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2017年6月16日 (金)

億男

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 去年だったか、おととしだったかの本屋大賞の何位にかなった本ですよね。図書館の職員の男性が、弟が残した借金を背負ってしまって、3000万円の借金があって、とても返せないので、図書館の仕事と夜中のパン工場の仕事を両方やって、ヘトヘトになって働いています。この借金が原因で、妻や娘と別居してしまって、娘がほしがる自転車も買ってあげられない状態です。

 

 

 

ところが、偶然もらうことになっちゃった宝くじがあたって、3億円を手にすることになるわけ。借金も返せるし、こーんなアクセク働かなくていいし、妻子ともまた暮らせる!って思ったけど、宝くじがあたって、億万長者になって、不幸になった例というのが、いーっぱいとりあげられていることから、このお金をどうしたらいいのか!?と考えるようになるのです。お金と自分の距離感がつかめてないんですね。

 

 

 

 そこで、学生のときの友達で、卒業後ずーっと会っていなかった間にベンチャー企業を立ち上げて、それを大企業に売って大金持ち、もう3億円どころじゃない、何百億ももっている友人と話をしようと会いに行くという展開で、超お金もちの人たちが、幸せなのかどうか、お金と幸福の関係を描いてみようとするのです。お金がなくても幸せになれるとか、お金で買えないものはある、なんていうきれいごとは、もうそのままじゃ通らない現代に、どういう風にお金と人生を描くのか、っていうところがポイントで、中盤以降まではかなり面白い試みをしているなあって思って読んでいました。でも、最後のところが、果たしてこれでいいのか、という落としどころ。お金と人生の幸福について、人類はまだまだ描けないんだなあ、って痛感したところです。チャレンジは面白い。自分とお金のことも、何億円には縁がないけど、人生とお金と幸福についてあらためて考えます。

 

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