マーリー

このマーリーという犬のことは、ずいぶん前に書いてます。この本、読んでるときは、このオバカなマーリーとその友達のオバカな犬仲間のことで頭がいっぱいになっちゃいます。
えーと、マーリーはここね。
2007年3月13日
http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_9614.html
これが映画になりました。犬猫本及び犬猫映画は、どんなくだらないのでも、犬がニコニコ走っているだけで、いやーあはは、かわいいっ!って思っていられるので、借りてきました。原作は、マーリーをはじめ、バカ犬仲間の大笑いなお話しもいっぱいあったのですが、映画は、ほぼマーリーと家族の話になっています。あの、プラピの元奥さん、私は好きなんですよね。
マーリーもメチャクチャかわいいんですけど、映画は、飼い主の新聞記者としての迷い、みたいなものも、大きく取り上げられています。同僚の(これが、グレイス・アナトミーで、デレクの妻の浮気相手の、女タラシの整形外科医をやった男なんだけど)、世界中飛び回って、戦争ネタや麻薬ネタを追いかけている様子を見ながら、家族や犬や、近所のネタを書いている自分、犬を話題にしたコラムが受けている自分、子供が3人も居て、手のかかる犬も居て、郊外に住み、妻は子育てのために退職して、自分が稼がなきゃならないことはわかっている。自分に向いているのはコラムかもしれない。コラムが好評で昇給してもらったんだけど、世界中を取材で飛び回る独身の同僚の仕事も、素敵に見える。そんな男の苦悩、いわば、男の幸せってなんだろう、ネタっていう面もあるのが面白い。
もちろん、マーリーは、ものすごくかわいくって、いくつになっても、なんでもかじっちゃってたいへんなんだけどね。
終盤、違う新聞社に転職して離れ離れになっていた同僚と、偶然、街でばったり会います。彼は、麻薬事件を追って、遠くから取材中。詳細不明ながら、たぶん独身で、街ではナンパばっかりしてます。一方、飼い主は、郊外に家を持ち、犬を飼い、子供3人、家族の写真を見せます。同じ、新聞社勤めながら、違う道を歩んだ2人。ちょっとした道での会話で、「お前もがんばったんだああ」と同僚が言います。「お前こそ~」と言い合う、男性2人。それぞれの生き方を認めているちょっとした思いやりがいいな、なんて思いました。犬猫映画だけど、そんなことを思いながら読みました。解は一つじゃない、男性も女性も、答えはいろいろ、そういう時代なんじゃないかな。
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