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2017年2月28日 (火)

あさのあつこのまんが大好き

商品の詳細

 

 あさのあつこさんの自分が育ってきたマンガに対する思いをかいたエッセイです。彼女は少し、年上で、もうお孫さんがいらっしゃるそうです。ひゃーー!

 

 岡山で育ち、途中、都会で働いたりもあったようですが、また岡山に戻って、作家さんとお母さんと主婦もしてきた彼女ですが、マンガでいろんな物語世界を知り、空想を膨らませてきたことを、楽しげに書いています。

 

 あたしは、今は、ほとんどマンガを読んでいません。嫌いってことは全然ないんですが、マンガ(の入手、情報収集、読む)にさく時間が取れないという現実問題からなのです。マンガにはまると、たぶんすごーくはまれて、家がつぶれるほど買うだろう(だって、図書館で本を借りていても、本がたまってたまってたいへんなのです、うち)っていう恐怖もあります。図書館でマンガ貸してくれないし、買いはじめたら家が重さでつぶれますわ。

 

 かつては読んでいたマンガもあるので、懐かしく読んだり、あさのさんが女の子として成長し、大人になり、また母親になって子どもと一緒にも楽しんできて、大好きで、いろんな豊かなな気持ちで読んできたマンガのことも楽しく読みます。

 

北横岳2480m

入笠山に上った日は、諏訪のペンションにお泊り。温泉&ごちそうで、ぬくぬ
くーーーと軟弱なあたし。なかなか山小屋泊まりはできませんん。
 翌日は、北八ヶ岳ロープウエイ、昔はピラタスロープウエイと言ってたような気が
するけど、横岳のところにあがるロープウエイに乗って、北横岳へ。このコース。夏
も秋も春も歩いたことがあるけど、冬場は初めてです。だって、冬場はスキーばっか
りしてましたからねえ。冬山初心者としては、まずは、楽することーなので、スキー
場のゴンドラとか、ロープウエイを利用。次は、登山道が雪でわからなくなっちゃう
ので、トレースがついていて、迷わないこと、そして、夏山を知っていて、予想がつ
くところっていう感じですかね。初めての、高い山はいきなり冬山に行くのは、まだ
まだ腰が引けてしまいます。
 というわけで、北横岳です。ま、正式名称は横岳。八ヶ岳の山です。
 ロープウエイをあがったところは、坪庭になっていて、縞枯山とか茶臼岳とか近い
です。そこから北側にあがっていったところが横岳。北峰と南峰があります。もうそ
の先は、蓼科山ですから、八ヶ岳のはじっこ。今回もスキー客と、山登り客が混在し
ているロープイエイであがり、楽して横岳です。坪庭から、ぐるーっと回りながら登
ります。
 八ヶ岳の主峰、赤岳から硫黄、秋に上った編笠とか、権現とか、すぐ近くにくっき
りみえます。双眼鏡で見たら、歩いている人までわかる!!遠くには、全アルプスも
ぐるーっと見えて、すごい展望。いや、楽してあがれるけど、結構寒くて樹氷も綺麗
です。
 あーお天気のいい冬山は綺麗だああ!夏だったら、岩だらけとか段差が大変なんて
いうところも、雪がおおわれているので、岩とか段差とか全然気にしないでアイゼン
で登っちゃうので、かえって楽なくらいです。お天気のいい時限定の冬山は、たの
しーーー!!
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自家製ティラミス

 コストコのマスカルポーネチーズでつくる自家製ティラミス。我が家では好評で
す。作るのも、マリービスケットと生クリーム(半分)さえあればいいので、マリー
はカルディで、森永さんのじゃないのを買ってあるので、いつでも思い立ったらでき
ます。オーブンとか使わないでいいのも、手軽。
 バナナや、ブルーベリージャムを間にはさんでも、季節だったら、イチゴとか薄く
カットしてもおいしいです。コストコのティラミスのケース(ティラミスのケース
も、しらすのケースも、明太子のケースも同じだけど)に、マリービスケットが正方
形に4つ並ぶのでちょうどいいです。で、マスカルポーネ1個(たしか600円代)
で、2回できるので、買うよりはるかにお得で、甘さは好きに調節できるので、すっ
かり自家製愛好家になりました。
 おいしいですよ!!
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塩柚子その後

11月末に別宅でダンボール2箱のゆず(小さい、花柚子?姫柚子?)がとれまし
た。今年は大豊作でした。お友達にもいーっぱいおしつけ、お会いする方にみーんな
ゆずをもっていきました。
 自分でも、ゆずシロップを3瓶×3回つくり(これは、炭酸で割っても、寒い時期
はお湯わりでもおいしいです。ビタミンCたっぷりで、とってもおいしいです、半年
は他の愛媛るほど作りました。梅シロップの時期まで楽しみます)、ゆず胡椒も大量
につくり布教しまくり(!)、そして、今年はじめて塩とつけて、塩柚子を仕込みま
した。
 塩柚子って、ビンに塩とゆず(カットしたもの)を入れて放置しておいたのです
が、塩がドロドロと溶けてなんだなあ、みたいになってきて、これ以上放置しても、
きっと何も変わらないだろう、さてどうしよう、とにらんで、ガーーー!!とフープ
ロにかけてしまいました。一応、種は除いて、皮も実も塩もぜーんぶフープロで、ド
ロドロ化です。これを瓶に入れてみました。塩がいっぱい入っているので、腐らない
だろうから、そのまま調味料棚に常備。塩を使うときに、ゆずを入れてよさそうなも
のだったら、これを使っています。
 おいしいのは、鶏肉(モモを使いました)を一口大にカットしてこの塩柚子を入れ
て、ビニールに入れておき、食べる前に焼く、ただのチキンソテーです。ただのチキ
ンソテーが香り高い柚子味になってなかなかおいしいです。チキンソテーに、ゆず胡
椒をつけて食べるのもおいしいのですが、塩柚子につけておくのもグッドです。この
ほか、魚を焼くときに塩を振るところで塩柚子。浅漬けをつくるのに塩柚子。小松菜
を煮るのに塩柚子、塩を使うのに塩柚子、で使いまわすのに便利で愛用しておりま
す。半年くらい楽しめそうです。
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2017年2月27日 (月)

築地の門出

商品の詳細

 

 築地の食のトータルアドバイザー??ヤッサンのシリーズの第3弾です。築地の移転の話があって、築地も、観光客や一般の人(あたしもその1人です)相手の場外と、専門家相手の場内で、いろいろ話が出ております。千客万来施設っていう東京都の施設の件は、実は仕事であるかかわりがあって、いろいろ揉めたことや、内実やいっぱい知っているんですが、それが、ヤッサンにも出てきてびっくりです。

 

 まあ、そんなことはおいておいて、独り立ちしてすでにヤッサンのところを離れているマリエに続いて、結婚したタカオさんも、奥さんがお蕎麦に魅せられて、そば修業を経て、巣立っていく話。ヤッサンいいなあ、筋が通っているなあ。

 

入笠山1995m

いりかさやまって読んでたんだど、にゅうかさやまなんだってねえ。ちょっと綺麗
な山歩きにいってみようと思い、冬山初心者なので、初心者冬山はどこがいいかな
あ、と探していきました。
 富士見パノラマスキー場の上の山です。富士見パノラマスキー場は、シニア券は5
0歳以上っていうスキー場なんですが、どこかにスキー熱をおいてきてしまっている
あたしは、(あたしのスキー熱、どこいった???)、スキーヤーにまざって、往復
のゴンドラ券を買って、山歩きです。シニア券対象なんだから、長年払ったリフト券
代を少しでも、元を取らなくていいのか?とは思うんですけどね。
 最近は、スキー人口が減少しているので、もっと手軽に雪山を楽しんでもらおう
と、スキー場でも、スノーシューとか貸してるところがとても増えています。スキー
は初心者には、なかなかたいへんですが、スノーシューだったら、楽しく遊べますも
のね。
富士見パノラマスキー場でも、スノーシューのレンタルがあります。そして、スキー
ヤーには、まさかのゴンドラ往復乗車券!(スキーヤーは下りは絶対に乗らないの
で、片道しか買わないんですよ)
 ということで、入笠山です。
 ゴンドラ降りたところから、スキーヤーはガンガン滑っていきます。見慣れたス
キー場の景色ですが、どこから入笠湿原の方にまわり、山をあがっていきます。頂上
は、ガピーンと360度、遮るもののない展望。北、中央、南アルプスがぐるーっと
見渡せ、富士山が、そこにポコンと頭一つ上まで出ていて、反対側には八ヶ岳です。
あーー、すごーい!!ここは、冬山の超初心者向けの山ということで、老若男女があ
がってきているし、クラブツーリズムのツアーみたいなのも上がってきていて、薀蓄
のガイドさんが、カカトから付くようにとかご指導していました(←うるさい)。
 あー、綺麗。スキー場のさらにその上の山は、こーんな景色が広がっているんだ!
 そして、雪遊びがすごく多様化していて、スノーシュー履いている人もいるし、チ
リトリ?フライパンみたいなプラスチックの一人分のお尻をのせて滑るお盆みたいの
(名前はなんていうんだろう?300円とか500円で売ってそう)を持って、
ちょっと斜面を滑ってあそんでたり。たくさんのワンちゃん連れも来ていて、ほーん
と雪山で遊んでいる感じが楽しい山でした。いいお天気で、群青色の空と雪山、綺麗
でした。
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ホームベーカリーでおもち、そしてお汁粉

うちのHBは、20年近くで2代目です。一年を通じて、パンを基本的に買わないの
で酷使されていますが、特に冬場は大活躍です。HBの説明書を見ると、うどんとか、
ケーキとかも書いてありますが、うどんねえ、作ってみたいけど、まだ作ったことは
ないし、ケーキ??わざわざHBで作る必要性を感じないので、作らないなあ。
でも、パン(食パン型のパンや、生地コース活用型の勝手な手作りパン)もピザも年
中作るし、冬場はお餅や、肉まんや、お焼きを作ります。こういう粉物をまぜたり、
ちょっとこねたりは、HBの大得意分野なので、とーっても便利です。お焼きなん
て、粉を入れて50分、まぜたりこねたりしてくれている間に、具を適当に用意し
て、10分くらい発酵させて数分焼けばいいので、すぐできちゃうんですよ。で、冷
凍保存もできるし、おやつに最適!おいしいし、あまりものおかずの消費にもなりま
す。お餅も、かんたーん!お汁粉にしたり、冷凍しておいて、お鍋に入れたりもオッ
トが大好きで、鍋となると、冷凍庫のお餅を探しております。で、今回はお汁粉。小
豆も一袋、圧力鍋で煮ちゃうので3-4回分に分けてジップロックで冷凍してありま
す。自家製お汁粉、おいしいーーー!!!
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2017年2月26日 (日)

ヤマザキマリのリスボン日記

商品の詳細

 

 実は、全然知らなかったんですけど、テルマロイエ?イタリアネタのお風呂の話、マンガですよね(読んだことありません)、で、阿部寛さんで映画になったんですよね、予告だけ見たことがありますが、映画は見てないです。

 

 そのテルマロイエ?の作家さんがこの方だそうです。イタリア人の年下のダンナさんがいて、どうやら、そのオットさんの子どもかわからないけど、子どもがいて、リスボンに住んでいるんです。リスボン???14歳の時に、1人で海外に出て、放浪した?え?14歳!?どこかで子ども産んで、この本の時には、まだテルマロイエは書いてないです。

 

 リスボンの暮らし、イタリア人のオットさんとの暮らし、イタリア人のお姑さんの問題、そんな話と、遠い遠い国で、マンガの仕事もしたりしながらの様子を、ブログかミクシイかなんかに書いたものをまとめたものです。

 

 このころから、温泉好き、オフロ好きな感じが、そこあそこに出てくるのも面白いし、イタリアの密接すぎる親子関係を鬱陶しがっているところも、笑えます。キョーレツな義母様の話題が笑えます。

 

 ヤマザキマリさん、ちょっと興味を持ったので、他の本も読んでみたいです。

 

マイブームのお焼き

年末年始に長野県で山歩きしたり、スキーしたりしてました。帰京する当日、朝か
ら山を歩いて、山の宿にお昼過ぎに戻ったのですが、もうランチタイムは終わってい
て(涙)、そういう山の宿だから、いつも食事を提供するなんていう風に食材は余ら
せていないわけで、食いっぱぐれそうだったのです。えーん、おなかすいたなあ、と
思って、「何かありますか?」と聞いて、あったのがお焼き。まあ、長野県では、あ
ちこちでありますね。そのお焼きが、空腹なところにとーってもおいしかったので
す。
 で、帰宅してお焼きをググってみたら、あれま、いろいろ作り方があるけど、HBで
もできるわけね、とそれから、お焼きがマイブームです。粉(強力粉と薄力粉をまぜ
て)を入れて、HBで生地コース、ポン!これを蒸したら中華まんになるし、発酵させ
たら、パンみたいになりますが。お焼きですから、発酵時間を極端に少なくして(1
0分弱)、あんまりふくらまさないのです。そこに具を包んで、中華まんなら蒸すの
ですが、これまた、ふくらまさないので、フライパンにごま油を入れて、焼きつける
だけです。ね!簡単でしょ!?
 これ、セイロを出さないでいいので(出すのは簡単なんですが、乾かしたりとか
ちょっと手間がかかるんです)、中華まんより簡単なので、年明けからうちのお焼き
ブームが続いています。具はなーんでもいいです。お気に入りは、かぼちゃシナモン
(レンジでチンしてつぶしてシナモンふりかけるだけ)、なす&シメジ味噌炒め(し
いたけでもいいけど)、野沢菜ひき肉炒め(オトコズはこれが好き)、キンピラ、
なーんでもいいです。粒あんでももちろんいい。おかずっぽいものでもいい。なんで
もくるんとまるめて、ちょっとひらたくして、フライパンで焼いてしまって、あとは
ラップして冷凍もできます。チンしても、フライパンでカラ焼きしてもおいしくっ
て、何度も作りました。長野のおばーちゃんのおやつですね。おしいーーー!!
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2017年2月25日 (土)

フレグラーの海上鉄道

商品の詳細

 

 不思議な名前の初めて読む作家さん。ともそって、男性?女性?どっちでもいっか。

 

最初は、なんだかよくわからなかったんです。ある若い男性と、女性の恋の物語??って思っていたんだけど、その背景には、祖父母の時代にまでさかのぼった、アメリカとキューバと日本をまたにかけた、壮大な恋と、思いがあることがわかってくる、っていう話です。

 

 全然、期待しないで読んだ文庫本だったけど、スロースターターなれど、だんだん面白くなって、後半は楽しく読みました。こういう大河ドラマみたいな、壮大な時と時空の流れがある小説、あたし好きなんだなあ。

 

夢と犯罪

商品の詳細

 

 ウッディアレンの映画です。DVDの最後に、監督の彼が、インタビューをうけて答えている映像があるんだけど、それが、まあ、インタビューアーの質問が平凡でおもしろくないんだけど、彼が実に退屈そうに、あくびまじりに、おざなりに回答しているのが、笑えるほどつまんなさそうで、気の毒になるくらい。どうして、インタビューアーって、つまんねー質問しかしないのかしらねえ。

 

 

 

 というわけで、ある田舎の兄弟が主人公。お父さんがやっている商売、地味なレストランなんだけど、先行きが明るくもなさそうだし、何とか一儲けしたいと思っている兄弟。やけに裕福なおじさん(母親のお兄さん)に、資金を出してもらって、投資事業家?になったり、スポーツビジネスをはじめたいって考えるわけだ。お父さんはどうも頼りにならないからね。と、おじさんにすり寄ってみると、おじさんの商売で困った男がいて、こいつに弱みを握られていると、こいつをなんとか始末してほしいと頼まれちゃう。えーえーえーえーえー!!

 

 

 

 というところから物語が展開し、なーんだ、一番ラッキーだったのはおじさんじゃん。やっぱり胡散臭いおじさん、うまく立ち回るなあ、っていうシニカルなコメディなのだ。でもインタビューアーは、女性が主役じゃないですねえ。とか、そんなことばっかり。ウッディアレンのシニカルな冷たい笑いをえぐってやればいいのにさ。

 

2017年2月24日 (金)

信さん

商品の詳細

 

 うすーい、うすーい文庫本です。かつて筑豊地帯っていうのは炭鉱があって、そこで暮らした子ども時代のことを書いた本です。炭鉱というのは、連帯感もあるし、身分の違いもあるし、事故等で不幸なこともあるし、貧富とか、喜怒哀楽とかが、ぜーんぶ地元の生活全部とつながっているという感じがあります。

 

 そのなかで、家族、友達、友達と家族、いろんな姿を見ながら成長していく子供の物語。せつなくって、悲しくって、短いけど、いい小説でした。

 

ブロッコリーとベーコンのクリームパスタ

 冬場には、簡単で、フライパン一つでできるので、しばしば登場するのが、ブロッ
コリーのパスタです。あたし、ブロッコリーがゆですぎちゃって、グチャグチャに
なってクリームの中に沈んでるのが、わりと好きなんですよね。フライパンでブロッ
コリーをゆでます。そこにハムでも、ベーコンでも、ツナでもなんでも入れちゃっ
て、そのゆで汁をそのままつかって、クリーム味にしちゃいます。粉と牛乳とか投入
しちゃうわけ。それで終わり。超簡単。フライパン一つ。ブロッコリーもグチャグ
チャでいいのだ。終わり。で、これを、ペンネやパスタにかけて食べるだけ。ゆで
汁って、実は野菜のうまみが溶け出ているので、捨てないで使えて、おいしい。簡
単。あったかくて、グチャグチャブロッコリーがおいしくって、好き。これ、冬場に
しょっちゅう食べている感じ。
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2017年2月23日 (木)

たいせつなことはみんな子どもたちが教えてくれた

商品の詳細

 

 この方、全然知らない人だったんだけど、画家さん?らしく、絵を書いて、好きなことをして生きていきたいと、子ども創作教室(工作とか絵とか自由に遊ぶ教室)を20年以上もやってきた、という方です。

 

 この方が、どういう風に大人になってきたか、っていう話と、どういう創作教室?っていうかもう自由に遊ぶ場所みたいな感じなんだけどをやっているかっていう話が書いてあるんだけど、それが何とも自由で、独創的で、とーっても面白い。子どもの世界を見ていると、それも成績とか勉強とか関係ない、創作教室みたいなところのセンセーっていうのは、親とはまた違った子どもの姿が見える。だって、子どもが「もう行きたくない」と言ったら、親は塾じゃないので、あっそ、じゃ、やめたらになるし、子どもだって、自分が楽しくないと来ないし、親だって無理やり通わせようとは思わないけど、子どもが楽しんで、延び延びしているんだったらま、いいか、って思えるだろうし、それでも、何かいいことがありそうに見せないと安いながらの月謝は取れないしっていう微妙な立ち位置の「習い事」なわけ。そこのセンセーって、センセーっていうかまあ、これまた微妙な立ち位置なんだよね、そんなことを20年以上やっていると、子どもや親の姿が見えてくるっていうのだ。なーるほどねえ。

 

 

 

 子どもが親をどれだけ気遣っているか、親が子どものことをどれほどわかってないか、子どもの世界のあれこれ、なーるほど、とかへえ、とかそういう話題もいろいろ。彼の育ってきた世界や創作の世界の考え方も面白くって、偶然出会った本(図書館で近くの本を探していて偶然手にとっただけ)だけど、なかなか楽しい。

 

何者

商品の詳細

 

 朝井リョウさんの原作の大学生の就活の小説を映画化したものです。主演は、えーと、佐藤なんとかさんっていう、整った顔立ちの方。あと、有村さん?だっけか。あたしの頃の就活と今の就活ってまーったく違う。であたしは、今の就活は6年前にムスコがやっていたのを、横目でチラっと見ていただけで、よくわからないし、結構すんなり決まっちゃったので、この映画の登場人物、主なシュウカツやっているのは5人なんだけど、その男性陣のような感じはなくって、あーー、情報がいっぱいありすぎる今って、ものすごく難しいなって思う。22才くらいで、大学生で働くってことも、仕事のイメージもごくごく狭い範囲しかわからなくって、自分が何がしたいのか、どう生きたいのかっていうのはもっともっとわからなくって、いっぱい迷うだろうし、いきがってみたいだろうし、怖いだろうし、不安だろうし、希望もあるだろうし、どうしたらいいのか、このスピードばかりが速くなって、価値がなんだかわからなくなっている現代で、迷うのは当然だよね。それが、他人へのちょっとした非難とか、自分へのかいかぶりとか、逆に自信のなさとか、そういうものに、いろんな形で出ちゃうのは、あたしからみたらしょうがないし、かわいいし、苦しんだろうなあって思うけど。若い人同士からみると、そうは見えなくて、仮面かぶって、いい人ぶらなきゃならなかったり、あーーーー!!しんどそう。おばさんてきにはそんな気持ち。

 

2017年2月22日 (水)

となりのセレブたち

商品の詳細

 

 篠田節子さんの短編集です。表題作はないんです。前半は、ちょっとセレブな人たちの彼女らしいアイロニーや、ミステリーちっくな短編なんですけど、恋愛あり、SFっぽい設定ありの短編が並んでいます。

 

 私が一番、身につまされたのは高齢者に対して、ガンコに偏屈になった人格を再編する手術をすることができるようになった近未来を描いた短編です。というのは、自分の両親が超高齢化によって(たぶん)強情に拍車がかかり、偏屈が2乗3乗とひどくなり、もう暴言はくし、それを覚えてなくって、自分の正当化はすごいしで、たまらないなああと日々思っていたからです。篠田さんは、おばあちゃんの知恵とか老人の知恵というのは、人生50-60年程度だった頃の話。80年90年になった今は、そんなものは期待できない。偏屈になり、強情になり、老いた姿をさらしていくことで、年下の人に、老いるということ、自分たちの人生の先の実態をみにくくさらして身をもって教えていくんだ、というのです。人格を再編して、いい人と作り上げることがたとえできたとしても、という設定のSF。身につまされたです。

 

干しブルーベリーいりパン

 関東の冬はお天気がよくって、乾いているので、順調に干し物が乾いています。あ
たしの干し物は、ブルーベリーとさつまいもです。ブルーベリーは、夏に別宅でいっ
ぱい採れるのを、お友達におすそわけしたり、ジャムにしたりケーキにつかったり、
暑い時期はスムージーで飲んだりするんですが、それでも余る分を干します。干しブ
ルーベリーは、レーズンみたいにパンにお菓子に使い勝手がいいんです。
 今回は、干しブルーベリーを入れたパンです。写真は焼成前、一次発酵済、二次発
酵前の状態です。
 ブルーベリーって水分が多くって、そのままだと、パンに使いにくいんです。で少
し乾かすと、使いやすいんです。酸味と、ブルーベリーのつぶつぶがおいしくって、
冬になると登場するパン。なかなか売ってないです。
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2017年2月21日 (火)

商品の詳細

 

 桜木さんです。昭和30年代、北海道の釧路あたりの海の町で、お金持ちの3人姉妹がいます。真ん中のお嬢さんを中心とした3人の生き様です。

 

 1番目は優等生で、親の言う通り、売られるように政治家の跡取り息子のところに嫁に行きます。決して幸せそうじゃなかったのに、行ってみたら、まるで政治家のように辣腕の策士になって、手腕を発揮していきます。2番目は、親の稼業に反発して、芸者になるのですが、そこで知り合った男と一緒になって、土建屋の組の奥さんになります。

 

 そんな2番目のお嬢さんが、親に反発して芸者になって、そこで出会った男が収監される前に知り合って、釈放されてから一緒になって、なんだか気は強いけど、どこか弱い、女性だったのが、どんどんたくましくなっていく様子。なんだか重苦しい(いや、桜木さんだから、軽く楽しくはありえないんだろうけど)スタートで重く読んでたんですけど、徐々にたくましくなっていく主人公に支えられて、最後まで読んだ感じ。

 

梅酒梅入ケーキスタート

 今年は、いつもの年より、前倒しに梅酒梅を使っていくことにします。あたしだっ
て、学習するのだ、ととりあえずは言っておく(また直前に瓶をあけるためにあわて
るかもしれないけど)。早めに梅酒の梅を使って、ビンをあらって、乾かすのだ。ま
だ2月だ、えっへん!!
 梅酒梅を刻んで、あとはレーズン(これは買う)なども入れて、パウンドケーキを
作ります。梅酒梅を刻んだ種のところは、調子にのって、口に入れたりすると、2つ
くらいで気持ち悪くなっちゃうので、要注意。おじさんの口に押し込みます(ゴミ箱
かい!)
 あとは、普通に卵2つ、粉でパウンドケーキ。甘さも適当、粉もテキトー、お菓子
はちゃんと量らないとダメって、それが真実のように巷で言われるけど、そお?量ら
ないけどな。まあ、たいしたものはできないけどね。というわけで、今年初の梅酒梅
のケーキ。いい香り。
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2017年2月20日 (月)

夜空の下で

商品の詳細

 

 益田さんて、いわゆるイラストマンガ?エッセイ?の方だと思うんです。絵を見ると、下手だなあって思うんです。せいぜい、あたしより、ちょっとうまいくらいか(おいおい!)、動きもないし、輝きもないもん、絵はマンガ家にはなれないと思うんです。

 

 で、ものすごいストーリーがあるかというと、それもない。壮大なストーリーテラーじゃないんですね。でも、なんだかほのぼの系は、悪くないのもあって(実はつまんねーっていうのもある)、これは、私としては、ほのぼの系だけど、悪くない話がつまっています。天文学者さんのコラムが挟まっているのも、楽しい。

 

 東京のサラリーマン生活で、空を見上げるってことは日常ではとーっても少なくなっちゃっているけど、山歩きの時や、山小屋に泊った時など、ひろーい空や星空を見ます。別宅に行くと、びっくりするくらい星が多くって、まるでふってくるように山にかかっています。

 

 そんなことを思い出しながら、ほのぼの系のイラストマンガです。

 

自由が丘で

商品の詳細

 

 韓国の監督の映画に、加瀬亮さんが出た作品らしいです。タイトルが自由が丘?なんですけど、韓国のソウルに、そういう名前の喫茶店があるっていう設定です。しかーし、これ、韓国映画がお好きな方には有名な監督さんで、ネットの感想とか見ると、期待通り!!とかあるんですが、それを読んでやっと、この時間が逆転して、不思議で、安易なストーリーの構成がわかるんだけど、でもねえ、なんだかねえ、ちーっとも面白くなかったんですけどあたし。だめだめ。

 

2017年2月19日 (日)

白菜の辛い麺

 1月末に台湾で、白菜の辛いのが麺に乗っているのを食べたんです。名称忘れたけ
ど。あったかくって、辛くって、トローンとしてておいしかったです。
 あたし、基本的にアンカケ物って好きなんだと思います。たしか縮れていない中華
めんだったんだけど、そういうのが入手できないので、ビーフン麺で作ってみまし
た。
 白菜とあまりの焼き豚(ちょっと)を炒めて、あとは豪華にするためエビを投入。
適当に味付て、辛みもつけて、トロンとしたものを作り、スープを多めにしておい
て、ゆでたビーフンに乗せるだけです。辛くてあったまるー!なんだか、丼のわりに
具が多くって、ものすごくB級な感じになっちゃったけど。
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キャパの十字架

キャパの十字架

 崩れ落ちる戦士っていう、銃で撃たれた風な戦士が、崩れ落ちる途中みたいな写真、戦争写真としてメチャクチャ有名なのは知っていました。が、これが、キャパっていう人の写真っていうのは、私は知らなかったです。オットが、「あのキャパの写真がさーー」とか言ってのですが、何の写真のことかわからなかったです。あの、写真のことか!っていうのは、写真を見て知ったのでした。

 で、この写真が、本当にそういうギリギリのシーンを、キャパ(という報道写真家の方)が撮ったのか?という沢木さんが疑問を持ち、真偽を確かめようとする長い旅が始まります。

 こういうことはこの写真が、本当に打たれて死の目前にした兵士じゃなければ、この写真家の価値を貶める風潮があるので、それを見つけることは、なんだかしんどいことにもつながります。でも、沢木さんは、そういう貶める風な気持ちが全然ないところを、ちゃーんと全体を貫いているので救われます。キャパがどういう人で、どういう写真家で、本当に、どこで、どういう状況で、 この写真を撮ったんだろう?っていう気持ち。それは決してキャパの汚点を探してやろうっていうのとは違うと思うんです。真実を知りたいっていうところだけ。

 スペインに行って、アメリカに行って、たくさんの専門家に助けられながら、沢木さんのキャパの真実、どういう状況で写真をとったか、だけじゃなくって、その後、どういう風に生きたかも含めての真実を知るための旅が続きます。うん、この人、苦しんだり、悩んだりしながら必死にやったよな、って思えます。いや、沢木さんじゃなくって、キャパです。

2017年2月18日 (土)

セロリ入メンチカツ

メンチカツって、なんだか昭和で、B級なおかずなんですが、時々ムショウに食べ
たくなります、玉ねぎとひき肉があればできるんですが、キャベツの千切りとか一緒
に入れちゃうレシピもありますね。たしかにハンバーグそのものの中身だと、ちょっ
と重たくはあります。ずっしりニクニクしいのを食べて元気になりたいときはいいで
すが。あたしもキャベツを入れて作ったみたこともあるんですが、キャベツが油を大
量に吸っちゃうんで、それもちょっと、と思ったり、迷うところであります。
 今回は、見た目わかりませんが、セロリをいっぱい細かく刻んで入れ込んでみまし
た。もちろん玉ねぎもたくさん入っておりますので、野菜いっぱいです。
 セロリのシャキシャキ感があって、セロラーにはおいしいメンチカツ。これはお
しゃれなソースじゃなくって、売ってるウスターソースみたいのたっぷりが、昭和な
感じ。あぢあぢを食べます。
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みんな彗星を見ていた

商品の詳細

 

 星野博美さんです。リュートという丸いギターみたいな楽器に出会って、それを習いはじめたことで、リュートが使われた16世紀に興味を持ちます。宗教画なんかにも描かれていたりする楽器みたいです。あたし、初めて知りました。星野さんは前作の「コンニャク屋漂流記」っていう祖先が、漁師から千葉の外房に流れていく歴史を調べて書いたのもそうですが、興味を持つと調べるんです。で、学術的に調べるというより、自分のあれこれの思いを一緒に持っていく感じ。これもそうです。

 

 だから、ある意味、思いを一緒にしないと、話があっちこっち飛んで、とーっても読みにくいんです。少し読んで、思いが重なるところが出てくると、面白いんですね。人間の頭って、いや、あたしの頭って学術論文にはなってないので、同じようにあっちこっち飛んでいけば、とっても楽しい。でも、たぶん、同行できないと、つまんないんだと思います。この本も、最初は面白そうって思ったんだけど、途中、彼女に同行できなくって、読みにくくってしばらく放置したのち、また読み始めたら、うまく同行できてどんどん進みます。

 

 星野さんはたしか戸越銀座あたりの生まれの方ですが、免許を取りに行ったのが長崎県五島列島。そういう縁もあって、長崎のキリシタン迫害とか殉教の歴史を調べ始めます。あたし、長崎県全域に通った仕事をしたことがあるので、五島列島も対馬も壱岐も実は行ったことがあって、いま古教会群を世界遺産に登録しようとしている長崎ですが、そのいくつかはチラっと(仕事途中なので実にチラです)見たことがあります。その時には、考えなかったキリシタン迫害(知識としては知っています)のことを、ここまで調べて、ここまで考えて書いている、歴史書じゃないけど、大作だと思います。あたし、キリスト教は禁止されたから、信仰を捨てない人が殉教したくらいに単純に思っていたけど、そうじゃないのね。なんでこーんなに残酷な仕打ちをして、それでも信仰を捨てない(って証拠とか取れないんだから心の問題でしょ、言っておけばいいじゃないーって無宗教者のたわごとー)ってたくさんの方が亡くなっていったんだろう、っていう疑問に星野さんは真正面からぶつかります。そこには世界の国からやってきた宣教師と、彼らに救われたと感じた庶民たちがいたこと、言葉も完全ではない彼らを結びつけたのはいったいなんなんだろう、という疑問。そして時代と歴史と為政者に翻弄される運命。後半は、長崎の古い教会群、なんだかレトロでステキね、なんていう気持ちを吹き飛ばす、重い重い内容です。こういうことをちゃんと残し、知り、彼らの魂を慰霊した上で、教会群を残していかなきゃならないんじゃないか、と思うのですが、現実は全く違う。がっくり。

 

2017年2月17日 (金)

夫の

話題になっている本なんですが、ちょっと買う気がしなくて躊躇してたところ、ア
マゾンで買ったという勇気あるお友達が貸してくださいました。
 学生時代に、超田舎から上京して住んだトイレやお風呂が共有のアパートの2部屋
となりだった男性と、すぐ付き合うことになって、1年上だったから1年早く就職し
て(高校の先生になったカレシ)、その後、自分も小学校の教員になって、ともう2
0年近くつきあって、就職してちょっとして結婚して、とハタから見れば、順調な恋
愛と結婚と職業生活をしているように見える恋人、そして夫婦の2人だけど、実はだ
れにも言えない深い深い悩みを抱えている、っていう本です。で、その悩みが、タイ
トルなんですが。どういうわけか、出会い系とかで出会う他の人とは普通にできたり
するわけです。なんで??か本人にもわからないし、それを追求しないのです。
 そして、この問題とは別に、教員としてしんどいことや、心を病むようなことが
いっぱいあって、自分は仕事を辞めることなっちゃうのです。問題児がいたり、職員
との関係も難しかったり。そして、オットさんも風俗に通っているらしい、とか。
 うーん、そりゃーなかなか解決しにくい問題だろうし、相談もしにくいことだろう
けど、でも、もっと、夫婦で解決に向けて立ち向かったらどうかというのは、強者の
理論なんだろうか?こうやって、悶々と誰にも言えない悩みを抱えて、匿名でブログ
書いて、匿名で本書いて(本のことはオットさんも知らないし、インタビューとかも
顔出しNGなんですよね)、その悩みを世界中に言う前に、最も大切な人とタグを組
んだ方がいいんじゃないかと思うのは、お気楽な外野の意見なんだろうか。少なくと
も、治療とか、カウンセリングとかもありうるだろうし、オットさんの風俗通いの件
や、自分の仕事のこととか、もっと共有していかなくていいんだろうか、一心同体と
は言わないけど、夫婦ってある意味、運命共同体なんだし、それを継続する意思はあ
るわけなんだから。
 と考えてみたけど、実は、こういう問題がありながら、オットさんは奥さんを決し
て責めないし、ずーっと離婚もせず夫婦でいるわけだ。特に険悪でもなさそうだし、
仕事を続けることも辞めることも理解をしてくれてる感じ。奥さんもオットさんの仕
事がたいへんなこと、辛いことも理解していて、実はとーってもいたわりあって暮ら
しているようにも思える。で、タイトルになった問題は、解決に向けて行動をするこ
とではない、というところにすでに2人はいるのかもしれない。
 この境地に至るまで、ずいぶん苦しんだんだなあ、って思うけど、その時に、身近
な人と苦しみを分かち合えないのかな。あまりにも理不尽な苦しみだから、かえって
言えないとか、もう十分苦しんできたから、そーっとこの苦しみから2人は離れたふ
りをしていたい、というのもあると思うけど、それで、この本やブログが書くことが
救いになっているんだろうか。
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親の家の片付け方

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 お元気だけど、荷物がいっぱいあって、家の中が片付いていない親の家を、どうかたづけるかっていう本です。相手を否定せず、相手の生きてきた人生を否定せず、彼らのペースをせかさず、それでも、少しすつ物を整理して(多くは、溜め込みがちな老人ですから)、生活空間をすっきりさせていこうとする手伝いをするっていう方法の本です。

 

 たとえば、生活用品だって、老人2人、子どもも巣立ち、お客さんだってそう多くなくなってくれば、量も減らせるはずですよね。もらい物で使わないものもいっぱいある。思い出の物だって、何もかもとっておくことはない、管理能力は日々衰えてくるのだから、シンプルにしたい。でも、ガンコで適応力がなくなってきている老人、どうやって動かしていくか、分別させていくかっていうノウハウです。

 

 

 

 あたしの両親はもうこの段階じゃないので(生きてるのがやっと、片付けなんてできない)、このメソッドをそのまま使うわけじゃないです。でも、彼らの人生を否定せず、ペースを合わせて何かをしなければ何もできない。体は弱ってきてる、で、できないことだらけなのに、ガンコだけは一人前!?っていうのが高齢老人、日々、それでぐったりしてるわけです、そんな老人の扱い方みたいのは、身内だと、なかなかこうはできないよおーーーって思いつつ、さすがにうまい。ほおお。

 

2017年2月16日 (木)

悪果

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 黒川さんです。黒川さんって、最初はとっかかりにくい気がするんです。あたしには、ヤクザに見える大阪府警さんと、本当のヤクザばっかり出てきて、あまりにも身近にいなさすぎるのかも。で、100ページくらい読み進むと、この世界の書き方になれてくるのか、面白くってたまらなくなってくる。どーして、こーんなにリアルに、裏表のヤクザさんを描けるの(もちろん、表は府警ですがー)、すごーい。いや、笑えて、リアルで、世の中、こんな風になっていることを、改めて思います。

 

 今回はある賭場をガサ入れして(って、ヤの方の元愛人がやっているカラオケボックスの特殊な部屋でやっている賭場)っていうところから物語が始まります。このガサ入れまでもあれこれあるんだけど。その情報を得た、業界紙の編集長がひき逃げを装って殺されてしまう。え?これには、どういう裏があるんだろう、と思って調べていると、専門学校の理事長の汚職、以前の事務局賞の釣りに行って溺死、などきな臭いことがいっぱい出てくるわけです。出てくると、いや、もう面白くって、まあ、よくもまあ、こんなこと考えるもんだ、っていうのがいっぱいで、ページをめくるのが止まりません。現実は、たぶんもっとすごいんだろうな、黒川さん、よく知ってるなあ。すごいなあ。

 

2017年2月15日 (水)

水菜やほうれんそう、来月からはクレソン

たしか11月の別宅で、カブとか、小松菜とかの種をまいたはずなんだけど、オッ
ト曰く。「かぶも小松菜も行方不明」だそうです。寒くて、芽が出なかったのかな。
別宅の畑は、運まかせですな。
 でも、水菜とホウレンソウはできてたよ、と写真を送ってくれました。ホウレンソ
ウの収穫したては、とーーっても甘いし、水菜って普通のスーパーで売っている水菜
に比べて味があるんですよ。水菜がこーんなに味が濃いなんて!ってお友達が驚きま
す。スーパーの水菜って、シャキシャキ感を楽しむもので、味があるものじゃあない
ですけど、畑の水菜は青臭い水菜の味がします。たぶんスーパーのは、水耕栽培なん
だと思いますけど。そんな葉っぱ類を収穫した2月の別宅です。
 3月は夏ミカンの残りも採りたいし、そして!そして!!3月からクレソンも収穫
にでかけなくてはです!!(クレソンはうちの畑で採れるわけじゃないのです)、ク
レソンは、一束100円とか120円で売っていますが、あの少なさと香りのなさ
で、すっかり買う気がなくなっちゃいました(以前は買ってたんですが)、野生のク
レソンの多さと、香りの強さ、もうやみつき!!それが3月から6月まで4か月は採
れるんです。楽しみ!!
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リタとマッサン

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 何年か前に朝ドラでやっていたニッカウイスキーの創始者の物語だと思います。って、朝ドラは一度も見たことがないんですが、明治の時代に白人の奥さんが日本に嫁にきて、苦労してっていう話だと、なーんとなく思っておりました。

 

 本を読んでわかったのです。これ、スコットランドの女性が、かの地にウイスキーの勉強に行った日本の酒造会社のオトコと結婚して、日本に来たんですね。そして、赤玉ポートワインとか出していた会社から、独立して、余市(はよくしっております)でニッカの工場を作り、高級路線のウイスキーを作る苦労をしていく、っていう話なんです。ほおお・・・・!!

 

 当時、竹鶴とか、山崎とかいう話題が巷にいっぱいあったんですが、その関係性も知らなかったです。へえ、へえ、こういうことなのね、って超今更ですが、楽しく読むことができました。そして、このリタさんの覚悟を決めて、結婚してオットを支え、いろんな土地で日本の暮らしを工夫して生き抜いたところ、いや、いいなあ、って思います。ダンナさんのマッサンもステキだわ。うん!

 

2017年2月14日 (火)

夏みかん

別宅には、金柑の木があります。あるのは知ってるし、なっているのも知ってたけ
ど、この6年間、完全無視を決め込んで、一回も収穫したことがありませんでした。
甘煮?って苦い記憶があって(無理やり母に食べさせられた、咳にいいとか言われた
けど、無理やりだったのもあって、大嫌い)、金柑なんていらんわ、って思っていた
のです。ところが、お友達から、梅みたいに汁のシロップも作れるよ、おいしいよ、
と聞いて、がぜん、やってみたくなりました。だって、金柑って売ってるけど、小袋
で400円とかしてますよね。買ったことないけど。それなら、数千円分あるんじゃ
ないかと思って、金柑とってきてーーーと頼んでおいたのに。
 オット曰く、一つもなかった!!というのです。誰かが取った感じで、一つもない
と。え?猿?よその方?わからないけど、一つもなかったそうです。がーっくり。こ
れまで数年、まるで無視してきたのに、なくなったと思ったら残念に思うなんて、欲
深いわね。というわけで、金柑は来年、また楽しみにすることにして、夏ミカン(8
月に房総に上陸した台風で今年は不作です)を半分くらい採ってきてもらいました。
とりあえず、夏ミカンのマーマレードにしようっかな。皮はちょっとブサイクなんで
すけど、すっぱくって、マーマレードはとーってもさわやかな味になるんです。
ちょっと手間ですけどね。
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 さてと、皮むきしなきゃねえ

世界から猫が消えたなら

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 何年か前に本屋大賞にノミネートされた?とかいう作品で売れましたね。文庫になっていたのでサクっと読んでみました。いきなり脳腫瘍?の末期だかを宣告されて、命を1日延長してもらうためには、世界中から何か一つずつ、消していくことを認めないといけないっていう話です。いや、消すものを自分で決められるなら、ラクチンですよね。消してもいいもの、染みとか?どんどん消してもらえばいい。がーー、しかし、それは自分で決められないのです。

 

 まず、電話、時計、っていう風に、自分にとって必要だったり、大切な人とのつながりになるものを消していいかっていう話からはじまり、大切に飼っている亡き母との思い出のレタス君(猫)を消していいか、っていう話になっていくわけだ。

 

 命は惜しい、死にたくない、じゃあ、どんなことをしても生きていくために、何を失っても生きていこうかねえ。たとえば、大切な人も、今の生活ができるあれこれも、ぜーんぶなくなって、それでも生きていきたいか、自分の命と引き換えにそれを差し出せと言われて、はいって、差し出せるか、いったい自分には何が大切なのか、命か、いや、命だけじゃないか。うむ。

 

2017年2月13日 (月)

2月の別宅

12月、1月と全然、行かないでガスを止めた(節約です)別宅に、行きました。
今回、あたしは年度末なのに、コンペがあって、忙しくってオットだけの別宅です。
寒いし、ずーっと使ってないから冷え冷えしちゃった別宅なので、一人で行くのもお
気の毒、って思ったけど、ま、残りもののシチューとか肉じゃがとか持たせて(残り
ものですわ)、行ってしまったら、ムスコは遠恋中の彼女のところに行っちゃった
し、わーーいい!!あたし、一人!!うれしーーー!!とのびのびの週末でした。

 でオットは、一人でのーんびりしていたようで、こういう風にのーんびり静かなの
は、お互い、なかなかいいです。って言わないで「さびしかったよ」というのが、礼
儀だと思っているらしいですけど、実は楽しんでいるのをあたしは、知っています。

 冬場なので、あんまり作物は成長してないと思っていたのですが、大根はまるまる
と大きくなっているみたいでした。なーにもしないで、2か月も放りっぱなしだった
のにえらいなあ。青い葉っぱも元気そうです。
 あたし、大根の葉っぱって大好きなんです。菜飯にも、ナムルにも、おいしいです
よね。ジャコと炒めてもおいしい。葉っぱのついてる大根って、あんまり売ってない
ので、とってもうれしいです。お友達にも押し付けちゃいます。
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給食のお兄さん4

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 以前に、レストランをつぶして小学校の給食のお兄さんになった男性が、いろいろなことを学び、もう一度、レストランで仕事をしようとしていくシリーズの、1~3を読みました。少し以前にご紹介しております。その続編が出ていました(ずっと知らなかったです)

 

 公立小学校の学校給食の現場から、レストランに就職したササメさん、今度は、レストランを活用した給食を導入する超お嬢様学校の給食に携わることになります。同じ給食といっても、超お嬢様学校(学費がメチャ高い)の給食は、給食費だけで、費用が年間15万円!マナーを学ぶ機会として、ステキなカテラリーで、立派なお皿でサーブされる給食っていう設定です。調理数も少ないし、できたてを出すし、メニューだって、レストランのようなメニューです。

 

 

 

 でも、ものすごく残されちゃうんです。なんで??っていうことを探るわけです。お嬢さまたち、お腹は空いてないの?食べ物に興味はないの?ダイエットしているの?まあ、女子中学生特有の、お友達問題、グループ問題、学校の中の「神」問題、期待される像問題、どう見えるか気にしすぎ問題、などが混在している中で、それがよくわからないシスターや校長先生や、30になるササメさんや、栄養教諭たちが、あーでもない、こーでもないと知恵を絞るのです。だって、この給食の受託事業、他社に取られたり、また自由昼食(という名の自己調達おひる、お弁当だったりね)になったら、会社として仕事が減っちゃうからね。何で食べるんだろう?なんで食べないんだろう。食べること、みーんなで食べること、一緒に食べること、って何なんだろう、何が楽しくて食べるし、何がいやで食べないのかな、人間の食べるっていう行為って、ものすごく気持ちの問題と一体になっているんだなあ、って思います。

 

 超お嬢様学校の超お嬢様の描き方には、不満がいっぱいありますがーこういうイメージで書いた方がラクなんだろうなって思うけど、お嬢様の方が実は厳しくしつけられているのじゃないかと思うこのごろ、この書き方はいかんな。

 

2017年2月12日 (日)

壁と孔雀

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 小路さんです。この本で、あたし、初めて1961年生まれの小路さんの写真をみました。普通のおじさんでした(笑)

 

 これは、SPの仕事で要人を守って足を打たれて、リハビリ中の若い男性、でっかくって、SP的なんだけど、気は優しい感じ。長い休暇を利用して、子どもの時、父と自分と別れて実家へ帰ったまま、その地で亡くなった母親の墓参りをしようと、母親の故郷を訪ねることから物語が始まります。父親も数年前に病死し、母親のこと、別れた原因、その後の生活、何も知らないで、特段恨みもなく、いい機会だから行ってみようくらいな感じでノンキにでかけたら。

 

 すごく田舎の町の、奥の部落の伝統あるうちが実家だったのですが、なんだか謎が多いのです。母親が、離婚したあと、再婚せずに生んだという異父兄弟もいたりするんですが、みーんな親切なんだけど、次々と不思議なことが起こる。あれれ??という展開があり、さくさくっと謎解きもあって、楽しいエンタメでした。

 

2017年2月11日 (土)

なぜイタリア人は幸せなのか

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 偶然出会った一冊です。著者は、ムスコが、イタリアに留学することになったのをきっかけに、イタリアに魅せられ、家まで買ってしまった方です。イタリア人は、恋と、歌と、おいしいものがあれば幸せって、いうお気楽な気質だから、幸せなんだ、とか言われますが、実は、それだけじゃない。ちゃんと幸せを感じる、逆にいうと、土地がバカに高くて、しかもローンを払い終わった頃には家がボロボロなのに、35年ものローンに縛られているような日本とは全く違う国の仕組みがあるから、幸せを感じているんだ、っていう主張です。へえ、へえ、面白い!

 

 まず、家は100年は軽くもつ、土地本位制に基づいていないから、古家をかって内装に手を入れて使う。土地に価値はない(土地は共有的な意識らしい)。医療費はただ、厚生年金は9割を事業者負担(日本は従業員と半々の負担)、年金は十分にあって、医療費はただで、家は古い家を買うので、ローンに苦しみ、払った時には家は立て直しってことはない。休暇をいっぱいとって、バカンスを楽しむ。過労死なんていう言葉は考えられない。あれ、幸せじゃない??っていう話。人が幸せになる、何のために生きるのか、働くために生きているんじゃなくて生きるために働いているのだ、という原則にのっとった制度ができてるわけ?へえ、へえ!!

 

 これまで、イタリア本を読んだりしてきたけど、こういう視点ははじめてだったので、へえへえ、の連発でした。

 

2017年2月10日 (金)

野心のすすめ

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 この間、見城さんとの共著、「過剰な二人」を読んで、それが、この「野心のすすめ」の続編ともいうべき内容って書いてあったので、草食ってるあたしには、びっくりなんですが、まあ、一連の作品っていうことで読んでみました。

 

 野心のすすめの方が、少し前の出版です。彼女は、ご自身も言ってますが、自己顕示欲が130くらいあって、あたしはたぶん、50以下なので(満タンが100としてですよ)、その自己顕示欲のすごさに驚くとともに、それをここまで正直に、全部出して開き直っているのって、ある意味、よくもわるくもすごいです。

 

 あたしは彼女の料理本を見たことがあるんですが、おいしく作るとか、楽しく作るとか、家族が喜ぶとか、素材を楽しむとか、そういうのじゃないのです。100%「すごいって言われるための料理」なんです。見た目よく、お客さんが、一目置くために料理するのです。

 

 この野心のすすめで、彼女はコピーライターから、小説家になっていくんですが。読者の心に何かを残す本を書きたいとか、読者を元気づけたり、泣かせたり、感動させたりする本を書きたいとか、自分の納得のいく本を書きたいとか、そういうことじゃないんです。「売れたい」「売れる本を書きたい」「直木賞を貰いたい」「有名になりたい」、そういう本を書きたいんです。彼女の評価は100%、いや120%、外部評価なんです。自分の自己満足なんて、価値がない。売れて、世の中で有名になって、賞や、お金が入ること、それにつきる。そのための自己顕示欲なんですね。すごい、そして、徹底しているから、すごいんです。自分がどうたら、自分が書きたいものと売れるものは違うとか、関係ないんです。売れるものを書きたいんですよ!その徹底ぶり、その覚悟、すごいーーと感心します。そこがわたりと、真逆なところ。あたしは、自分が楽しいから食品加工をしているし、自分が楽しいから本を読んでいるし、仕事はまあ、一定の外部評価がなければ所得に結び付かないから一定の外部評価を出すものをしますが、自分があまりにもつまらないことはしたくない、自己満足型なんですね。軸の置き所がまるで違う。もちろん、外部評価は全く不要かというと、そんなことはないですが(だから、ブログとか書いているわけで、これが自己顕示欲がゼロなら、人が見ない日記に書いてればいいのです)、でも外部評価に軸がないんですね。ある意味、大きな欠点なわけ。いや、林さんのこのすがすがしいまでの自己顕示欲、圧倒されました。これはこれで、腹座っていていいです。

 

2017年2月 9日 (木)

晴天の迷いクジラ

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 久しぶりの窪さんです。タイトルからして、なんだかよくわからなかったんです。で、デザイン会社の仕事に疲れて、彼女にも振られちゃった若い男の子、そのデザイン会社の社長さん(若い時に、子どもを産んで、子どもを置いて婚家を出てきて、デザイン会社を興したけど、つぶれそうな社長さん)、もう1人、社長の娘くらいの女の子、この3人が別々の人生を歩み、いっぱい苦労して死にたいような気持ちになっていたところで、偶然の出会いがあり、湾に迷いこんだクジラを見に行くことになるっていう話なんだけど、辛い、悲しい、しんどい人生があり、そして、クジラ。生きていていいんだ、生きているだけでもいいんだ、って思えるようになる、幾多のはげましのことばよりも、普通に暮らし、普通に笑って食べて寝ての暮らしが大切に思える、ゆっくりしたストーリーがよかったです。

 

2017年2月 8日 (水)

あなたの明かりが消えること

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 初めて読む作家さんだと思います。偶然、読んでみたのですが、ある画家さんと出会いがあり、その家族との出会いがあり、別れがあるというストーリーなんですが、なんていうか生きて、一緒に家族として暮らすだけが、人間のつながりじゃないんだなあ、て。その画家さんっていうのが、放蕩の画家さんで、メッタに家には帰ってこないし、いっぱい浮名も流して、娘としてはたまらないんだけど、それでも妻であり母親である配偶者とは、すごい信頼っていうか絵を書くことに対する強い思いがあったという話。それを回りも少しだけ、理解できるようになると、たとえ一緒にいなくても、結婚とか同居とか、じゃなくっても、人間のつながりはあるのだ、という話。

 

2017年2月 7日 (火)

味噌仕込み第一弾

生協で味噌の材料がやってくると、キッチンの床においておいて、こいつらが、
「味噌仕込みなはれ」と毎日無言で圧力をかけてきます。これが、プレッシャーで
す。とりあえず、去年の味噌を出したので、第1弾の味噌を仕込みました。数年前か
ら仕込み量を倍にしたので、1回でやるには、ちょっとたいへんと、2度にわけて仕
込みます。まずは、大豆1キロ、乾燥コウジ800g、バケツ1個分です。大きな、
ふるーい圧力鍋を出してきて。大豆をゆでます(半量ずつ2回にわけてゆでます)、
これをフープロで、ガーーっとつぶして、(全6回、回さないとつぶれないです)、
塩とコウジをと種味噌をまぜて、みそ玉にしてバケツに入れるだけ。まあ、やれば2
時間弱。休日の午前中のお遊びですわ。
 たった2時間かかららない仕込みで、あとは1年じーっくり発酵という名の仕事を
ほっておけばしてくれる、とっても簡単な味噌仕込。ありがたや、発酵様、というわ
けで、今年も第1弾を仕込みました。もう1回、3月末までに仕込みたいです。目障
りな大豆とコウジはバケツの中に入れてしまっちゃいました。これで、見えなくなっ
たので気分はラクチンです。
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干しブルーベリー

別宅の8月には、かなりたくさんのブルーベリーがなります。といっても、不在な
ものですから、収穫できるのは、たぶん生産される量の1-2割。あとは落ちちゃう
んだけどね。自分たちで1-2回、地元のシルバー人材センターに委託して1-2
回、収穫して、数キロになります。これ、別宅の収穫物の中では、ダントツに貨幣価
値が高いです。だいたい、お芋類ばっかりですから(爆)
 ジャムにして一年中、ブルーベリージャムを食べるほかは、お友達にもおすそわけ
したり、ジャムにしてプレゼントにしたり、残りは冬になったら、干しブルーベリー
です。魚干し網にのせてベランダに放置。干しブドウじゃなくって、干しブルーベ
リー。ブルーベリーは水分が多いので、生だとパンやケーキに使うのにわりと使いに
くいのですが、干してしまうと、あれ便利、自家製のパンでも、パウンドケーキでも
ぐーっと扱いやすくなります。この自家製干しブルーベリーを使ったパンは、ムスコ
も「売れるねえ」と絶賛。なかなか、いい感じです。冬場は、こんなことをしていま
す。
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おなかがすいたハラペコだ

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 シーナさんです。どこかの雑誌に連載した、シーナさんのお得意の食べ物話をまとめた本です。あちこちで読んだことのある話が多いですけど、いっぱい同じことを書いているんだけど、読む方だって、読んですぐ忘れてしまうこともいっぱいなので、ああ、タマネギネタは、読んだことあるなあ、このサル鍋のネタは、何度読んでも、ギョっとするなあ、なんて思いながら、軽く楽しみます。

 

 たとえ、ワニを食べても、猿鍋を食べても、それが、その場所で獲れるものを食べている現地の食であるかぎり、それは非文明でもない、尊重すべきという彼の根底と、くだらないグルメブームを蹴散らかす話の数々。基本的に納得です。

 

 彼と奥さんの会話や、外食事情等も面白いです。気軽にねっころがって読みました。

 

2017年2月 6日 (月)

味噌ができたー!

毎年、年あがけると、生協のチラシで、手作り味噌とか、みそ作りとかの単語が飛
び交います。10年くらい前、このブログを初めてすぐのころ、はじめて味噌を仕込
んで1年発酵させてみたら、あらまあ!!おいしいじゃなーい!ということで、みそ
作りは我が家の冬の定番行事になりました。何年か前から、仕込む量を倍に増やしま
した。
 今年も、生協で大豆と乾燥コウジがやってきたので、まずは去年の味噌をあけなけ
れば!と納戸から味噌バケツを出してきて、大きなホーローに移します。今年も、1
年発酵してくれた味噌ができました。この味噌にすると、何も言わなくても「うちの
味噌だねえ」「おいしいねえ」とオトコズがわかるので、やっぱり味が違うんだと思
います。発酵様、ありがとう!
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望郷

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 湊かなえさんっていうと、告白とかが有名で、ミステリータッチな感じの作品っていう印象が強いんですが、これはある島(架空の島だけど、彼女の出身地の因島だという説もあるみたいです)を舞台にした連作短編集です。それぞれ、別の短編なんだけど、島を舞台にして、その島で暮らす人、赴任してきた人、出て行こうとする人、いろいろだけど、島っていうことが共通していて、全体、いい短編集になっています。湊さん、ほのぼの系(勝手に命名)の2冊目。あたし、ほのぼの系の湊さんの方が好きだなあ。

 

2017年2月 5日 (日)

アデライン100年めの恋

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 不思議な設定の映画。長寿とか不老とかって、人間の究極の願い?って古典的には言われているけど、あることがきっかけで、100年間、老いなくなっちゃった女性が主人公。美人で綺麗だけど、自分だけは絶対に老化しないし、変わらないのだ。娘がおばーちゃんになっちゃって、娘なんだけど、人に紹介するときは、祖母と孫っていわなきゃならない永遠の28歳くらいなのだ。

 

 名前も変えて、住むところもかえて、転々とする人生を歩まなければならない、その苦労と、(だって、これが公になったら、モルモットとして扱われちゃって、人生なんてなくなっちゃうから、隠すのだ)、誰にも、本当のことを言えない人生って、たいへんだなあ。

 

 ある男性と恋をして、実家に遊びにいったら、あれまあ、その男性のお父さんが、大昔、短い恋をした相手だったのだ。お父さんびっくり!とっさに「母は死んだんです」ってごまかしたけど。っていうびっくりもある。

 

 

 

 不老も不死も、自分だけなら、ちーっともうれしくない、辛いだけ。やっぱり老いていって、死んでいくからこその人生なんだなあ、と痛感。美人女優さん、綺麗でかわいい。

 

休日のパンケーキ

 休前日の夜は、完全にモードがオフになっているので、しばしばHBのセットを忘れ
てダラダラ寝てしまい。朝起きてみたら、パンがない!!なんてことになります。冷
凍庫に肉まん、あんまんやお焼き(今年のマイブームです)があればそれでいいんで
すが、休みで時間に余裕があれば、ホットケーキがいい、とおじさんが言います。見
た目おじさんですが、味覚がガキです。彼は、ホットケーキミックスがなければでき
ないっ!と断言していたのですが、そーんなことはないっ!と叱りつけ(!)、あれ
やこれやいうのを、こーやれ、あーやれと言って、やっとやっと、卵と粉と牛乳で
ホットケーキができるようになりました。それでも、牛乳、もうちょっと入れた方が
いいかどうか、とかうるさいので(だいたい、あたしにそんな質問したって、「てき
とーでいいよ」以上の回答が得られるはずはないのに)、ま、適当におだて、すかし
ながら、やってもらったり、あたしがさっさと作ったりです。週日に出張が立て込ん
だりしたら、もうゾンビのように疲れてますから、何を言われても「うるさいよ」で
寝てなきゃもちませんからね。
 ま、あとはガス台の温度キープモードに働いてもらって、パンケーキ。バナナを
カットして、好きなジャムやシロップをかければ、ご機嫌の朝ごはんです。
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歩くような速さで

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 映画監督の是枝さん。誰も知らないで、ブレークして、ディアドクターとか、あのJR九州新幹線の奇跡とか、結構映画見てるなあ。彼のエッセイ集です。あ、そして父になるって、いう福山さんがエリートのお父さんをやった映画も彼ですね。

 

 あれは、彼が自信の3歳の娘がいるんだけど、奇跡という映画の仕事で数か月、家に帰らず、久しぶりに帰ったら、娘がなじまない。3年一緒に暮らしてきたはずなのに、まるで他人のおじさんを見るような目をしてる、そんな風な体験で、血縁ってなんだろう、って思ったところからはじまったといいます。

 

 元々が映画の人じゃなくって、テレビのドキュメンタリー番組とかを作ってきた人らしく(知らなかったけど)、そういう話もあり、彼が映画で貫いているポリシー、だれも断罪しないという考え方のもともよくわかり、批判も断罪もしない彼の映画(たとえば、誰も知らないは、母親が育児放棄して子どもが困窮し、1人はなくなる話だけど、その母親さえも断罪してないですよね)の作り方、考え方などが知れて、ほお、へえ、って思ったり、断罪したり、こうすべきだ、こうすべきじゃない、と言うことは簡単だけど、それじゃ、見る人に浅いものしか伝えないじゃないかという考え方にも、納得したり、人柄もなんとなくわかり、面白かったです。

 

2017年2月 4日 (土)

実家にあんまん

お正月になると、高齢者のお餅のどつまり事故が必ず報道されますね。実両親はか
なり後期高齢者になっていて、彼らがいうには、嚥下力がとても落ちているんだそう
です。なので、普通にご飯を食べていても、しゃべりながら食べることは難しく、
しょちゅうむせると。ほおお、老化っていうのはいろんなところに出てくるもので
す。
 用心深い彼らは、お餅が大好きなんだけど、数年前からお餅はもう食べないって決
めています。大好きだから、「自分だけは大丈夫だろう」「たぶん大丈夫だろう」
「気を付ければ大丈夫だろう」と食べたり、飲んだりする人が多いなかで、絶対に食
べない、という強い意志を持っている、ということが長生きの一つの要因だとは思い
ます。いくつになっても、自制心が強く、意志が強いのはすごいわ。ということで、
あたしが、HBでお餅を作っても、大福を作っても、「大好きだけど、お餅は食べない
ことにしてるから」と完全拒否。そうか、そうか、相変わらず意志が強い。
 ということで、あんまんなら、大丈夫だろうと、HBで中華まんをつくって、あん
こ(これも圧力鍋で煮た粒あん、甘さ控えめ)を入れてあんまんにしました。中華ま
んならのどにつまらせることもないよな。
 実母は昔から料理が苦手意識が高く、好きじゃあありません。「このあんまん、ど
うも形が不ぞろいねえ」「え?作ったの?」「よくやるわね」(←決して、どうやっ
て作るの?とは言わないし、興味もない)、なんていいながら、娘の中華まんをパク
パク。もっていく間に潰れちゃったのが残念だわ。
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過剰な二人

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 えーと、林真理子さんと見城さんって、15年くらいある事情があって、絶縁してたんですって。知りませんでした、この上昇志向っていうか、野心がいーっぱいある2人、ものすごく似たもの同志だなあ、って思うのです。それが、あることをきっかけに、和解(??)して、それぞれ50代も後半になって、仕事のことを語るっていう本になっています。ものすごくコンプレックスにカタマリだった若いころ、それをバネにのし上がってきた野心と努力の結果のこの2人。濃いわ~、草食って半世紀を超えているあたしには、あぜんとしたり、あきれたり、びっくりすること、感心することばかりです。あたし、ほーんと草食ってきたなあ、とわが身を思うわ。

 

 この本は、林さんの野心のススメの続編ともいうべき本なんですって。野心のすすめを読んでないんですけど。あたしに野心??あるのかしらねえ。ほとんど枯れてる気がしてます。

 

2017年2月 3日 (金)

ドライビングミスデイジー

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 1989年っていうから、30年近く前の映画です。アカデミー賞をとったらしいのですが、見そこねておりました。ミスデイジーという気難しい金持ちの白人の奥さんの、運転手に黒人のモーガンフリーマンがやってきます。時代は50年台後半から60年台、まだまだ黒人差別があって、公民権運動が展開していく、そんな時代背景です。

 

 気難しいデイジー婦人、と運転手の黒人との物語なのです。教師だった女性で、まじめで、きちんとしてる彼女の、かわいいところ、気丈なところ、そして、気がつかない差別意識や、黒人の立場をわからないところ、そんなところを全部描き、その2人の25年にわたる交流、かけがいのない友人になっていく2人、いい映画でした。名作だわ。

 

笑う食卓

 

 偶然、図書館で出会った文庫です。以前に、「南極料理人」っていう堺さんの主演の映画を見たんですが、これ、その元になった体験を書いている、第2弾だそうです。偶然手に取った本なので、第1弾はまだ読んでいませんが。

 

 映画では、いろいろパスタマシンでパスタを作り、ラーメン化させるなどの苦労の話などはあったけど、そもそも食材の調達に関するいろいろな問題、入札で決めると、やけに安い、現地(たとえば、鮭なら北海道)では、猫さえもまたいで食べないような猫マタギのカッサカッサの鮭が入ってきちゃうこと、隊員は全国から来ているから味の好みも、新鮮さに対する好みや基準がまったく違うことや、そういうのを納得させ、肉体労働と、局地での体力維持のために苦労して調理したり、食材保管庫をあさったりする様子なんかは、とっても面白い。映画にはないことがいっぱいです。へえ、へえ、って楽しいです。

 

2017年2月 2日 (木)

肉まんあんまん

寒い日は、肉まん、あんまんです。自家製の皮(薄力粉と強力粉をほぼ半々でつくります)の蒸したてって、おいしいですよ。
 今回は、お餅を作った時に煮た小豆(もちろんつぶあんです。甘さ控えめ、豆の味がします)のあんまんと、ひき肉に高菜とネギを刻み入れた肉まんです。ほっかほっか、の肉まん、あんまんが寒い日にうれしいです。
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患者さんに伝えたい医師の本心

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 東大病院の教授で、あれこれあって、今は三井記念病院の院長さんをやっている方が、奥さまが50歳で乳がんになって、闘病の末、あちこちに転移されてなくなりました。自分は医者だけど、専門は心臓外科、乳がんのことはよくわからない。医者だから、わかるだろうとか、奥さまにいい医療を受けさせられるだろうと思われがちだけど、実はそーんなに変わらない。不安で、家族を助けたい気持ちで、容体が悪くなるとオロオロする気持ち、そんなものを、患者側で体験して、自分がたーーーくさん見てきた患者さんの気持ちを、やっと本当にわかった、と思ったそうです。そういうところから真摯な人だなあと思って読み始めたんだけど、全体、彼が医療とか、看取りとか、病院のあり方とか、そういうものについて考えていることを書いている本。立派な人だなあ、まじめな人だなあ、とつくづく思います。たとえば、東大病院で、上司と衝突して、(トーダイ病院の教授が、病院として患者さんをどうみているか、とか、東大の医学部の学生に対しての教育をどう見ているかということについて、実に率直に批判もして改革しようとしています、それもリッパだーーー!!)地方の心臓外科の手術数の少ない病院に左遷されて、一時、失意な気持ちになるのですが、そこで出会った患者さんが、医者としての自分を育ててくれたというのです。医者はもちろん患者さんの病気を治すお手伝いを必死にするけど、実は逆に、そのことによって患者さんに生かされているんだ、っていう思いが、私にはすばらしい彼の資質だと思うのです。

 

 医者も、医者になりたい人も、そして医者と付き合う多くの人に、ぜひ読んで欲しい。医者じゃないし、医療関係の仕事もしてないけど、働くってことの原点は同じだと思う。いい本だったわーー!! 

 

2017年2月 1日 (水)

やっぱりおいしいっ!

二度目の台湾なので、今回は真ん中の日に新幹線にのって、台南に行くことにしま
した。台湾の新幹線は高鉄(鉄は古い字)といって、日本の新幹線の技術をまるっと
使っており、ほーんと新幹線にそっくりです。台湾は、だいたい九州くらいの島なの
で、台南まで2時間弱、とてもあったかい京都みたいな古い街です。台北のおしゃれ
な感じとはまた違った、台湾の地方の都市。道行く人も、南国風な顔立ちが多くな
り、でも、とーっても親切。南国のフルーツがいっぱいで、かき氷とか、エビそばと
か、海に近い街の食べ物も豊富です。
 木も熱帯の、垂れ下がった木が多く、1月だけどあったかい。あたしたちは半そで
でもいいかな、っていうくらいだったけど、現地の方にはやっぱり冬なので、ちゃん
と厚着しておられ(でも、はだしにビーサンだったり)、街並みも、ベトナムや、カ
ンボジアにより近い建物の感じになってきます。そして、おばさんたちがとーっても
親切!!
 台北も、アジアのガツガツさがあんまりなくって、列はちゃんと並ぶし、割り込み
もしないし、大声で騒がないし、押し売りもないし、なんですけど、田舎は加えて親
切で、やさしい感じ。そして、どこでも、食べ物がとーってもおいしい!
 台湾で、昼―夜―朝―昼―夜―朝―昼―夜、におやつを食べたけど、ぜーんぶおい
しくって、大満足。おいしくって、人が親切で、安全で、ここちよい台湾。こりゃ、
人気が出るわな。
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お餅づくり

そういえば、今年のお正月、お餅って食べなかったです。元旦は朝から、パンとコーヒーで、出かけちゃったし、おせち料理なんて一つも食べなかったです。夕飯は普通に鍋とか、食べてましたね。
 お雑煮は苦手なんですけど、お餅はスキです。きなこもち、のりもち、おしるこ。たくさんは食べられないけど、おいしいですよね。というわけで、お餅を思い出して、作りました。今はHBで作りますが、HBでできなかった時は、フープロとレンジでできます。もち米を潰して加熱して、こねればいいだけです。
 HBは、こねる、加熱するができる機械ですから、お餅だってできます。自家製のお餅、さて、どうやって食べようかなあ。丸餅にしてみました。かわいいでしょ。
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本が売れないというけれど

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 本が売れないって言われますよね。ケータイとパソコンに時間とお金を取られてしまったとか。売れっ子の作家さんたちが、図書館に販売から一定期間(半年とか1年)とかは、新刊本を貸し出すな、という主張をしていて、図書館を悪者にしてたりもしますね。

 

 いったい、本がなぜ売れないの?活字離れって本当?と疑問をなげかけます。全国の本屋さんがメガ書店に集約されるようになってきて、地方の人は、わざわざ中核都市以上の都市に行かないと、本を探して歩く楽しみのある本屋さんがない現実。図書館やブックオフやアマゾンが、どれだけの情報を提供して本を読む楽しみを担っているか。本屋さんや出版社が取次という業態に依存してきて、今の構造を作ってしまった怠慢。広告収入に頼り、ニーズを抑えてこなかった歴史。うん、うん、なーるほどということがいっぱいです。

 

 私はかつて、家庭にずらーーっと百科事典や世界(または日本)文学全集を並べて見栄を張るような時代の、売れていた時代がいいとは思わないんですよ、知っていうのは、そういうものじゃない。あの時儲かった、筑摩書房みたいなところがつぶれても、ま、しょうがないなって思うのです(その後、再建しましたけど)。本が売れるっていうのは、そういうことじゃなくっていい。

 

 本の流通の流れ、本だけじゃない人生やお金の使い方、流通の変化、そして電子化、いろんなネタがいっぱいあって、これさえなんとかすれば本業界は活性化するってことじゃないけど、だからこそ、処方箋はいろいろあって、万能薬があるわけじゃないけど、でも、とても納得。面白い!

 

わたしの宝石

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 久しぶりの朱川さんです。表題作の他、数編が入っている短編集。連作でもなーんでもなく、バラバラな短編なのですが、どれも、いい感じ。

 

 もちろん表題作も好きだけど、一つ一つの粒がいいです。いや、こういうの好きです。

 

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