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2017年5月19日 (金)

95

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 勝手にタイトルだけで、刑事小説?犯罪小説?って思って読み始めたら、あれま、ぜーんぜん違いました。もうおじさんになってるかつて、高校時代に遊んだり、いきがっていた人たちが、再会する物語で、あの頃の話、その後のあれこれの小説。いやー、こんな青春があるの?っていう田舎な高校生だった私は、新鮮なような驚くような怖いような、都会の高校生の青春物語でした。田舎でよかった(!?)なんて思ったり。いや、あたしが都会にいても、地味なだけだけどさ。

 

2017年5月18日 (木)

GOOD OLD BOYS

Good old boys

 

 最初は、少年サッカーチームの話か、あたしサッカーってあんまり、どころか全然知らないし、興味もあんまりないなあ、試合の戦術の話とかになったら、ダメだなあって思っていたら、全然違った。地域のサッカーチームだから、たいして強くもない(いや、弱いらしい)チームだから、ごくごく普通の少年が入っていて、お父さんとかお母さんが、いろいろお手伝いして、サッカーだからお父さんの参加率も高くって、家庭の事情も見えちゃうっていうのを背景に、それぞれの親子の物語、親子っていうか、そこに至るお父さんの物語があって、それぞれいい感じ。サッカーの戦術の話じゃなくって、よかったあ。

 

味なメニュー

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 平松洋子さんの食に関する体験エッセイです。体験するのは、オヤジ風の居酒屋、サンケイ本社前のランチトラック、立ち食いソバ、ホットケーキ、万世のカツサンド、など様々です。あたし、オヤジ風な立ち飲みの居酒屋さんとか、ほーんと体験がないのでわからないのですが、サンケイ本社前のランチトラックとか、カツサンドとか、そういうのはわかります。そして、平松さんは食べ歩くだけじゃなくって、それをやっている人たちにも会いに行って、工夫や苦労や、こだわりを聞いてきています。駅やデパートにあるジューススタンドとかも。へえっへえ、っていうこともあり、知っている店や、よくわかる感じもあり、知らないこともいっぱいあり、楽しく読んで、食べに行きたくなる一冊です。

 

2017年5月17日 (水)

リーチ先生

リーチ先生

 

原田マハさんの歴史小説です。バーナード・リーチっていうイギリスの陶芸家の生涯を描くのに、リーチ側からじゃなくって、彼に信奉した一人の日本人を描くことで成功している伝記になっています。

 

 明治から、実は1970年代まで生きたリーチさんと、日本とのかかわりを描き、その時代の様子、日本の美しいものと、海外への憧れがまざっている気持ち、ひたすら自分の道を歩くことへの困難や、憧憬。いろんな要素がいっぱい入っていて、一気読みです。楽しいです。

 

共犯

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 あるご夫婦のかわいい3歳のお嬢さんが、お父さんがちょっと目を話したスキに居なくなっちゃう!!っていう事件が起こります。誘拐か!?っていうことになったけど、身代金の要求とかもなくって、それじゃあ、変質者?となるとお嬢さんの命は??とお母さんはもう生きた心地がしないんです。

 

 でも、数日したら、お嬢さんは元気に帰ってきました。あれれ?どうして??

 

 実は、このお母さん、実父が殺人犯と言われて逮捕されたけど、不起訴になった過去があり、両親が離婚したりした過去を持ちます。この過去の事件の真相を探りたいと考えた実父の再婚相手と、このお嬢さんの一時行方不明事件が実は関係してくるという意外な展開で、あれれ?というどんでん返しが何度もあって、飽きません。あれ、うまいわ!

 

2017年5月16日 (火)

脇坂署長の長い一日

脇坂副署長の長い一日

 

 脇坂さんって、まあ警察の副署長さんなんだけど、あれ、たいしたことじゃないことが起こって、アイドルが一日署長を務める日だから、ともかくえらい人もくるし、市民もいっぱい集まるから、トラブルなく終わってほしいぞ、っていう日にかぎって、まあ、しょーもないことが起こるなあ、って思っていたら、あれよあれよという間に、それが拡大して、えーーえーえー!っていう展開になっちゃう、ジェットコースター物語。区切りなく、ころがっていって、雪だるま式に脇坂さんがたいへんになっていって、まじめな人だから、オロオロしながら駆けずり回っていて、長い一日がなかなか終わらない。はあー、お疲れ。

 

牛を飼う球団

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 四国に4つの野球の独立リーグがあるんですって!あたし、野球、知らないので全然知りませんでした。これは、その一つ、高知にある独立リーグの奮闘記です。プロ野球機構の球団と異なり、地方の独立リーグはともかく経済的にたーいへん!選手はファンを大切にして、地元を盛り上げるだけじゃなくって、農業もしたり牛も飼ったり!!!牛?畜産業?農業!?えーえーえーえー!!

 

 そんな高知の野球チームの奮闘、地元で思いもよらないことにチャレンジしていきていくたくましい地方発の人たちの姿。へえ、へえ!!

 

 

 

 たとえば10万円あったら、どうするかっていう四国四県の気質があるのが面白い。

 

徳島県民は10万円貯金する

 

香川県民は半分貯金して、5万円で楽しく遊ぶ。

 

愛媛県民は10万円全部、楽しく遊んじゃう。

 

高知県民は10万円に、もう10万円もってきて、20万円分遊んじゃう。

 

んだそうです。そういう気質の高知県のなんでもやってやろう、楽しんじゃえの奮闘記。ひゃーー!自由さと奔放さと、発想の豊かさと、なんとかなるわの強さ、すごいわ!

 

2017年5月15日 (月)

闘う力

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 なかにし礼さん。作詞家さんで小説家さんですかね。食道がんで、療養したけど、陽子線でガンを消滅させて復帰しましたね。その後、肺がんになったんです。で、陽子線があるぞ、と思っていたら、今度のガンには陽子線が使えないわけです。さて、という闘病記。関心することは2つ。

 

一つは、芸能人だから?有名人だから?なんだかわからないけど、医師団がやけに親身になかにしさんの治療を考えてくれるんです。庶民だったら、こうはいかない。病院の予約をして、入院だって、ベッドがあくまで待たされて、こんなにスピーディに適切な治療が受けられるのは、なぜ?まあ、これはおいておいて。

 

 そう、ご本人の生きる力っていうか、抗がん剤をガンガンやりながら、もうヘトヘトになっているはずなのに、小説を書くことで、自分の生きる力を、自分を支えていく、その意思力の強さ。たいへんだから、寝ていようでは、闘う力はわいてこないんだろうねえ。そういうところはすごい!ということに関心。

 

 はたして、自分がその身になった時に、持てるか?っていうと自信なしです。

 

2017年5月14日 (日)

婚外恋愛に似たもの

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 宮木さんの毒が、爆発してて、笑えます。ある、ジャーニーズみたいなグループの(ごめん、詳しくない)バックで踊っている少年も含めて、かわいい少年たちの、誰かにはまっている女性(年齢、その他ばらばら)たちを描いた一作。ごめん、あたし、こういう気持ちが全然わからないので、そのために公演をぜーんぶおっかけるとか、ウチワとか、ブロマイドを買い占めるとか、よくわからないんだけど、でも、なんだかとても楽しそう。そういう楽しみが生きる元気になってて、生きがいになってて、楽しそう。愛とか恋とかの、現実的なやつはもれなくいやなこともくっついてくるもんね。これはいいなあ、って思いながら、毒満載の小説を読みます。この人の毒は、悪性じゃなくて(悪性ってなんだ??)いいなあ。

 

2017年5月13日 (土)

セーラー服の歌人 鳥居

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 残酷な家庭環境に育ち、ロクロク学校のいけないうちに義務教育終わり。学校いかなくても卒業させられちゃうもんね。ホームレスもネットカフェ難民もやり、精神的な病気をいっぱい抱えながら、短歌を読むことで、なんとか生きている鳥居(ペンネーム、名前はない、苗字だけ)さんを取材した本。

 

 人間って、どこまで残酷で、どこまでひどくなれるんだ、と思う一方、どこまで強く、どこまで立ち直れるんだろう、と同時に思う。すばらしさと残酷さの両面をひしひしと思う。

 

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