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2016年10月13日 (木)

ミッドナイトジャーナル

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 あんまり読んだことがない作家さんです。新聞記者さんたちの事件を追う姿、犯罪を憎む気持ちと強い執念にハラハラ、ドキドキしながらページをめくり続けてしまいました。

 

 7年前の女児連れ去り事件で、先走った記事を書いて「遺体発見か?」と大誤報してしまった新聞社。実際には、女の子は生還したという良い間違えだったのですが、記者としてはよかったでは済みません。この大誤報の影に、犯人は2人組だったのではないかという情報は埋もれてしまい、逮捕された犯人は1人。すでに刑が確定して、執行されてしまっています。

 

 また、同じような女児連れ去り事件が起こり、過去の事件で共犯者がいたとしたら、そいつがまた??手口が似ていること、長身であることだけで、この2つを追う記者の執念の情報収集が見ものです。

 

 うまく行きそうなのに、またスタート地点に戻ったりと、ハラハラしながら楽しみました。たくさんの犯罪小説を読んできましたが、刑事さんの執念じゃなくて、記者さんの熱い気持ちが全面に出ていて一味違った小説になっています。本城さんも、かつて記者さんだったのですって。なーるほど!

 

 

 

割らしく、つまり取材記者から記事があがってこなければ、どうしようもないわけ。だから、出せ出せっていうらしい。として、デスクは1人じゃなくって、この小説の舞台となっている大手新聞系列のスポーツ紙では、3人のデスクが当番制で、デスクをやっているらしい。まあ、ずーっと毎日だとたいへんだよね。

 

 そして、ネタはプロ野球。あたし、スポーツネタ本はとても苦手で、堂場さんの本もスポーツ小説は読まないんだけど、これは、スポーツネタ、いわゆる精神論も技術論も、根性論もなく、スポーツを取材するスポーツ新聞の現場ネタなので、ギリギリ読める感じです。

 

 トリガイさん、いや、トリダシさんの元で働くいろんな取材記者と、そのスクープ合戦、やりとり、駆け引きなど、へえっへえっへえ!の本です。野球音痴なあたしでも、あー、、この常勝を期待されているジェッツといかいう球団がジャイアンツっぽいなあ、くらいはわかるし、コーチ人事とか監督人事、ドラフトの高校生の大リーグへの憧れ、など様々な話題は、スポーツネタとしてではなく、駆け引きと報道のネタとして読めます。へえっ!へえっ!

 

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