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2016年12月12日 (月)

KILLERS(下)

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  堂場さんの下巻です。最初はね、こいつ、サイコキラーだなあ、って思ってたんです。まあ、そうなんですが、20才から70歳くらいまで50年間、ずーっと何人もを殺してきて、お金が目的でも、なーんでもなくって、ただただ、殺したいんですよ。そのために生きている、そのために人生のすべてをかけているともいえる感じ。そりゃーすごいわ、っていう生き方なんですが、この人、身を隠し、追われないために、何十回も引っ越しをするんです。でも、それはぜーんぶ渋谷にいるんです。たとえば、東京で事件がいっぱい起こっているんだから、大阪とか博多とか別の都会に逃げた方が見つからないと思うんですが、それでも、渋谷に居る。渋谷で犯罪を繰り返すんです、世の中のくずがいっぱいいるから??

 

 

 

 世の中のくずとは言わないけど、あのどーしようもない雑踏―渋谷を日々通っている者として思うんですがーごっちゃまぜの混沌っていうのは、なんだかわかる気がするんです。これにイライラする気持ちが。殺人しようとは思わないし、たぶんしないだろうけど、あの混沌とした何かをキレイにしてしまいたい気持ちはわからないでもないんです。いや、混沌があまりにも大きすぎて、殺人なんて非効率なことしてたら、こちらの身が絶対に持たないですけどね。どんどん増殖してるし、無理無理。

 

  まあ、こういう犯罪には、何度も繰り返した先には破滅しかないわけで、50年にわたる犯罪歴が、いろいろな偶然と関係者がかかわって、破滅に向かっていく物語。渋谷に住んで、渋谷で犯罪を繰り返すところに、ちょっと空気を感じることができたな。

 

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