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2018年2月25日 (日)

逸脱捜査

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 仕事しすぎな堂場さんです。どうもこの主人公の澤村さんっていうのは、あれこれ、部署の方針とはちがった風に捜査を進めていってしまう傾向があって、暴走気味なんだけど、暴走するからこそ、偶然あたるあれこれもあって、というパターンになっています。今回は、え??こういう落としどころ?っていうのがあり、びっくりですが、堂場作品、最近、は早く流して読む感じになっていて(だって、仕事しすぎなんだもん、書きすぎやなーい?)、ま、そうなのねっていう感じでおわり。これでいいのか。

 

2018年2月24日 (土)

農ガール 農ライフ

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 垣根さんです。アルバイトが首になり、同棲していた男性にも振られ、いきなり職と家を失った久美ちゃん。職がなくって、保証人もなければ、アパートも借りれないじゃないか!といきなりがけっぷち。そこからのガンバリがすごいです。途中、農業の閉鎖性、農地を借りることすらままならぬ排他性、女性一人であることへの強い偏見、もう、ほーんと心折れること満載なのに、いや、がんばる久美子ちゃん。そして、出会う女友達、妙な婚活パーティ、いろんなことがいっぱいだけど、物語はテンポがよく、楽しくって、励まされます。一気読みです。

 

2018年2月23日 (金)

コンビニ店長の残酷日記

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 ローソンか、ファミマか、ゼブンイレブンかわかりませんが、実際に勤めていた会社を早期退職して、幼い子供を二人もつお父さんが、起業しよう、一国一城の主になりたい!!とコンビニチェーンとフランチャイズ契約して、コンビニを初めたというところからの、思っていたのとはずいぶん違う、コンビニ店主のすさまじい現実です。

 

 あたし、ある大手コンビニチェーンの本社に仕事で行ったことがあります。本社の会議スペース(会議コーナーがずらーーーとならんでいるところ)には、コンビニで扱ってほしいものを売り込んでくる営業マンがものすごくたくさん来てて、エラそうな大手チェーンの担当者が、その話を聞いているのですが、そのそばに端末があって、フランチャイズについて名前を登録していろいろ情報を得られるようになっているんです。いや、名前なんて入れたら、面倒なことになりそうなので、入れなかったですけどね。コンビニ店長って、もうあの手この手で勧誘してますからねえ。

 

 ま、早期退職の退職金を突っ込んで、3か月の研修を受けて、コンビニ店長になった著者ですが、いや、たいへん。ほーんと、コンビニ店長って、家族を含めた長時間労働を前提に、こき使われまくる仕事なんだ、と。そして、儲かるのは、大手チェーンばかりで、店長は儲かるどころか搾取されまくる構造っていうことが、とてもよくわかります。契約だって、これって平等?みたいな内容がいっぱい。川上が儲かり、川下の店長はひたすら働き続けることで自転車操業している現状ですね。でも、独立系コンビニの生き残る道って、たぶんないですからね。商品調達力がある大手の傘下で、高くてもそこから商品を仕入れて、クリスマスケーキやら恵方巻きやらのノルマを押し付けられ、利益応分負担はずっしり重く、ひゃーー、これはほーんと残酷日記です。ぜひ、ご一読を。

 

2018年2月22日 (木)

着方、生き方

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 この間から、クローゼットの片づけ方みたいな本を少しずつ読んでいます。私自身、クローゼットが特に大変なことになっているわけじゃなくって、まあ、都会に暮らす普通のおばさん程度の混雑さではあるんですが、それでも、年齢的にも、人生的にも、若いときの服が着れなくなっている頃でもあり、多くの服を持たなくてもいいし、冒険もしなくていいし、って思ってきてる頃です。だって、冒険しても、なんとかなるのは30代くらいまで。それ以降は、イタイおばさんになっちゃうし、あまりにも似合わないものを身にまとっていても、落ち着かないしね。というわけで、自分の安心して暮らせるスタイルをちゃんと持って、それを大切に暮らしたいと思う頃なわけです。この方は、ずーっとファッションの仕事をしてきて、おしゃれな方として有名な方ですが、それでも、正直にいっぱいの失敗をしてきていること、自分のスタイルをもっていこう、いや、スタイルはあるのだから、気が付いていこうとおっしゃっているのにとても共感します。今、日本は洋服がなんだかメチャクチャ安いです。安いから、いい加減にかって、大切にしないで、というのではなくって、自分の時間もクローゼットの空間も、保管する能力も組み合わせを考える自分も、浪費することなく暮らせるようになろうっていうのは、とてもよくわかります。

 

 たとえばですが、お友達間で何かがはやると、あたしもあたしもって買うのは??ですよね。体型や雰囲気から明らかに似合わない人でも、買う人いますよね。でお友達だから、やめた方がとは言いにくいです。あたしに、それは似合うのか、あたしのスタイルなのかを見極められる大人でいたいです。自分を知る、自分に対して責任をもって、覚悟をもって生きる、それがすなわち、ファッションにつながるって、ことを改めて思います。うん、うん、ありがとう、という気持ちで読みました。

 

 

 

2018年2月21日 (水)

ママたちの下剋上

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 ある私立のキリスト教の学園、情操教育とか歴史とかは有名だけど、いまいち、有名学校への進学率がよくない学園が舞台。忙しいメーカーをやめて、母校である学園の広報の仕事についた女性(既婚、オットがどうもお坊ちゃん風な、罪がないけど、困ったタイプ)を主人公に、進学率をあげて、学園の経営を安定化させようとする気持ちと、従来からの神様を大切に情操教育に力を入れようとする部分との戦いのあれこれ、ひいては、彼女のお姉さんの、子供の受験にかける気持ち、派閥、有名学校への憧れ、あれこれ、の物語です。

 

 下剋上っていうのは、自分があんまり有名な学校を出てないとか、上流階級じゃなくても、子供をそういうルートに乗せることで、下剋上が起こるのではないかということだと思うんですが、はあ???って感じです。

 

 トーダイって、めちゃくちゃブランド大学と言われますが、なにせ学費が安かったから、貧乏人でも通えるからっていうことで難しくなったのが、最初でしょ?官立の学校って、もともとそういうものじゃない?あたし、親会社の好み?でトーダイ卒なんて、箒で寄せてちりとりに入れたいほど見てきましたが、それが価値なんてことは、まーったくありませんね。価値ある能力を持つ人もいるし、そうでない人もいる。他大学も同じですよね。なんで??この物語は、慶応とか、トーダイとかやけに重きをおいてますが、それも???学校にいる間にどういう風に過ごすか、という環境の面での違いは、学校ごとにあるとは思うけど、それがその後の人生を決めるとも、人生の価値を決めるとも思えない。せいぜいが世の中に出ていくための武器の一つになるかならないか、で、武器の一つにすぎないから、使えるかどうかも、その人次第。使えない武器もあるし、役に立たない場面もあるし、使えるときもあるだろうし、ですね。わが子に、武器を1つでも持たせてあげたいと思う気持ちはわからないでもないけど、それはわが子の助けになればラッキーであって、自分の身分??が何一つ変わるもんでもないんだけどね。下剋上なんて怒らないって、あたしはあたし、変わらない。

 

 

 

 子供の受験では私も一人前に涙も喜びもあった日々(遠い目)があり、それを理解しないわけじゃないけど、その時に思ったのは、涙の翌日も、喜びの翌日も、あたしはやっぱり仕事に行って、その受験とは全く違う世界で、違う事柄を考え、処理し、判断している世界に長時間いる必要があるのであって、子供の受験*ごとき*でそれは何も変わらないってことです。うれしくても、悲しくても、それで何日も過ごしているわけじゃないのです。その世界があったからこそ、私は私で居られて、私は変わらないで自分の人生を生きているんだと。喜んでいても悲しんでいてもいいけど、それは自分のことじゃないということ。代理戦争や代理の意地のはりあいや、ミエの張り合いはくだらなくみっともないってこと、そんなことを改めて思うのでした。

 

2018年2月20日 (火)

31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる

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 現代の婚活って、ネットがものすごい勢いで増えているんですってねえ。確かに現実の忙しい生活をしていては知り合える人なんて超限定的ですよね。もちろん知人友人に、いい人がいたら・・って頼んでも、あれこれうまくいかなくなったときのことを考えると躊躇しちゃったりもあるだろうしね。これは、あるマンガ家さんが、長年付き合ってきたカレシと別れたのをきっかけに婚活してみて、本気で婚活ですよ、ネタじゃなくって、そのあれこれを友人に話していたら、それすごーく面白いから、マンガにしなよ、と言われて書いた本です。

 

 あたし、婚活したことないので、ものすごく興味があって読みました。そして、結論、あたしもしてみたーい!!

 

 何がいいって、最初は自分も相手も商品なんですよ。写真はなるべくいい感じで、ちょっと修正かけたりしてのせるわけ。趣味だって、いい感じのことを書いて、BLマンガなんていう趣味はだまっておく(笑)、家庭的な感じ、上品な感じ、いい女性な感じを醸し出すように書かなきゃいかんわけです。男性だって、年収とか盛ったり、身長も高めに、あれこれ盛るんでしょうね。そこからスタート。最初はともかくメールがきまくり、返事書きまくり、メール対応が仕事みたいになって、たーいへんなことになるんだけど、だんだん、それぞれが商品から、人間になっていくんですよ。会って、食事したり、映画みたり(もう同じ映画を何回も何回も見るなんてことになるわけです)、お互いを探るわけ。で、一人ひとりの人間になっていく。そして、この人とだったら、なにせ結婚ですから、だらだらして、マンガ読んでいても、おならしてても、暮らしていけるかどうか、っていう人間の姿になっていって、めでたくいい感じの人と結婚してます。すごいわー、おもしろいわー、婚活って。

 

 

 

2018年2月19日 (月)

モノは好き、でも身軽に生きたい

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 この方は、ものすごーくモノにこだわって、自分の感性にあったものを、あきらめない気持ちで気に入ったものが見つかるまで、間に合わせに何かを買うということもなく、探し続けて、かつ超シンプルな生活をしようとしているんです。うわーすごい、と思う物へのこだわり。

 

 そりゃー自分の感性にぴったりのものを探すために、これだけの労力と時間をかけて、ちょっとでも満足できないものは所有しない方針で暮らせたら、すごいと思うんですよ。でも、物はもともと、何かの手段にもなるので(手段を通り越しているけど)、それが気に入らないから持たなければ、暮らしが不便だったり、成り立たなかったりするわけです。で、物を探すのが主目的じゃないので、そんなに時間をかけまくっていられないーたいがいの人は、っていうかあたしは。ある程度の妥協をして、生活用品を調達して暮らしていく必要があるわけです。そして、やっぱり物は物で、消費財なんですよ、耐久財だったとしても永久じゃない。一定の市場から(それが世界市場だったとしても)、調達してくるだけなんですよね。何も作り出してない。この人も、そう。何も作り出さない、消費にこだわって、消費しているだけ。それが、それほどのことか、とどこか思うんですよ。というあたしはやっぱり、たいして物が好きじゃないじゃないかと思ったりもします。物って、一瞬にしてゴミですから、その境界線は多分に主観的なものにすぎないわけだからねえ。なんて考えたりしてます。ここまでのこだわり。すごいのかもしれないけど、できないし、どんだけ意味があるのか疑問もちらり。

 

2018年2月16日 (金)

帰郷

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 浅田次郎さんの短編集です。戦争の前後のあれこれを題材にした短編が並んでいます。うーん浅田さんらしいなあって思います。きつくて、ホロっとして、そしてちょっとだけ、絶望しない要素をちゃんと入れておいてくれるんです。ま、しんどいことも、悲しいことも、せつないこともあるけど、ホロっとさせて、小さな灯りが見えるような、そんな感じです。時代背景やテーマは違うけど、この手法、浅田さんの得意分野で、いくつかあります。ま、心地いいんですけどね。日本人だなあ、って思います。

 

2018年2月15日 (木)

毎日のことだから七分目くらいがちょうどいい

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 静岡県の沼津あたりで小さな雑貨なお店をやっている方のエッセイです。あたしは、全然この本を開くまで知らなかったんですけど、センスのいいお店と、この方の家族との生活を大切にする姿勢(だからお店も4時までとか)などが、人気で、ロハス系の雑誌なんかに出ているらしいです。で、憧れたりしている人もいらっしゃるらしいです。(詳細知らないんですけど)

 

 雑貨のお店で、彼女が気に入ったちょっとした小物とか、アクセサリーとか、お皿とかおいてある味わいある古さのお店を自分でやっていて、家族(子供2人)との暮らしを大切にしていて、かといってもすごーいお料理上手とかそういう感じでもなくって、展覧会とかにも足を運んで、自分の感性にあったいいものを見つけようとしている、そんな感じのゆるーい、いい雰囲気の暮らし方。なーるほどねえ、こういうのがうけるんだ、って思います。あたし、あんまりガツガツした上昇志向のある人間じゃないんですけど、でも、なんだか毎日、めいっぱいな時間の使い方をしていて、朝から地方に出張して、行き帰りは仕事の書類と本をめいっぱい読んで、羽田から走って走ってジムのプログラムに間に合うように駆け込んで、終わればすぐシャワー浴びて帰宅してご飯作って食べて、なんて、7分目どころか12分目みたいな生活をすることも多くって、あー、自分のさもしさっていうか、飢餓感がやだなあ、なんて思っちゃいました。あーあーあたし、そういう世代なんでしょうか、性分なんでしょうか。日常の予定をパンパンに入れちゃっております。こんなセコセコした自分を変えたいものです。

 

2018年2月14日 (水)

白衣の嘘

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 長岡さんです。医療、医者にまつわる短編集で、結構、シニカルなのとか、ぞくっとするのとか、つめたーーい気持ちになるのとかあって、あー医者の世界もやだなあ、とか思っちゃいます。

 

 あんまり晴れ晴れはしない短編集です。

 

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