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2017年9月30日 (土)

ピーマンは偉い

ししとうとか、ピーマンとか、収穫できる季節のながーい野菜ですねえ。一方、お
くらとかトマトとかって、それほど長くない感じ。ピーマンって、嫌いな人も多いし
(実父がピーマン嫌い)、さしておいしーー!!って言われない野菜だけど、えらい
なあって思います。このごろは、カラフルなピーマンの親戚もいっぱい出てきてるし
ねえ。あの、緑のピーマン、畑で熟れてくると、赤くなるんですよね。黄色くなるや
つもいる。オレンジになるヤツは、いないみたいだけど。そんな色とりどりのピーマ
ンをスーパーの袋いっぱいいただきました。おおーーー!これ、どーする!?ってい
うくらいいっぱいです。
 ともかく洗って、ヘタと種をとって、細切りにしました。これだけやっても、半分
の量だ。どんだけあるのか!全部、大きなフライパンでごま油で炒めて、キンピラ風
にしようか、と考え、お酢とオイスターソースと、コショウで少しさっぱり目に味付
け。色とりどりのピーマン炒め。ともかく付け合せにたっぷりピーマンを食べます。
ピーマンだけで、こーんなに綺麗で、おいしい。ピーマンってえらーーい!
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叛徒

 

 何冊か面白いなって思っている下村さんです。「ハント」って読むらしいです。中国語ができることで、通訳を主たる仕事とする警察官が主人公。義父も同じ仕事で、増加している中国人の犯罪の取り調べに際して呼ばれて通訳します。といっても、民間の通訳の人の逐語通訳ではなくって、警察官ですから、それぞれの文化の違いをふまえつつ、取り調べや捜査が進むように通訳するという役目もあるみたいです。

 

 小説は、義父が自分がやったこと、通訳という仕事で、中国語で言ってはいけないことーここでウソでも自白しておいた方が早く帰れる、裁判でウソだといえば大丈夫―というようなことを言って自白を促し、事件の早期解決を図ろうとしたー通訳という立場を勝手に利用した独断による誘導、があり、自殺した後、それを告発したのは義理の息子じゃないかと言われて続けて、仲間を刺したとんでもないやつという汚名の中、仕事を続けているという設定です。実の父親の自殺で、妻ともうまくいかなくなり、父親と祖父を尊敬していたムスコも思春期で反抗もあり、家にも職場にも居場所がなく、自分の仕事上の信頼も得られず、苦しい立場にある通訳警察官です。

 

 そんなときに歌舞伎町で中国人狩りと言われる日本人の少年たちの暴力事件が続き、その一味に、不登校になっているムスコがかかわっているんじゃないかと思ったことで、これまで「正義」「正しいこと」ばかり考えてきたこの男に迷いが生まれます。ムスコを助けたい、ムスコが何か犯罪を犯したのなら、できれば隠ぺいしたい、という父親としての感情が、彼を暴走させるのです。

 

 うむ、正義って何か、家族を守る気持ちって、という古典的な命題に対して、通訳警察官という仕事から描いています。全体ストーリーは、ちょっとできすぎ感もありますが、一気読みです。

 

2017年9月29日 (金)

ゴーヤとちくわの煮物

ゴーヤって暑いところのものなんだろうけど、9月になっても取れ続けてすごいわ
あ。サラダもチャンプルも山ほど食べたので、今回はちくわと煮てみました。ちく
わって、あたし、普通にスーパーや生協で細いのが5-6本入った100円くらいの
を買って、ひじきの煮物とかに使ったり、太い焼きちくわは、大根と煮たり、ってあ
んまり味を考えたことがなかったんですね。ちくわなんてどれも同じみたいに思って
いたのです。ところが!この間、別宅のそばの市場で、地元のちくわを買ってみて、
びっくり!絶品なちくわ!これまで、ちくわなんて、同じと思っていて、「たいへん
失礼いたしました!!」って感じなんですよ。やっぱりこれは、魚の練り物なんです
ね。おいしい、ちくわはおいしい!っていうことを知りました。その時から、市場で
大きな袋で買って、冷凍しております。ちくわさん、ありがとう。
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アンと青春

 坂木司さんの「和菓子のアン」、ずいぶん前の作品だと思いますが、その第2弾。デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトしているアンちゃんが主人公。相変わらず、アンちゃんはおいしいものが好きで、まあ、よく食べるし、甘いものも好きで、プクプクしていて、実家で暮らし、デパ地下でバイトし、彼氏もいる様子もないけど、幸せそうで、良い感じ。こういう女の子が、キャリアアップだとか、なんだとか言わずに、和菓子のあれこれをちゃんと知りたいなあ、って思い調べたり、同僚の乙女な男性(笑)の悩みに気持ちを沿わせたりしながら、ちゃんと暮らせるって、とーっても大切なことだと思うなあ。

 謎解き(たって、殺人事件があるわけじゃなし)、要素もあり、和菓子の知識もあり、デパ地下ならではの、お客様とのあれこれあり、で、楽しい一冊。あたし、つぶあん派でこしあんとか、ねりきりの和菓子って、実はあんまり得意じゃないんだけど、これを読むと、ステキに思えて、小さいのを、ちょっとだけ食べたくなります。

2017年9月28日 (木)

24レガシィ

24のLEGACYという、ジャックはロシアに行っちゃってるから?出てこな
い、エリック・カーターっていう黒人の青年(退役軍人で、賢くってCTUに誘われ
ている)が主人公のシリーズを見終わりました。ふー!相変わらず、超忙しい人生を
送っている人たちです。携帯(全員がスマホだ、当たり前)の電池は切れないし、
データは一瞬で送れて、回線も数秒でなんとかなって、ありとあらゆる情報は数分の
うちにまるはだかにされる超情報社会の中でのテロをたくらむ、イエメンのテロ組織
と、米国の攻防っていう前提は変わらないのです。
 で、今回の主人公はエリック・カーターなんだけど、CTUの元司令官、レベッカ
さん。やめたんだけど、ものすごく強気ででも、いい人な女性、で、大統領候補の
オットを持つっていう女性が強気で、美しくって(もちろんおばさんだけどね)、い
い感じです。

 がーーー!しかし、あたしは、このスピード感が好きで楽しんでみていたんです
が、24だから、1時間ずつ(まあ、実際はCMとかあるから45分)で24話まで
あるんじゃないかと思ってたんですよ。DVDだったら2話ずつ入っているから12
ね。それが、なーんと、11話までは普通に1時間ずつやっていたのに、12話で13
時間分やっちゃって、えーーー!!っていう間に終わっちゃったんですよ。つまりD
VDでは、6巻までしかないんです。視聴率が悪かったのかしら?話広げちゃったけ
ど、収束できなくなっちゃったんでしょうか?果て果て!?って思ったのですが、最
近のテレビドラマは12話が基本みたいですねえ。長いのは好まれないのかしらね
え。そして、なーんと、トニー・アルメイダ。あの、ジャックの盟友が出てくるんで
すけど、その方がどうもいかがわしいんだけど、完全な悪人じゃない、っていう設定
で、よくわからないうちに終わっちゃった。あれ、消化不良な感じ。このシリーズど
うなるんでしょう。ジャックはどうしたんでしょ。エリック・カーターが、CTUに
入ることにはなったみたいなんだけど、続くんだろうか。いまいち、華がないから、
ダメなんんだろうか、といろいろ心配なり。なんだか、展開を広げたのに、うまく収
束してなくって、プツンって切られた感じ。うーむ。
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この国の冷たさの正体

 

 たとえば、生活保護を受けている人はロクに働かないでずるいとか、そういう論調ってありますよね。もちろん不正受給っていうのもあるのでしょうが、その割合はコンマ以下。コンマ以下の人のために、全体が「ずるーい!!」論調になってしまっている危険を感じます。一億総活躍社会って、なんだか、美辞麗句ですが、つまり死ぬまで働け社会を言っていて、働けなくなる=社会のお荷物、生きている価値はない、という社会をきれいな単語で言っているのでないのかしら。

 

 人間は、生まれてから死ぬまで、たとえば自分で出せる届は、婚姻届と離婚届けだけで、出生届も死亡届も自分じゃんだせないんですよ。人は、他人に迷惑をかけないことが一番正しい!?って言われがちだけど、そお?一切の迷惑もかけないで生きる人なんていないんですよ、生まれるときも、生きているときも、死ぬときも。迷惑もかける、人におんぶする、頼る、でも、逆に迷惑もかけられる、人の世話もする、人を背負う、頼られる、その両方があって人間で、その両方を引き受けるのが人生なんじゃないかと思うのです。その量が、きーっちり同量じゃなきゃダメなの?厳密に同量ってどうやって図るの?人によって、>だったり、<だったりするものじゃないの。そういういのを許容できるのが、大人な社会なんじゃないの、って思います。

 

 

 

 いつから、人に迷惑をかけるのは絶対にいけないこと、自己責任でしょ、ってなっちゃったんだろう。人に迷惑かけちゃうこともあるよね、でも、人を助けることもいっぱいしようと思うんだ、それが人生だし、人間社会になることが、全体の幸せじゃないのかしら。

 

 

 

奥様はクレージーフルーツ

商品の詳細

 

 アッコちゃんシリーズの柚木さんなんだけど、こーゆーのも書くんだ?って思った作品。結婚して数年のご夫婦。とっても仲良しで、夏はベランダで夕涼みしながら、お酒を飲んだり、楽しく過ごしています。奥さんは、フリーでアクセサリーデザインと製作をしていて、オットさんは超忙しい週刊誌の編集長。仲良く、都会で働きながら、マンション暮らし。っていう感じなんだけど、セックスレス。それが奥さんの不満。不満が、いろいろ妄想になったり、かわいいんだわ、この奥さん。また、やけにストレートに浮気したがる元同級生もいたりして、出てくる人がシンプルで楽しいんだよね。欲望と楽しみにストレートで、愛情も深くって、なんだかみーんなとってもかわいい。深刻になりすぎないで、明るく悩み、妄想して楽しいです。

 

葬送の仕事師たち

商品の詳細

 

 井上さんです。井上さんは、ご両親を見送った体験を書いた「親を送る」という本を読んでおります。年代が近いこともあって、親という身近な人を送る世代になっているわけです。これは、ご両親を送ったことをきっかけに、葬式のあり方を考え、送ることに携わる職業の人を取材し、生きている人が(あたり前だけど)亡くなった人を送るっていうことはどういうことか、ということを書いています。あたし自身、最近とても考えることなので、職業ってことは、自分の身近な人じゃない、仕事として請け負ってなさっているんだけど、そこに家族とか、家族じゃないとか、そういうことを超えた「人」と「人」ってことがあるように思うのです。

 

 葬式って、あんまり計画的じゃないこともおおいし、そもそも自分の葬式のことを事細かく決めてからなくなる人がこれまで少なかったこともあって、なかなかノウハウがないですよね。あたしもありません。でも、なんか葬儀屋さんとの交渉や来てくださる人との挨拶や、普段知らない宗教上?のあれこれに忙殺されてしまって一番大切な家族が故人の死を悲しみ送るということができなくなっちゃうのって変だなあって思うのです。あたし、社会人も長くやっているので出た葬式もいろいろありますが、故人の人となりを知り、そういう風に生きた方だったのねえ、お疲れ様でした、ゆっくりお休みくださいっていう気持ちになったお葬式は数えるほどです。でも、中には、私が知らなかった若いころの故人のことを知り、今更ながら親しい気持ちになるようなお葬式もあり、ご遺族ともご挨拶できてそれぞれの中の故人を共有できてよかったなあ、って思うお葬式もあるんですよ。お葬式って、難しいです。

 

 お葬式だけじゃなくって、例えば遺体修復とか、火葬場でのお仕事とかかかわるお仕事の人がいるわけで、それを具体的に知れば知るほど、それぞれのお仕事に誇りを持って働くすばらしい人が生と死を支えてくれていることがわかります。忌避されがちな仕事だったし、あんまり情報が出てこない仕事だけど、でも、必ず人は死にます。送りますし、いずれは送られる。それをどう大切なことにするのかって、人間の文化そのものだなあって思います。

 

2017年9月27日 (水)

惚れちゃったお皿

あたし、山旅に行っていると、基本的にお金をあんまり使いません。朝ごはんをホ
テルか山小屋で食べて、歩いているか自転車に乗っているか。せいぜいが、山小屋で
お昼を食べるか、場合によっては、お昼食べるところがないので、朝サンドイッチを
買っていくか、そんなくらいです。日本みたいにあちこちにコンビニも、自動販売機
もないからねえ。せいぜい、レンタル自転車くらい?あとは飛行機代(高い)と、ホ
テル代や山小屋代があれば終わり。ホテルや山小屋にも、自動販売機とかないからね
え。コンビニも12日間、一度も見なかったなあ。街に降りたら、もちろんお店はあ
るけど、しまるのが早くって、たいがい開いてないし、土日はもっとやる気がないか
ら、買い物ってしないんですよね。せいぜいがスパイスくらいしか買ってこないのが
山旅。ところが今回、ちょっとした古道具屋さんの店先で、お皿にひっかかってしま
いました。あー、お皿!あたし、自分ちにももちろんいっぱいあるし、別宅にもいっ
ぱいあるし、所有者がゼロになった義父宅にもいっぱいお皿があるので、これ以上必
要性はゼロなんですよ。でも、旅先で、ちょっと出会うとたくさんじゃなくっていい
から、1枚でいいから、旅の気持ちとともに欲しくなっちゃうんですよね。やばいな
あー!2日ほど考えたけど、えいっ!って買ってきて、機内持ち込みで運んできたの
がこのお皿。今回の山旅の思い出です。

*3回目のドロミテの旅なので、イタリア自体には、そんなに驚かないんです。イタ
リア人がいっぱい甘いものを食べることも、ご飯がどこでもおいしいのも、山が岩だ
らけなのも、すでに経験済。でも、山は一つ一つ、すごく不思議で綺麗で面白いで
す。あと、10年くらい山歩きができるかな、の年齢なのですが、足腰鍛えて、また山
旅に行きたいです。おっと、そのために稼ぐのも忘れないようにしなきゃ。
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冷製キノコ

まだ暑さが残るせいか、八百屋さんで、メチャクチャきのこが安い時があります。
しめじ、えのき(白いの茶色の)、しいたけ、エリンギ、なんでも、2つ3つセット
で100円以下、みたいな。大量買いして、ぜーんぶ加熱してしまいます。冬だった
ら、きのこ鍋もおいしいけど、まだ、そんな季節じゃないので、コンソメ、にんに
く、赤唐辛子で、水分入れずに鍋にポン。きのこって、どんどん水分が出て、山盛り
あったのが、半減しちゃうけど、全部がくたくたに。これ、オムレツの中身でも、大
根おろしでも、パスタソースでも、なんでもいいです。もちろん、そのまま冷たく冷
やして食べるのもおいしい。キノコのごった煮→冷製です。一つ一つパックになって
いるのに、50円もしないって、生産者さん、ほーんとたいへんだなあ、って思いま
すが、お安くって助かります。これ、大量制作して、冷凍も可。何にでも使える便利
な一品です。
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総選挙ホテル

 桂望実さんです。これまで、印象的な桂さんの作品は、面白い前提(例:結婚相手は抽選で決めるとか)、それが現実的じゃないんだけど、でも、どこか理屈が妙にとおっているような前提が作られた世の中を想定して、そこでの人々のドタバタを書くことで、たとえば結婚相手に求めているものとか、恋愛結婚至上主義の盲点とかを描く面白さがあったんです。今回は、ちょっと違うな、って読み始めたのが、かつてバブルの頃はものすごく流行ったんだけど、今はちょっと古風な感じになってしまって、客足がかつてのようでなくなってしまって、身売りか?リストラか?商売替えか?といわれる老舗の有名ホテルが舞台です。そこに、投資ファンドが、送り込んできた新社長さんが、不思議な心理学者、実験心理学者のとぼけた感じに社長さん。経営者って感じじゃないんです。だいたいビジネスマンでも、実業家でもないですから。え??その新社長さんが、とっぽくって、ビジネスマンの常識からは、びっくりなことを言い出すんです。適所適材が難しい→それじゃあ、選挙で人の配置を決めたら?(つまり従業員同士が誰さんはどこがいいとか選挙する)、とか、リストラはたいへん→投票でやめる人を決めたら?っていうヤツです。それで、同僚を恨んだり、フラワーショップからフロントに異動になったり、調理人の資格を持っているのに、まったく違う部署になったり、びっくりなことになるんですが、「ホテルがなくなるよりマシじゃない?」でやっちゃうのです。さらに、上司とか役職も選挙で決める!?人事が決める、年功序列とか、成果主義とか、ともかく常識的なことを何一つ踏襲しない社長命令!でこのホテル、ガタガタになったか?というとそうでもないところが、実は仕事ってそういうことじゃないんじゃないかと考えられるようになるのが、さっすが桂さんっていうところで面白いです。

ぼくらのきせき

商品の詳細

 

 なんか人気ブログか何かで人気が出たという本です。なんだか夢みたいなステキな恋愛の短編が数編入っています。がーー、あたし、こんなにかわいくないんです。恋愛だて、好き好き好き好きーーー!な恋愛じゃなくって、もっとドロドロドロドロした現実を知りすぎてますので(え??)、おとぎ話に見えます。おとぎ話はきれいで、あこがれるけど、恋愛って、こんな風に行くのかしら?あたしは行かない。それは汚れているからかしら、なんてぼんやり思いながら、ほげーーって読んで終わり。身分不相応なんだろうなきっと。

 

2017年9月26日 (火)

ピスタチオクリーム

以前に、ピスタチオクリームのことを書きました。DEAN&DELICAでたかーい瓶で
売っている甘いクリームのことです。どのくらい高いかというと、大き目の瓶で30
00円台、ちーーっこい瓶で1600円くらいするんですよ。以前は、伊藤忠商事が
輸入していたので、もうちょっと安く買えたんですけどね。
http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-0c3c.html
 やけ高いので、あんまり買わないんですけど、原産国がイタリアって書いてあるの
で、イタリアで買えるだろうと思って、これまで行く町、行く店で見てたんですけ
ど、どうもシチリアなど南イタリアのものらしく、山のある北イタリアでは、お見か
けしなかったんです。

 今回、初めてコルティナ・ダンベッツォに行ったので、スーパーに行ってみたら、
なーんとありました!!高級そうな方じゃなくって、庶民的そうなスーパーに、普通
に並んでました!おおお!!日本に入っているのとは違う種類だけど。その後、帰り
にベネチアの空港(マルコポーロ空港といいます)のお土産屋さんにも、違った種類
の、もうちょっと高い瓶がありました。おおお!!2種類のピスタリオクリームを買
うことができて、うほほほ・・・のイタリアの旅でした。コルティナにはある!ベネ
チアの空港にはある!!やったー!
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明太子クリームパスタ

日曜日の朝、パスタソースや具を作って、ひやしておいて、お昼に冷たいパスタを
食べるのが、この夏のマイブームでした。そろそろ、冷たいパスタでもないですが、
この方式。お昼近くにアタフタしなくてもいいので、ゆっくり本読んでいられて、ま
だやっています。
 これは、明太子(上等なのじゃなくってキリコで十分)とバターを練って、生ク
リームと牛乳で伸ばした明太子ソースを作って冷やしたものを、冷たいパスタと合わ
せました。青紫蘇をカットして乗せてますが、さらに海苔も刻んで乗せました。和風
な感じですが、生クリームでこってり感もあって、おいしいランチパスタです。

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使いきる

 

 有元さんです。これもまた、ある意味、物との付き合い方を徹底しているという意味で、人生の時間とお金の使い方の見本みたいな本です。有元さんは、料理研究家さんだから、主にキッチンまわりのこと、食材のことが多いんですが、仕事にかかわるという意味で、彼女自身の服装のこともあるし、服装や仕事や食べ物を規定していけば、それはとりもなおさず、時間をどう使うか→どう生きるか、につながっていると思います。道具もいいものを大切にすること、食べ物もムダをしないで(動植物の命をいただくことだから)使い切ること、自分の命も骨惜しみせず働き楽しみ使い切る、という生き方、潔いところが、(まあ、身近にいて説教されたらつらいけど)すばらしい有元さんです。あたしの暮らしはとてもとても、こうはいかないけど、もうちょっとシンプルに丁寧に暮らす方に転換していきたいと、そろそろもがいているところです。

 

ご機嫌な彼女たち

商品の詳細

 

 女性がとても元気な小説です。離婚したり、未婚だったり、また結婚したりといろいろあるけど、どの女性も働いて、子供産んで、子供食べさせるために必死で、自分も元気に生き続けていくために、がんばって働き、苦しみ、もがき、そしてとても元気。女性が元気な時代の象徴みたいな小説。オトコは今、ダメなんだろうなあ。

 

2017年9月25日 (月)

キノコ狩り

コルティナ・ダンベッツォに3泊したのですが、ある日、朝から雨が降っていたの
で、お寝坊してしまい、ホテルの朝食時間ギリギリにあわてて朝ごはんを食べまし
た。
 イタリア人は、朝ごはんにともかく甘いものを食べるのです。カプチーノにケー
キ、みたいな感じです。イタリアの人が、日本に旅行にきて、和風旅館の朝食がなに
せ、塩っ辛くって(つまりしょうゆ味とか和食なので)食べられないんだそうです。
朝から、塩気は食べられない!!というのが彼らの主張で、朝からこーんなケー
キ!?って思うのがあたしたちですが、普通のクロワッサンかと思うと、クリームが
入っていたり、パンには砂糖がまぶしてあったり、ともかく甘いもの!!それにせい
ぜい、チーズとハム。朝ご飯はあんまり手をかけないで、甘いものと甘いコーヒーだ
そうです。エスプレッソも、10時が3時や夜や、朝ごはんの他にはしょっちゅう飲
むんですけど、朝ごはんには、カプチーノなんです。いや、朝から、ケーキ類が
たーーぷり!
 というわけで、ともかくあわてて朝ごはんを食べて、この日は山登りは無理そうな
ので、川のそばのウオーキングルートに出かけることにしました。歩いているうちに
雨もあがってきて、あまりにも周り中の木々がきらきら綺麗なので、どんどん山の中
に入っていって、easywalkingのつもりが、どんどん山歩きになっちゃったんですけ
ど。

 森の中を歩いていたら、足のあんまりよくなさそうなおばあさんが、杖を突きなが
ら、森の中にいました。手には、ズタ袋みたいのを持っています。なんだろう?と
思ってみてたんですけど(ほとんど人なんかいないところです)、すこーしずつ動い
ているんですね???で、ボンジョルノ!って話しかけてみたんです。まあ、共通言
語は、それだけなんですがね(涙)。そしたら、雨あがりなので、彼女は、季節のキ
ノコ狩りに来てたんですよ。この季節、日本名でアンズ茸っていう、オレンジのエノ
キのでっかいみたいのが雨あがりだといっぱい採れるんですって。で、洗って干して
瓶詰にするんですって。足腰がわるそうで、杖みたいのついているのに(で見た目、
体もまがっている感じなんだけど)、ゆーっくりキノコを採っているんです。で、あ
たし、これですか?あれ?こっちも!?あっちも?と言っているうちに、だんだんキ
ノコが見えてきて、キノコ狩りしてしまいました。たのしーー!!もちろん、ホテル
であと1泊したら、帰国するので持って帰ったり料理したりできるわけじゃないんで
すけど、こういうのの採取っていうだけで、そのおばあさんと、これこれ、こっちに
いっぱい!なんていいながらキノコを採るのが楽しくって、彼女の袋いっぱいになる
まで、せせっせとキノコ狩り。共通言語がないはずなんだけど、なんだか楽しくキノ
コ狩りしてしまいました。こういうの大好き!おばあちゃん、今ごろ、瓶詰作ってい
るかな、と思うとなんだかニヤニヤ。
 このアンズ茸っていうのは、料理にも使われていて(季節なんだろうね)、なかな
かおいしいです。日本では、あんまり見ないけどねえ。
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切り干し大根の和え物

 暑い時期は、切り干し大根の普通の煮物を作らないで、切り干し大根はサラダ風、
和え物風に食べています。あれって、大根ですから、戻して生で食べても、結構おい
しいんです。お日様の味がします。
 今回は、ツナと、紫たまねぎ(あたし、これ、大好きでほぼ常備しているんですけ
ど、八百屋さんやスーパーでは、あんまり処遇がよくないです。いっつも目立たない
ところにあったりなかったり)とむき枝豆で和え物です。味つけは、マヨネーズとコ
ショウと、ポン酢ちょっと。さっぱりな感じの和え物で、ツナなんて、香りがするく
らいしか入っていないから、ほぼ野菜ばっかり。シャキシャキ感もおいしくって、ト
マトとかばっかり食べてる夏の冷たいサラダの中で、なんかおいしいです。
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買い物とわたし

 山内マリコさんって、知らなかったんですけど、30代の女性で、ちょうどこれを週刊誌に連載し始めるころに売れだして、同棲していた彼氏と結婚するという、人生のいろんな転機を迎えて、お買いものにも熱が入る、おしゃれな、富山出身の女性です。副題が「お伊勢丹とあたし」ってあります。伊勢丹じゃないんですよ、お伊勢丹ですから(爆)

たとえば、家の中に置くもの一つにしても、トイレの出窓に並べるちょっとした置物一つにしても、寝るときに(だから基本的には人には見せない)パジャマにしても、自分の満足、使う満足、持つ満足、所有する満足、などぜーんぶの点からあれこれ書いています。現代消費社会では、買い物しないで生きられないので、生きることの一定部分は買い物に費やされているわけだから、楽しく満足できる買い物ができて、その点では心地よく暮らせる方がお得だなあ、って思います。そして買い物すれば、当然ながら処分問題も出てくるわけで(消えものじゃなければ、いつかは捨てなければならないです)、その問題も、片付け問題も、どのくらいの物を所有して管理して暮らすか問題もあるわけで、後半がたいへんだから、物をもたなーいっていうのも選択の1つではあるけど、人生はゼロか100じゃないので、欲望と収納と管理能力と、財力と物欲と流行と、いろんなものに折り合いをつけて買い物して暮らして行かなきゃならないよね。

 人生は時間とお金の使い方で、多くの部分が決まってくると思う私はお買いものって、その人を表す大きな要素だなって思います。だから、人のお買い物事情を知るのって、へえへえ、そういう人なんだあ、って思うし、結構面白いです。山内さんとあたしは全く違うけど、でも、へえへえ、って思います。なーるほどって思うこともあり、楽しいです。

ひりつく夜の音

商品の詳細

 

 小野寺さんです。このところ、彼女の本を数冊読んでいますが、どれもいい感じなので、また手に取りました。これは、クラリネット奏者、といっても、グループが解散しちゃって、ロクに仕事がなくって、音楽教室のセンセーをほそぼそやって、なんとか生計を立てているジャズクラリネット奏者が主人公。

 

 郊外の一戸建て(以前に買った)で、ひとり暮らす40歳近い男性がジャズクラリネット奏者。一時は、ちょっと売れたバンドで演奏してたんだけど、バンドが解散。ファミレスのモーニングのバイキング(700円)にたまに行き、時間制限いっぱいたらふく食べて、栄養を補給し、あとは豆腐とチクワ?でしのぐような暮らし。

 

 そこに、いきなりむかーし付き合った彼女のムスコという青年が警察につかまって(ちょっとしたトラブル)で、引き取りにきてくれ、ってことになったことから話が展開していきます。その青年、マジメなような喧嘩早いような若者が、ギタリストだということに驚き、誰のムスコかということはおいておいても、親子ほど年の離れた、クラリネット奏者とギタリストの2人の、いや音楽について何か語るわけでもないんだけど、つかずはなれずの交流と、そこから生まれた新しい気持ちが、なんだかよいです。不器用なんだけど、ずるくなくって、せこくなくって、まっとうに生きている二人が、少しずつ新しい道や音楽を見つけていく感じがとてもいいです。音楽は楽しみなんだけど、ラクじゃない、何事もそう、っていうところが、とても納得するし、それをわかって苦しみ、もがき、歩いていく大人の姿も悪くないです。小野寺株、あがっております。

 

2017年9月24日 (日)

コルティナダンベッツォ


 コルティナダンベッツオというのは、冬季五輪もやったことがある有名なスキーリ
ゾートです。ほら、白馬に白馬コルティナっていうスキー場がありますよね。あれ
は、このコルティナです。で、周り中がドロミテの山です。街の中からも山ばっかり
見えます。北イタリアの東の方で、もうちょっといくとオーストリアっていうところ
です。このコルティナと、ドッピアーコと、オーストリーのリエンツというところを
結ぶラインを自転車で走りました。その後、コルティナで自転車を降りて、山歩きを
楽しんだのですが、有名なリゾート地であることがよーくわかる、四方を特徴ある岩
山に囲まれて、川が町の中を流れている、小さな、綺麗な町でした。もちろん、主要
産業は観光業ですから、ホテルとレストランがあるだけで(それもたいした規模じゃ
なくって)、町も中心部は小さくって、初日の最初の2時間でメインストリートはも
う5回も通っちゃったよ、というくらいの街です。周りの岩山は、どどどーんとでか
くって、大きくって、四方それぞれ趣きが違って、とてもきれいです。小さな、かわ
い町の真ん中に教会があって、インフォメーションセンターがあって、昔は鉄道が
あったの、鉄道の駅舎がそのままバスセンターになっていて、周辺にすこーしホテル
とレストランがあって、冬がオンシーズンなので、今はなーんとなく、閑散としてい
て、山ばっかりどどどーんと見える、そんな町です。かわいく、きれいな、イタリア
の北東のリゾート地でした。
 こんな山がどこからでも見えます。
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サンマの蒲焼き卵とじ

 コストコでサンマのかば焼きっていうのを、前回、買いました。文字通り、サンマ
が(頭とはらわた抜いて)開かれていて、カバヤキになっているんです。味がわりと
濃いめ。まあ、普通に一回食べたのですが、なにせ10尾も入っていて、味が濃い目
だったこともあって、これ、10尾もどうやって食べたらいいんや!という風になっ
てしまいました。味のついていない素材なら、どうにでもなるんですが、しっかりカ
バヤキになっているのです。
 あれこれ、調べたりして、まず、長ネギと一緒に卵とじにしました。あ、これ、う
なぎが好きじゃないあたしが、子どもとのご飯でうなぎでごまかそうというときにつ
くった、うな玉トジと同じです。ご飯にうな玉トジを乗せると、少年喜んでたなあ。
そのさんまのかばやき版。濃い味が野菜と卵で中和されて、まあまあなおかずになり
ました。
 あと、ひつまぶし風に食べるのもおいしいそうです。カバヤキっていうので、同じ
なんですね。うなぎとサンマじゃ、ずいぶん、元の値段が違う気がしますが。そんな
風に、10尾も入っていたサンマのかば焼きを食べております。10尾で1000円
くらいだった記憶が。やっぱりサンマは庶民の味方だわ。
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彼女の家出

 平松さんが、雑誌に連載したものです。食でも、料理でもなく、生活全般なことについて書いたエッセイになっています。平松さんは、ちょっと年上だから、彼女がメガネがないと困ること、あれこれ用事を入れても、忘れて抜けちゃうこと、拡大鏡を見てみたら、自分の姿に愕然としたこと、普段の暮らしの中で感じていること、少し時間ができたらしいオットさんが料理するのを、気になって口だししそうなこと、あるある、もあるし、そっかー、ちょっと後輩のあたしもそうなるんだろうなっていうのおあり、うんうん、ふむふむと楽しむエッセイです。

はんざい漫才

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 愛川さんの、お席亭代理になったシリーズの第3弾です。幼い時に両親が離婚してて、知らなかったんだけど、お父さんが神田の寄席のお席亭で、病気で倒れたのをきっかけに代理として、出版社から出向の形で勤めているのです。今回は、寄席に以前売れたことがある漫才コンビが出る、っていう設定です。漫才コンビって、寄席には出ないらしいんですよ、それが、ある方の脚本(っていうか、シナリオ)を使って出るっていうことになって、というあれこれと、彼女自身の将来の身の振り方を決めなきゃのあれこれ。寄席のいろんなしくみって、全然知らなかったんだけど、そういう風になってるのねえ、っていう仕組みや、お約束も、へえへえがいっぱい。素人のお席亭代理っていう設定なので、彼女が少しずつ知っていくという風に、読者にも説明されていて、わかりやすいです。

 

 あたしは愛川さんの作品は、このお席亭代理シリーズと、以前に3冊、えーと、落語のシリーズを読んでいるだけで、他の作品は読んだことがないんだけど、愛川さんの他の作品の登場人物とかが出てきたり、同じ作者の別の名前の作品からの引用があったりするらしいです。愛川ファンには、おお!!なんでしょうけど、そこまでファンでもなく記憶力の悪いあたしには、ふーん。すまん。豚に真珠で。

 

2017年9月23日 (土)

今年も自転車旅行

2泊3日ご一緒したガイドさんと縦走を下りた街で分かれて、これからはずーっと
自分たちで行動します。まずはドッピアーコからコルチナ・ダンベッツォ、そして、
オーストリアのリエンツという街の周辺で3日間、自転車に乗る予定です。去年、自
転車縦走した時、なにせお尻が痛くてたまらないとブログに書いたら(あおむけで寝
られなかった)、お友達が昔履いていたという自転車用のハーフパンツをくださった
ので、今回は下にそれを履いて乗りました。まあ、多少の効果はあったけど、やっぱ
りお尻は痛かったです。オットは全然痛くないらしいので、座り方の問題なのか、お
尻の形やお肉の問題なのか、わかりませんが、あたしはお尻が結構痛いです。
 南チロル地域は、自転車道(自転車と歩行者だけの専用道路)がとても整備されて
いて、車道とは別にサイクリングやウオーキングを楽しむことができます。車道と隣
接しているところもあるし、かなり離れているところもあります。今回は、以前、自
転車で走ったところより、東側の部分を自転車で走ったのですが、牧場地域で綺麗に
山が見えるところあり、渓谷のそばあり、山のほとんどギリギリのキワの部分あり、
とても変化にとんだサイクリングでした。そして、イタリアからオーストリアにまだ
がっているので、自転車で国境を越えて、オーストリアの街にも入りました。国境
たって、日本の県境よりロクに何も表示がなく、探してやっと、ここかあ、ってわか
るくらい。あたし以外の誰も気にしていませんでした。滝があったり、牛が寝ていた
り、山がせまってきたり、橋があったり、まがったトンネルがあったり(もちろん車
道とは別のトンネルです)、変化にとんだサイクリング。これも、ドロミテの楽しみ
です。
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マギーズプラン

あたし、どこかを刺激されるらしくって、全然美男じゃないけど、イーサンホー
クっていう俳優さん、やられちゃうタイプです。絶対に現実では近寄らないタイプの
危ない感じの男ですよね。あーゆー感じ、どこか弱いんですよ。昔のショーケンとか
ですね。
 なので、結構イーサンホークが出ている映画は見てるんです。すごい俳優さんだと
も、すてきにカッコいいとも思わないんですが、なんだか、こういう男が居たらフラ
フラしそうなんです。しないようにしてるんですけどね(って、現実には出会わない
から大丈夫、人生まちがえちゃいます、いや、間違ってみろよっていうことかもしれ
ないけど)。
 で、これも、彼はどうもだらしない、女性にいいようにされてちゃう男です。わは
は!
小説家志望の妻子ある研究者と恋愛して、略奪婚したけど、なんだか自分が子育ても
仕事もして、わりに合わないわあ、と夫を元妻に返そうかな、と思う女性がマギー。
元々、子どもが欲しいから精子バンクから取り寄せて妊娠しようとか、いろいろ計画
するタイプなんだけど、どうも計画がいい加減で、小説書いているような男とくっつ
いて妊娠しちゃったり、また、元妻に返却しようとしたり、プランが穴だらけな憎め
ない感じの女性がマギーです。まあ、プランが完璧じゃないところが、人間味がある
んだけどね。それに翻弄される男は、気の毒っていうか、まあ、はまり役なので、
イーサン・ホークなんだけど。女性はしたたか、いや、したたかを目指してる感じが
実に納得。
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なぜなら雨がふったから

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 図書館で表紙がかわいくって、本の感じがよかったので(あたしが好きな表紙っていうのは、固すぎないタイプです。寝っ転がって読むのに、固いと読みにくい)、どんな人かな、と借りてみました。図書館で、本棚のあたりをウローっとしている時間って、もちろん表紙やタイトルや、本の感じだけで中身はわからなくっても、なんだか偶然の出会いみたいのだってあって、それが、ロクでもない出会いもあるけど、運命の出会いもあるように、偶然見つけた人が面白い!!っていうことが、高い確率じゃなくてもあるので、あたしは大好きです。で読んでみたのですが、まあ、超お気楽な探偵物(というわりには、殺人とか起きちゃうんですけど、その殺人者の苦悩とか罪とか、殺された方の無念とか、全然考えてませんから)で終わりました。軽い、オチがない、まあ、劇画みたいなもんでしょうか、というわけで、忘れられない出会いにはなりませんでした。即忘れます。

 

女性官僚という生き方

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 あたしは公務員ではなく、ずーっと会社員なのですが、それでもこの本は2つの面からとても面白かったです。

 

一つは女性が一人前に働き続けていくことと、その間に子供を産み育てて家庭生活もしていくっていうテーマです。

 

あたしは雇用機会均等法前の就職で、4年後、同法ができ、育児休業法前の出産で、その後同法ができてという時代を生きてきて、同じ会社の中で、子供を産んで育てていた人がいなくって(今はいますが、うちの子供の次に大きな子供さんは、やっと高校生くらい)、仕事と子育てっていうテーマは私の中で10年以上、とても大きな課題だったのです。今や、その課題はすっかりなくなって、仕事と介護とか、仕事と老化とか、仕事と体力減退とか、そういう域になってきちゃってるんですけどね。

 

 これは、監修があの村木さんと、新聞記者の方。官僚、主に国家公務員の方でキャリアと専門職の方が、自分の体験を語り、子育ての苦労や工夫や、喜びとともに、仕事の充実ぶりや工夫を語っています。その中で、子育てって体力も時間もとられる、それも女性は一定の年齢幅の範囲でないとそれができない(40代後半や50代ではなかなか産めないでしょ)ということがあって、もちろん育てるのは父親の役割もあるわけで、その面も含めて語っています。

 

 そしてもう一つは、国家公務員の仕事って、わたし霞ヶ関にはいろいろ出入りする仕事で一定知った気になっていましたが、ずーっと多彩な異動があって、あちこちでいろんなことができるんだなあ、と思うことです。そういう仕事を知るという意味でも、とても面白かったです。

 

 そして、ずーっと以前に山田さんという経産省の課長さんが育休をとって、それを体験として書いた本を読んで感想を書いているのですが、(2006年3月30日「経産省山田課長補佐ただいま育休中」をご紹介してます)、その方の奥さんの体験もあったり、あたしにはない地方どころか海外転勤もどちゃどちゃある一方、人事とのあれこれ相談もできたりもある国家公務員の仕事のことを少しでも知ることができて、とても興味深かったです。

 

 そして、多くの女性官僚が、たとえば国会質問は前日の18時までに出すように議員さんに働きかけたり、仕事の仕方を変えていこう、子育てしやすい女性が活躍する社会はとりもなおさず女性の問題じゃなくって、働く男女の問題だということを強く打ち出していくようになってきているというのも、当たり前だけど、「うん!うん!!」って思いながら読みました。

 

 とても刺激的で、ステキな本でした。働く女性だけじゃなくって、働くみーんなに読んでほしい。

 

 

 

2017年9月22日 (金)

今回の縦走

北イタリアの山の拠点に行くには、かなり時間がかかります。羽田からパリのシャ
ルルドゴール空港まで11時間くらい。乗り換えに2時間弱。そこからヴェネチアま
で飛行機にのって、やっと地上に降ります。荷物が出てくるのを待って、駅まで行っ
て、そこから列車に3時間以上。やっと山の拠点の街につくと、すでに午後。いい加
減疲れています。翌日から山歩きですから、シャワー浴びて何か食べて寝たい気分で
す。ふーー!イタリアの山は遠いですわ。
 翌日は、オットと2人で日帰りで山歩き。バスを2本のりついで、ロープウエイに
のって、そこから2500mくらいの山までの日帰りハイキング。街でサンドイット
を買ってもっていって、ものすごい景色を眺めながらのランチタイム。すごい山容で
した。
そして、その翌日(つまり3日目)から、トランクを預けて、ガイドさんと一緒に縦
走にでかけました。縦走の日は、朝ご飯をがっつり食べます。今年は2泊したボル
ツァーノのホテルチッタというホテルの朝ごはんは、フルーツやチーズが豊富で本当
においしいので、朝からがっつり食べてでかけます。
 今年の縦走山旅は、まず、岩山の上にロープウエイであがり、そこからう岩山をぐ
るーっと一周まわって。反対側からすばらしい景色を堪能して、山小屋まで少し降り
てくる、というコースでした。こーんなところにある山小屋なのに、あったかいシャ
ワーが出て(トイレとシャワーは共同だけど)、寝室も暖房がきいていて、お食事も
ものすごくおいしいのです。食堂には、ワイファイもあるし、ほーんとすてき。で、
眺望も立地もものすごい山の中なんです。こんな世界のこんな場所にいることが不思
議に思えるくらいの山小屋にとまっての縦走山歩き。すばらしい景色です。
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ハルカの空

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 山岳救助犬メイと、星野夏実ちゃんのシリーズの2冊目。舞台は南アルプスの主峰、北岳です。作者の樋口さんは、何度も北岳に登っているみたいだし、山好きみたいだから、シリーズが続いてくれるといいなあ。1巻目はおとといご紹介した「天空の犬」です。1冊目は、夏実ちゃんが、この仕事につくまでのこと、ついてからのあれこれが長編になっていたんですが、2巻目は、1巻と異なり、エピソードをつかった連作短編集になっています。さもありなんみたいなエピソードも、ちょっと無理感あるかなのエピソードもあるけど、山を大切にして、何よりも命を助けようとする人たちの団結した仕事ぶりがいい感じです。

 

 作者の樋口さんは、何度も何度も北岳に登ったみたいです。そこからこういう短編のヒントを得ている感じ。このシリーズ、ゆっくりでもいいから続いてほしいなあ。

 

2017年9月21日 (木)

三回目のドロミテの旅

9月7日、仕事を終えて後、羽田からパリ経由で、3度目のドロミテの旅に行って
きました。今回は、ドロミテの東側を中心に歩きたいということで、パリで乗り換え
て、ベネチア経由です。ベネチアは、大観光都市で、ここに寄ったらドロミテはどっ
かに行っちゃうので、残念ながら素通りで、ドロミテに入り、ドッピアーコ、コル
ティナダンベッツオあたりを中心に過ごしておりました。
 8月に出かけた去年より、ほぼ1か月遅い夏休みになったので、もう全体、すっか
り秋になっていて、また今年は例年より秋が早いとかで、念のために持っていったは
ずのウルトラダウン(ユニクロ)をずーっと着ていました。一回は。平地でも雪が
降ったし(さむっ!)、山の上は雪があって(そこまでは登らないこともあったけ
ど)、すっかり秋景色でした。温度も低めで歩きやすく、過ごしやすいヨーロッパの
秋を堪能してきました。今回は、山小屋泊まりの縦走(2泊3日)を一回、自転車旅
行2泊3日を1回、あとは町の小さなホテルにとまって日帰りの山歩きっていう旅で
した。すばらしいドロミテの山を堪能し、歩いてきた旅でした。あー、信じられない
ほどきれいな山と町でした。そんな旅のことを、少しだけ書きます。
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不惑のスクラム

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 あたし、ラグビーってルールさえよくしらないんですが、不惑、つまり40歳を超えたらメンバーになる資格があるっていう、草野球ならぬ、草ラグビーチームのお話です。電車で痴漢にまちがえられたことから、トラブルになり、人を殴ってしまって、傷害致死。刑を終えて出所した男性、離婚して職もなく、死のうとして薬を飲もうとしていて、ふらふらと河川敷を歩いていたところ、ラグビーの練習をしているのに遭遇。かつて、ラガーマンだったことから、なーんとなくチームに誘われ、それがなんだか楽しくなって、生きるつもりになって、日雇い仕事しながら、ラグビーの練習に参加するようになります。

 

 そのチームは、下は40歳だけど、上は60台でも、70台でもよくって、病気の人もいるし、いろんな人がいます。その中で、仕事も家庭環境も、これまでの人生の挫折もいろいろな人がラグビーが好きっていうことだけで集まっているんだけど、まあ、前科があるって人はいなくって、それが知られることになって、という予想された展開。

 

 最後は、ちょっとできすぎだけど、いろんな挫折も、失意もあるけど、人は人に支えられて、やっぱり生きていくんだなあ、って思えます。

 

橋を渡る

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 吉田修一さんです。「悪人」ってあたし、名作だと思うんですよ、長崎のどんづまりなところで、さびしいさびしいって全身から叫び続けている男性(妻夫木君が好演)の小説で、ものすごい閉塞感が痛いくらい伝わってくるなあって思います。その吉田さん。

 

 今回、バラバラに不思議な連作なんですよ。ビール会社に勤務する男性、家の玄関に不思議な贈り物がやってくる。都議会議員のオットとムスコがいる主婦。気持ち、ものすごく善良な主婦なんだけど、思いがけずにオットの秘密や、ママ友の不倫を知っちゃうんです。え?もう一人はテレビ局のディレクターの男性。まったく無関係な短編?って思っていたら、最後にあれれ??と収束していく未来があるのです。最後の1章でびっくりで、ページが閉じられませんでした。小説の醍醐味、ここにありです。

 

働く君に教えたいお金の法則

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 長く生保業界、金融業界にいた方が、20代くらいの若い人に向けて書いた本です。お金を消費と投資と貯蓄にわけて考えろっていうところとか、考えてもしょうがないことは悩まないとか、実にシンプルで割り切った考え方が、企業人として生きてきた人だなあってわかりやすいです。

 

 あたし、何度か書いていますが、人生は時間とお金の使い方でかなりの部分が規定されると思っています。お金で時間を買うこともあるし、時間を売ってお金にすることもあるでしょうから、この2つはとても密接な関係にあります。その2つを、60年とか、80年とかの人生でどう使うか、どう得るかで人生がずいぶん変わってくると思うのです。だから、どちらも「節約」が一番いいわけじゃないし、「今が楽しいだけ」が一番いいわけじゃない。それはお金も時間も同じだと思っています。先のことはわからないから、今楽しんでおかなきゃっていうのは一面、真理だけど、一面、わからない=100%わからないということにした思考停止状態でもあります。かといって、先が不安だからと今の楽しみをすべて放棄するのもそれまた思考停止の一つ。だからこそ、著者がいうように消費と投資と貯蓄を考えたうえで、その範囲内で時間もお金も使い、あるいはその区分を動かすことも考えていくことが必要なんだと思うのです。著者はお金のことを言っていますが、それは時間も同じだなあ、と思うのです。自分のために投資する時間も、消費する時間も、そして貯めておく時間もあるなあというのが私の人生の考え方です。消費の中でも、投資の中でも、どこに自分が重点を置きたいかは、それぞれ。毎日の食の人もいるでしょうし、毎日の食よりも、月1回の贅沢なレストランの人もいるでしょう。それは自分の軸であって、人から見て贅沢かどうかじゃない、という考え方にも納得です。そして、人を作るのは、人と旅と本っていうのも、とても同意できます。ゲームじゃなくって、旅と人と本。本当にそう思います。

 

愚者の連鎖

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 堂場さんです。イケメン子育て中の刑事総務課の刑事さん、大友さんシリーズです。もう、何巻か、わからないです。アナザーフェイスシリーズって言ってますね。

 

 奥さんが事故死しちゃって育てているユウト君はもう中学生になり、夕飯の支度なんかもしてくれるようになっています。今回は、逮捕されたんだけど(たって、たいした罪じゃないんだけど、窃盗?)完全黙秘している容疑者がいて、彼と話をしてくれと頼まれて大友さんが出張っていきます。容易には、しゃべってくれなかったんだけど、周辺調査をしているうちに容疑を認めたうえに、さらに重大な犯罪が・・死体遺棄だって??というように大友さんのぶれないフラットな態度と、ちゃんとした周辺捜査がいい具合に展開します。となれば、他の人から恨まれる、ねたまれることももちろんあるわけで、これまで大友さんの後ろ盾になってくれてた偉い人っていうのがいたんだけど(後山さん)、彼も次の人生に向けて警察を辞めることになり、10数年前の殺人事件も政治的決着がつき(検事さんがかかわっていたという、とんでもないことだったんだけど)、大友さんが比較的時間の融通のきく総務課にいて、タマに現場に助っ人に駆り出されるというような刑事人生も、そろそろ転換しなきゃならない時期にきた感じです。そんな風で、まだ続くアナザーフェイスシリーズ。まあ、気楽に読み続ける感じかな。

 

2017年9月20日 (水)

とりあえず帰っております

ただいまー!とりあえず、イタリア(そして、オーストリアにも、ちょっと入りま
した)の山旅からパリ経由で戻っております。あーあーあー!夏休みがおわっちまっ
たよ!
 というわけで、時差ボケで、ぼーっとしておりますが、すぐ仕事が始まり、あっと
いう間に日常が戻っております。
 また、元気で、旅ができるように働きます!
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たまちゃんのおつかい便

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 森沢さんの長編小説です。田舎のおばあちゃんが、買い物にいかれなくなって(だって、運転できないし、過疎化でお店はそばにないし、自転車とかで遠出ができる年齢じゃなくなっちゃって)という話を聞いて、自分が田舎に帰って移動販売車をやって、田舎の困っている過疎のお年寄りのための仕事をしようとおもいたったタマちゃんが主人公。唐突な決心なんだけど、同級生の協力や、移動販売車をやっている超先輩への弟子入りなど、いろいろ準備して、移動販売車を始めるのです。という話だけだったら、なんだかすごく年寄思いのいい娘の奮闘記だけなんだけど、タマちゃん、幼い時にお母さんを事故でなくし、お父さんに育てられ、お父さんは今はずいぶん年下のフィリピンの女性と結婚しています。そのフィリピンの女性がいい人なんだけど、いろいろ新しいお母さんとも思えないし、神経にさわることもあったりの、当たり前だけど、ちょっとイラっとするようなことがあったりもするわけ。このお父さんと、シャリーンという新しい奥さんとのあれこれ、近所のおばあちゃんたちとのあれこれ、同級生や、引きこもりになっちゃった友達のことも、それぞれのキャラがいい感じに動いていて、森沢さん、うまいなあ。善人ばっかり、いい人ばっかりじゃなくなってきて(まあ、基盤は善人なんだけど)、イラっとしたり、ムカっとしたりもありで、それがちゃんと書けてきて、楽しい1冊でした。

 

天空の犬

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 フィクションですが、山岳救助犬をネタにした本で実在の山のことがいっぱい出てくるので、山好きにはワクワク、ハラハラする小説です。舞台は芦安から夜叉神を通って入った北岳の登る小屋。え、よく知っている南アルプスです。そして主人公は星野さんというちょっと不思議な感覚、自分のいろんな感覚が視覚の色になって出てくるという感覚を持つ女性警察官。東日本大震災の救護活動に参加して、大きなダメージを受けてしばらく療養。その復活地として相棒(バディ)のワンちゃんと一緒に山岳救助隊に赴任してきたところから物語が始まります。うん、うん!!

 

三軒茶屋星座館

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 柴崎竜人さんです。えーと、柴崎さんは以前にも1冊くらいは読んだことがありますが、ぼやーっとした印象しかありません。なので期待値低めに読みました。

 

 三軒茶屋もずいぶん変わってしまいましたが、駅の向こう側のゴチャゴチャした、昔の軒を重ねているような店がいっぱいあるあたり、かつてポルノ映画館でその後、3本立てとかの映画をやっていた映画館が2館あって、今やそれもなくなってしまったあたりが想定されているような物語。そこで2階の床が抜けちゃって天井がやけに高くなっちゃった店でプラレタリウムを設置したバーみたいのをやっている男性が主人公。10年以上音信普通だった兄がアメリカから娘を連れて戻ってきて居候しはじめ、その娘の留守番相手をしながら、あんまり儲からない店をやりつつ、いろんなはみ出した人が出入りするっていう設定です。彼が星を見ながら話す、ギリシャ神話の現代風語りがなかなか楽しいし、それが現代の都会に生きる高校生やキャバ嬢や、悩める若者にちょっとしたきっかけになるような連作短編集。都会に、儲かってないけど、ちょっとした息抜きになるような店があって、そこで妙な人が生きられるようなそういう話。結構楽しかったです。

 

2017年9月19日 (火)

ただいまーのはずが、パリで足止め中

 ただいまー!といってる予定でしたが、ベネチアからパリ乗り継ぎで羽田にかえるはず日。ベネチアからの便がメチャクチャ遅れてーさんざん、前の便にのせてくれと交渉したのに、ノープロブレム、飛行機は待ってくれるといったくせにーパリ発の便は、もちろん待ってくれず、予定にないパリ滞在になってしまいました。まだ、帰国できておりませーん。

とりあえず、パリのホテルの、クロワッサンはおいしかった!

なーんていってる場合じゃないのだ!Img_20170918_155926


2017年9月 6日 (水)

お休みのお知らせ

いつもりょうの部屋に遊びに来ていただいてありがとうございます。
 やっとやっと私の夏休みがやってきました。今晩から、3度目のイタリア(ちょっ
とオーストリアにも入ります)ドロミテの旅に行ってきます。山を歩き、山小屋に泊
まり、自転車縦走もしちゃう予定です(雨が降らないといいなあ)。
 今年のゴールデンウイークは、身内の不幸で山旅をキャンセルしてしまったのです
が、7月に八ヶ岳の主峰、赤岳、そして8月には南アルプスの主峰、北岳に上った充
実した山歩きライフだったので、夏山のシメとなるドロミテも、楽しく元気に歩いて
きたいと思います。
 夏休みのため、ブログをお休みします。帰国は18日、19日から仕事です。たぶ
ん、更新は19日頃になるかと思います。また、その頃、遊びにいらしてくださいま
せ。
 それでは、行ってきまーす!                 りょう

24 LEGACY

あの、ジャックバウアーの、「24」、あたし全シリーズを見てます。ジャッ
クー!!!今、ジャックはロシアに拘束されているはずなんです。どうなったの?と
思ってみたら、あれま、ジャックの拘束はまだ解けてないのか、出ていらっしゃいま
せん。舞台は、アメリカ。そしてCTU.ある作戦(ビンラディンさんの殺害の作戦
みたいな作戦)に関わった6人の兵士が、組織から報復を受けるというストーリーで
す。報復を受けると同時に、テロが・・・
 ものすごいスピードで物語が展開し、暗号は数分で解けちゃうし、ハッキングは数
秒で見破られるし、監視カメラには、すぐに侵入できちゃうし、一方、スマホは絶対
に電池が切れないし、移動は秒速で行われるし、スピーディに展開。なんていうのを
見始めると、ツタヤに通い、睡眠時間がなくなる日々になってしまうんですが。

 がーーーー!!あたしの夏休みがすぐなので、さすがに夏の旅行中は見られませ
ん。気になる―――!!
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あきない世傳

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 澪つくし料理帖のシリーズが売れた高田さんです。澪ちゃんのシリーズが終わったところで、あたらしいシリーズを書き始めたのが、新たに幸ちゃんの商売人シリーズです。地方の学者の家に生まれた幸ちゃんは、商売人は詐欺まがいのことをする者だと、農業と学問を重んじる父親に教育されて育ちます。自分は学者然としていて、土も耕さずにいるくせに、「手のきれいな人は信用してはならぬ」という父親。高邁な感じで嫌いですが、まあ、そういうお父さん。働き者のお母さんというところで優秀な兄さん、かわいい妹の家族でした。

 

 ところが、兄さんが病死、お父さんもなくなってしまって、生活ができなくなって、大阪の大店に奉公にやられるのです。そこで下働きの女中として見聞きすることは、父親がいう、商売人はずるい、嘘をついて何も生産せず、右から左へ動かすだけで利益をとっている、という姿とは全く別のつつましい努力の商売なのです。商いないというものを知り、もっと知りたいと考える幸ちゃんの運命が、その大店の跡継ぎ息子の放蕩話で、大きく変わりそうな1巻。幸ちゃんの幸せを願いつつ、2巻が早くも気になります。

 

2017年9月 5日 (火)

つまみぐい弁当

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 イラストを描いている著者は、どうもイラストだけでは食べらないらしく、ご近所でパート仕事もしています。同居しているのは妹さん、やっぱり仕事をしながら姉妹で暮らしていらっしゃる感じ。

 

 都会のオフィス勤めでもないらしく、職場にお弁当を持っていく暮らし。妹さんとお二人で働いてイラスト仕事もして、つまり主婦も主夫もいないけど、互いにやりくりしあってごはんを作り家事を回し、お弁当を作っているあれこれです。既製品も使うし(焼売をかって、あげやき焼売にしたり)、料理もするしのごく普通の暮らしです。

 

 あたし、お弁当って好きです。職場でお昼を食べることがわかっているときはお弁当を作っていきます。自分のですから、余りものや、適当なもの入れるし、開けるときだって中身がわかっているのに、やっぱりお弁当が好きです。すごく長い間、お弁当を持って職場に行ってますが、飽きるとかないですね。やっぱり自分のお弁当がおいしいって思いますもの。休日だってお弁当を作るときがあります。山にももっていきます。特に変わったこともしないし、キャラ弁でもないし、ごく普通のおかずを入れたマイ弁当って好きだなあ。

 

 この方が働いて、妹さんと暮らしながら生活の中で作っているお弁当、ごく普通に手をかけたり手を抜いたり、ラクしたり、ちょっと前の日にやっておいたりのあれこれ。おいしそうで、楽しそうで、お弁当って好きだなって思います。

 

2017年9月 4日 (月)

抹茶ババロア

このごろ、小さ目の容器に少しずつ味を変えたツルンプルン系を作るようになりま
した。かつてのように、大き目の容器にドカーンと作ると飽きちゃう。そんなことに
も、加齢を感じるこのごろ。あたし、9月生まれなんですが、もうアラフィフとは言
えなくなりました。アラカンですわね、あら、赤いチャンチャンコってもうすぐやな
い?ひゃーー!!自分でびっくりです。
 森半の抹茶ミルクを牛乳と生クリームで溶かして、ゼラチンで固めた、抹茶ババロ
ア。生クリームをほーんの少し撹拌しておくと、ふわってなります。スプレーのホ
イップで飾れば、3分でできたデザートには見えませんよね、と自己満足。
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ぼくの守る星

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 神田さんが何冊かよかったので、図書館の棚からとってきた本です。偶然とってきただけなので、実に期待値低く読み始めたのですが。主人公のカケル君は、見た目は普通の少年なんだけど、字の読み書きっていうのが難しいっていう障害を持っています。ディスレクシアっていうらしいです。クラスメートからは、ちょっと天然のおもしろいやつ?って思われていたり、両親はカケル君の教育のことで一生懸命だったり、実は、心許せる女の子の友達がいたりと、いろいろです。カケル君が、学校で苦労することもあるんだけど、それを、良い感じにいろいろな目から書いている連作短編集。実際にディレクシアだったら、「こーんなもんじゃないわよ!!」って思うのかもしれないけど、ちょっとこういう風に違った目から見てみることもいいんじゃないかなって思う。期待値以上によかったです。この頃、あたしの中の神田さん株は上昇中です。

 

2017年9月 3日 (日)

コーヒーゼリー、ホイップまたはアイスのせ

まだまだ暑い日が続き、ツルンネタも、もう2順も、3順もしちゃった感じでアキ
アキしております。これは、コーヒーゼリー、濃い目のコーヒーをゼラチンで固めた
だけです。バニラアイスを乗せたり、ホイップクリームとか乗せたり、苦味と甘みの
ミックスで味わいます。あーあー、早く、焼き菓子とか食べる季節にならないなかな
あ。
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日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない

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湯山玲子さんと、AVの映画の監督の二村さんという人(あたし、その分野は弱いので、知らなかったです)の対談っていう本です。タイトルがタイトルだし、本のデザインもシンプルでタイトルがバババーン!という感じなので、電車とか乗り物の中で本を読むことが多いあたしは、これ、どーんと読むのって恥ずかしいのかしら??なんて思いながら読みました。いや、カバーとかつけないで本読んでますから、このおばさん、何、朝っぱらから(朝の通勤の場合ですが)、セックス本読んでるんだよ、って感じ?ま、いいや。というわけで、結構すごい表紙と、中身もまああけすけな単語がバンバン出てくる本を読みました。

 

よく、男性の言い訳的に、本能だから、っていう安易な言い方をされますが、まあ、子孫を残すのはすべての生物、花も木も残しているんですが、人間のそれは本能部分から遠く遠く離れたところにあるんだなあ、社会的な規範とか、期待とか、自分のプライドとか、自分の存在価値とか、逆に存在無価値とかも含めてあって、人間関係、そその歴史、気持ちの推移、人(必ずしも行為の相手じゃなくって)との関係性の作り方、そういうものぜーんぶ含めたうえでのセックスがあるんだなあ、っていうことがよくわかります。本能じゃない。だからこそ、妙なこといっぱいするし、過剰な期待をいっぱいするし、逆に傷つくわけだ。本能ならもっとあっさり、子孫を残して終わるだけだと思うんだよね。そういうことがつくづくわかる。で、それはあたしも含めた、現代社会の人間の姿なわけ。という点で興味深い。大人の一冊だ。

 

2017年9月 2日 (土)

今年の夏のお気に入りの鍋

暑い時期に、朝、冷たいポタージュっていうのをよく食べるのですが、冷蔵庫で冷
やすので、鍋のまま冷蔵庫に入れやすい→取っ手がでかくない、形がすっきりしてい
て、余計な場所を取らない、という鍋が必要です。長年使っていた、耐熱ガラスの鍋
にヒビが入ってしまって、これ、熱いものが入っているときに割れたら危ないと、処
分。ポタージュ用の鍋を探して、見つけたのがこれ。
 ホーローでかわいい小さい鍋なんですが、ガラスの蓋の他に、そのまましまえるよ
うにタッパーのフタみたいのがついているんです。冷めたら、シールのフタして、
パッチンと冷蔵庫に入れてしまえます。今年はこれが、とてもお気に入りで、もちろ
んポタージュじゃなくても、便利で大活躍。今年のお気に入りのお鍋です。
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生きる 劉連仁の物語

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 中高生向きの本なのかもしれません。紙が厚めで、字が大きめで、ルビがある。あたし、朝鮮人の方の強制労働のことは知っていたんですが、中国人の方も、日本の炭鉱とか、へき地開発とか建設業とかに強制労働ですごーくたくさんの方が連れてこられてたってことは知りませんでした。

 

 そして、北海道の炭鉱に連れられた人の中で、逃亡して13年も隠れていて(逃亡したのが、終戦の直前で)、戦後、13年もたって発見されたというのは、もちろん生まれる前ですが、歴史的なこととしても知りませんでした。そーんなすごいことがあったなんて!極寒の北海道で、ひどい生活と労働をさせられて、その北海道で逃げて、逃げたって寒い冬はやってくるはず、食糧も少ない中で、戦争が終わったことも知らないで逃げ続けて隠れ続けていた人生、それもいきなり、中国の畑から連れ去れられて、なんてことがあったなんて!その強制労働の施策は、岸信介という人が、ちゃんと認めて推進してたなんて、そういうこと、もっと知られるべきことだ、すごいことだ、とびっくりしながら読み、人間のすごい力に驚くばかりです。

 

2017年9月 1日 (金)

むね肉の定番

実は私の夏休みは、まだなんです。指折り数えて、夏休みを待っています。子ども
が小さいうちは、夏休みはもちろん連れて家族であちこち行ったりしてましたので、
不在の前は冷蔵庫の中身を可能なかぎりカラにする、ゴミを出す、新聞をとめる、生
協の配送を休み、休み明けの食生活を考え先の注文をする、とかいろいろあったので
すが。今は、自宅に住んでいるおじさんに近くなった青年が、仕事しながら暮らして
いるので(外泊するとか、出張するとか、どこかで夜遊びするかとかはするんでしょ
うけど、関知してません)、冷蔵庫の中身も、ゴミ出しも、全然気にしません、きっ
と、クーラーかけっぱなしで開けて寝るとか、冷蔵庫の中身が腐って捨てるとか、し
ているんでしょうけど、「どーでもいいがな、見えないし」と思っちゃっておりま
す。海外でも、通信環境さえあれば生協の申込みだって、キンドルのダウンロード
だってできるので、なーんの問題もない。ラクになったもんですわ。
 ムネ肉は、コストコのさくらどりを買うことが多いです。大きなパックが4パック
続いていて、冷凍しております。1パックでこれを作ると、少し多いのですが、あま
りはお弁当やサラダに使ってしまいます。週末や時間のあるときに、ムネ肉をそぎ切
りして、塩、ごま油、ガラスープ(ちょっと)、しょうが、にんにくを全部ビニール
袋に入れてモミモミして冷蔵庫へ。平日は、袋の上から片栗粉を入れて、そのままフ
ライパンで焼きます。焼いている間に、ネギをカットして、しょうが、みそ、しょう
ゆ、お酢、ごま油、砂糖ちょっとを入れて混ぜます。これ、ミソが決め手。味噌味が
あることで、タレがすごくおいしくなります。鶏肉が焼けたら、ネギソースを乗せる
だけです。終わり。レタス敷いたり、トマト乗せたりすればもっと華やかですけど。
ムネ肉がボソボソしないで(そいで、カットして漬けておくから?)、脂肪分少な目
のヘルシーな料理です。ネギソースでおいしいです。翌日のお弁当にもおいしい。
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ゴージャスなナポリタン

商品の詳細

 

 暮らしのなんとか賞っていう、いーっぱいある本の賞の一つをとったらしいです。賞、そのものを知りませんでしたけど。

 

 いやー、文体が独特で、コピーライターっていうか、キャッチフレーズつくるみたいな小さな編プロの仕事をしている男性が主人公で、40歳を過ぎているけど、親の家に住み、自室はマンガやビデオであふれまくって、仕事の他は自室でそういう自分の趣味のものに囲まれて、暮らしている感じ。そういう彼が、いろんな人に出会って、でも、なんだか激しい恋とか、強い気持ちとかないような、なんていうかどこかけだるい、あせりもあるようなないような、少し伸びた、喫茶店にあるスパゲッティ(パスタじゃなくって、スパゲッティね)のような、具も、いろいろソーセージとか、タマネギとかピーマンとか入ってはいるんだけど、ケチャップ味みたいな、混沌さ。これ、和食?イタリアン?っていう混沌とした感じが現代風なんですが、小説としては、読みにくいです。

 

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