。ちゃんぽんはこの中で食べるとおいしいです。200810011934001

 横浜や神戸が開港という江戸時代の末期からの中華街の集積であるのに対して、長崎はなーんと鎖国前から鎖国する頃にかけて、つまり江戸時代の初期からの中華の方の集積があったということで、歴史が違います。そして、その鎖国の長い歴史の中で、だんだん日本文化に同化せざるを得なくなって、折衷の文化が作り上げられてきている、というのが長崎の中華街、華僑の特徴なんだそうです。よって、中華門は、逆に中華色を出したいということで、昭和の最後頃に設置したものだそうです。そのころから、らんたんフェスティバルという中国の旧暦にあわせて、あちらの提灯のお祭りが冬場に開催され、この新地が有名になったのですが、実際には、市内に広く華僑が、日本文化の中に同化して散らばっているというのが長崎の華僑社会のようです。

 ランタンフェスティバルはここね

 http://www.nagasaki-lantern.com/

 新地の小さな公園(湊公園という、普段みると、とーっても小さな普通の公園)を中心として、街全体をらんたんで飾るお祭りなんですが、90万人という人出があるそうです。

 ランタンに火が入って、とても綺麗だといいます。冬まで仕事があれば、ぜひ見てみたかったけどね。(あ、飛行機も宿泊も取るのはとてもたいへんそうです)

 このフェスティバルの時は、賑わいますが、普段は、実に閑散とした中華街で、昼間に修学旅行生が少し歩いていることがあるくらい、夜は8時になると人通りも少なく、淋しい中華街です。端から端まで7-8分あれば歩けてしまうような中華街、往復してみたけど、半分くらいはガラーンと開店休業状態、なんだか入る店がなくって、やっぱり外の店に入ってしまいました。で、普通の夕食を食べて、ホテルで本読んでるって、ちーっとも地方色のない夜でした。

 長崎、今月あと1-2回通って仕事を終える予定です。10月からはもう一つ、山口(これまた遠いなあ)の仕事を始めてます。今度は山口通いだなあ。

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2008年9月24日 (水)

トルコはおいしい!

 さて、もう1週間近く、トルコのことを書いてきましたが、最後にはずせない、トルコの食べ物のことを書いて、トルコ話題を終わりにしたいと思います。トルコは美食大国と言われ、おいしいらしいよ、といろんな方から言われて期待してでかけました。

 たしかにとってもおいしい!!でも、それはいじりまくったおいしさじゃなくって、豊かな素材と、それをしっかり守り、あれこれ浮気せず、かたくなに自国のものを食べ続けているおいしさなんだなあ、と思います。

 私がおいしくって、毎日毎日食べたのは、レンズ豆のスープ。これは豆の味がとってもして滋味で、すごーくおいしい。200円くらいで出す、地元食堂でも、ちゃんと作っていて、ちゃんと豆の味がする。そして店によってハーブの味付けが少しずつ違う。どれもとってもおいしい。このレンズ豆のスープ、トルコのどこでもある、味噌汁みたいなものなのかと思うけど、ちゃんと作ってちゃんと食べてる、その基本ですごくおいしいです。Img_1344

(こういうスープ類に、テーブルの上に常備されている唐辛子をたっぷり振って食べる人が多いのが、ヨーロッパとしては不思議ですよね)

 トマトが赤くて、ぐーーーっと味が濃くっておいしい(私は家庭菜園をしている家で育ったので取れたてのトマトはよく知ってます。でも、トルコのトマトは味が濃い!太陽の力がぎしーっと入っている気がします)、白チーズ(これは豆腐みたいなでかい塊で、これがなければ朝がはじまらないらしいです)もこってりしているけど、いくらでも食べられる。こういう自国で取れる農産品、畜産品が一つ一つ豊かな味がして、それを生かして、煮込み、焼き、食べているのがトルコの人たちです。わざわざ他国のものを食べてないし、インスタントにもしない、トマト、野菜、チーズ、肉(といっても豚肉ということは絶対にありません)を、煮込んだり、焼いたりして、素材をおいしく食べている、それだけ、それだけだけど、一つ一つがとってもおいしいです。味が濃くって、旨みがぎっしり。

 

 パンも自分で焼くか、近所のパン屋さんで焼いたのを買う。包装されたパンなんてみたことがない。ナンみたいなパン、バケット、甘いパン、いろいろあるけど、小麦粉がおいしいのか、バターがおいしいのか、手作りじゃないパンなんて存在しないんだろうな、どこで食べてもパンはおいしいです。そして、レストランでも、どんなカジュアルなところでも、パンは完全に無料です。だまって出てくる。で黙ってお変わりも出してくれる。豆のスープとパン、これでも充分、軽い一食になります。スープだけ頼んで、1口に1切れずつパンを食べて、パンをおかわりしている若者のお昼もあります。もちろんお代はスープだけ。豊かな国なんだなあ、と思います。ほぼ自給できる国です。

チーズも種類が多く、野菜は元気で味が濃い。でも日本みたいに世界中からの野菜も果物もありません。地域のものをちゃんと食べている。八百屋さんにある野菜は元気でおいしそうだけど、驚くほど種類が少ないです。それをちゃんと煮込んで、おいしい味を出して、ちゃんと炭で焼いてこんがりさせて、あちあちのパンと食べます。

 で、体格はいいけど、アメリカのあのすごいデブのような肥満な人は全然居ません。お菓子もすごく甘いし(どれもはちみつたーーぷり、そのはちみつが濃い!)、チャイも砂糖たっぷりで、カロリー充分だから、まあ、おなかはでっぱり気味だけど、ジャンクフードで異様に太った人は全然いません。果物はいっぱい、生のいちじくもいっぱい売っている。プラムはプラム好きのオットが箱いっぱい買って帰りたいと言ったほど、固いけどジューシーで甘味があります。素材が本当に豊かで、おいしい、それを大切に思って守り、料理している国、というのがトルコです。日本ではサラダにドレッシングが欠かせないオットが、そんなものが何もないので、そのまま食べるては、トマトの味が濃い!!と大喜びで食べてます。芯まで真っ赤で、固くって、こーんな濃いトマトが、ふんだんに料理に使われているので、そりゃーおいしいです。市場では、スパイス類も量り売りでいっぱいあるますし、生のハーブもいっぱいならんでます。野菜と肉、それにハーブ使いも年季が入ってます。おいしいわけです。

がんこなんだと思います。さばも食べるし、お米も食べるけど、しょうゆがありません。しょうゆちょっとたらしたらおいしいだろうなと思うけどな。

ヨーグルトもいっぱい食べます。何せ隣はブルガリアですから。面白いのは、ヨーグルトドリンクが基本的に塩味の飲み物なんです。ピザ(ピデっていう具が乗ったナンみたいなものがポピュラー)には、塩味のヨーグルトドリンクです。大の男が大きなピザをヨーグルトドリンク飲みながら(決してビールじゃないんです)みんなで食べています。不思議な風景。でも、最初は?な味でも、2度目からは結構食事に合うなあと思えてきます。

こういうものがおいしい国です。

 

 ただねえ、私はコーヒーが、ちゃんと漉したコーヒーが飲みたかったです。トルココーヒーは、粉の上澄みを小さなカップで飲むコーヒーで(残りカスの模様で占いとかする)、口にカスが残ります。量もすごく少ない。これ以外は、ネッスルです。ネッスルの世界戦略はすごいと思いますが、普通の漉したコーヒーが飲みたかったです。たっぷりと。(もちろん、都会のおしゃれなとおりにはスターバックスがありますが)せっかくトルコなんですから、町のカフェで、漉したコーヒーが飲みたいです。Img_1495紅茶好きのオットは、トルコチャイの小さな小さなカップ、それもミルクティーというのが存在しないのが不満です。Simitというトルコで急展開中のカフェでbig teaというのがあったのですが、やっと日本の小さなサイズくらいで、やはりミルクはありません。お菓子がはちみつたっぷりで(必ずピスタチオの粉末が乗る)すごく甘いのに、飲み物が甘いか、量が少ないかで、その組み合わせがちょっと不満でした。

 お菓子といえば、はちみつたっぷり、ピスタチオの粉末などをトッピングしたお菓子屋さんはどこでも人気です。アンカラに、行列のできるお菓子屋さんというのがあって、地元の人に大人気なんだそうですが、夕方とおりかかったところ、ヒゲの濃いおじさんばっかりがぞろーーーっとお菓子屋さんに並んで(女Img_1440 性はあんまりそういう中心街に来ないんですね)、お菓子を箱に詰めてもらっているのを見ると、ちょっと面白い風景でした。見事に全員が、ひげのおじさんでした。お菓子を買って、家路を急ぐんでしょうねえ。

これで一応、トルコの旅の話題を終わりにします。お付き合いくださってありがとうございました。

 私のことですから、あれこれスパイスとか、またいちじくとか、なんだかんだと買ってきております。そのご紹介は、使ってみておいおいしてみたいと思います。

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2008年9月23日 (火)

東洋と西洋の混じった町、イスタンブール

 トルコの首都はアンカラですが、一番大きな都市は、イスタンブール、人口が1300万人くらいあるそうです。この町は、古く、オスマン帝国時代のコンスタンチノーブルという都市で、歴史がありすぎるほどあります。有名なブルーモスクとか、宮殿とかが古くてすてきな建物なのは当然ですが、駅とか大学とか、普通に使っている建物も、なんじゃこりゃ、みたいな古い歴史的な、そして帝国時代の栄華を思わせる、豪華な建物だったりします。ひゃーー!!

 イスタンブールは、ボスボラス海峡を挟んで、ヨーロッパ側とアジア側にわかれていて、本当に国土がまっぷたつになっています。といっても、橋がかかるくらいの狭い幅ですが、それでも完全に、ギリシャやブルガリア、といったヨーロッパ側と、ロシア、イラク、イラン、ヨルダンといったアジア側と別れているんです。不思議な国だ。

 町を歩くと、ヨーロッパだなあ、と思うこともたくさんあります。市場では多種多様なオリーブの量り売り、オリーブオイルの量り売り、ドライトマト、ナッツ、ヨーロッパの市場の様子です。一方、何種類もの唐辛子、これはアジア的ですね。コーヒーももちろんありますが(トルココーヒーですね)、基本はチャイというお茶です。しょっちゅう、モスクから放送される音楽は、中身がわからないだけに節回しはインドです。浪花節みたいのもある。 町の猥雑さ、市場のネギリ合戦、アジアの市場を思い出す一方、建物の間にどこでもあるカフェは、とてもヨーロッパっぽい。いや、カフェオレなんかは出てきませんけど。チャイか、トルココーヒーです。絨毯や、キリムといわれる織物、なんかはアラブのお土産品(といってもドバイ空港で見たことがあるだけで、アラブを旅したことはありません)ととても似ています。アラブ圏なんだなあ。Img_1569

 ヨーロッパ的な建物の間に、モスクがあちこちにドーム型の屋根と塔を表し、人々はスカーフを巻いて歩いて行きます。でも城壁が残り、ヨーロッパの城壁都市としての歴史が見えます。水道橋と、城壁、ヨーロッパの町と同じです。

不思議な融合の町がイスタンブールなんだなあ、と言われていた、東西の文化の結節点っていうのを実感する町です。

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2008年9月22日 (月)

ウイグルのおじさんとおばさん

 アンカラ(首都ですね)からイスタンブールへの移動は鉄道を使おうと思いました。この間に、アンカラエクスプレスという豪華寝台特急が走っているのです。ヨーロッパの鉄道に乗る機会は少ないので、よし、アンカラエクスプレスで移動しようと考えました。ところが、日本からネットで予約画面に入れるのですが、どうしても予約が成立できず、予約できずに現地入りしました。現地で予約しようと思ったら、すでに人気の路線で個室寝台ですから個数が少ない、満席だったんです。ざんねーーん!!

 仕方なく、ごく普通の庶民寝台に乗って移動することにしました。庶民寝台は4人のコンパートメントになっています(座席の車両もあるけど、それじゃ翌日がきついよね、と寝台を予約)。さて、どんなお二人が来るかな、と待っていたところ、娘さんに送られて、大量の荷物をもった、おじいさんとおばあさんが乗ってきました。娘さんが、両親はイスタンブールまで行きます。高齢なので下の段に寝かせてください、と丁寧に英語で頼んできて、降りていきました。私とオット、このおじいさんとおばあさんの1室の夜となりました。

 Hello! と始まったのですが、このおじいさん、英語でわかるのはOKだけです。おばあさん、たぶん語彙は20~30、boyとgirl はわかるけどdaughterやson はわからない。疑問詞もわからない。で会話を続けます。いや、人間はすばらしい。わかりあえるものです。

話したところによると、おじいさんと、おばあさんは、なーんとウイグルの人で、娘さんがアンカラでトルコ人と結婚しているので会いにきた。娘さんのオットのトルコ人はとてもいい人で安心した。ムスコは東京で(町屋か町田か・・)で勉強している。おばあさんの妹はオーストラリアにすんでいて、オーストラリアにも行ったことがある。その時に、大阪(たぶん関西空港だろう)で飛行機を乗り換えた。その時に、ムスコが東京から新幹線に乗って会いに来てくれた。と娘とそのオット、ムスコの写真を見せてくれるのだ。

 私は東京に住んでいて、オットとトルコに旅行に来ている。ムスコが東京に居る(と、携帯の写真を見せる)。イスタンブールで数泊して、東京に帰る。そんな話をしたのです。20-30語の語彙で。

 

 私にとって、ウイグル自治区は中国にくっついた、地図上の国にすぎませんでした。ウイグルの人に知り合いも居ないし、ウイグルの人と話したのも初めてです。

 アンカラエクスプレスが満席だといわれたとき、日本でエージェントに手数料をたんまり払えば予約してもらえたかも・・とちょっと残念に思ったのですが、普通寝台で、このおじいさんとおばあさんに会えて、ウイグルが人間の住む(当たり前だ)国になりました。

 住所も知らない、もう二度と会うこともなかなかないおじいさんとおばあさんです。きちんとした身なりをしているけど(ジャケットきてる)、決して豪華じゃなく、トランクもガムテープだらけです。それでも、ウイグルから、遠くトルコで結婚している娘を心配し、東京で勉強しているムスコの幸せを祈り、オーストラリアに居る妹のことを思う、おじいさんとおばあさん、そういう人がちゃんと住む国として、ウイグルを認識しました。当たり前なんだけどね。Img_1505

イスタンブールの駅で、別れるときに、お互いに旅の安全を祈り、私をぐーっと抱きしめて、私の息子の健康と幸せも祈ってくれたおばあさん。「私は*今は*チャイニーズだけど、ウイグルなの」、と最初にはっきり宣言したそのウイグルの誇り、そんなことを知った、普通寝台でした。

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2008年9月21日 (日)

イスラムの町の人々

 9月の1ヵ月はラマダンという断食の期間です。断食といっても、日の出から日没まで食べちゃいけないということで、朝ごはん(日が出るのが遅い)、夕ごはんは食べていいのです(でなければ、死んじゃうわ)。本当は、たばこも水もいけないそうですが、まあ、そのあたりは適当にやっている人も多いようです。

 ちゃんと断食しているカッパドキアの小さな村の宿主は、水も飲めないのだといって、昼間は日陰で横になっています。あんな暑いところで水飲まないで、外歩いていたら倒れます。でも、水やチャイくらいなら飲んでいる人もいて、チャイ飲みながら、カードやバックギャモンのようなゲームで断食をしのいでいる人もいっぱい居ます。ナッツ類なんかを食べている人も居ます。夜は普通に、お客さんと食べてました。

 イスタンブールの中心部では断食は一つの娯楽なんじゃないか?と思っちゃいます。7時半くらいになって、モスク(ジャミイというのですが)から、放送があって(たぶん、食べていいっていうことだと思うのです。モスクの塔の節にはどこも拡声器がついていて、これがまたうるさい!今日もがんばって修行した、偉い!くらいのことを言っているのでしょう)、食べていい時をまって、広場やレストラン、屋台に集まり7時前から、食べ物をいっぱい机に並べ、飲み物を並べ、わいわいと用意してます。まるで乾杯の声を待つように楽しそうに集まって、お店でいっぱい買い物をして並べて楽しそうにおしゃべりしています。レストランでもラマダンセットというパーティメニューを作り、お客を呼んでいます。全員がコップをさかさにして、ごちそうを並べてその時を待っているのが、とてもおかしいです。あれは修行というより、パーティをするための口実に見えるなあ。いや、修行なんでしょうけど。これは、毎日なんです。30日、毎日イベントやっているんです。で10時半くらいまで大騒ぎ。これが断食期間中、毎日なんだそうです。あんぐり・・

 イスタンブールあたりでは、しゃれた通りの集まる地域に行けば、半そでの人も、普通のスカートの人も居ますが、基本的に女性は肌を出してはいけません。地元の洋服屋さんは、ともかく長いスカートの洪水です。地面すれすれまでの長いスカート、これが基本です(パンタロンでもいいんですけど)。 長いスカートを買うならトルコです。ちょっと腹回りが大きめの長ロングスカートがともかくものすごいバリエーションであります。

(ちなみに、トルコは繊維産業が盛んなようです。車はルノーやベンツやホンダやトヨタで、トルコ産の車はないようですが、リーバイスのヨーロッパ工場があるとか、ともかくすごい繊維関連問屋小売があります。addidasの靴下をたくさん買ってきましたー笑ー)

 で、子供の場合、学校へいくには制服を来てます。何せ、顔がくっきりはっきり、まつげがマッチ棒3本は軽く乗る、凹凸がある顔立ちですから、かわいい!!制服姿もとってもかわいいです。が、絶対に、この暑いのに、長いタイツを履いています。ひゃーーー!!

 AVONOSの工房で出会ったお嬢さんが、チェックのプリーススカート、白いワイシャツ、ネクタイというスタイルだっImg_1467たので聞いて見ました。学生さん?それは制服?かわいいわねえ。日本でもそういう制服が多いわ。ところで、暑いのに黒いタイツ履いているのは決まりなの? そのお嬢さんは、おじさんが有名な絵付け師で従兄弟が店番をしている店に来ている、とても英語ができるお嬢さん。従兄弟のトルコ語の説明をきれいな英語に全部訳してくれます。町には、タイツじゃなくても、ハイソックスでもいい学校もあるけど、私の学校(たぶん、とても成績のいい子の入る学校なんだろうと推察)はタイツじゃなきゃいけないの。この暑いのによ!!と不満なご様子だったけど、ちゃんとタイツを履いてました。スカート丈も膝丈がせいぜい。ふともも出してるなんてことはありえません。

 そんな中で、もちろん観光客ということはわかっているけど、ひげのないおじさん(オット)と、ふけているような、でも胸周りもなくTシャツであるいているおばさんは、とっても年齢不詳で奇妙な存在なんでしょうね。アンカラで、まったく観光スポットじゃないジャミイ(モスクね)の前庭に入りこんでしまったことがあります。紀元前に建てられた神殿の壁がそのウラに残っているのを見に行ったのです。その前庭に入り込んだとき、ちょうど祈りの時間の前だったらしく、広場は敬虔なイスラム教徒でいっぱい。ひたひたと360度から見られる視線、あーーー私たちって、ものすごく変なんだなあ、と「すいません、すいません、異教徒です。はい」と退散してきました。決して怖くもない、痛くもない、しいていえば「????」が視線に乗って四方八方からやってくる、そんな経験でした。

(Tシャツ姿という人もとても少ないです。田舎町では、周辺にいる大勢の人の中でTシャツ着ているのはうちのオットだけでした。ジーンズに半そでのシャツ、ポロシャツが多いんです。で、Tシャツ、あんまり売ってません。イスタンブールの観光っぽいところだけに少しあります-ムスコのお土産にはTシャツな私はびっくりしました。買うTシャツがないじゃん)

 イスラムの町にどっぷり居たのは、初めて経験でした。非常に穏健で寛容な(だから、ラマダンもきっちりやらない人も多いです)イスラムの宗派なんだそうですけど、おもしろいことがいろいろありました。いや、強硬派だったら、怖いこともあったんでしょうね。

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2008年9月20日 (土)

顔の濃いおしゃべりで親切なおじさんんたち

 トルコは90%以上の人がイスラム教の国です。女性は、肌を出すことが基本的にNGでスカーフ、長袖、ながーーーいスカートとながーーーいコートです。暑いんですけどね。

 私は、基本的にツアーじゃなくって個人で勝手に行動する旅をしているので、あれこれ道を聞き、バスを聞き、店を聞き、売っているものを聞き、食べ方を聞き、わけのわからないものは聞きと、地元の人にいろいろ教えてもらいながら、助けてもらいながら旅をしているのですが、そういう場面で、おせっかいで親切で、陽気な、たいがいの国にいるおばさんに、今回は全然会わないことに気づきました。おばさんである私が、おばさんと話をしてないじゃないか!!

 そうなんです。駅や空港、なんかには女性も居ますし(あ、働いていらっしゃいます)、都会のスターバックスやマグドナルド、それに今、トルコですごい勢いで増えているsimitという甘味カフェでも女性は働いていますが、それ以外の普通のカフェやレストラン、トルコの地元食堂(ロカンタっていうのですが)では女性は働いていません。厨房にはいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも客前には出てきません。小売店でも同じです。バスには乗ってますが、たいがいスカーフをしてうつむきかげんで、「あんたたちどこいくのさ?」「わはは!」というような、大きな腹回り、エプロン、陽気な笑い声っていうおばさんは居ないんです。

 そのかわり、顔の濃い、ひげがもみあげから鼻からあごまでぜーーんぶつながっているおじさんたちが居ます。おせっかいで、とっても親切です。どうもヒマそうにも見えます。英語で尋ねているのに、トルコ語がわからないことは見ればわかるだろうに、何度も何度も、明確にわからないという顔をしているのに、ずーーっと話してくれます。ま、雰囲気といいたいことくらいは予想がつきますが。でしみじみ、顔が濃いです。言っていることが皆目わからないので顔を見ていると、まゆげは完全につながり、まつげはとても長いです。鼻が高く、眉の骨があがっているので、目のほりが深く、いやーうらやましい凹凸です。(話聞けって!)

 今回の旅ほど、おじさんと話し、おじさんにお世話になったことはないくらい、ともかく表だってはおじさんしか居ません。バス停に連れていってくれて、列車のホームを教えてくれて、ハイキングのコースの地図を何度も確かめ、間違えを、ずーっと一緒に歩いてくれます。じゅうたん屋さんで、一緒になって、いや私以上に値段交渉してくれます。おまけをつけさせようとしてくれます。ものすごく親切です。歴史的な建物の場所を聞くと(入口がわかりにくかったり)、親切に連れて言ってくれるだけじゃなくって、その説明をしてくれます。うーむ、勝手に歴史ボランティア状態です。すごいわ~Img_1372

 イスタンブールを歩いているときに、全然観光地から離れた水道橋を見に行って、帰りにごく普通の住宅地の中に迷いこんでしまいました。住宅の中になんでも屋さんのような雑貨店があるようなところです。そこで、剥き出しの緑の塊、紙にも包んでなくって、摘みあがっているのを、これは、オリーブのセッケンでは?と思って手にとって買おうかなあ、と見ていたら、雑貨店に買い物に来て、静かなおしゃべりをしていたスカーフ姿の女性が、体や髪を洗うものだと教えてくれ、私の肌をそーっと触って(遠慮がちに)、あなたなら、この色と、うすい黄色に近いものを勧めてくれました。おばさんと話せた、少ない機会でしたが(といっても、共通言語はありませんが)、実に遠慮がちに静かに、うつむきかげんに教えてくれる様子に、がさつなおばさんの私はびっくりしたのでした。こういうおばさんの国なんだなあ。

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2008年9月19日 (金)

AVONOSでお皿を買う

 奇岩ハイキングは朝早くから昼頃までです。あまりにも日陰がなく、岩と砂に照り返す太陽で干からびてしまうからです。中部はとても乾燥した地域(冬は逆に雪も降るようです。奇岩に雪が積もった写真は、とっても妙ちくりんです)で、夜、ロッジのシャワーで踏んで洗ったジーンズ、全然しぼれないでかけておくと、翌日にははけるくらい乾燥してます。

 昼はランチをとってゆっくりするのが正しいのです。ちょうどラマダン(断食ですね)の時期だったので、地元の人は、厳密には水も飲めず(飲んでる人も居ますけどね)、だいたい日陰で昼寝してます。

 ランチの後、近郊の小さな町、陶芸の町だというので村と村を結ぶ、ミニバスででかけました。宿のオジサンが、「友達が町で一番のセラミックのショップをやっているから、紹介してあげる」と電話してくれました。まず、そのショップ兼、見せるための工房に行きました。

 宿主の友達というマネージャーはざーっと作る過程を見せてくれた後、とても高級なプレートやボールの並ぶショップに案内してくれました。肉じゃがを入れるくらいの鉢が正価では5万円くらいします。宿主とは長い友達だから、特別にまけてくれる、というのですが、4万円くらいする鉢です。とーってもきれいなトルコ風の模様、たしかにすばらしい技術なんだと思います。

 実は、私、ずいぶん悩みました。4万円の鉢にたかが肉ジャガを載せる生活をしてないし、したいとも思ってないです。でもすてきな絵柄です。いいお皿だと思います。カードをきれば一瞬で、帰国後支払に困る額でもないです。東京で、あーきれいなお皿と何度も言われるお皿でしょう。でも、どうしても何かがいやで、何かふんぎれなくって、頭を冷やしてくるといって店を出ました。マネージャーは、買え、買え、買え、買え、とものすごい勢いで、高くない、いいものだ、と繰り返しています。店を出るときは、ひどく邪険に追い払われたような感じすらしました。少し考えたかっただけなのに。

 店を出て、川沿いでお茶を飲みながらどうして買えないんだろうと思ってみました。何が私に喜んで買い物をさせないんだろう?

あのマネージャーのお皿や鉢を大切に思う気持ちが全然伝わってこないんです。あのショップと工房の誰かが、自分たちの作っているお皿や技術を誇りに思う気持ちが、きっとあるのだろうけど、何も伝わって来ないんだと思います。

伝わってくるのは、お皿でも、絵柄でもなくて、moneyだけが大好きな様子。作る工程で見せるために黙々と作業している人、店全体が、町のこのささやかな技術、きれいなお皿を大切にしてないような、儲けよう、儲けよう、アホな外国人観光客に売りつけよう売りつけようというオーラが私に買い物をためらわせるのかなあ、とぼーんやり考えてお茶を飲んでいました。

お茶を飲んでいるところで、お兄ちゃんに聞いてみると、街の広場の向こうに小さな工房がいっぱいある、というのです。そのあたりを教えてもらって歩いていきました。Img_1381

 岩山を削って作ったような工房、ほったて小屋のような工房、小さな工房がいくつもいくつもひしめきあっている一画がありました。そこでは、お兄さんの技術はすごいんだ、自分は上薬をかけるだけだけど、と兄の得意の細密画のお皿を見せてくれる弟、従兄弟の店に遊びにきている英語がすごくできるお嬢さんと従兄弟(トルコ語オンリー)が、オジサンの技術を誇りにしている工房「テレビでも紹介されたのよ!!」、友達と2人でずっとやっているというおじさん、日常使いのお皿が欲しいの、という私にどういうのが好きなのかい?これならサラダにもケバブにも(ケバブは作らないだろうとは思いもよらない)いいじゃないかあ、と自分たちで作ったものを、自分たちの伝統と、オリジナルを加えた模様を、誇りに思って、うれしそうに説明してくれる、小さな工房がいくつもいくつも並んでいました。そこを一つ一つ見せてもらいながら、工夫している点、このオリジナルはこういう伝統模様から考えたんだ、と教えてもらいながら、なんとなく、うつうつしていた気分は、いつの間にかとても楽しい気持ちになりました。小さな工房で、上薬をつけるのは、ただのポリバケツだし、釜も、日本では趣味の人が使っているのとたいして変わらない程度の小さな釜です。家族3人で、あるいは友達と2人で、作るのも、絵をつけるのも、売るのも、ぜーんぶやっているなんていうのもあります。

その小さな工房の一つ一つが、自分たちの作りたいものを工夫して作っていることに、プライドを持って教えてくれました。買え、という前に「見て、すごいでしょ」「こういう風に作るんだよ」「こういう伝統柄から考えているんだ」と話したい気持ちが伝わってきます。

 そこで、こんなお皿と鉢を2つ買ってきました。模様はちょっとアンバランスなところもあります。焼きも甘いかもしれないので、ペチンと割れてしまうかもしれません。値段なんて、大ショップの10分の1以下です。決して、高価なものでも芸術品でもありません。でも、これを使いながら、あの、土や上薬で汚れた服で、説明してくれて、自分たちの工房とお皿を大切にしてるおじさんや、弟君や、お嬢さんの顔を時々思い出すことができる、楽しい気分にさせてくれる私の旅の思い出のお皿です。

 私が、どっちのお皿を買おうかと迷いに迷って、その間、お茶を入れてくれておしゃべりしながらさらに迷って、時間ばっかりかけて1枚の高くない緑のお皿を決めて、「このお皿と、あなたに会えてよかった」と言って帰るとき、おじさんが「あなたの家族の食卓に、my plate が幸せをもたらすことを祈るよ」と言ってくれました。this plateじゃなくってmy plate と言ってくれたのが、とてもとても、心に残りました。そういう気持ちで一枚一枚作っているおじさんのお皿をおじさんから買って、大切に大切に手荷物としてずーっと運んで帰ってきました。200809162057000

 我が家には、こういう風に、世界のいろんな国の、決して高価じゃなく、ちょっと安物のお皿が食器棚に脈絡なく入っています。へんなラインナップですけど、私には一つ一つ、おじさんやお兄さんやおばさんや、いろんな人の顔と街が目に浮かぶ、お皿です。

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2008年9月18日 (木)

カッパドキアはハイキング天国

 ただいま~!!9月6日から17日まで、なか10日の旅から帰ってきました。トルコは、すごく不思議で、おもしろくって、おいしくって、魅力的な国でした!!

 これから数日、私のトルコの旅のことを書きたいと思います。よろしかったらお付き合いください。トルコは、日本の倍の国土を持つ、広い国です。その上、地方地方の特色が大きく、ロシア、ブルガリア、ギリシャなど多様な文化の国に接し、(イラク、イラン、ヨルダンもだ)、黒海と、地中海に接し、ヨーロッパに属する部分と、アジアに属する部分があって、とても場所によって異なるといいます。たった10日間で、しかも、今回は多くの町を歩かないで、数ヶ所でゆっくりしてきたので、私の書くトルコは、見てきたトルコのほーんの一部でしかありません。だから、きっと間違っていることも、それがトルコじゃないよ、ということもたくさんあるんだと思います。今回、見てきたトルコ、あるいてきたトルコのことを少し書きたいと思います。

まず、有名な観光地、カッパドキアです。

カッパドキア、というのは奇岩で有名な世界遺産になっているところで、日本からのトルコのツアーで必ずといっていいほど含まれるトルコ中部の地域の名前です。あ、地域としてはアナトリア地方なのかな。日本だけじゃなくって、世界中からたくさんの観光客が訪れます。ここは、大型バスと団体の旅行だと奇岩の中心部は何箇所かバスで回り、高台に上って全体を見渡し、へえ、へえ、とみて、大型ホテルのある近郊の町に泊まることとなると思います。ところが、実際にバスを降りて奇岩の中を歩いてみると、とても不思議な光景が広がります。世界遺産だとかなんとか言われる前に、この奇岩には人が住み(木の少ない地域なので、石づくりの家にすむのが当たり前。石を積むより、ある岩に穴をあけたほうが早いよなあ)、その中で暮らし、追われた原始クリスチャンの人が教会を作ってきた地域です。今でも岩に住んでいる人、そこをツーリストロッジにしているところがあります。部屋数は数室、岩で生まれた人がやっている(先祖代々岩に住んでいる)小さなロッジに泊まり、岩のことを知り尽くしている宿主の手書きコピーの地図を貰って、いろいろなコースの奇岩歩きが楽しいです。Img_1351_2

  奇妙な岩と砂、人気が全然なくって、これは猿の惑星か?どこの星か?という景色が広がります。時々出会う人と「おおお!!人類だあ!」と笑い会える、そんな景色です。スターウォーズのロケ地になったのもうなずけます。岩の間を歩いてみると、岩と砂に見えた渓谷の隅に、実は野生のベリーが実り、葡萄が岩にからみつき、そして、こんなに暑いのに!小さな小さなすっぱいリンゴがたわわになっているのです。そんなのをつまみながら(このリンゴ、すごくすっぱくって、これをジャムやお菓子にしたら、さぞさぞさわやかにおいしいのになあ、とココロ惹かれるわけです)、岩を登り、下り、歩いていくと、どかーーーんと景色が広がり、奇岩の渓谷が全部足元に広がる、なんてことがあります。カッパドキアは、有名観光地ですが、ハイカーはまだまだ少なく、すばらしい、地球の他の場所では味わえないような、特異な景色のすばらしいハイキングができます。これは、すばらしい体験でした。猿の惑星?火星にいるような、そんな気分になります。

     すごく暑いです。砂と岩ですから。でも湿度がないので、割と体力が消耗しません。ものすごく日に焼けるけどね。

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2008年7月18日 (金)

またまたまた…長崎

 「また」を何回つけたらいいかわからなくなってきた長崎。一応、一連のツアー(?)の最後を飾るのが、五島列島です。五島列島というのは、平戸(長崎県の北の方です)に近い島で、5つの大きな島と、無数の島がまとまっている一群の塊。長崎県の地図って、最近、とても詳しくみるようになったのですが、それまで見たことなかったから、へえ、こんなところに、大きな島が2つくっついているのに加えて島がこーんなにあるんですね。と初めて認識しました。長崎県って見ればみるほど、行政効率の悪い地形をしているんですよねえ。

 下五島の方の中心、五島福江には、福岡、長崎から飛行機が飛んでますし、長崎の出島からジェットフォイルもあります。今回は長崎の出島のところにある埠頭から、ジェットフォイルで行きました(帰路は、博多に飛行機で入りそのまま帰京)。いやはや、船に乗ると、ぐーーーっと旅行気分が高まります。私は乗り物に強くないので(三半規管が弱いのだ)、船は苦手なんですが、ジェットフォイルはわりと揺れないし、外海でもないので、大丈夫だわ。おほほ…すでに夏気分満開で、ちょっとした旅行気分。ま、スーツ着ているのだけがイヤだけどね。

 今回は帰路の福岡までの飛行機の時間に1時間ほどあったので、島の古い教会に車で行くことができました。200807181630000 長崎県内には、いっぱい教会があって、キリスト教遺産とともに、世界遺産登録を目指しているのですが、五島の 教会もその一つです。平泉の世界遺産登録延期で、長崎もスケジュールが後ろになっちゃったと長崎では気にしています。  http://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/top.html

(この間、佐世保バーガーの横に貼った教会も田平の教会で、この地図の右上のところにあります)

  さてと、周遊仕事がヒト段落(でも来週は別件で福岡へ行きます、どうも今年は九州が呼んでいる)、これをなんとか仕上げて行かなきゃね。

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2008年7月16日 (水)

久しぶりの休日2-尾白川渓谷

 櫛形山なら、十分日帰り圏内ですが、温泉ごちそうでのんびりすることにしました。いいのだ、ウチの大学生、試験前で苦しんでいるらしいので、がんばってね、とお気楽に電話して、親はのーんびり遊んできました。温泉&ごちそう、のーんびり。露天風呂ははいって、だらだらの夜でした。

 さて、翌日、どうしようかということになったのです。この季節、暑いんですよね、低い山歩くと、そろそろ虫も出てくるけど、どこでも花が咲き乱れて、綺麗な時期ではあります。やっぱり、軽く歩くかなあ、と考えました。

 えーと、5月の中旬に精進が滝に行ったことを書いたけど、あれは「石空川渓谷」っていう渓谷歩きなんです。渓谷歩きって、すべるけど水が綺麗で涼しげで大好き。西沢渓谷のことは何度か書いてますね。西沢渓谷は有名な旧三富村の渓谷(えーーと、勝沼インターから北東にあがった方です、今はなんていう市だったかな)。

 今回、西沢渓谷の緑も綺麗だけど、昨年秋にも行ったしなあ、ということで初めての尾白川渓谷に挑戦することにしました。西沢渓谷、桑の木沢渓谷なんかとならんで山梨には有名な渓谷が多いですよね。どこも紅葉が綺麗だけど、青々した緑と花いっぱいの今の季節も、実は大好き。だいたい日が長いから気分が楽だ。

http://www.asahi-net.or.jp/~ud6m-kizm/Short_trips/Ojiragawa/Ojirogawa_keikoku.html

がいいかな。

旧白州町、今は北杜市になっている、長坂の西南っていう場所ですね、甲斐駒がちらっと見えます。

尾白川は、南アルプス・甲斐駒ヶ岳を源とする川です。流れ落ちる水音や、きれいなせせらぎを耳にしながら、歩くのはとっても気持ちがいいです。すべるし、アップダウンも多いので、気楽にとはいえませんが、軽い低山散策と渓谷巡りの両方が楽しめる半日の渓谷歩きのコースになってます。西沢渓谷ほど、観光っぽくない分、ちょっとたいへんです。西沢渓谷が、中高年の方の人気コースになっているのに、こちらはそれほどじゃないんです。国道20号からのアプローチもいいし、なんでだろ、と思っていたのがわかりました。たいへんなんです。駐車場が標高770m、不動滝という一番奥の滝が1100m。標高差330m、たいしたことないじゃん、って思ったのがまちがい。アップダウン、アップダウンの連続で、せっかく登ったのに、下るのかよ!!の繰り返し、標高差の2-3倍は上りましたね、いやはや、軽いつもりが結構な山登りで、こりゃー軽い中高年山歩きには、きついわああ、という連続登りでありました。この季節、まあ、渓谷ですから、カンカンでりには、なりませんが、でろでろに汗みどろになってしまいました。エアロで、一番強度の高い、MAXのクラスを3レッスン連続踊った感じ、というのが、我が家の感想であります(笑)そのくらい、全身汗みどろな急登、急坂くだりの連続でした。ふーーー!

200807141246000 帰路には、尾白の湯

http://www.verga.jp/modules/tinyd1/

に入って、帰ってきました。いやはや、でろでろに暑くて、なんで、こんなことするんだ、の日。

 といっても、お風呂に入って汗を流してしまえば、

 久しぶりのお休み、軽い山歩きで気分爽快です!あー気持ちよかった。

 さてさて、夏の旅行(今年は9月に予定)までお休みはなしかなあ。

こういう風に歩いてくると、元気に足腰鍛えて、次の大台(!もうちょっとね)も歩き回って、遊び回れるようにって思う。明日からまた、若い子に混ざって、トレーニングしようっと!(最近、ショージキなところ、ちょっときついんだわ…)

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2008年7月15日 (火)

久しぶりの休日1―櫛形山

あんまりにも出張と仕事ばっかりでしたので1日休暇をとって、でかけました。おじさんだったら、家族サービスだなあ、って思うんでしょうね。ま、お互いそう思っているのだろう、我が家ですが(言いませんがね)

 ハードな山登りはしたくないけど、今は花の季節な時期だし、軽く歩いて、温泉入ってということで、今回は櫛形山を選びました。この山はアヤメが綺麗なことで有名なんですが、アヤメには少し遅いかなあ、なんて思いながら出かけました。ガソリン高いけど、ほんと久しぶりの休日だわ。

 櫛形山っていうのは、南アルプスの前衛の山で和製の櫛を伏せたような形をしているのでその名前がついたそうです。標高は2,051.7m。200807131211000

 http://www.minamialps-net.jp/MAP/kushi.html

 こんなところです。夏休み直前ということもあって、ただでさえ人の少ない南アルプスはまだまだ静かです。来週くらいからきっと混むんだろうねえ。

 櫛形山ですが、なーーんと!!アヤメがない!!

 調べたら、原因は調査中ということですが、激減しちゃっているらしいんです、山では、増えたシカが食べ物が少なくなって食べちゃったんじゃあないかとか言われてますけど、原因不明だそうです。

http://sannichi.typepad.jp/minamialps/2008/06/post-6370.html

 ひゃーー!!誰かが取っちゃった?動物が食べちゃった?病気になって枯れちゃった?なんだろう!?というわけで、アヤメはとっても少なかったのですが(皆無じゃないけど)初夏の山歩きをしてきました。アヤメはどうしたんだろう!?ま、花の季節なので、いろんな花は咲いてて、きれいでしたけどね。

200807131342000  200807131456000

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2008年7月 9日 (水)

またまたまたまた長崎

 長崎に行きました。もういいかげん飽きてきた長崎、でもまだ通わなければなりません。

今回は、県の北部を中心に回り、最大のトピックは、佐世保バーガー!!です。

佐世保バーガーについては、先日もかわいい看板をご紹介しましたが、あのときは、夕方で食べられなかったんです。今回は、午前中の仕事が終ったところで、お昼か?となったんですが、次の仕事が佐世保、それなら佐世保バーガー食べましょうよ、と佐世保までお昼ご飯をガマンして、食べて来ました。

 佐世保市には、佐世保バーガー認定の機関があります。いくつかの基準があるのですが、1)佐世保市で作られていること、2)作りおきをしないでその場で作ること、という基準があるため、大量出荷ができないわけです。周辺のイベントやお祭りの際にも出店してほしいと言われてもできないんですね。そして、何が佐世保バーガーかというと、味やソースの規定はないそうです。味で決まるものじゃないので、30数テンポの店が、それぞれの味を追求しているそうです。

 ただ、残念なことに地元の業界がうまくまとまってないのか、佐世保バーガーというのは登録商標になっていません。だから、世田谷区で勝手に佐世保バーガーって売り出していいわけです。空港にも冷凍の「佐世保バーガー」がありますしね。(1個入りで900円近くする、買ったことないけど、でかいんだもん)。だから、あの先日、ご紹介したマークが認定マークとして店の前に置かれているわけです。東京でもありますものねえ<佐世保バーガー。もちろん、全国で食べられることは、うれしいことなんですが、佐世保に行かなきゃ食べられないという価値、ブランドを作り出せないで居ます。残念ですわ。

 今回は、わりと老舗のお店でいただいた佐世保バーガー(もちろん、認定店です)。ボリュームたっぷり、お腹いっぱい。200807091216000

*食べることばっかりじゃなくって、田平というところの教会もちょっと寄る時間がありました。いいかんじの田舎にある教会でした。

 200807081131000

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2008年7月 2日 (水)

またまたまた長崎

 長崎に行きました。今回の大トピックは対馬です。対馬って、もう、韓国から50キロないところですから、お天気のいい日は島の北から釜山が見えるんだそうです。夜景だって見えちゃうそうです(北には行かなかったんです)

 対馬は長崎から飛行機で40分弱、壱岐の奥(っていうか韓国寄り)にある、細長い島です。島としては大きく、佐渡島、奄美大島に次ぐ3番目の島。壱岐が平で緑豊かな感じがしたのですが、対馬はもう、海からすぐ険しい山っていう感じで、シンパシーの沸きにくい雰囲気です。冬場の気候も厳しいそうです。今は、寒い時期でもないし、幸いお天気もまあまあだったので、快適でしたけど。

 今回は長崎市内で夜まで仕事をして、最終の長崎―対馬便で対馬に入り、対馬で1泊した後、翌日対馬の仕事でした。

 対馬は、海岸線からすぐ山の山の多い、平地が少ない、集落は海岸線沿いに、ポツポツとあるだけ、そのわりには島が大きく、人口が少ないので、いろいろなサービス効率のものすごく悪い島です。遠隔地でもあることもあって、ガソリンをはじめ、他地域からもってくるものは何でも高い。取れるのは、水産物だけ。という島です。山が厳しく、道路がくねくねしているので島の中の移動は酔うような道を行かなきゃならなくって、縦には3時間くらいかかる島です。そこにわずかな人口が、ポツポツと住んでいる。いやー、これからの高齢者、どうしたらいいんでしょう、というような島です。

 原生林が残り、多くの野鳥やものすごくきれいなリアス式海岸と、朝鮮とのながーーい歴史(防人、朝鮮通信使など、の歴史が残る島です)がある島なんですけどね。

今は、日本人より、韓国からの旅行者が多くって(年間8―9万人もフェリーで2時間でいらっしゃっているらしいです。あの国は、まだ団体旅行が主ですから)、繁華街には韓国からとおもえる方がいっぱいです。何を目指して対馬にいらっしゃるのかしら?まず、韓国が概ね週休2日に移行したことがあって、週末に対馬(釜山から船が出ている)に釣り&買い物にいらっしゃる、安い、近い、短いの旅行者が増えているそうです。で、対馬で何を買い物?って思うでしょ。今、対馬で韓国の方に一番売れているのが、100均ですって。韓国人旅行者で博多に行く人は10万円持って8-9万円は使って帰るけど、対馬に行く人は8-9万円余らせて帰るといわれるくらい、なーにもないんですね。ともかく、漁業以外に物を作る場所がないので、製造業っていうのはないんですよ。他地域からもってくるものは物流コストで割高になります。はあ、私もなーにも買うものがなかったです。一生にもう行かないかもしれないから、何か買おうと思ったんですけどねえ。

 対200807021556000 馬は福岡に飛行機が飛んでいるので、帰路は福岡回りで帰京。久しぶりに明太子を買ったぞ。

 長崎通い、来週は平戸、再来週はなーんと五島で、ひと段落のはず。8月にはまた行くけどね。ふー

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2008年6月26日 (木)

またまたまた長崎

 

週1で1泊の出張に行ってます。あと、何回か続くのですが、今回は、とーっても珍しいことに壱岐です。壱岐は、隠岐と混同されがちですが、(実母はどっちがどっちかわかってないようでした)、長崎県の壱岐です。フェリーが博多と唐津から出てます。今回は、時間の関係で、長崎空港から、かわいい小さい飛行機40人乗りで行きました。たったの20分!

200806260745000

 博多のヒトが夏に海水浴に行くところですし、博多との結びつきが強いので、長崎県なんですけど、経済圏は博多だし、博多に親しみがあるヒトが多いです。県内の随一の平野があって(一番大きい長崎県の平野は諫早ですが、これは干拓したからで、自然の平野では壱岐が一番大きいです、っていうか長崎県、平野なさすぎ!)、最高の高度が200mちょっとという平で、緑豊かな、気候もいい島です。

 (この先の対馬は山で、気候も厳しいので、全然違うそうです。対馬は来週行きます)

 農業も盛ん、漁業もいっぱいとれる、ウニやまぐろも、ブリもカキも帆立も、と豊かな島で、自給自足できるという島です。お天気がよくって、とても豊かな自然を感じるかわいい、のーんびりした島です。

 壱岐は、合併によって全部が壱岐市になったのですが、ごたぶんにもれず公共工事の激減で、建築土木業が縮小し、人口が大きく減少、高齢化が進み、市の財政はたいへんな状態です。自給自足できるといっても、車がなければ生活できないし、ガソリンも高いし、高校を卒業した子供を都会の大学に生かせれば、現金が要ります。それは、とーってもたいへんなことです。そういう島です。

 いい島だなあ、と思いながらも、仕事がなかなかなく、お魚もおいしく、野菜も元気でうらやましいけど、そういうたいへんな島でした。朝、8時過ぎについて、夕方5時前にでてきてしまって、ほんの10時間の滞在、ぐるーっと4つの仕事先を回って、長崎に戻り帰京するというとーんでもない日程でした。ふー。

 おやすみなさい。

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2008年6月10日 (火)

精進ケ滝

 飯盛山に登って、頂上でゆっくりお茶を飲みながら景色を楽しんで降りてきたけど、まだずいぶんと早い。いくらなんでも、これだけじゃ、軽すぎます。お腹もあんまり空いてない。

 須玉から高速で帰る予定だったので、須玉方面ということで、精進ケ滝に行くことにしました。

http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/hokuto_wdm/html/joy-m/27270023543.html

 この滝は、南アルプスの地蔵岳から沸いている水が落差121mで落ちているという東日本一の滝(滝の大きさっていうのは、幅とか落差とか水量とかで、あちこっちで、オレが日本一とか世界一とか言ってるのは、ナイアガラとイグアスでもご存知の通り)だそうですが、ともかく地蔵岳と観音岳という不便な山の奥にあるので、ある時期までは秘境中の秘境の滝だったそうです。素人さんお断りの南アルプスを縦走して、南から降りてくる人だけが行くことができた滝。

 それが、10数年前に林道がかなり整備されて(といっても年に半年は閉まっている林道、しかもがけ崩れとかなんとかでしょっちゅう止まる林道)、ずいぶん近くまで行くことができるようになりました。今は、武川(昔は、むかわ村、むかわ町、そして今は北杜市武川町)の町から10数キロ林道を行き、駐車場に車をとめて、沢沿いを40分くらい上がっていくと見ることができます。近くに出ると、落差が大きくって、壮大な迫力のある滝です。

 南アルプスを縦走しない私でも、まあ40分くらい岩場を登っていけば出会うことができるのは林道のおかげです。

*こういう山の中の林道が舗装整備されることについては、いろんな論議があることは知っております。大きな工事費がかかる上に、だいたい年の半分は閉鎖されて、その後もがけ崩れなどでしょっちゅうメンテナンス費用がかかるスーパー林道っていうヤツがムダで自然破壊だという議論もわかります。でも、こういうのがなかったら、私はこの滝を見に行くこともできなかったし、南アルプスの多くの山の近くまでも行かれなかっただろうというのも事実です。

 汗をかいた体に水しぶきが気持ちいい。緑もまだ濃い緑じゃなくって、薄い若い緑の中、鳥の声と、水の音。熊も出るらしいというのでちょっと怖かったけど(何せ、水の音で人間の音が聞こえないからね、お互いにさ)、すごく山奥の、迫力ある滝でした。200805261346000

 というわけで、久しぶりの軽い山歩き、あー気持ちよかった!

*武川っていうのは、須玉の裏側、韮崎の隣の駅の日野原駅に近い、こじーんまりした小さな集落です。老人サービス施設と一体となった、日帰り入浴施設むかわの湯(市外の人は700円、ネットの案内を持っていくと100円引きー笑―)があって、汗を流して帰ります。コンビニが一軒もなくって、アイス食べたいのになあ、と困ってしまうようなそんな町です。

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2008年6月 9日 (月)

久しぶりの八ヶ岳の姿

 新緑と花の季節、山歩きが楽しい時期です。

 千代田区と世田谷区と渋谷区で生息していると、時々、どっかーーんと空の広い、雄大なところに身を置きたくなります。根っからの田舎モノなんだと思います。そういうときに、まず山なんですね。海じゃない。それも育ちと関係があるかも。いっつも山の見えるところで育ってきたからな。

 といっても高い山は、まだ雪がいっぱい残っています。足のリハビリもまだあんまり自信がない。

 ある仕事の企画とプレゼンが終ったので、1日だけ空いている日に八ヶ岳の方に遊びに行きました。

 東京から日帰りや1泊くらいで行かれる山はいっぱいありますが、例えば、南アルプズなんかに比べると、八ヶ岳は裾野が広く、多くの人にウエルカムな感じがして、気軽に、遊びに行くのにいい山だなあ、と思います(だから俗っぽいと言う人も居ますね、それもそうですけど)。気軽なんだけど、ちゃーんと山気分は満喫できます。

 主峰赤岳のように結構本格的な山もあり、横岳のようにまあ、皆さんどうぞの優しい山もあり、ふもとにはもっと軽いハイキング程度の山がいっぱい取り囲み、観光開発も進んでいますが、フレンドリーな山々だなあ、と思うのです。軽くあるいで、ごちそう&温泉には、いろんなバリエーションがいっぱいあって、山もすごく綺麗で大好きなところです。

 まだ、高い山はどーーっちゃり雪がある季節ですから、こういうときは、雪山を見ながら、周りで遊ぶのがよいわけです。

 19歳か20歳の時に一人で登り、その後、カレシと登り、現オットと登り、子連れで何回も登り、子供の友達ご家族と登り、もう何十回登ったかわからないくらい登ったんだけど、景色が雄大で大好きな飯盛山に行きました。中央高速だと須玉で降りて、清里と野辺山の間くらいある1643mの低い山です。しし岩(1450mくらいあります)から登ると、高低差200m弱、コースタイムが50-60分と書いてあるけど、まあ30-40分もあれば頂上です。

 http://www.kanko-nobeyama.jp/enjoy/meshimori/meshimori.html

200805260953000_2

200805261051000  目の前にどっかーーーーんと八ヶ岳、 少し向こうには、甲斐駒が岳と南アルプス、少しかすんで富士山、とすごーくいい景色。山つつじが咲き、うぐいすやカッコウの声がいっぱい聞こえる気持ちのいい山歩きです。やっぱり八ヶ岳はいいなあ。うーっとり。

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2008年6月 6日 (金)

久しぶりの長崎

 数ヶ月間、長崎の仕事をすることになりました。すごく久しぶりに長崎市に行きました。何年ぶりかなあ。長崎に行ったといっても、いつものごとく空港→バスで市内→仕事→バスで空港、となーにも珍しいものを見るわけでも食べるわけでもない、日帰りの旅なのです。

 長崎市は、今年の初めまで市立の中央図書館というものがありませんでした。分館はあったんですがね。それで、最近、図書館を作りました。

 この図書館が、PFIというファイナンスの手法で作った、全国で3つめくらいの図書館です。私は仕事の関係で、PFIという手法で整備した図書館というものに、興味があるので、どんな図書館ができたのかなあ、と思っておりました。

長崎駅に向かう帰路、200mくらい余分に歩けば、この新しい図書館を通るので、見に行きました。いや、普通に館内をぐるーっと見て、おしゃれな図書館だなあ、と思って見てきただけです。

 長崎市の新しい図書館は、こーんな感じです。

http://lib.city.nagasaki.nagasaki.jp/

 レストランも併設されていて、とても明るい感じの図書館でした。

このPFIという手法はいろいろ議論がありますが、それはここの話題じゃないのでしません。この手法の初の図書館は、桑名市(三重県)の図書館です。稲城市や、府中市などでも同様の手法で図書館を整備しています。

 私は、区の図書館のヘビーユーザーです。区の図書館はこの10年の間に大きく変わってきています。利用者からは便利になったなあ、と思うことも多いのですが、一方、働くヒトの条件の問題、委託や外注でとんでもないコスト競争が行われていること、図書館が新刊本をただで貸してくれるところになってしまって、本来の機能が削減されていること、本が売れなくなっている昨今、図書館がベストセラーを何十冊も用意してどんどん貸すことについての議論、などがあるのを知っております。それについて考えることがいろいろあります。

 図書館のあり方についても、今、変革期なんだなあ、と思いながら、新しい長崎市の図書館を見て来ました。

200806051234000 200806051234001

  長崎には、あと数ヶ月、何度か通うことになります。

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2008年6月 2日 (月)

勝手にリベンジ多摩川ウオーク

 GW明けに区が主催する多摩川ウオーク、雨で断念したことを以前に書きました。

 えーと、ここね

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_782e.html

 お友達のCちゃんと、今度お天気のいい日に行こうねえ、とお話していました。彼女は次男君の部活の応援の趣味で、彼のチームが負けないと日曜日忙しいのだ。ところが、わりとあっさり負けてくれて、おめでとう、いや、残念、残念といいながら、すっきり予定があきました。

 お天気、曇り、最高気温25度のはずの日曜日、うそだろう!!朝からピーカンじゃん!!ぬけるような青空。9時に二子多摩川の兵庫島を出発。Cちゃんのオットさんは前日の飲みすぎで挫折、ワタシとオットと、Cちゃんに、新たにPちゃんの4人、ともかく、40代後半、リッパな中年グループ4人の勝手にリベンジ多摩川ウオークです。

 本当のイベントの際には、老若男女いっぱい歩いているのですが、今回は犬の散歩のヒト、自転車のヒト、ただただ、歩いているヒトは少ないかな。お天気がよくって、草もむせかえるような青々としていて、鳥もいっぱい!!暑くなる前にどこかに到着するはずが、ちーっとも到着せず、9キロ地点くらいの調布の橋が11時少し前。橋の下の日陰で休んで、もうちょっとと先へ行きます。Pちゃんは4月に手術をした後だから、体力大丈夫?と気にしていたのですが、全然平気なご様子。

 南武線の橋、是政橋も越して、関戸橋、つまり聖蹟桜ヶ丘まで19キロ弱を4時間くらいで歩いてしまいました。府中から先は、ずいぶん歩くペースも落ちて、のーんびり、だらだらで、ものすごい暑い時間になってしまいましたけどね。関戸の橋のたもとでお弁当を食べて、京王線でかいさーーん!!お疲れ様でした。

 花いっぱい、草いっぱい、自転車いっぱい、犬いっぱいで、空が広いちょっと暑いけど、気持ちのいいお散歩でした。Cちゃん、Pちゃん、どうもありがとう!!

 ところで、暑さの中、最後まで長袖を脱がなかったPちゃんは、偉い!!暑くてすぐTシャツになってしまった私は腕にくーーっきり、ラインがついてやけているうえに、背中に、縞のTシャツに沿ったラインがあるそうです(私は見えませんが)。で、今日は、腕が真っ赤でヒリヒリしております。朝、ノースリーブを来たジムで、何人もに「焼けてるねえ、線ついてる~」と笑われましたです。

 ワタシは帰宅後、シャワーを浴びて、即、昼寝しました。Cちゃんは、ゴルフの打ちっぱなしに行ったそうです。恐るべきパワーであります~おばさんを侮ってはなりませんねえ。

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2008年5月27日 (火)

鎌倉ハイキング

 さてと、リハビリウオーク、第2弾。鎌倉です。

 神奈川県で生まれ育った私には、横浜、鎌倉あたりというのは、高校生のデートコースなんですね。しかし、その頃は、こんな山歩きはしなかったですね。どこ歩いてたか、全然覚えてないけど(笑)

 鎌倉、江ノ島周辺っていうのは地形を見ると、海から、すぐ裏の山になっちゃってて、とても平地が少ないところです。お寺や神社がいっぱいあるのですが、山が近いので、結構、あるける、ハイキングの場所でもあるのです。

 まず、とっても便利なところでは、鎌倉駅のすぐ裏側からの祇園山コース

http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/mgionyama.html

 これは4キロ弱って書いてあるけど、鶴岡八幡宮に回らなければ、ほんとに1時間弱でぐるーっと駅発で、駅に戻ってこれる、とってもお手軽コース。お手軽なわりに、展望もまあまあ、のコース。鎌倉駅に出たときには、腹ごなしにぐるーっと回って、それからお茶しにいくとちょうどいいです。たいした高低差もないし、誰でも歩ける。

もうちょっと山っぽいところでは天園のコース

http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/mtenen.html

 これは、わりと山っぽい感じのところに入る、山歩きコース。といっても、高い山があるわけじゃないから、大丈夫。へえ、鎌倉ってこういうところもあるのねえ、と思うコース。杉やひのきの、まーっすぐな森がとても綺麗。

あと1ヵ月もすると、あじさいがきれいなところがいっぱいある鎌倉ですが、そうなると、おばさまたちで激混みですよね。特別なものがなくっても、結構楽しめるものです。

  そのほかにも、いくつもハイキングコースがある(そして、お店のある通りが、おばさんたちでごったがえしていても、こういうコースはとっても静かなことが多いんです)、結構魅力的な場所なんだよね。ともかく、近いしね。

 これらのコースは、たいして時間もかからないので、行きたいところ(大仏さんでも、建長寺でも、円覚寺でもいいけど)も、行って、ハイキングもして腹ごなしして、何か食べるっていうのが、全部できるのが鎌倉あたりのいいところ。全部が狭いエリアにあるから、便利。海だってすぐ行かれるしね。

 そして、今回の私の大喜びはこの豆屋さん!!

http://www.yamagen-mame.co.jp/

 この豆屋さん、めずらしい豆が、揃ってる。しかも量り売り!!うわーーいい!!だいたい、白アンって、普通、庶民は白いんげんで作るのよね。それが、白あずきが置いてある(白あずきってあんまりお目にかかれないのだ)、ひゃーー!!うれしい!

 桜海老とか、ひじきとか乾物も揃ってる!うわーー! こんなところでコーフンしてしまいました。こんなところで、予定外のお買い物!重くないけど、かさばるわあ(笑)。もうこの店のために鎌倉来たいと思う豆屋さんだ。

 そして、甘さ控えめで、小豆の豆の味がしっかりして、わりと好きなかぼちゃのきんつば、鎌倉いとこ

http://kamakura-itoko.com/

 をお土産に買って帰宅したのでした。

 鎌倉あたりも結構楽しい。おいしいものもあるし、豆屋さんもある!

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2008年5月19日 (月)

リハビリウオーク 奥多摩むかしの道

 足のリハビリ中です。どうも、痛めた筋(ハムストリングスをやったのです)は、大丈夫なのですが、ふくらはぎも含めた突っ張り感が取れないんですよね。またやっちゃうと、アスリート生命に関わるので(大嘘)、慎重にリハビリ中です。

 多摩川ウオークで、たいらなウオーキングをするつもりだったのですが、先週の雨で流れてしまいました。いきなりガンガン高度を上げるのはなあ、とお手軽な奥多摩あたりを軽く歩くことにしました。

 奥多摩や丹沢は子供が小さい頃、日帰りでお弁当を持って、いーーっぱい歩きましたねえ。そういえば、子供と行動しなくなって、しばらく行ってませんでした。

 中央本線の奥多摩駅から、バスで15分くらい行くと奥多摩湖という東京都の西半分の水がめになっている人造湖があります。この間、バスだと15分くらいのところを

「奥多摩むかしのみち」というのが通っております。

http://kaidou-aruki.com/tama-13.htm

奥多磨町氷川から小河内に至る旧青梅街道で、甲州街道の裏街道にあたります。全工程で9キロ強くらい。多少のアップダウンがありますが、まあ、山登りほどじゃないです。奥多摩っていうのは、緑が多く(それが水源になっているわけですが)、すっかり新緑がそろって、山は今とても綺麗です。いろんな花も咲いているし、タラの芽は、すーっかりタラの木になっちゃっているけど、よもぎやフキが取れます。すこしだけ、そんな山菜を摘んだり、あとはのんびり歩きます。途中、つり橋があったり、清流を超えたり、たくさんの道祖神やお地蔵さんや、大きな神木、気持ちいい軽い歩きです。

 奥多摩駅から、湖側に歩くと(帰りのバスの時間をチェックしておくことが重要です)、湖がパーーーっと開けるので、おお!着いた!っていう喜びがあります。逆だと基本的には下るし、(奥多摩駅より、奥多摩湖の方が高度がありますから)バスの時間を気にしないでいいのでラクです。奥多摩駅は、小さいかわいい駅です。途中、農家の方がとった「わらび」や「わさび」が並べてあります。わらびって、アク抜きがたいへんなんだよなあ、と思い、わさびを一本買ってきました。

 奥多摩って、新宿から1時間半(休日は、ホリデー快速みたいのがあります)、手軽だけど、結構ちゃんと山が深いです。

200805041454000

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2008年5月11日 (日)

多摩川ウオーク、雨で断念

 世田谷区では毎年、GWの後の日曜日に多摩川ウオークというイベントをやっております。二子玉川の駅のそばの兵庫島というところから、多摩川を上流に歩くイベントで、短いコースは、調布のところまで、長いコースは関戸の橋まで(駅でいうと聖蹟桜ヶ丘)で、それぞれ14キロ、19キロ、川沿いのサイクリング&ウオーク道路を歩くものです。

 川沿いですから、平でラクチンです。多摩川はいつでも歩けるのですが、こういう風に日を決めてかからないと、なかなか歩かないので、この数年、毎年お弁当をもって参加しています。途中で抜けても、田舎じゃないので、どこからでも帰れるし、順位をきそうわけでもないので、川や、草、花、周辺を眺めながら、広い空を感じてあるく、気持ちのいい初夏の1日になるはずなんです。

 去年はここに書きました。

 http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_4d65.html

 今年は、このブログにも遊びにきてくれるCちゃんご夫妻と一緒に行くお約束をしていて、とても楽しみにしていました。先月、肉離れをした時に、「これじゃ、多摩川ウオークだめかも!!」と真っ先に心配したものです。肉離れは順調に回復し、先週は、以前に全日本の水泳チームのマッサージコーチをしていたという方のスポーツマッサージを2回受け(これまた、ものすごく上手で、その場で足が柔らかくほぐれていくのが実感できます)すっかり歩く気満々でした。しかし、前日から雨。今日は回復に向かうとは言ってましたが、朝7時に起きたときには、冷たい霧雨が降ってました。

あーあーあーあー!!!

 Cちゃんと連絡して、今年は断念することにしました。多摩川はいつでもあるものねえ。 お天気のいい時に、いけばいいもんねえ、とは言うものの、日程を決めてかからないとなかなか行かないのも事実です。ざんねーーん!!

 お弁当作りかけてたけど、二度寝しちゃいました。遅く起きて、お弁当は昼ごはんになったわけです。午後から少し明るくなってきました。これから行くのも、面倒になっちゃったなあ。多摩川ウオーク、今年は雨で断念。残念でした。

 来年もたぶん、GWの次の日曜日にあると思います。ご一緒してくださる方、募集しております。のんびり、空と川を眺めて、歩きませんか?

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2008年3月12日 (水)

ニセコに行ってきました

今年は、あんまりスキーしてないんですけど(2月は、一回も滑ってないじゃん!)、やっとやっと、ニセコにスキーに行ってきました。ところが、オットが安いツアーを選んだのか(よく知らない)、決めたのが遅いからなのか、朝6時前に羽田で1便で札幌、帰りは、ほんとに千歳の最終便でお店がぜーんぶ閉まっている中、羽田23時過ぎというとんでもない旅程でした。ま、スキー場に入ってしまえば、朝リフトは9時前からしか動かないし、多少ナイター滑ったとしても、ご飯たべて温泉入って、あとはなーにもすることがないので、極めてのーんびり、だらだらしているわけですけどね。

 北海道スキーはあちこち滑ってきて、この何年かはニセコに行っています。ニセコは、道内の地価高騰率が一番!ということでニュースにもなるくらい、投機的な土地の売買が続いています。

 ニセコのスキー場というのは、羊蹄山の正面にあるアンヌプリ山(今回も好天の時に登れました!)を頂上とする3つのスキー場(昔からある、ヒラフ、アンヌプリに西武が開発した東山)が放射線状にくっついています。スキー場自体は東急が資本を出しているのですが、東急ホテルそのものはなくって、ひらふのニセコ高原ホテルとアルペンホテルに少し資本が入っているくらいです。大型の全国チェーンのホテルがひらふにはありません。(東山はプリンスがありますが、売っちゃいましたね。ヒルトンが買ったそうです。アンヌプリは日航アンヌプリがあったのですが、ノーザンなんとかに売っちゃいました)。というように、一番栄えて大きなスキー場のひらふは、大型ホテルがなくって、地元の資本がひらふ坂というゲレンデ沿いの坂に大きくないホテルと温泉旅館を並べている、そんな小さな町でした。

 ところがここに外国資本がすごく入ってきました。数年前から、オーストラリア資本が入り、スキー場にオージーの姿が目立つようになりました。去年のブログでも書いたけど、雪質の良さ、羊を食べること、ひろーいスキー場、千歳からのアクセスの良さ、3つのスキー場が縦横無尽に滑れること、なんていうのがよかったんでしょうね。

 今年は、もっとすごく変わっていました。まず、日本語の話さないアジア人がものすごく増えました。スキースクールの初心者クラスは、中国系のアジアの方でいっぱいです。上海や香港、中国の富裕層がスキーっていうものをしにいらしてます。そして、ホテルやレストランもアジアの方がすごく増えています。

 レストランで働いている地元の方と話すと、ヒラフ坂の土地に上海やアジアの資本がずいぶん入っているそうです。どこでは10倍に売れたとか、中国の金持ちが買いにきたとか、そういう話題がいっぱいだそうです。

 オーストラリア人が入ってきたスキー場が、もっと近く、もっと人数の多い、アジアの金持ちの行ってみたいスキー場になりつつあるところなんだなあ、と見えました。見た目、日本人と変わらない方でも、口を開くと、あれ、ちがった、と思うことが何度も何度もありました。今年はアジア系の方が目立ちましたねえ(オージーはもう当たり前にいーっぱい居るんです)。

 ニセコはスキー場もとっても広くて、アンヌプリ山全体が自由に滑れる、コースなんてないんだぞ、みたいなスキー場です。そして、その下にちょっとだけ温泉街がついている、ものすごく自然の豊かなところです。ニセコ自体の観光業は、さほど大きいわけじゃなく、人口だって、もう若い人はあんまり居ません。定着しませんんもの。海外資本がどーんとん投機的に土地を買って、ここで儲けようとした時に、本当に、ニセコの将来、ニセコの自然を長期的に考えてやってくれるんでしょうか?ちょっとブームだから、一儲けして、傾きそうになったら、大損になる前にさっさと売って、誰かにババを引かせて、また別のどこかのブームになりそうなところに投資していく、そんなんじゃじゃないでしょうねえ!?え!?

 そうなった後の、荒れ果てたニセコの姿はみたくないぞ、みたくないぞ、そんな風になって欲しくないぞお、とすごーくきれいな雪山を見ながら、そんなことを考えてました。

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 私の今シーズンのスキーは終わりました。

 留守番の大学生(こいつが留守宅に居ると、ゴミ出しも生協取り入れも心配しなくて、ほーんとにラク!)は、まだ滑りに行くようですがね。ふん!

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2008年1月21日 (月)

香港より戻りました

 2泊3日の香港から戻ってきました。返還後初めての香港ですが、あちこちにスタバとゼブンイレブンが・・スタバよ、ここにもお前が。香港の空港は以前は町中にあって、ビルに突っ込むような空港だったのですが、郊外に移転して、でも、すごく交通の便のいい空港になってます。空港の満足度は世界でもすごく高いんですよね(ちなみに、成田はアクセスの面で下位にあります)。Img_1142_3

 香港は摩天楼とブランドショップに代表される近代的な部分と、やっぱり昔からの中国である、信仰とか占いとか、市場とか街中のマージャンとか、町の中国茶立ち飲み屋さんとか、そういう新旧が狭いところにミックスされているところが面白いのと、買い物なんかができる楽しみ、おいしいものが食べれる楽しみ、ちょっと昔の中国のいろんなことに触れられる楽しみが、ミックスした快適な観光地になっているなあ、と思いました。そして、今回、面白かったのは、二束三文でも買い手がつかない、毛沢東グッズが、いっぱい露店で売られているところ。大小、老若の彼の像とか、写真とかが、レーニン像と並んで投げられているのは圧巻でした。もちろん、語録も(大笑)。腕時計(彼が手を振る)が大量にそろって、手を振っているのも、笑えます。

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  公共交通機関も発達しており、地下鉄のカードも便利で、安くて、夜も比較的安全。食は高級から庶民まで揃い、スイーツも、コーヒーも和風から、中華風から、西洋風まで揃い、ブランドものから、一枚150円のカルバンクレインのパンツ(買った!)まで揃い(あ、もちろんバッタもんです)、面白い町であることはたしか。気候も20度前後とすごしやすい、この時期はセールでもあるし(あんまり買わないつもりだったけど、ちょっと買い物した)、お勧めかも。

 町をあるいて、おいしいものを食べて、ちょっと食器を買って、楽しんできました。考えてみたら、中華人民共和国(まあ、香港は特別区だけど)に入国したのははじめてでした。以前にご紹介した星野さんの「転がる香港に苔は生えない」の本をいろいろ思い出して、

(えーと、去年の4月1日にご紹介してます。http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_f2ff.html)ものすごくボロイ高層マンションも、リッパなマンションも、眺めて楽しかったです。町も、ちょっと裏に回ってみると、まーったく違う中国があって、英語なんて当然まったく通じないし、でも、文革の影響がないので、漢字はなんとか通じたりして、面白いです。漢字は先輩ですから、ものすごく難しい字も生きてるみたいです。

 というわけで、明日より働きます!一応の帰国報告まで。

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2007年11月14日 (水)

富士見山

 西沢渓谷というのは、東京人にとっては、まーったく日帰りのところですが、今回はちょっとのんびりしようと、近くの温泉に泊まり、ごちそう、温泉、極楽極楽。翌日は、ぴーかん!!のお天気。さてさてどうしようかなあ。

 ずーっと前から気になってた山があります。山梨県の南の方の身延町という町にある、富士見山1639.5mです。富士山の西側、南アルプスの南の方の山、赤石岳の東側にあって、この名前、きっと展望がいいだろうと思うのです。で標高もさほど高くない。じゃあ、なぜ行ったことがないかというと、この山、標高のわりに、アプローチが悪くって、1000mくらい自力であがらなくちゃならないわけです。コースタイム、登り3時間。1000m自力で、あがるのは、ちょっと気が重いんです。

 普段、ちょこっと、軽くあがる山は、まあ標高差4-500mくらいまでだと、ラクチンです。夜叉神峠は、上り口から400mくらい。1時間強のコースです。これなら、さくっとあがれます。まあ、ちょっと山登ったなあ、と思うのは600mから800mくらい。去年のGWに登った、ミズガキ山という韮崎のところにある、ヤブコギの山も標高差750m程度です。(上り口から頂上までっていうことね)、もちろん、名だたるアルプスの山は、標高差1000m超は、いくらでもあるんですけど、そういうのはね、ちょこっと、軽くのぼって、頂上でお弁当食べて、帰りに温泉はいる、というような気軽な日帰りじゃないんですよ。普通はね。で、もちろん私はね。時間よりも、距離よりも、この高低差というのは、結構大切な指標なんです。山では。

 で、躊躇して登ってなかった山が、富士見山です。

http://jr-central.co.jp/services.nsf/walking/minobusen_trekking_10

 前日の西沢渓谷が、わりと軽く歩けて、睡眠充分、栄養充分、体調もいいので、調子に乗ったのがいけませんでした。アプローチの道をまちがって、歩き始めたのが10時半、登り3時間、下り2時間のコースタイム、往復で5時間かかるコースです。この山の中の山では3時半には、暗くなりはじめます。5時間ぴったりしかないじゃん。おにぎりはどうするんだ!!

 いやー今回、登るっていうことが、こんなに辛いと思ったのが、1400mを越してから。標高差で800m超くらいあがったあたりからです。急登が辛いのか、急いで登っているのが辛いのか(3時間のところを、2時間であがったんです)、この自分の体重を1000m上にあげるのが辛いのか、いやーきつかったです。紅葉のまーーっさかりだったんですけど、落ち葉もとっても綺麗だったんですけど、もう、やだああ!!の気持ちが先立って、ぐったりです。

 名前のとおり、展望はすーーーんばらしくって、富士山くっきり、反対側には南アルプスくーっきりの山なんですけど、きつかったです。下りはどんどん日が翳って、冷えてくるので、またせっせっせっせと1時間で降りました。はあーー!!

 なんで、すぐ降りてくるのに、この身を1キロも上まで、原始的な方法であげなきゃいけないんだよ、なんで登らなきゃいけないんだよ、誰だよ、山なんて登ったヤツは、何も用がないんだから、平地に居ればいいんだよ、あーやだやだ。疲れた、足が痛い、あーやだやだ、明日は仕事だ、あーーあーーー!!!なんて考えてた、辛い、山でした。200711121251000

 もう山なんて、絶対登らないぞ、登るときはリフトだ、降りるだけしかしないぞ、滑っておりるしかしないぞ、絶対、山なんて登らないぞ。なんて山に恨みごとをいいながら、今年たぶん最後の山行が終わりました。終わってみれば、コースタイム5時間を3時間ちょっとでおにぎりも食べて、お湯をわかしてラーメンも食べて、降りてきちゃったんですけどね。当分、山なんて行かないぞ、と思いながら、きっと、また春になったら、うずうずするんだと思います。ともかく、今年は終わり!あー疲れた!!

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2007年11月13日 (火)

西沢渓谷

 怒涛の日々の足音がひたひたと聞こえてきます。もう、準備はだいたい終わったし、個室(会社内で、個室に入っちゃうんですよー笑)も予約しちゃったし、あとは待つだけかなあ、ということで、怒涛の日の前に、ちょっと紅葉を楽しみにでかけました。

 といっても、今年は山行こう!と思うと雨にたたられてばっかり。四阿山は、筑波山になりそうでならずに、笠間になったり、野平地の湿原になったりで、あんまり山歩けてません。また、朝起きたら、ぼーんやりした天気。雨もふりそう。あーあーあと、だらだらして、家を出るのが10時過ぎてしまいました。これから移動して、山登ってたら、この日の短い秋には、まーっくらになっちゃいます。ということで、まあ、以前にも行ったことがあるけど、ぐるーっと渓谷を回れる西沢渓谷にいくことにしました。まあ、軽くあるく程度かな、と出かけました。

 http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/kanko/seeing/29.html

以前は、三富村というところでしたが、合併したのね。駅でいうと塩山から北にあがった方、高速では勝沼から北上します。山梨の3大渓谷の一つで、とーっても有名なところ。甲武信岳とか、黒金山のふもとの、笛吹川の上流で、両側がとーってもきれいな渓谷を10キロ4時間弱くらいの周遊コースがあります。大手旅行会社もツアーを出すような有名なところなんだけど、通年で車両が完全に通行止めになっているので、とーっても自然が残っています。近くて、綺麗でお勧めです。

 道の駅で買い物したり、途中お昼を食べたりしたので、スタートが13時過ぎ。まともに4時間歩いたら、まーーっくらになっちゃいます。登り2時間半、下り1時間半の周遊コースを大またで、ざっくざっくと全2時間半で歩いて4時前には、車のところでコーヒーを沸かしてました。途中、雨が降ってきたので、レインスーツ着たから、歩いて中が汗びーーっしょり。ダイエットになったかしらねえ。山の日は早く沈むので、4時にはかなり暗いです。いやー、早歩きで汗かいたわ~

 JTBのバッチや、近ツリのバッチをつけた方が途中の滝のところから引き返していらっしゃるのに出会います(周遊できると、同じ道を戻らないで済むんですが)。どうも、ツアーでは、2時間程度しか、自由時間をとってもらえてないみたいで、「行く時間がないんで残念だわ」とおっしゃってます。うーん、2時間じゃあ、無理だなあ。たしかに、ツアーだと、お昼はどこかのレストランで、そして、歩いた後は、日帰り温泉によって、東京に6-7時には帰らなきゃならないことはわかります。でも、西沢渓谷は、周遊しないと、ちょっとつまらないんです。上から滝が見えたり、トロッコの軌道が残ってたりと、周遊すると、おもしろいコースです。200711111428000200711111430000

  4時間は、結構お年を召した方でも歩ける時間です。まあ、3時間みておけば、普通の方は大丈夫。紅葉は最後ですが、新緑も、シャクナゲもすばらしいところです。近くて、すごーくきれいな渓谷です。いいところですよ!!

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2007年11月10日 (土)

島根のおじさま

 私、1月27日にも書きましたように、島根県浜田市にある、「しまね海洋館アクアス」という水族館に、仕事で何度も行っております。

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_6d2a.html

出雲空港から西へJRの特急で1時間弱のところです。海がきれいで、とっても広々とした、とてもいいところです。ちょっと遠いけど。最近、近くの石見銀山が、世界遺産登録されたこともあって、あのあたりは観光客が増えて、出雲便って席がとりにくいくらいです。

 その県立水族館は、H12年の4月にオープン以来9年目の水族館ですが、しろいるかのパフォーマンスで話題になっています。そして、なーんと、今、このしろいるかが、ソフトバンクのCMで「島根のおじさま」として出演しているんですよ。

 http://mb.softbank.jp/mb/special/TheWhites/cm.html#f_gallery

 お兄ちゃんが黒人で、お父さんが犬、お母さんが樋口さんという不思議なDNA構成の家族なんですが、おじさまがシロイルカなんです。犬の兄弟がシロイルカ?あるいは樋口さんの兄弟がシロイルカ?不思議なDNAであります。

 勤務先でも、あれって、りょうさんが仕事で行ってるところじゃない??と何度も言われています。実は私はTVをほとんど見ないので、TVでは見たことがないんですが、先日、水族館に行ったときに、ちゃんとVTRを見せてもらいました。かわいいじゃあないですか!!(完全に身びいきです)、上戸彩さんに、全然負けてませんよ。

 

 水族館のような施設はある一定期間で、リニューアルしたり、施設を加えたりして、リピーターを確保しないと、集客力が落ちる施設と言われています。一度行ったことがあるじゃん、もう見たもん、という人に、「もう一度行きたい」と思ってもらう必要が、周辺人口集積の少ないところでは特に重要です。いや、TDLだって、ずーっと追加投資してきてますから大都市圏だって、TDLでさえそうです。この水族館は、来年「ペンギン館」をオープンさせるべく、現在工事中です。この論理はわかるんですけど、追加投資→その投資を賄うだけの集客力を発揮できるのか(回収できるのか?)、また、さらに追加投資→同じ循環、に陥る可能性はないのか、といつもこの投資の理論を聞くと思います。もっと、独自の価値を、維持しつづけるベースで運営していくことができないんでしょうか?常に目新しいことを追い求める、流行に乗るという生き残り方っていうのは、ゲームとかレジャー施設の分野であるということはわかるのですが、それはすべての集客施設に必要でかつ有意義なことなのか?ということを私はいつも考えてしまいます。

 目新しさを追い求める人は、同じイルカを何度も見には来ないでしょう。でも、イルカや海の生物が好きな人、そこで工夫されるいろいろな見せ方の試みや、考えるヒントをくれる催し、そういうものを楽しみにしている人は、たーくさんじゃないかもしれないけど、居ると思うのです。公共の施設だからこそ、何を目指して、水族館を運営していくか、ということを考えさせられます。

 島根のおじさん、石見銀山などで、この水族館、しばらくは好調だと思います。そのときに、今後、貧乏な島根県(今年に、知事がかわり、財政健全化基本方針というのを出していますが、かなり厳しいですね。下手すると、財政再建団体―夕張市ですねーに転落の可能性があると思います)としてどういう形を目指していくのか、考えられるチャンスだと思うんです。好調だからこそ、考えられる時間だと思うんですけど。

 なんてことを思いながら、出雲にも通っております。冬場はちょっと寒い出張です。

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2007年10月21日 (日)

ポルトガルの旅―番外編 おいしい食べ物たち

もういいかげん、ポルトガル話題は飽きるころですよね。 これで最後にするつもりです。

ポルトガルおいしかった、おいしかったと書いてきましたので、おいしいものを書きたいと思います。

野菜、果物、魚、肉、チーズ、そしてパンやコーヒー、なんだ全部おいしいんじゃん!そうおいしいんです。そして、デザートも!!

まず、スープから。アデレージョスープというにんにくとコリアンダーがたっぷり入ったスープにフランスパンを入れて、卵でとじたスープ。これがおいしい!!このクノールの素があったので、買ってきてみました。まだ作ってませんけど。ホントは、こんな素を使わないで作るはずですけど。Img_0985

メインは魚、肉、どちらもおいしいです。イワシのグリルなんて5匹もイワシが並んで、おいしい塩が振られて、こんがりやけてます。うまい!!箸が欲しかったです。Img_0871_5

お肉も、おいしい。これは鴨のたきこみごはん。中にも鴨がいっぱいはいっていて、鴨の出しがすごく出てて、鴨好きのオットは、大満足。オリーブが入っているのが、ポル風でしょうか。

シーフードのリゾットも、魚介類のだしでとってもおいしい。これでもか!!っていうくらい魚介類が入っていて2人分を大食いオットと2人でどうしても食べきれませんでした。めったなことでは食べ物を残さないオットが、泣く泣く「もう食べられない」と言った量といえばわかってもらえるでしょうか。Img_0763Img_0864 Img_1083_2

チーズも、ソフトなものから、固いものまで、おいしい。私はいつもパンにつけて食べてました。ワインのお供に最高だそうです。

デザートも、ただ甘いとか、でっかいだけじゃなくって、味がちゃーんとするんです。リンゴのコンポート。写真は、有名なエッグタルト、パリパリの皮にしーっとりしとした卵のタルト、リンゴのコンポートになんだろう、覆いがかかっているお菓子です。おいしいです。それに定番中の定番のプリン!ともかく、新鮮な卵を使えるだけ使いましたよおお!!というこーーーい味です。Img_0799 Img_0765

あーおいしいポルトガルでした。また行きたい、いや、また食べたい!!

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2007年10月20日 (土)

ポルトガルの旅―番外編 お買い物

 ポルトガルの旅の3日の連載(??)を終えたところですが、ちょっとお遊びでどんなお買い物をしたか、というのを書いてみます。

 ワタシは今回、お買い物意欲を持ってでかけたわけではないので、誇れるような、めずらし珍品や、高い有名店のものは何一つ買っていません。だいたい、そういうところを目指して旅していないので、おいしいから買おうと思った食べ物なんかが中心です。まあ、会社員ですから、休みをどかんととっていますので、義理のお土産っていうのも少しはありますが、お土産をせっせとくばるタイプでもなく、親戚縁者、友人にくばりまくる予定もないので、欲しかったら買う、欲しくなければ買わない、と気ままな旅であります。 そんな私が理性を失うものが、ポルトガルにはいっぱいあったのです。いかんです。

(1)食べ物

 食べ物がおいしいから、買って帰りたいと何度思ったことでしょう。でも、お肉や魚や野菜を買って帰ることはかなりむずかしいです。イワシも買えません。よって、チーズやら、イワシのパテやら、イワシにかかっているおいしい岩塩やら、そんなものを結構買い込みました。安いけど、重いんです。その上、完全にわれを忘れるのが、豆の量り売り、イチジクのドライの量り売り、各種レーズンの量り売り・・・「日本でも買えるんじゃない?」「そろそろ行こうよ」(byオット)という、機嫌を損ねないような歪曲なストップの言葉も耳に入りません。買いましたよ。

 これなら、エトロのスカーフでも、エルメスのバックでも買ってくれた方が、軽くていいと思っているオット。しかし、揉めたくないから、強いことは言えないでいる姿がまったく目に入っておりません。

(2)陶器

 もう一つ、あーあーあーあーあ、いっぱい買いたい!!と思ったのが陶器です。工房めぐりというのをルドンドでしたのです。エボラから30キロくらいの、村なのですが、工房が村に10軒くらい点在しています。もちろん、いい製品はエボラのセレクトショップに揃っているのですが、工房めぐりはまた一味ちがいます。下絵段階のもの、焼いているもの、乾かしているもの、製造工程など見ながら、それぞれの工房の特徴を味わっていると、どれもステキに見えてしまいます。あーーー欲しい!!と思ったのが、重いふたつきのキャセロール!!あーーー欲しかった。ただし、オットは、手持ち荷物としてワインを買っているので(この村の地のワインが若いけどあっさりしていて、おいしいんです。ボトルで2ユーロとか3ユーロですけど)、陶器はすべて私の手持ち荷物です。持てるか?運べるか?それがすべての判断基準です。泣く泣く別れてきたかわいい陶器たち。欲しかったなああ、とたくさんあきらめて、ちょっとだけ買ってきました。Img_1017

 Img_1025 あとは、ちょっとしたセッケンとか、魔女の人形とか(箒が一つ行方不明―Img_1019 号泣)、大学生の息子が欲しがるものが何もなかったので、コインブラ大学のTシャツとか(いや、日本の大学生ですけど)、そんなガラクタばかり。高いものはなーにも買わなかった、今回の旅行でした。いやいや、日本は物があふれている国です。物は、なーにも要らないんですけどね。

上の写真はあきらめたものたち。買ってきたのはこんなものです。箒は見つからない・・

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2007年10月19日 (金)

ポルトガルの旅―食

 ポルトガルに行くと言うと、多くの人が「食べ物がおいしい!」と教えてくださいましたが、ホントに、おいしんです!!

 まず、言われたことが、魚がおいしいわよ、ということだったのですが、夜中について、翌朝のホテルの朝食、コンチネンタルという簡単な形式ですが、ともかく、チーズと果物がおいしいんです。チーズがうまい!コーヒーがうまい!そして、パンがうまい!!なんてことない名物でもなーんでもない、こういう普通のものの味が濃くって、素材のおいしさで食べさせるものがうまいんです!!うわーー!おいしい!と思った、ホテルの朝食、それからの旅、一度も期待を裏切られることがなく、どんな普通のどんなカフェでも、街の有名でもなーんでもない地元の人の入る、ごく普通のポルトガル語のメニューだけの店も、メニューもなくって、黒板に書いてあるだけの店も、おいしいい!!!

 もちろん、海辺では魚もおいしいです。シーフードをたーーっぷり使ったブイヤベース風の鍋やら、タラとジャガイモの料理、イワシの塩焼き、など、おいしい魚がいっぱいです。内陸にはいってみると、ともかく、普通のお肉がすごーーくおいしい。ただの、豚肉のローストってこんなに味があるのか!深い味わいにびっくりです。そして、どこでも濃い、おいしい味の野菜、果物。豊富なチーズ、おいしいパン、いやー太るわけです。なんでも、おいしいんです。Img_0795

Img_0715  Img_0861_2 内陸に入っていくと、この国はすごーーい農業国なんだ、ということを実感します。ワイン葡萄の畑、オリーブの畑、そして広い牧場で、自由にすごす牛、馬、羊たち。お魚ももちろんですが、内陸のお肉、鴨、うさぎ、羊、豚、牛!!どれも、こんなにおいしかったか!というほどおいしいお肉です。

 この豊かさは市場に行くと感じます。リスボンでも、コインブラでも、エボラでも、市場を覗きましたが、ほんとに果物、野菜、お肉、お魚屋さんが元気でおいしそうです。こんなお肉屋さん、近くにあったらいいなあ、チーズ屋さん、おいしそうだなあ、という店ばっかり。切り身になって、パックされているお肉ばかり見ている私には、うわーーーおいしそう!!というお店の並ぶ、ポルトガル、引っ越したくなりました。

 市場の特徴は、加工食品が極端にないこと。パンとチーズとワインとチョリソーくらいでしょうか。あとは、これでもか!というくらい素材のよさを見せてくれるお店ばかり。加工食品ばかりあふれる国(日本、そして典型的なのはアメリカですね)から来ると、素材を大事に、素材を売っている国、それが豊かな、おいしそうな野菜ばかり。うらやましくてなりません。豆の量り売りの場所では理性を失い、豆を買い、オリーブの量り売りのところではぐーーっと見つめ、果物を少し買い、お肉と魚をよだれをながさんばかりに見て、市場を楽しみました。

(ある郊外のスーパーにも寄ってみました。スーパーでは多少、冷凍食品がありましたが、その量はアメリカが日本よりずーーっと少ないです。山積みのトマトや、ズーッキーニ、豆の量り売りは健在です)

 ポルトガルのおいしい料理は、こういう豊かな産物に支えられ、また、それを適当にレトルトやインスタント食品で代替させずに、ちゃんと手作りして出す、素材を豊富におしげもなく使うことなんだなあ、と思います。街の小さなレストランでArroz de Pplvo というタコのリゾットを頼むと、ちゃんと米から煮てタコをふんだんにぶつぎりにし、コリアンダーの生をたーーっぷり入れてくれた、タコのリゾットが20分くらいして出てきます。タコの旨みのたーっぷり入った最高のリゾットです。ポークローストを頼むと、あつあつの豚肉に、ジャガイモとサラダをたーーぷり添えた一皿がやはり15分くらいして出てきます。イワシのグリルを頼むと、イワシが5匹もジュージューと音をたてて、出てきます。最初は、しょうゆの数滴があればなあ、と思ったのですが、食べ初めてみると、イワシのおいしさ、そして塩の旨さに唸るほどです。(その後、市場で塩を探して買ってきました。イワシは持って帰れないので)。本に乗るような有名店は2箇所しか行ってませんが、まったく無名のごく普通の地元の人がボトルで2ユーロしないワインを飲んでいるようなレストレランが、どこもこんなにおいしい。すばらしい!!おいしい国です。

 豊かといわれる日本ですが、食に関しては完全にポルトガルに完敗です。素材がこんなにおいしく豊かで、そしてそれを大切にして一から作ることのできる生活が日本にはありません。すばらしい!ポルトガルの食です!

 街、人、食、と書いてきました。ポルトガルの旅、そろそろ、終わりにしたいと思います。読んでくださって、ありがとうございました。

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2007年10月18日 (木)

ポルトガルの旅―陽気で世話好きの人たち

 ポルトガルの人の人種は、雑多です。まーーっしろの方もまーーーくろの方も居ます。多くは、スペインと同様の、濃い、ほりの深い方たちです。子供たちの集団を見ると、そのかわいさ、多様さに、見とれてしまうほど、くーーきりしてかわいい、様々な皮膚と髪の色のバリエーションんです。いやーーーかわいい!!!

 と思って見とれて見るのですが、お母さんたちを見ると、ちーっともかわいくない!おばさんは、どうして、あーんなに横にひろーくなっちゃうの!と思います。

 だいたい10代後半から女性が太り始めます。学生の街にも行きましたが、世界的潮流のヒップハンブと小さなTシャツからはみ出るお腹は、妊婦としかいいようがありません。おっぱいも大きいのですが、お腹もまけてません。それも2段3段!!小さな、ホリの深い、美人が建つと、顔の3倍から4倍のお尻ということもめずらしくありませんし、お腹がぶよーーんと出ているのもしょっちゅうです。おいおい!!そんな若くて・・・

 そして30代40代からおばさん化していき、ワタシくらいのおばさんの体躯といったら、体積でワタシの3倍4倍なんてザラです。いやーーーすごい!!Img_0967

 おじさんも太っている人も多いですが、枯れていくタイプもあります。20代では、うわーーっと思うほど、色っぽいフェロモン系のイケメンを結構見ますが(で、フェロモン系の、胸のおおきい女の子を連れていたりする)、30代、40代から、いい感じで枯れていきます。50代になると、ハンチング帽(なぜか定番で)をかぶり、立派なおじさんになります。

 

 おばさんが、太ってたーーっぷりしてくるあたり、おじさんが枯れてハンチング帽をかぶるあたりから、世話好き、陽気で、たいへん親切、場合によってはかなりおせっかいな本領発揮です。道を聞いても、聞かなくても、バス停で見ていても、どんどん、話し掛けてきます。

「あれ、ま、バスで行くの?」「さっき行っちゃったよ」「今日は○曜日だから、ねえ」

「あれはアンタの亭主かい?」「いや、いい男だねえ、うちのお父さんには負けるけど、わははあ・・・」なんてことを、何人かで大声でしゃべり笑いあっています(いや、わかるわけはありません。ポルトガル語ですから)

あるとき、私がバスの時刻表を見間違えて(いや、曜日運行が多いんですよ、曜日は理解できるようになったのですが、○曜日に運行、○曜日以外に運行、を間違えるんですよ)、

「来ないのか」なんていうことを行ったら、そこにいる3人のおばさんが「今日は、○○曜日だから」「どこへ行くのか」「それならタクシーで行くしか」「いや、どこそこで乗り換えて、どこそこに行かれる」なんてことを、全員が大声で、何度も何度も、ワタシを取り囲んで、腕まで掴んで説明してくれるんですけど(たぶんです、わかりませんから)

わかんないです。だって、ポルトガル語を、大勢がいっぺんにわーわーしゃべるんですもの!!「○×+○×!!!」と何度言われても、大声で連呼されても、知らない単語はわからないんですよ、おばさん(涙) 気持ちだけは、ビンビン伝わるんですけど、具体的にはわからないんですよ。私がわかってないことがわかっているのに、それでも、教え続ける親切心。ありがとうございます。

そしておじんさんも、ある程度の年齢になると、と^-っても世話好きおじさんいなります。ある陶器工房を見せていただき、(買わずです)、次のところの場所を聞いて歩き出して、相当たってから、後ろからおじさんにムンズを腕をつかまれました。え!?!?教えた道が違うっていうんです。そっちじゃないって。おじさん、ずーっと見て、心配のあまりついてきちゃったんでしょうか?ありがたやっていうか、びっくりっていうか。そして、またわからないながらも、何度も諭し、説明して、くれる様子。

 「あそこは、ワタシの友人の弟がやっているからね、ぜひ、見ていってほしいんだよ」

 とでも言っているんでしょうか(実は全然わかりません)。

 そこへ行くの