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2017年2月 2日 (木)

患者さんに伝えたい医師の本心

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 東大病院の教授で、あれこれあって、今は三井記念病院の院長さんをやっている方が、奥さまが50歳で乳がんになって、闘病の末、あちこちに転移されてなくなりました。自分は医者だけど、専門は心臓外科、乳がんのことはよくわからない。医者だから、わかるだろうとか、奥さまにいい医療を受けさせられるだろうと思われがちだけど、実はそーんなに変わらない。不安で、家族を助けたい気持ちで、容体が悪くなるとオロオロする気持ち、そんなものを、患者側で体験して、自分がたーーーくさん見てきた患者さんの気持ちを、やっと本当にわかった、と思ったそうです。そういうところから真摯な人だなあと思って読み始めたんだけど、全体、彼が医療とか、看取りとか、病院のあり方とか、そういうものについて考えていることを書いている本。立派な人だなあ、まじめな人だなあ、とつくづく思います。たとえば、東大病院で、上司と衝突して、(トーダイ病院の教授が、病院として患者さんをどうみているか、とか、東大の医学部の学生に対しての教育をどう見ているかということについて、実に率直に批判もして改革しようとしています、それもリッパだーーー!!)地方の心臓外科の手術数の少ない病院に左遷されて、一時、失意な気持ちになるのですが、そこで出会った患者さんが、医者としての自分を育ててくれたというのです。医者はもちろん患者さんの病気を治すお手伝いを必死にするけど、実は逆に、そのことによって患者さんに生かされているんだ、っていう思いが、私にはすばらしい彼の資質だと思うのです。

 

 医者も、医者になりたい人も、そして医者と付き合う多くの人に、ぜひ読んで欲しい。医者じゃないし、医療関係の仕事もしてないけど、働くってことの原点は同じだと思う。いい本だったわーー!! 

 

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コメント

毎日激務でヘロヘロな息子に送り付けて読ませます!
私も買って読みます、で、娘にも回します。

「医学」というのは普遍的なものでなければならないけれど、
「医療」というのは、一人一人違う患者さんへの行為なので、
みんな同じというわけにはいかない、そこが、私たちが患者さんから学ぶべきことだと思うんです。
体の構造や働きの基本的なところは同じでも、でも、細部はみんな違う、そして違う生活背景がある
人生の歴史がある。
私も34年間、ずっと学ばせていただいています。
まだまだ分からないことだらけ、ずっと発展途上。
医学の進歩もあるしね。

医療者人生のはじめのころに、
どんな指導者につくかでその後の職業人生が左右されるので、
こういう先生に出会えるかどうか、息子にも、娘にも
そういう存在がいてくれるといいなあと思います。

(東大病院の旧弊なところ、医学界の閉鎖性を知っているだけに
大変なことだったんだろうなあと思います)

よい本のご紹介をありがとう。

こんにちわ!皆さん、医療関係に進んでいらっしゃるダイアナさんちでは、こういう話題になるんですね。あたしは、基本、患者の立場でしかないので、で医療の世界にあれこれは知らないので、結構、へえへえ、なこともあるし、なーるほどなこと、たいへんだなあ、のこと、あれこれありました。ぜひ、皆様で読んでお考えいただきたいわ。

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