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2016年11月26日 (土)

十四歳の遠距離恋愛

 

 のばらさんです。薄い文庫本なんだけど、軽く読んでいるつもりが、だんだん苦しくって、切なくって、たまらない気持になっちゃいました。あたし、この本の主人公の14才の中2の2人とは、もうもう遠く遠く離れたところにいるようなおばさんですけど(残念ながら客観的事実)、でも、人を思う気持ち、大切にする気持ち、そして会いたい気持ちとかは、同じなんだなあって思う。そう思うと、あたしはたとえば、90才のおばあさんの恋心とかわからないと思うこと自体、まちがっているのかも。結局同じなのかもなあ、人の気持ちって、って思いながら読みました。おばさんが、40年余ワープして、涙してしまいました。

 

 この2人、まったく互いの趣味嗜好が違うんです。男性は、バリバリの名古屋弁で、柔道やっているオトコだ!というバンカラに憧れるイケメンとかさわやか系の対局の男の子、14才、かっこよくもなく清潔感もなく、ダサダサな感じ。女の子は、地方都市で変人扱いされるロリータ大好き少女。お小遣いも少ない中学生だから、手作りの奇妙なファッションに一生懸命。興味も、聞く音楽も、関心も、まったく共通点がない二人。唯一あるのは、周りがなんていおうと自分の好きなことや好きなカッコウをすること、それはみっともないことでも、カッコ悪いことでもないんだ、っていうところだけ。ベクトルは真逆だけど、その点だけ共通。だからまったく違う風な2人が互いの興味がなく理解できない話をしてそれでも、自分を認めてくれる大切に思ってくれる相手を大切に思って、付き合っているのだ。14才、中学生。手もつながない、キスもしない、好きだという気持ちだけの14才。な、ところが、親の都合で引っ越し、東京(といっても立川)と名古屋に分かれてしまう。電話がバカ高く、交通費なんかあるわけない中学生だもん。せつないよね、会えないよね、そんな2人の遠距離な大恋愛。かわいくって、スマートじゃなくって、不器用で、カッコ悪くって、せつなくって、苦しい。泣きそう。おばさんを泣かせる14才の恋愛小説。ぐすん。

 

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