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2016年9月30日 (金)

にんじんパン

冷蔵庫の野菜室にニンジンがあふれているので、人参パンを作ることにしました。
生地に、中くらいのニンジンを2本分すっていれただけです。あとは、ニンジンと相
性のいいナッツも投入するようにして生地コースをポン。ニンジン2本分の水分が入
るので、粉も多めにしました。
 できてみてびっくり!ずーーっしり重いんです。そりゃ、そうだわ、ニンジン2本
分の重さがかかっているもんね。きれいなオレンジのパン。
 「これ?何パン??」と食べながら「わかった!かぼちゃだ!」というオトコズ。
おいおい!!かぼちゃの味します???そうねえ、ニンジンの味、あんまりしないか
も。とほほ・・・・

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蘇生

商品の詳細

 五十嵐貴久さんです。小学生の高学年だったときに、東日本大震災にあって、九死に一生をえた数人のこどもたち。その後の原発事故で、故郷に居られなくなり、北海道、大阪、いろんなところに散り散りになって、中学生活を送っています。今ドキのこどもたちなので、ラインやメールで連絡をとっていたところ、ある同級生が北海道で亡くなったと連絡があり、かつての担任の先生と、北海道で待ち合わせて、同級生の亡くなった場所に旅に行くことになります。

 勉強が得意な子、サッカー部のキャプテン、学級委員役のしっかりした女の子、それぞれのキャラクターが生き生きと説明されます。どこにでもいるけど、はつらつした中学生たちです。

 ところが、車で町にもどって、みんなで食事をしようと話し合っている途中で、自動車事故が起こります。ギリギリのところで、怪我をして森にあがった先生と生徒。先生はかなりの重傷みたいです。北海道の原野で、助けを求めるために数人が、なんとか国道を目指して歩いて行こうと歩き始めます。

 車でまっすぐな道路を飛ばしていた時に、長い間、対向車が一台もなかったような山奥、歩いても歩いても人里どころか、舗装道路もありません。苦しい森の歩行が続く中で、久しぶりに会う友達に見せていたよそいきの顔が、少しずつはがれていきます。それぞれが、家族を失い、友人と離れて、まったく知らない土地に、被災者として受け入れてもらって暮らしてきた苦しみ、辛さ、溶け込むための苦労。同情されるし、気の毒がられることの辛さ。新しい環境に慣れるための苦労、小学生から中学生なんて、自分で人生決められない。親や親戚の言う通り、ついていくしかない、そんな中でも自分の世界も自我も性格もある。そんな中学生のリアルな現実。

 つらくて、なんとかならないのかと思いながら読み続けます。命は助かったけど、ちゃんと受け入れられるところはあったけれど、たくさんの辛い思いが、あったんだということを改めて思います。

2016年9月29日 (木)

にんじんツナサラダ

にんじんがいっぱいあるので、今度は、マヨ&レモン味のニンジンサラダにしまし
た。水菜とか、きゅうりとかも入れてもいいし、たとえば、ドライトマトとか、レー
ズンとかクルミとかもあえてもおいしいと思う。マヨと、粒マヨと、レモンで味付れ
ば、サラダ風。ドライトマトとバルサミコ酢なんかもおしゃれ。今回は、ツナと、
コーンを混ぜてみました。キュウリなどは水が出るので、食べる直前に混ぜるかな。
豆混ぜてもいいなあ、となんでもおいしい。素材の味を生かして、あんまり濃い味に
しないでいろんなものに合うようにしておくことかな、ニンジン消費は続きます。
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きわこのこと

商品の詳細

 不思議な短編集です。連作なんだけど、ぜーんぶ貴和子さんっていう女性が、キーとなっているんだけど、その姿が、よくわからないです。で、貴和子さんのせいで、人生を大きく変えちゃったり、嫉妬や欲望や、羨望や、いろんな気持ちにとらわれてしまう人を描いています。

 貴和子さんが、どういう人か、よくわからないんだけど、ものすごく不思議な魅力と欲望を持った人みたい。で、殺されちゃう。その人に関わった人たちのあれこれを描く、不思議な短編連作集。わかんないけど、読み始めたらとまらない、怖い感じ。

2016年9月28日 (水)

にんじんシリシリ

生協で毎週、にんじんがやってくるところに、さらになぜかニンジンを買ってし
まって、冷蔵庫の野菜室がニンジンだらけです。
 さてと、とピクルスで2-3本消費したところで(って、瓶に移動しただけだけ
ど)、にんじんのシリシリを作りました。あたしのシリシシは、ニンジンと卵です。
ツナでも、ジャコでもいいんですが、なんかタマゴ、好きなんですよ。にんじんを
カットして、レンジでチン(炒めてもいいです)、甘みが出たところで、あったかい
うちにタマゴをまぜて、オイスターソースと、コショウとお酢で味付け。味はお好き
に、ダシしょうゆでもいいし、ミリンなんかも入れてもいい。お好みで味付け。要は
濃い味にしちゃうと、ニンジンの甘さが消えちゃうので、ニンジンの甘さを生かせる
ような味つけにするだけです。あとは、ちょっと口の中で、違う食感が楽しめるツナ
とか、卵とか、ジャコとか、ハムとか、なんでもいい。色合いがよければいい、って
いう感じです。
 にんじんシリシリ、いっぱい食べてニンジン消費です。
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消えた女

商品の詳細

 藤沢周平さんです。これは、どうも、彼の捕物系らしいです。あたし、藤沢さんの捕物、いわゆる犯罪小説を読むのははじめてだ。

 以前、岡っ引きといわれるお上の仕事をしていた伊之助さんは、かつての女房が男を作って逃げて、あげくには心中しちゃったという過去もあって、その後は、彫り物師(木彫りみたいだ)として生きています。お上の仕事に戻る気もないし、飯屋をやっている幼馴染と、気持ちが通じ合っているのに、再婚する気もなかなかおきない感じ。

 お上の仕事はやめたはずなのに、義理のある人から、娘がいなくなったんだ、探してほしいと頼まれると、どうしても断れずに、男と同棲していたのに、プイといなくなった娘のことを探し始めます。でも、探してみると、どうやら、ただ失踪したのじゃなくって、悪い筋に売られちゃったんじゃないかということがわかり、どうして売られるようなことになったんだ、と働いていた大店を調べてみると、どうも、その大店が・・・・と江戸時代の、大きな商店を巻き込んだ、贈収賄事件(笑)などのからくりが出てくる、大捕物になっていきます。

 へえ、へえ、こういう捕物もおもしろんだ、藤沢さん!

2016年9月27日 (火)

ミックス野菜のピクルス

すこーし暑さが落ち着いてきたかな、となってきたので、前から作りたかったミッ
クス野菜のピクルスを作りました。冷蔵庫が大活躍中の真夏には、冷蔵庫が混んでる
し、出しておくと発酵とかしそうだから、作れないんだよね。
 具は、ニンジンとセロリとキュウリ。セロラーのあたしは、セロリがないとどうし
ても作る気が起きないけど、カリフラワーとか、シメジとか、大根とか、カブでもい
いです。真夏以外は一年中作れます。
 私は野菜をさっと湯通しして(レンジでもいいと聞きますが)、別鍋で沸騰させて
おいた、ピクルス液につけます。白ワイン、ビネガー、水、スパイス、にんにく、赤
唐辛子、砂糖、塩、でピクルス液を作るだけ。やってみれば、野菜を切る時間プラス
10分もあればできちゃって、あとは漬けておけば、時間がおいしくしてくれます。
朝ごはんには必ずパリパリ食べるし、こってりした夕食のおかずにも合います。あん
まりすっぱくしすぎない方が、いっぱい食べられておいしいです。ぱりぱり、ぱりぱ
り。セロリばっかり食べないで、ニンジン食べて、と言われます。いや、ニンジンも
好きですけど。
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蝉しぐれ

商品の詳細

 藤沢周平さんです。あたし、これ好きだなあ。ある武家の少年が、隣にすむ地味な女の子がかわいいなあ、って思うんだけど、一緒にお祭りに行ったりするんだけど。父親が反逆罪みたいな形で切腹させられて、たくさんのことをガマンして禄も、最低限になって、長屋に引っ越すことになるという、人生の苦悩を経て、仕事をして、友達たちと付き合い、武家として、いろんな策略がうごめく世界で、自分の仕事を貫き生きていく、長い大河小説みたいになっています。

 少年らしい気持ち、仕事、武士としてのあれこれ、そして、あわい恋、そんな話が、ずーっとあって、大人になって苦労していく姿、友情や、家族への気持ち。全部が、なんだか大きな流れと物語で、最後もとってもよく、好きだなあ。

2016年9月26日 (月)

編笠山2524m

このシルバーウイークはほーんと雨が多かったですね。休日はうまく続かないこと
に加え、仕事の都合で合間の休暇もとれなかったので、山の家にも行かずに(行って
も雨ばっかりだったからいいんだけど)、東京で遊んでおりました。土曜日に、山に
行こう!と金曜日の夜したくして、早起きしたもののお天気がダメそうで至福の二度
寝。日曜日に早起きして、編笠山に行きました。
 編笠山は八ヶ岳連峰の南の端っこにある2524mの山です。山の形が穏やかな円
錐形で眺望がいいことが知られています。中央高速の小淵沢ICからすぐというアプ
ローチの良さ、すぐなのにその3キロくらいの間にコンビニと道の駅(温泉もある)
があるという必要十分な場所に観音平の駐車場があります。ここに車をおいて、コー
スタイムで編笠山まで3時間20分くらいかな。
 あたしは、急斜面でも斜度が一定で登れる山が得意です。常に同じペースでずーっ
と歩いて行かれるのです。逆に平だったり急坂だったり、っていうのはあんまり得意
じゃなくって、コースタイムが縮まらないのですが、綺麗な円錐形でひたすら同じ斜
度で上っていける山は水分補給くらいしますが、サクサク登れて多くの人を抜いてし
まって2時間ちょっとくらいであがってしまいます。
 空が見えないなあ、と思ってずーっと登っていて、あ、開けた!と思うと頂上。バ
ババーン!と360度見渡せて、遠く雲海の向こうに富士山が見え、南アルプス、中
央アルプス、北アルプス、諏訪湖。そして目の前には隣の権現岳、赤岳など、八ヶ岳
連峰の山々がどどーん!すごい景色でした。
 そこから青年小屋というボロイ小屋まで20分降りていくと、権現岳まで1時間半
のふもとになります。権現岳も十分登れる時間だったのだけど、雲行きがいまいち
だったのと、膝痛がしたのでそこで帰ってきてしまいました。権現岳は、また別の機
会に行こうっと。

 歩いているときに出会った人に聞いて、びっくりしておもしろかったのが、この青
年小屋。観音平からゆっくり歩くと4時間くらいの山の中の山小屋なんだけど、9月
の最終週の土曜日の夜に落語(木戸銭無料、宿泊者のみ対象)会があるのですと。5
人の落語家さんたちが山小屋にいらっしゃって(もちろん泊まって)、落語会なんで
すと。落語家さんたちも山上がってきて、一緒に山小屋(当然個室なんてない)に泊
まってという落語会だそうです。とても楽しかったと山を下りてきている方にお話し
をうかがいました。あーんな山の中の小屋でそういうことをやっているんだ!へえ!
へええ!落語家さんたちとの距離もものすごく近そうだし(だって山小屋小さい)、
おもしろそう!
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マンアップ

 ロンドンを舞台にしたラブコメです。アメリカのラブコメと一味ちがって、ちょっといい感じでした。知人の紹介で、ロンドンの駅の時計の下で、ある本を持っているっていうことで、見知らぬ男女が初デートをすることになっているのです。ところが、電車の中で、その本を譲り受けた、本人=24歳とは違う、34歳の女性が、相手の男性から声をかけられ、とっさに24歳のフリをしてデートをします。デートをしてみたら、なかなか気が合うし、笑えるし、お酒飲んで、ボーリングして、元妻ともあったり、なんだかいろいろある数時間を楽しく過ごすことができたんです。でも、でも、24歳の紹介された女性じゃない!ってことがわかって、じゃあね、と別れます。

 もう一度、24歳と時計の下で会ってみるけど、さっきほど気分が盛り上がらない。自分と合うのは、さっきの人じゃないか!でも、名前も連絡先も交換しなかったんだよね。っていうラブコメ、あれこれあって、再開できるのはお約束。なんだか楽しくって、ほのぼのーーー!

狛犬ジョンの軌跡

商品の詳細

 文庫をもって出かけて、はじめ少し読んだところで、これ読んだなあ、って思いだしました。スマホで、自分のブログを検索してみて、あ、書いてある、読んだんだ、って思ったけど、出先だったし、他に読む本もなかったのでまあ、いいかと思って読み続けたのですが、ちっとも退屈しなくて、楽しく読みました。そして、前回読んだ時とは、また違った風にも感じることができたのでした。

 主人公は、自宅で設計をやっている設計士さんです。口コミや工務店の依頼で、施主の希望に沿うような住宅等の設計をしてあげることが仕事です。クライアントや工務店との打合せ以外は、自宅の仕事場で、地味に図面を書く仕事で、組織に属してないので、基本1人です。一戸建てに暮らし、かつて店舗兼住宅を設計した女性と恋人関係にあるけど、どちらも1人で生きていける仕事を持っているし、1人でちゃんと暮らしていて、週に1度あうくらい。

 家事も庭の草むしりも、洗車も、ちゃんとやって、スポーツクラブにも通い、自炊さえもするので、1人が不便とか、1人で寂しいとか考えていない。経済的にも精神的にも、1人の大人です。

 彼が偶然、でかけた先で、びっくりするほどでっかい犬を拾うことになります。そして、あれこれあるんですが、この犬と暮らすことになるのです。

 1人暮らしの男性が、生き物と暮らすことになって、彼の生活はずいぶん変わります。

 

ところで、この犬は、なーんと狛犬、ある神社の前に500年以上、1人で座っていた狛犬なんです。たくさんの人間の行き来を見て、たくさんの時代を見てきた犬。これが、ある日、命を受けて、この男性と暮らすようになるという設定なのです。

 

 再読なのでストーリーはかなり忘れてはいたものの、わかっています。今回、狛犬だったジョンが、ずーっと1人で(石像なので当然ですが)生きてきた孤独と、犬になって人とふれあい、暮らすことになった変化、主人公の男性の、1人で生きてきた人生に、彼女とか、犬とかが出てきて、誰かと生きたくなる気持ち、そんなものを読みました。1人って気軽で、理解されない誤解されるイライラもなくって、あたしも大好きで、1人に逃げ込みたい時もいっぱいあります。それでも、人と居たい、人に支えられたい、人に喜ばれたいっていう気持ちもあり、人と付き合うからこそ、いやなこともあるわけだ。人間の孤独、独立、いや、この場合、犬もありだけど、そういうことを感じた再読でした。

2016年9月25日 (日)

ツナじゃがいんげん

最近、好きなのがこれ。ジャガイモとインゲンの組み合わせ。肉じゃがには、牛肉
(細切れ)を使うんだけど、なんだかインゲンと組み合わせる場合には、ツナが好
き。なーんの理由もないけど。ニンジンも入れずにシンプルにジャガイモ、いんげ
ん、ツナ終わり。ちょとおばーちゃんのお惣菜っぽく甘辛にしてみると、なつかしい
味がして、おいしい。お魚のおかずのときとかによく作ります。インゲンって、
ちょっとで高いんだけど、ま、しょうがない。じゃがいもは売るほどあるから、よし
としよう。
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風の果て(上)

商品の詳細

 藤沢周平さんを、ボチボチ読んでいます。宇江佐さんが亡くなっちゃったんだもん。宇江佐さんは、ぜーんぶ読んじゃってるから、藤沢さん、読もうかと。

 これは、首席家老になった、マタザエモンさんが主人公。かつての同輩から、果たし状が届いたっていうところから始まります。果たし状って、穏やかじゃないですよね。なんで??どうするの?って思うけど、この物語は、それまでのマタザエモンさんのあれこれ、少年の頃からの友達、身分、生きるための婿の口さがし、いろんな下級武士の悲哀や、ちょっとしたおかしさや、そんなことを、丁寧に書いていきます。どうして、この2人が果し合い?みたいなことをしなくちゃならないのか、上巻ではまだわからないのですが、50歳(昔の50歳はもう老年です)に至るまでの、下級武士としての暮らし、苦労、あれこれ食い扶持を見つけるためのこと、そんなことが、行ったりきたり。マタザエモンさんと、その周りの人の人柄を描いていきます。

 藤沢さんの文章は、とても丁寧で、描写が無駄なく、でも、ゆったりしていて、すとーんと入ってきます。 

2016年9月24日 (土)

青だいず

あたしが入っている配送してくれる生協―パルシステムーでは、9月の上旬から、
青大豆っていうとりあつかいがあります。大豆です。青いんです。茶色く乾いたの
じゃあなくって、枝豆の中身を多少乾かしたような感じなんです。これ、大好き!!
水につけてもどしてゆでて、軽く味をつけるだけだけど、おいしくって、いくらでも
食べられる!!この青大豆を配送で取り扱うのが、2-3週くらいなんです。でチラ
シを見ながら、すごーく悩むんです。気持ちとしては、10袋とか頼みたい。でも、
そーんなに頼んだら変だよね、変な人って思われるよね、っていうだけじゃなくっ
て、頼みすぎても、完全な乾燥豆じゃないからもたないんだよね。というわけで、大
好き、いっぱい食べたいVS適度な注文量はどんなもん、という気持ちでグラグラしま
す。ぐらぐらしながら、楽しみに青大豆を食べるのだ。
 ただ、水でもどしてゆでて(圧力なべで数分)、ちょっと塩とか、ちょっとダシ
しょうゆとか入れるだけで、おいしーーー!!実りの秋だなあ、青大豆大好きだよ
お!!
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Masato

商品の詳細

 この作家さん、2冊目です。1冊目は「さよなら、オレンジ」。経歴を見ると、大学卒業後、単身、オーストラリアにわたり、在豪20年っていう方みたいです。

 これは、父親の転勤で、オーストラリアの現地の学校に、ポンと入れられちゃった少年が主人公。お姉ちゃんは、日本人学校に行って、日本の私立中学を受験して、途中から日本に帰っちゃうんだけど、弟はまだ小さいってこともあって、言葉が全然わからない現地の学校で、いろいろ苦労したり、友達ができたり、と暮らしていきます。

 この少年、いじめられたり、苦労したりするんだけど、サッカーをきっかけに、どんどん仲間ができてきたり、でも、お母さんは「日本に帰ったら困るから」と、日本の補習塾に行かせようとさせる。そんな中で、このマサト君が、たくましく自分のやりたいことを見つけて生きて行こうとする物語。とても、リアルな日常で、楽しいです。

2016年9月23日 (金)

魂の退社

商品の詳細

 

 先日、ご紹介した稲垣さんの2冊目の本です。現状、彼女の本はこの2冊。私はこちらの方がとてもストーンと気持ちに入りました。彼女がちゃんとしたお母様に育てられて勉強していいガッコに入って、いい企業に就職して(それが朝日新聞なんだけど)、きちんと仕事して、いっぱい稼いで、そして40代になったわけ。会社ってところは、そこのところでいろんな選別が入る。サラリーマンの仕事のモチベーションは、1に出世(または人事)、2に処遇(給料だね、平たくいうと)が基本。うん、すごーくよくわかる。ところが、彼女は、ひとり者で、そこそこいい処遇の会社で不自由なくお金があって、いーーーっぱい買い物する生活もかつてしてきちゃったので(季節ごとにどーっちゃり洋服を買い、いっぱいおいしい店にも食べに行くという生活をしたと、狂乱みたいにお金を使ったと)、そのどちらもあまり興味がなくなってしまった。その時に何が残るかっていうと、朝日新聞社っていう会社にいて、当時、慰安婦問題とかあって、報道の現場っていうのが、グラグラしてた時、どういうことができるかっていうのを必死に考えて、いろいろ取り組んだと。それがひと段落したら、人事も給与も興味がなくって、いったい何でこの会社にいるんだろうっていうことになったと。それがすごーくよくわかります。

 

 そして、会社は退職するけど、でも、自分ができることってあるって思っているんです。たとえば、日本酒がとても好きなので日本酒の杜氏の修行をしたいとか、彼女のできる「仕事」はいっぱいありそう。「会社」勤めじゃないけど、「仕事」はあるだろうと、それをしなやかに考えているところがとてもいいです。会社勤めじゃなくても、誰かのお役にたって、それが自分の精神と生活を支えて生きていくことができることをしなやかに証明してくれそうです。

 

 彼女よりだいぶ年上のあたしは、出世も給与も、実はもうすでに関心がないです。給与明細みなくなったし、振込額もほとんど確認すらしてない(爆)、自分ができる仕事でどう会社にじゃなくって、クライアントに貢献できることがあるか、ということだけを考えて仕事しているのが実態。だから、出世はたぶんもうしない(会社への貢献意識が低いので)、自分では今、勤務を続けているのはそれだけです。で、それ以外に誰かの役にたって生きていくことができそうだったら、会社を辞めると思うのです。それが何かがまだよくわからないんだけどね。なんだか、会社を辞めてもちゃんと大丈夫って思える、稲垣さん。注目してます。あたしも考えます。

 

 

 

The Meddler

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 スーザン・サザーンランドが娘を持ち(もうとっくに自立した大人)、オットに先立たれ、オットが残してくれた財産で生活の心配はないけど、ヒマをもてあました未亡人を演じます。やけに娘にかまってみたり、お金があるので娘の友達の結婚式のお金を出して、口も出してと、忙しくしてみたり、アイフォンのお店で知り合った若い男の子に学校へ行け、とたきつけ送迎してあげたり、といろいろやってみます。どうもそれも空回り。都合よくお金を出してもらう若い人たち、自分の本当の満足にはつながらないのです。

 

 かといって、かつてオットと暮らしたところでの友達に会ってみても、つまんなーい!

 

 

 

 あーあー、あたしたちの世代が、オットもいなくなって、子供にもうるさがられて、さて、仕事もなくって、何したらいいの?たっぷりあるお金と時間、そんな命題をつきつけてきます。一見、コメディなんだけど、ちょっと物悲しい。そして、新たな出会いの予感で終わるんですが、それしかないのか、の気持ちもあり。うーむ。

 

ここは私たちのいない場所

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 私が大切にしている作家さんですが、実は本は売れないらしいです。白石一文さん。この本は、小さい時に妹を亡くした男性が主人公です。妹は、風邪気味だったのですが、父親の実家に行くという両親の都合で、風邪を押して行ったところ、熱が出てなくなったという設定です。

 彼がその時に、少年だったのですが、兄として感じた両親、自分たちの都合を優先して妹を見殺しにした(もちろん自分も含めて)ということを前提に、彼の人生があったわけです。長じて、仕事で出世したある日、ある部下のミスとそれをカバーしようとするその妻の策略にひっかかってしまって、仕事もあっさりやめてしまったところで、彼は再度人生について考えるようになるのです。

 自分が生きてきた、はた目にはちゃんとした社会人としての人生だけど、どれだけの諦念があったのか、ということ。そこではじめて、生きることを考えるようになるまでの50代の男性の物語。地味だけど、本当に大切なものは何か、再度、考えます。

2016年9月22日 (木)

アフロ記者が記者として・・・・

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 あたし、全然知らなかったんですけど、朝日新聞のアフロヘアが有名だった名物デスクの稲垣さんっていう方が、50歳で朝日新聞社を退社されたそうなのです。その後、超節電生活をして、それがテレビに取り上げられたりしているらしいです。(って、テレビみないから知らないんですけど)

 

 このブログを読んでくださっているお友達のWちゃんが、稲垣さんの本を読んでみて、って教えてくださって、さっそく図書館に予約してみたら、大人気で、やっと入手できて読むことができました。彼女は、大阪でデスクをやったり、社説を書いたり、コラムを書いたりしていた生粋の朝日新聞の記者だったのです。で、いろいろ考えて50歳で退社して、それまでのこと、退職したから書けるようになったことなど、この本は、その軌跡を知ることができます。会社を辞めるというと、それが超有名企業で、新聞は斜陽だといっても、朝日新聞社の高処遇はよく知られていることなので、「もったいない」って、たいがいの人がいうそうです。何がもったいないんだろう??ということなど、なーるほどなあっていうことがいっぱい。初めて知る稲垣さんの暮らし。節電して、電気も冷蔵庫も洗濯機も炊飯器もやめて、電気代は月に200円くらい!!すごーい!そんなこともびっくりです。

 

日本のいちばんながい日

 

 モックンが昭和天皇を演じて話題になった、昭和20年8月の終戦までの、あれこれの物語。天皇が、穏やかに苦しみながら、自分はどうなってもいい、日本の人たちが再度、自分の国を再建できるためなら、どこにでもいくから、なんでもするからとポツダム宣言を受託することを言うというのは、ある意味感動なんだと思います。軍関係者が、国体の保持だとか、天皇制の維持だとかを、宣言受託の条件にしようともめているのに、という中では。そういうことを描いた映画なんですがーつまり軍だって、自分のことを考えてたわけじゃない、天皇だってそうだ、っていうことでしょうけどー

 

これらの日程を見てみると、結果論ではあるのですが、もう数日、こういうことについて、速やかに決断できてれば、長崎が、とか広島がとか、毎日の空襲で、毎日の大陸の戦闘で、1日何万人もの人が苦しんでいたのが、と思うととてもやりきれないのです。それらの1人1人の命があり、喜びも悲しみの将来も、夢もあり、家族もあったのだと思うと、国体だとか、誰それがどうしただとか、あっちの見栄、こっちのプライドの張り合いがどうしても、どうしてもくだらなく思えちゃうのだ。そんなこと言っている間に、広島だよ、長崎だよって。わかってやってたことじゃないんだけどね。そんな気持ちがぬぐえないんですよ。見ながら。はあ。

 

老後の資金がありません

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 垣谷さんです。もうすぐ定年っていう50歳半ばの夫婦。オットさんは会社員、奥さんはパート勤め。ぼんやりしているなあ、って思っているムスメ(雑貨店でバイト中)が、なんだか地方の旧家のぼっちゃんと結婚することになった。相手のおうちとの釣り合い?とかで、結婚費用を300万円とか負担しなきゃならなくなった。

 

 えーえーえー!今ドキ、地味婚でいいじゃない?って思うけど、のーんきなオットは、「出してやれよ」「娘が肩身の狭い思いをしないようにさ」なんて言ってる。50代後半で、稼げるお金が見えてきているこの時期に、虎の子の貯金を使うなんて!って思うんだけどなあ。

 おまけに、オットの親がなくなって、ロクに人も来ないのに大きな葬式をさせられて、数百万!えーえーえー!そう、この年代って、ちゃんと考えないと「人並みな結婚式をさせてやらないと」とか「親の葬式も恥ずかしくないように」なんて、退職金も年金も、潤沢だった時代の文化を背負って、人並み人並みっていう幻想にとらわれて、中流階級が崩壊した今がわかってないっていう、ぼーんやりオットや、その親族のせいで、虎の子の1300万円の貯金がほとんどなくなっちゃう話です。

 うーん、もうこれ読むと、痛くて、怒りがこみあげてきて仕方がないんです。私が自分を投影している50代のパート主婦が、パートしながら子どもを育て、節約してやっと貯めてきた貯金を、まあ、いいじゃないかとロクに考えもせず使っていく子供や、オット。いやーー!!

 

 小説だから、極端なんでしょうけど、大なり小なりこんな感じの部分って誰にでもあるからーもちろん、あたしにもあるからー読んでて、こんなにイライラするんだろうと思うのです。あたしたちが、どういう時に生きていて、どういう未来を生きるのか、っていう認識は、過去しか知らない人間には、難しいのだろうけど、過去からも、今からも知れることはいっぱいあると思う。いつも、それを考えていたいと思ってます。ま、最後には、女性はみーんなたくましくって(ダメダメって思っていたぼんやり娘も)、男は女に引きずられてなんとかやっていくんですけどね。賢く、たくましく生きなきゃ!

2016年9月21日 (水)

JOY

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 父親のかたむきかけた工場があります。そこで経理とか手伝いながら娘2人が一緒に暮らしています。自分たちは子育てでバタバタしながら、しょっちゅう子供が汚した床掃除をしている中で、もう、モップを洗ったり、絞ったり、割れ物があると、手も切っちゃうし、とたいへんだ、もっと便利なモップを、ということで洗えて、簡単にしぼれるモップがあれば、と考えます。そんな自分のアイディアを新製品につなげていく中で、なんだか夢見る女の子が、どんどん事業家風になっていく様子。目つきも歩き方も変わっていく主人公の強さ、いっぱいのトラブルがありながらも戦っていく様子がカッコいいです。

 

ぷらっと黄表紙 猫の恋

 ふらっと手に取った文庫本です。表紙の絵が、軽そうだったので、まあ、軽い感じかなと思って読み始めました。

 江戸時代の小説って、まあ作家さんがいて、絵師がいて、刷って(版画みたいな感じ?)、本屋さんが本をもって売り歩く感じみたいです。売る場合もあるし、貸本みたいに貸して、何週間後かに回収に行くというような貸本屋さん稼業もあるみたい。重い商売だなあ、って思うけど、絵が多いのとか、色っぽいのとか、芝居っぽいのとか、いろいろ相手の好みも知って、紹介する商売って面白いだろうなあ。そういうので、回ってくるのを待って、本を楽しみにする生活っていうのも、いいなあ。江戸時代だったら、ワクワクと本を待つ妙なおばさんになってそうなあたし。

2016年9月20日 (火)

谷川岳

今年のシルバーウイークは、どうもカレンダーがうまくありません。木曜日の祝
日って・・・仕事の都合で間を休暇で埋めることもできず、うまく休みが続かないの
で、どかーんと山の家に行ってしまうこともできなく、ボチボチ遊んでいます。
 谷川岳は、有名な山だけど、ロープウエイであがれてラクチンなことに加え、紅葉
がきれい、と聞いて、行ってみたい山でした。ちゃんと調べてみると、ロープウエイ
とリフトで上がることができるのは谷川岳の1つ半くらいとなりの天神山っていうと
ころで、そこから谷川岳には4時間くらいの上りがあるちゃんとした山のぼりになっ
ていること。ロープウエイのところから紅葉がきれいだから、10月のシーズンに
は、まず駐車場に入るのが混むし、ロープウエイも3分に1本運行しているのにもか
かわらず(そのうえ、1基に20人くらいは乗れる大きなロープイエイなんですけ
ど)乗るまでに1時間待ちとかザラだということーまあ、登山しない方でも気軽に山
気分になれるところだしねーなどがわかり、東京から行くことを考えると、どうして
も混雑しちゃうだろうということで、紅葉シーズン前ですが行こうということになり
ました。お天気の悪そうな3連休の初日だけはどうにかもちそうだったので、朝4時
に起きて4時半過ぎにスタート。関越のって、水上IC経由でロープウエイ乗り場につ
いたのが7時過ぎでした。それでも、結構、人が多くてさっすが3連休です。
 ロープウエイとリフトにのって天神山にあがり、リフト分はすぐ足で降りてしまっ
て(410円分もったいない!)そこから山歩きが始まります。谷川岳は2000m
にちょっと欠けるくらいの山ですが、ともかく周囲を含めて稜線がとんがってて綺
麗!!冬山の遭難のメッカですものね。ツインピークの谷川岳山頂まで結構なのぼり
があって、大汗かいて到着。そこから一ノ倉岳、茂倉岳の方に歩いていく稜線のあた
り、一ノ倉沢なんて、これまで600人とか800人とかが亡くなっているそうで
す。いや、もちろん冬山ですが、切り立った稜線、風雪を遮るもののないところ、雪
庇を踏み抜いたり、風に飛ばされたりしたら、そりゃー遭難するよなあ、というとこ
ろでした。
 標高はあんまり高くないけど、しっかりアルペン気分な山で、周囲もすごくきれい
で最後の夏山を楽しみました。紅葉は山頂付近にちょっと色づいているだけ。だらだ
らの汗をかいて、ロープウエイ乗り場で産直野菜を買って帰ってきました。片道16
0キロくらいあって、日帰りとしては長距離でしたが、連休だからこそできる早朝出
発で楽しい山の1日でした。1日だけ晴れてよかった!
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マネーモンスター

マネーモンスターの映画評論・批評

 

 ジョージ・クルーニー、いけめんのハリウッド俳優だけど、政治的な発言もおおいし、中身は硬派だということが知られてますね。そんなジョディ・フォスターが、そんなジョージ・クルーニーと、ジュリア・ロバーツを使って撮った、現代社会をおちょくりまくり、批判した、会心の一作。のっけから、スピーディでおもしろくって、風刺に富んでいて、魅力的。いやはや、面白い。そして、現代社会が悲しい。

 

あの家に暮らす四人の女

商品の詳細

 三浦しおんさんです。ある古い家で、母と娘、そして、ひょんなことから知り合った娘と娘の友達の女性が2人、つまり4人(1人は老母世代、娘は刺繍を仕事にしており、作品を作ったり、少人数の刺繍教室を自宅でやったり、基本自宅にいます)で、古い家に暮らしている様子です。

 母親はもうすぐ古稀っていうくらいですが、お嬢さん育ちで、家つき娘で、のーんびりしており、オットはずいぶん前に居なくなりという事情です。友人2人は会社員をやっております。

 

 この4人の女性の暮らしに、まあ、ちょっとしたことが起こったり、古稀の母親のオット、娘の父親のことが語られたり(で、幽霊みたいに、登場したりですが)、とあれこれあるんですが、退屈そうな日常なんだけど、ワクワク読むってこともないんだけど、なんとなく読み進めたくなっちゃうのは、4人の世代が異なる女性のガールズトークが面白いこととか、ちょっとした日常の中で、どういう家族を求めるか、どういう人間関係を欲しているかとか、友達や家族(の両方と住んでいるんだけど)とのあれこれで、考えたり笑ったりするからです。決してスリリングでもないし、たいした事件も起こらないし、だけど、退屈じゃない小説でした。

2016年9月19日 (月)

二つ星の料理人

特集

 

 フランス料理のシェフが主人公。料理は天才なんだけど、チームでなかなか仕事ができなかった、とんがった性格が災いして、うまくいかなく、お酒やクスリにおぼれちゃった男。再起をかけて、店を開くけど・・・・

 

 孤野さんっていう、日本人だけど、パリ在住のフランス料理の方の本「世界出張料理人」をご紹介したことがあって、その方の料理の本も見たことがあるんだけど、あれは、見るもの、食べるもので、普通のおばさんが作るもんじゃないのね。まーるーで、あたしの役に立たないのです。きれいで、皿の上の作品で、すごいんですよ。すごいけど、現実の庶民の生活とは、まーーーったく異次元なところにあるもの。このシェフの作る皿も、それ。見てるとすごーい、きれいで繊細で、一つ一つが作品。それ見るだけでうわーーみたいな料理がでてくる。ひゃーー!!

 

ばんぱいやのパフェ屋さん

商品の詳細

 これも、どうでもいいかもの文庫本です。ばんぱいあって、吸血鬼ですよね。この吸血鬼は、どうやら、生血みたいな消毒されていないものはのまず、牛乳を飲むし(笑)、美形で、町でパフェショップを開くのです。でも、吸血鬼だから、昼間はあんまり行動できなくって、日没くらいに開店するパフェショップ。

 あたし、パフェ好きですから、夕方から夜までくらいならいいですが、夜中から明け方には食べられないなあ。という突拍子もない設定で、吸血鬼?牛に変わる?さっぱりわかりませんが、体の弱い中学生、実は吸血鬼の血筋だから、昼間に活動(中学生だからね)させると倒れたりするっていうことがわかり・・・・??妙な話です。

 そして、ちょっとしたご近所謎解きネタもはいり、体の弱いすぐ倒れるからドミノという不名誉なあだ名をつけられた中学生男子が、少しずつ周囲に溶け込めるようになっていくなどのストーリーなんだけど、あたしには、なんだかボヤーっとしていて、かつ設定が面白い人には面白いんだろうけど、あたしには、なんでこの無理やりな感満載で、続編もあって文庫になっているんだけど(それなりに売れたのか?)、もういいや、でした。ちゃんちゃん。

2016年9月18日 (日)

これが私の人生設計

これが私の人生設計 [DVD]

 イタリアっぽいコメディ?映画です。主人公は、小さいときから絵を書くのが大好きで、建築を学んだイタリアの田舎の出身の女性です。世界中で勉強して、故郷に戻ってきました。でも、イタリアの田舎の故郷では、彼女が思いっきり活躍できる仕事がなかなかないんです。ある古くなった公営住宅の建て替えプランのコンペに参加するものの、まだまだ「女性はアシスタント」、こういうプランの主になるのは「男性」という意識が強い田舎ですから、プレゼンの場で「あたしはアシスタント」。設計プランを考えた人は今は日本の大阪にいるから、あたしが代理で来ました。と言ってしまいます。そこから、ゲイのレストラン経営者を、設計プラン立案者と偽った彼女の奮闘がはじまります。

 まだまだ、女性、ゲイに対する偏見がいっぱいあるイタリアで、したたかに生きる女たちと、だらしない男たちがおりなす笑いです。真面目に考えると頭にくるんですが、嘲笑しながら、元気に生きていくたくましい女性たちに乾杯です!

砂の街路図

商品の詳細

 佐々木譲さんです。北海道のどこかわからないけど、小都市が舞台になっています。かつて水運で栄えたけど、今は衰退していて、古い町並みが残っているという設定で。そこで大学時代を過ごした両親を持つ息子が、両親がなくなって(父の事故死はいろいろ謎のこともあって)、この町を訪ねてきたという設定で、導入はうまいです。父は、子どものときに、突然いなくなって、この町で、溺死しちゃったという過去があり、なんで父がこの町に来たのか?溺死には疑いがないんだろうけど、あんまりお酒の飲めない父が、どうして泥酔して死んだのか?今更なれど、知りたいと思ってこの町に来ました。大学の漕艇部のあれこれ、昔の知人、図書館、新聞社などを訪ねて、20年近くも前のこと、さらに父親がこだわった、彼らの学生時代のことを探るプロセスは、なかなか面白くって、サクサク読み進めます。でも、わかってきたこと、びっくりするような事件があり、そして、それに政治的なセクト問題が絡んでくる後半は、なんかとってつけた感もあり、とってつけたのに、それがプツンと断ち切られるような、なんだかいきなり終わり!ってなったような、前半のプロセスが面白いだけに、へ??って思っちゃう結末で、しばし呆然。この終わり方には、なんだか失望しました。残念。

2016年9月17日 (土)

そろそろアレンジパン

あたし、暑い間は、一切のアレンジパンを作りません。生地がダレダレしていやな
ので、ぜーんぶHB君に全面おまかせ。しかも、最近は、そのセットさえ、オットが
するという体たらく。何もしないで自家製パンを食べておりました。ありがたや、H
Bとオット。(同列なのもどうかと思うが)
 そろそろ、普通のパンにも飽きてきて、ちょっとは加工したい気持ちになってきま
した。オットがセットするパンは、食パンコース、のレーズンかミックスナッツ入り
が定番。たぶん、本人が一番好きなんだと思います。粉を変えたり、生地自体に色を
つけたりはしないんですね。しばらく、白い、レーズンまたはナッツ入りパンを食べ
ていたので、少し違ったパンにしました。
 HBって、もう20年くらい使っています。もちろん自動パン焼き器なんですが、コ
ネ機としても、一次発酵機としても、優れた家電だと思うんですよね。食パン以外の
ものだって、HBがあることでものすごく手軽にできるようになるんです。流行ったか
ら買った人も多いかもしれないけど、なんとなく使わなくなっちゃう、っていうのを
よく聞きます。もっと使えるのになあ。
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悪意のクイーン

商品の詳細

 初めて読む作家さです。読む本がなくって、偶然、手に取りました。

 ある私立のお嬢様学校のヒエラルキーの話と、その後、10年くらいたって、それぞれが子育てする時代になって、やり手の会社員だった女性が、子育て期間(育児休業期間)にママ友たちとうまくつきあうーなにせ、同じくらいの子どもがいるというだけで、それまで付き合ったことのないタイプの大人同志の付き合いが始まるわけだー時とを、つなげてあれこれ、の物語。

 かつての中高時代のいろんな思いを、ずーっと持ったまま大人になって、それだけに人生をかけるっていうのも、あたしから見るとかなり非現実的だなあって思うけどね。ミステリーなんだろうけど、どうでもいい感じ。ちょっとエンタメにしたかったんだけど、なりそこなったかな。

2016年9月16日 (金)

コーヒーゼリー

でっかいバニラアイスで食べたもう一つのデザートは、コーヒーゼリーです。ちゃんとドリップしたコーヒーにゼラチンを溶かして固めただけ。少し濃いめにして、バニラアイスと食べます。それだけ。かんたーん!
 実は、コーヒーゼリーとか、コーヒー味のお菓子を作るためだけに、インスタントコーヒーを買っていたんですが、インスタントコーヒーがなかったので、ドリップコーヒーでコーヒーゼリーを作ってみたら、あらま、全然おいしいじゃないですか、たかが、コーヒーゼリーでも、やっぱり違うわ、ということで、今年はドリップした濃いめのコーヒーにゼラチンを溶かすことにしました。なんだか全然おいしくなって、ちょっとの手間を惜しんではいかんなあ、と痛感。うちのコーヒーゼリーがおいしくなりました。

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闇の梯子

商品の詳細

 また藤沢周平さんです。これも短編集。なんていうか、自分の人生が、闇におちていく険しい階段(梯子?)がのぞき見えるのに、どうしても、落ちちゃいそうな、留まればいいのに、とどまれそうもない、そういう悲しみっていうか、そういうのを描いたのが表題作です。表題作はしんどいし、読者としては、落ちていきそうな主人公も、弱いだけで根っからの悪人に見えないからやめろよーって思うんだけどね。人間の寂しさもつらさも描いているなあって思います。他の短編には、そんなにも悲しくなくって、ほっこりするものもあります。良品だなあ、藤沢作品って。

2016年9月15日 (木)

ガトーショコラ

今年の夏はでっかいバニラアイスを買いました。冷凍庫の場所ふさぎなんですけど。6月末に生協でやってきたアンズで作った浸透圧活用のアンズシロップもバニラアイスで1か月くらい楽しんで食べましたし、その後は、ガトーショコラに添えてずいぶん食べました。これは、フープロとオーブンにおまかせで、暑い時期でも、まあ、なんとか作る気がする焼き菓子です。生地を混ぜたり、練ったりって、結構腕を使うので暑いときはやりたくないんだけど、これは、フープロ様にガーーー!ってやってもらうから、全然腕を動かしません。あとは、オーブンに入れるだけ。何回も書いているけど、ものすごく手間なしだけど、ちゃんと濃くっておいしいガトーショコラです。焼いてさました後、冷蔵庫で冷やしてからカットして、バニラアイスを添えていただきます。暑い時期に、いや、そうじゃなくっても。ホイップクリームなんて面倒なんだもん!!
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このレシピがすごい!

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 土屋さんって、全然知らない方だったんだけど、不思議―――料理本書評家っていうのを自分で名乗っている。で、HONZっていう書評サイトにも登場している。経歴もものすごく不思議。おもしろーい!これは、子どものときから料理本を見るのが大好きだったという彼が、まったくの独断と偏見で、すごい、って思うレシピを、そのすごさとともに紹介しているもの。何がすごいのか?って、あたしには、さしてすごいって思わないものもあるし、いやー、すごいって思うのもあるけど、人の偏愛ぶりって、偏愛が極まっていると面白いじゃない?そういう意味で、この土屋さんの偏愛ぶりが、面白い。ここまで追求するか??っていうほど、やってみる。てきとーに変えて、材料も手に入るもので代替してじゃない、もう徹底している。すごい。

 いや、レシピを実用性じゃなくって、ここまで偏愛して楽しむっていう楽しみ方もあるんだなあ、って。そして、この人、そんなことばっかりやってるみたい。へえ、へえ。

2016年9月14日 (水)

パリ3区の遺産相続人

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 フランス映画らしい映画で、最初ははあ?って思ったけど、丸く収まって笑ってしまいました。ニューヨーク在住の57歳、2回か3回離婚して、いろんなものをぜーんぶ失った男が、父親からパリの古いアパートの遺産をもらって、これを売って、どこかフランスの田舎で余生を送ろうと、アパートにやってきます。ところが、このアパート、ふるーくから住んでいる人がいて、そして、不思議なフランスの慣習で、買うときにとても安く買う代わりに入居者が生きている限り、毎月、結構な価格の家賃?所有料金?を支払うという契約になっていることがわかります。遺産というのは、毎月の所有料金を支払う義務なんです。全然、うっぱらってどうのこうのじゃないわけだ。え??あてがはずれた男は、このアパートをそういう負債つきで売れるのか?ということを調べて、再開発をしたい相手に売ることを考えます。

 

 その間、滞在するところもないので、アパートの空き部屋に転がり込んでみると、住んでいる老婦人と、その娘が、昔の父親を知っていることがわかり・・・

 

 ユーモアと、お金持ちじゃないけど、どこか気高く生きている生粋のパリっこと、アメリカ育ちの男とのあれこれ、結局、なんだかパリに取り込まれていく様子が笑えるし、好きです。フランスだなああ、って思う。

 

強いおばさん、弱いおじさん

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 初めて読む小川さんです。世代的には、少しうえだけど、まだまだ元気なおじさんとおばさんの話題です。介護とかまで行かないけど、仕事に忙殺されるという年代じゃない。60歳前後の団塊さんの世代のおじさんとおばさんの話題。

 この世代、おじさんは枯れてきているけど、おばさんは元気、っていう基本的な形。でも、それって、日本だけじゃないんじゃないかしらねえ(爆)

 あたしが危惧しているのは、おばさんなんだけど、おじさんみたいに会社勤めしてきた疑似おばさんなので、仕事やめて、あるいは一線を引退したら、弱くなっちゃうんじゃないか?ってことなのだ。生物としてはおばさんだけど、中身はおじさん的生活をずーっとしてきたからね。一方、おじさんだって、会社人間やらないで、てきとーに(爆爆)仕事して、おばさんみたいにあれこれ、他の世界を広げたりしてくれば、弱くならないで元気な疑似おばさん的おじさんになれるんじゃないかと。つまりー性で役割を固定して一方に押し付けずに、疑似おばさんてきおじさんと、疑似おじさん的おばさんができるように、どっちも何でもやることで、両方元気になれるんじゃないかということ。ね、性的役割固定はいいことないよね。おばさんはもっと社会性を持ったらいいし、おじさんはもっと仕事から離れたらいい、その中間領域を共有することでどっちも元気で楽しく、共に生きられるんじゃないかと。どうかなあ?

2016年9月13日 (火)

ツナキャベツ

ツナ缶消費強化月間です。夏って、なんだかキャベツが固めで、あんまり消費したくない感じになっちゃうんです。でも、お安かったりすると買っちゃう。で、混んでる冷蔵庫で場所ふさぎだーーということで、ツナとキャベツをクタクタに煮て、冷やしておいて食べます。白っぽいキャベツに、肌色のツナで、色あいは地味で、ニンジンとか入れたいなあって思ったけど、なかったです。なので、とても地味な色のおかずになっちゃいましたが、でも、冷たくして食べると、さっぱりしておいしい夏のおかずでした。夏って、ちゃんとだしの味が染みるようにして作りたいです。意外とおいしい。

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老妻だって介護はつらいよ

商品の詳細

 久しぶりに沖藤典子さんを読みました。彼女はWMの私の超先輩で、たしかコンサル会社に勤めてたんですよ。でも、ご両親の介護問題とか、あれこれあって、会社を辞めて(30代だったかなあ)、そのあたりから、働く女性問題、介護問題などの本を書いていらして、ずいぶん読んできました。

 彼女には、彼女の苗字に変えてもらったオットさんがいるのですが、この夫婦別姓ができなくって、苗字を変えてもらって、そのために、オットさんがあれこれ辛い思いをしたとか、したんじゃないかという遠慮と、長女的役割(実は、障がいのあった姉がいたのですが)を果たさなきゃならないと両親への責任感をもっていた彼女とオットさんとのあれこれは、ながーい軋轢があって、子育ても、家族の行事も、拒否してきたオットさんがいるだけです。でも、彼ももう定年して、働いていない。妻は、仕事をやめてからかかわった介護問題や家族問題の講演会だの仕事だのに出ているのに、会社人間だったオットさんは、ぼーっとして暮らしているわけです。そんなときに、足の動脈のトラブルから動けなくなり足の切断か??という事態になっていくわけです。

 夫婦の介護問題は、それまでの30年40年の歴史の上に、関係があるので、いろんな思いが積り積もっているわけです。助け合って、支え合ってきたと思えてないだけに、それが深刻。病人なんだからという気持ちもあり、それでも恨みもあのときあなたは、の気持ちもあり、その複雑な気持ちで自分を酷い人間だと思ってしまうのも辛いだろうって思う。これは親だって同じ。

 そんな沖藤さんの介護の記録。タイトルは明るい感じだけど、内容は実に深刻。結果的に退院して20日くらいでオットさんは亡くなってしまうので(その直接の原因についても、彼女は辛い気持ちを持つんだけど)自宅介護期間は短い。これが長期化したら、地獄のようだ、と思う。いやー、人間関係、難しいなああ。

2016年9月12日 (月)

ツナじゃが

あたし、この間、コストコでツナ缶買ったんです。ロクに考えなくって、通路近くに積んであったツナ缶の6個セット(あれ?8個セットだったかな)を買って、まあ、普通にスーパーだと3個セットくらいだけど、コストコだから個数が多いのは仕方ない。ツナ缶は、常備品だしっていうことで買ってきてみて、あれ??これでかいじゃん!?そう、普通のツナ缶って、80gくらいですよね。1缶で使い切りな感じ。それが、でかくって、180g。あらま、広いコストコの店内で、何もかもでかいのでボケっと気づかず買ってきたら(大きさ、値段くらいみろよですが)、1缶がでかいじゃないです。缶詰はあけたら、半端にしておきたくないので、使わなければ他の容器に移すとかしますよね。で、ツナ缶の半端なのって、ジャマくさいんですよー!!というわけで、このツナ缶の6缶だか8缶だかが終わるまでは、ツナ缶の料理はまとめて2品ずつくらい作っていかなければなりません。ツナ缶消費強化月間中です。
 なので、サラダやパスタで1缶あけたら、ついでに何か作ってしまいます。だって、半端だとジャマだし。まあ、ツナなんてなんでも使えるからいいんだけどね。というわけで、ツナジャガ(じゃがいもは売るほどある)。肉ジャガのツナ版。どーってことないけど、普通においしいです。夏の間、まーったく使わなかったルクルーゼの鍋(煮物とかしないから)をそろそろ出して使うかな、の季節です。まだ、ちょっと暑いけど。
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雪明かり

商品の詳細

 藤沢周平さんの作品がしみじみ良品だなあ、って思って少しずつ読んでいます。いや読み返していますってところかな。これは、短編集。それぞれの、人生の辛い思い、人生をやり直したい気持ち、でも、簡単にはやり直せない気持ち、切ないような苦しいような、そんな話が並んでいます。藤沢さんの作品には、悪人も、だらしない人も、いろいろいるんだけど、それだって何だか人間の寂しさみたいな、人生の辛さみたいのがあって、憎み切れないんですね。いや、名品です。

2016年9月11日 (日)

ゴーヤと赤玉ねぎのサラダ

ゴーヤって、昔は沖縄とか南国のもので、にがうりって言われていてものすごく苦
かったです。ちゅらさんとかで沖縄食ブームになったこと、日本が暑くなってきて、
どこでもできるようになって、苦みもまろやかな普通の食べ物になりました。まあ、
新しいものにカタクナな実両親とかは、ゴーヤ?にがうりでしょ、あんなに苦いもの
食べない。と絶対に食べないですけどね。
 最初、ゴーヤが関東人の普通の食卓に入ってきたときは、やっぱりチャンプルが基
本だったので炒めものだったんでしょうけど、今や、スープや煮物、サラダにも活躍
しております。暑い地域の産物のわりには、6月から9月まで収穫し続けられる、し
かもツルもので日よけにもなるので結構手軽に作っているお宅もあるし、優れもので
すよね。
 あたしは炒めものは暑くて苦手で(ともかく夏場のキッチンを忌み嫌っていますの
で)、サラダによく使います。暑くなくっていいです。みょうがと合えてもおいしい
し、たまねぎ(今回は赤タマネギ)とツナ(今回はササミ)などタンパク質と合わせ
て、粒マス、レモン、マヨ味っていうのもおいしいです。ゴーヤ、昔よりまろやかに
なってるんだから食べてみればいいのに。「あんな苦いものーと昔の記憶―食べられ
ないわ」の一言でトライしようともしない老人の偏屈に最近、お疲れ気味です。
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東京フレンズ2

商品の詳細

 東京に出てきて、シモキタで暮らし、居酒屋でバイトしている女性と、そこで知り合った仲間たちのあれこれ。バンドをやって、メンバーの分裂問題があり、恋愛問題があり、そしてデビューとか、不祥事とか、そういうあれこれ。いやー、話がうまく行きすぎてる。東京に出てきて、居酒屋でバイトしてみて、苦しい生活と、思ったように華やかなこともなく、貧乏しながら暮らすのに疲れてしまう人が、どーんだけ多いことかって思うけど。居酒屋を継ぐ人(いや、だいだいシモキタの居酒屋なんて、ほーとんどがチェーンでー名前こそ違うけど、いくつかの資本が持ってるんだけどねえ)がいたり、デビューする人がいたり(そう簡単にデビューできるかよ、声がいいとか言われるだけで)、という話。まあ、夢物語なんだけどね。で、あんい。

 

2016年9月10日 (土)

モロッコいんげんとニンジンのごまマヨ

モロッコインゲンって、平たいつぶれたようなインゲンありますよね。あたし、イ
ンゲンも好きですが、あれもわりと好きです。広義で「マメ」なんだと思います。豆
好きですから。
 でも、いんげんとかモロッコインゲンとか、ってなんであんなに高いんでしょ
う??実家の家庭菜園で作ってた時は、ものすごーーく簡単にいっぱいできる作物だ
んたんですけどねえ。作るのは簡単なんです。でも、収穫するのが手間なんですね。
その手間賃でしょうか。インゲンなんて、高いなあ、って思いますもの。
 今回はモロッコインゲンをゆでて、あんまり量が少なくってイヤなので、増量剤に
ニンジンも一緒にゆでました。ふん!ニンジンは安いもん!!それをゴママヨ味にし
ただけ。すりごま、砂糖、ダシしょうゆちょっとでうすーい胡麻和え味にして、マヨ
を足しました。ゴマ和えも好きだけど、パンチが乏しい気がしてマヨを足しただけで
す。
 モロッコインゲンだけではさびしい量をニンジンでふやかしただけですが、色あい
も華やかになって、おいしそうです。
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東京フレンズ1

 ドラマ?か映画になったものみたいです。本にその写真がのっているのですが、私には、瑛太?(苗字不明)さんみたいな人が出てたんだなあ、しか、わかりません。他の俳優さんたちは、知らないです。若い東京での暮らしと、何かすることを夢みて、(多くが)地方から出てきた若者が、あれこれぶつかったり、失敗したりしながら、何かを求めていくストーリーで、ありがちです。

 今って、東京への若者の流入人口ってどのくらいなんでしょうか?今、地方に残っている若者たちは、こーんなに東京への憧憬があるんでしょうか?これって、もう少し上の世代の、このドラマか映画を作った世代の憧憬じゃないのかなあって思うんだけどね。

 ま、それはおいておいて、四国の田舎から家出同然に出てきて、友達のアパートにころがりこみ、その近くの居酒屋さんでアルバイトをして暮らすことになった主人公の、舞台は下北沢。あんいーーーー!!いきなりシモキタで居酒屋のアルバイトで家借りる?家賃が居酒屋の(モンペを着る居酒屋だそうだ)のバイトで払える?そして、バンドを組む?いや、食うだけでいっぱいいっぱいになっちゃうと思うけどね、の1巻。シモキタへ憧れる地方の女の子っていう設定が、ちょっと一時代前な感じだなあ。

2016年9月 9日 (金)

抹茶チーズケーキ

 先月だったか作って評判がよかったので、簡単クリームチーズケーキを抹茶味にし
ました。クリームチーズをミキサーでガーーするだけの、超手抜きのクリームチーズ
ケーキですが、そこに森半の抹茶ミルクの粉を入れるだけです。この森半の抹茶ミル
クの粉、私甘いものが飲みたいときに時々飲むので、生協で買ってたんです。ところ
が、コストコでその大袋があったので、うわーいと、購入。すっかり常備品になっ
ちゃっております。甘くって、きっと、カロリーも高いんだろうけど、冷たい牛乳で
溶かしたり、バニラアイスを浮かべて、フロートにしたり(さらにカロリーアッ
プ!)、おいしいー!!抹茶フラペチーノっていうやつですか?お外でそういうもの
買わないのでよくわからないですけど、そんな感じになります。その抹茶ミルクの粉
をミキサーに適当にぶち込んでガーーー!して、抹茶クリームチーズケーキ。カン
ターン!!
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金曜日のバカ

 越谷さんです。越谷さんは、「いとみち」シリーズ(津軽弁のメイドカフェであるばいとする、いとちゃんの物語です)とかを読んでいますが、短編は読んだことがなかったです。これは、わりと初期のころの作品なのかしら?なんだか元気で、アホな(もちろん親愛の情をこめていうアホです)青少年たちが登場する、青春小説もあり、の短編です。

 金曜日のバカというたいとるは、月曜日のなんとか(あの、往年のかわいい女優さんだった、加賀まりこさんが主演した昔の映画ね、もちろんあたし、その時代は知りませんよ)のもじりみたいなタイトルだけど、バカっていうのは、親愛の情をいっぱい入れたバカなんだなあっていうのが読むと伝わってきて、若いバカチンたちがかわいくなります。悪くない短編でした。

 

2016年9月 8日 (木)

秋はすぐそこ

まだまだ残暑が続いていますが、確実に秋はやってきています。房総のあたりで
は、もう稲刈りも終わってしまっているところもあり、いつもお世話になっているS
さん宅では、新米がとれ、おすそわけにいただきました。これが、うまーい!!
 我が家の雑草だらけの畑(とは見えない、荒地に見える)でも、秋ミョウガが盛り
ですが、これは来月には終わってしまいます。あとは、さつまいも(10月)、11
月(さといも)、そして、ごぼうなどです。秋には、また大根やカブの種まきもしよ
うと思います。
 今回、オットがためしにさつまいもを1本だけ掘ってみたといいます。こんな感じ
で小さいイモが出来ていました。さっそく天ぷらにしていただきましょう!
 これ、来月に収穫予定なのですが、それまで猿が来ないといいなあ、猿に取られな
ければ、秋にちゃんとさつまいもが採れる予定です。
 11月か12月にはゆずも採れるといいなあ。収穫の秋がすぐそこです。
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うなぎちらし

 海外に行って、日本料理とか全然食べません。数か月とか行けばともかく、あたし
の場合、せいぜいが2週間弱なので、高くて日本より絶対おいしくない日本料理を食
べる気にはならないです。現地のおいしいものを食べたいです。去年と今年、行った
イタリア、それも全然都会じゃない田舎は、日本料理店っていうよりは、中華と日本
料理が一緒になったようなメニューが書いてある店がありましたが、入りませんでし
た。イタリアンはおいしくって、基本的に大満足なのです。
 それでも、帰国すると和食っぽいものを食べようとします。一番、食べたい味は、
「めんつゆ」なんです。しょうゆとダシのミックスした旨み!帰国便の機内食でたい
しておいしくない和食が出ることがあるのですが、ここでめんつゆの味とかあると、
うれしくってなめちゃいます(爆)
 別宅でたくさん秋みょうがが採れる季節。ミョウガがとれるとうなぎちらしをしま
す。あたしは、うなぎがあんまり得意じゃないので、うな重という献立はないのです
が、こんな風に混ぜてしまえば、多少は食べられます。ごはん(酢飯にしません)、
うなぎ、みょうが、アオジソ、きゅうり、などを散らして、錦糸卵、海苔、ゴマでか
ざります。最後に、すし酢と、米酢を合わせたもの(うなぎが甘いので、すし酢だけ
だと甘すぎる気がして)をまわしかけて、まぜて食べます。みょうがやアオジソの香
りが、しつこい(苦手な)うなぎの甘みをうまく中和してくれるので、なんとかうな
ぎ嫌いの私も食べられます。オトコズは大好きです。
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三人屋

商品の詳細

 原田ひ香さんです。朝はコーヒーとおいしいパン、昼はさぬきうどん、夜は飲み屋さん(バーですかね)と3つの店になる、不思議な店。これは父親の店を性格が異なる3姉妹がそれぞれやっているという設定です。

 まあ、店のしつらえも、本来だったら全く違うんでしょうけど、父親が残した店をそのまま居抜きで使っているっていうので、それは同じ。それぞれ、性格が違い、生活時間帯も違うので、別の店。この店に、集う近所の人たちと、姉妹の物語です。

 ふーむ。いまいち、パンチがなくって、こういう落ち着きかって思うけど、なーんとなく読んじゃいました。

海鳴り(下)

商品の詳細

 出会った人妻が、実は彼女の家庭的に恵まれていないこと、オットとうまく行ってないこと、なんかを知り、急速に接近していく二人。紙問屋商売のことも、組合のカルテルまがいの話など、あれこれあって、難しいです。シンベエさんの奉公時代からの友達は、いい年をして男出入りがおさまらない奥さんに悩んているし、とまあ、江戸時代だって、仕事のこと、不倫問題、家庭不和問題、子どもの素行不良問題、いろいろあるわね。そんな中で、シンベエさんと人妻は、この人が、運命の人だと思い詰めてしまうわけです。

 読みながらこれって、去年亡くなった女優さんが、一躍有名になった渡辺淳一の、日経新聞裏面にこれか?っていう「失楽園」だなあ、って。仕事がうまくいかなくなりそうで、奥さんともダメで、オットともだめで、巡り合った人が運命の人だと思い込む。うーむ、そうか?そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないけど。この2人の関係に気づいて脅迫しようとしてきたごろつきの首をしめてしまった。殺しちゃったかもしれない!!もう死ぬかどうかっていうことになっちゃう。あーあーあー!急展開!

 失楽園なんだけど、シンベイさんは夜逃げ?駆け落ちする前に、奥さんが縫い物している後姿をみて、いや、もう熱い思いはない古女房だけど、ここで、平凡に暮らすっていう幸せもあったんじゃないかなあ、とチラっと思ったりもするところが、藤原さんで、それがとーってもいいです。ちゃんと見えてる、ちゃんとわかってる。でも、なんだかそうなっちゃうのが運命なんだよね。

 

 そして藤原さんは、この逃げる2人に、ちょっと希望を与えてくれます。どこか茨城あたりの田舎で、ひっそり文房具屋さんでもやって生きてくれるんじゃないかって。何年か後に、そんな姿が見られるんじゃないかって。いや、藤原さんは亡くなっちゃったんで、そんな姿は描いてくれないんだけどね。失楽園だけど、まったく違う、いい世話物でした。

2016年9月 7日 (水)

秋みょうがは元気

台風被害にあって、その調整やら、ブルーベリーの収穫やらで、とても手が回らな
い畑の中は、とりあえずイモ類があるものの、雑草がいっぱい茂っていて、いったい
ここのウチは何か作ってるの?状態みたいです。ま、しょうがないですぅ。
 そんな中で、ミョウガは元気に茂っており、夏ミョウガがおわって、秋ミョウガー
夏ミョウガより、プリッってしていて、花が固めですーがいっぱい出ています。
 あー、何もしてないのに、いっぱい出てくれて、いい香りでいてくれて、ありがと
うの気持ちです。秋のミョウガはとーってもいい香り!!
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ボーダレス ぼくの船の国境線

商品の詳細

 

 極端にセリフが少なく、登場人物も少ないです。しゃべる人は3人だけ。あとは泣く赤ん坊と、セリフがないおっさん1人終わり。最初の20分くらいはまったく音がないですもの。え??音出てるの?って思っちゃう。

 

 イラクの国境の川、「国境である、侵入するものは射殺する」という看板が出ている川に、朽ち果てそうな廃船が浮かんでいます。廃船といっても、漁船じゃなくって、軍事船みたいなやつ。でも、もう朽ち果てそうな感じ。

 

 そこに住んでる?少年がいます。住んでいるといっても、そこに魚の網をしかけて魚をとったり、貝をとって細工したりして、それを陸の商店に持っていって、必要なものと交換して、暮らしている少年。13歳か15歳くらい。まだまだ、かわいい感じ。

 

 でも、生きる力はすごいもの。魚がかかったら、鈴が揺れてわかるようにしかけてるし、魚は塩を振って干して干物にしてる。廃船の部屋に、ハンモックを吊って、ちゃんと暮らせるようにしている。

 

 そこに、侵入者がやってくる!銃を持ってる!

 

 まったく言葉が通じないけど、侵入者が連れている赤ちゃんをあやす少年、ひと時の平和な時間が、さらなる米兵の侵入でまた脅かされるのです。

 

 少年と少女と、米兵、まったく国も文化も違う3人、言葉も通じない3人が、それぞれかつては家族がいて、普通のおじさんと、子供で、それがこーんなことになっちゃうという悲劇を淡々と静かに描きます。

 

金魚姫

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 荻原さんです。偶然、夜店でかった金魚が、人、それも魅力的な女の子になったら、若い独身サラリーマンはどうする?っていう設定です。それが、わがままな中世のお姫様のような女性で、でも、突拍子もないこともあって、なかなか面白いお姫さまなんです。ま、時々、金魚に戻ったり、人になったりして、意外性もあるし、ぬれているのや水が好きっていう困ったこともあるんだけどね。

 設定がメチャクチャで、かなーりシュールなんだけど、最初ははあ??っていうのと、お姫様の妙なわがままに引きずられる主人公が笑えるんだけど、だんだん、なんだかせつない恋物語みたいになってきて、目が離せません。

 びっくりしたけど、すてきな恋物語になっていて、キューンとしちゃいました。ふしぎー!

海鳴り(上)

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 久しぶりの藤原周平さんの世話物です。紙問屋を一代で大きくしたシンベエさんは、商売熱心で硬い人です。紙問屋組合にはいっているけど、一代で大きくした店なので、組合では新参者。自分のブンをわきまえて、控えめな行動。ほお、商人らしいよね。

 大店のダンナとなれば、お妾さんを囲っている人もいるけど、シンベエさんは、かつての女中に浮気をしたことがあって、それ以来、奥さんとは冷たい関係。ロクに口もきかない。今は浮気してないのにさ。

 一人息子はどうも商売がダメみたいで、ちっとも店によりつかず、遊んでばっかり。つまり家庭的には、あんまり幸せじゃない感じ。商売はまあまあ順調なんだけどね。

 そんなときに、出会った人妻。いや、飲まされてしまって具合が悪くなっているところに居合わせてしまって、ちょっと人助けのつもりで介抱してやっただけ。なーにもないんだけどね。そんなシンベエさんの、ちょっとドキドキが上巻です。

 藤原さんの世話物、久しぶりだけど、すごく丁寧に書かれていて、いいわあ。

2016年9月 6日 (火)

最後のブルーベリー

台風でそれまで実っていたブルーベリーが、吹っ飛んでしまって、数キロの被害を
うけましたが、そのあと実った分ということで、オットが収穫してくれました。ほん
のちょっとだなあ、って思うけど、これでも売ってるのの600円分以上はある感
じ。台風の前にシルバー人材センターの方に1度収穫していただいたのと合わせて、
4-5キロになります。今年は台風のせいで、例年より収穫が少ないですが、それで
も、暑い時期にスムージーにして朝飲む分と、ブルーベリーのジャムを作る分は十分
です。これで、今年のブルーベリーは終わりです。
 鳥さんにも、いっぱいあげたし。国産ブルーベリー、今年もありがとう!
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パンケーキにベリーベリーのジャム

自家製をミックスしたベリーベリーのジャムができたので、パンケーキをやきまし
た。卵一個に牛乳を入れてガシャガシャ、砂糖ちょっとと、粉、BPを振ってまぜる
だけです。最近のはやりは、ふわふわの分厚いパンケーキですが、自家製はテローン
とうすっぺたいのが好きです。酸味の強い、ベリーベリーのジャムがとっても合いま
す。
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ワクチンX 性格変更承ります

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 あはは!性格を替えることができるワクチンが発明されているっていう話。有効期限は20年!「決断力」「包容力」「寛容力」とか、いろいろな種類があるんだって。すごー!!そして、ちゃんと、それが備わって20年間、バリバリ判断して経営者として成功したりしてきた、っていう話。そして、20年後、効力が切れるから、再度、接種するかどうかっていうときに、どういうわけか、ワクチン製造が、うまく行かなくなってしまうのだ。どーすればいいのだ!

 いやー、こういうワクチンがあったら、あたし、何を入れたらいいのか?協調力?寛容力?(わがままってことか)、実行力(言うだけでやらない)、耐える力(ガマンがない)、どういうのがいいのかなあ。全部で、10とか20とか決まっていて、いくつかを数を決めて入れられるらしい。すごーい!

 なんだか想像すると、人間社会が大きく変わる可能性がありそうじゃない?某元都知事には、人の話を聞く力とか、自分の老害を認識する力とか入れてほしいし。某首相には??ね、考えると楽しいじゃん。あたしの実父には「ガンコを解消する薬」を入れてほしいし、実母には「愚痴ばかり言わない力」を入れてほしいぞ、と。

 オットには「妻を大切にする」薬かよ(あ、天にツバしてるってことは一応、自覚してます)。ね、考えると面白い。

 ま、小説としては、ワクチンが製造できなくなって、じゃあ、ビタミン剤でだましてみるか、とか、再度の接種を希望するか、とかいう問題になり、、性格が替えられた20年と、元の自分を考えることになっています。性格って、何なんだろうね、クスリで替えられても、性格は性格、自分で気持ちを変えても性格は性格。どっちも自分なんだからね。

抱く女

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 桐野さんです。

 あたし、桐野さんって、一時、とても好きで、全作品を読んでいたのですが、最近、彼女が何を書きたいのかなあ、とわからない気持ちになります。あたしとしては、これもそういう作品です。

 舞台は70年代の前半の吉祥寺あたり。大学生の女の子の主人公は、ロクロク大学にいかずに、マージャン屋さんとか、ジャズ喫茶とかをウロウロしている。時代は、まだ女性蔑視も多いし、差別もいっぱい。政治的な活動も盛ん。でも、そういう中でも、女性はまだ、性的な対象として見られたりが多くって、彼女も、気軽に付き合っていると、ひどいことを言われたりする。

 そんな中で、出会ったミュージシャンの卵との恋。家族、兄、大学、新しい世界、あたし、70年代の前半はさすがに知らないですが(ほんとに)、その後、このころの尻尾をちょっとだけ、知ってる気分があるので、ある程度の理解はあるんですが、それでも、やっぱり何書きたいのかわからないです。すいません。

2016年9月 5日 (月)

9月の別宅ー台風が来た、猿がこない

なんだか忙しいけど、別宅に行かなきゃならなくなりました。9月の別宅は、オッ
トにひとりで行ってもらいましたわ。
 というのは、8月の下旬、あたしたちがイタリアの山を歩いている頃、台風がやっ
てきて、房総の館山に上陸とかしてましたよね。館山じゃないのですが、房総の先っ
ぽにある別宅付近はたいへんな暴風雨だったそうで、近所のお宅では屋根がこわれ、
いつもお世話になっているSさん宅では、みかんの木が倒れ、うちの別宅では、キウ
イの棚が倒れちゃって、道路をふさいでいると留守中に電話がありました(正確には
電話があったのを、ムスコがラインで教えてくれた)。ひゃーー!!たいへんだあ!
ということで、台風の後始末のために別宅へ。
 海に近いこともあって、いつも風が強くって、台風被害はこれまであって、瓦が落
ちちゃったりもあったけど、今回はご近所さんも含めて大被害。うちは、キウイの棚
が壊れちゃって、猿除け(あんまり役にたってない)網が壊れちゃった。キウイの棚
は、業者さんに頼まなきゃならないから、数十万円がかかりそうって。網はオットが
直すそうです。トホホですわ。
 収穫物は、ブルーベリーが全部飛んじゃって、頼んでおいたシルバー人材センター
の方がいらしても「収穫するものなかった」そうだし、まだ青い夏ミカンも落ち
ちゃったので、来年の早春の夏ミカンは収穫がほとんどないかもだって(号泣)、あ
たしの定番の夏ミカンのマーマレードがつくれなーい!!!
 という悲報続きのオットからの連絡のときに、「でも、かぼちゃがあったよ」とい
います。「猿は来なかったらしい」って。台風だから、雨が強いから、出かけるのや
めよ、と来なったわけ?軟弱な猿じゃない??(爆)
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ブラックベリーとブルーベリーのジャム

今年の夏は5月ころから、私にしては頻繁に実家に行きました。実両親が超高齢S
化して、いろいろ手配が必要になってきているのです。まあ、それはともかくとし
て、実両親は40代頃から、家庭菜園を熱心にやっており、今はもう自分で手入れを
することはできなくなったのですが、広い家庭菜園を持っており、手入れを人に頼ん
でいます。といっても、2人で食べられる分なんて少しですから、ほとんどを近所の
方や、家の横の道を通る方にさし上げちゃってるみたいです。
 実家に行って、広い家庭菜園の奥に駐車場があるのでそこに車をとめ、家に入るま
でのところのフェンスにブラックベリーのつるが繁殖しています。フェンスが味気な
いからって数年前に植えてみたら、どんどん増えちゃって、でも、すっぱいから食べ
ないの。と実母。実父は唾液分泌力が衰えてきたのか、飲み込みが悪くなってきたの
か、パンはつっかえるというのですっかり食べなくなり(後期どころか晩年高齢者な
ので)、ジャム作っても食べないからブラックベリーは放置状態のようです。ブラッ
クベリーってまず赤い実がなるんです。で、熟してくると黒くなってくるわけ。その
まま放置していると、熟して落ちてしまって、蟻がたかっています。
ベリー類は一度に収穫できるものじゃなく、日々、少しずつ収穫できるものなので、
行くたびに少しずつ収穫してきました。でも、駐車場から家に入る間に、ま
あーー!っていうくらい採れるので、ついつい収穫していると、普段は老夫婦しかい
ないところに相対的に若いあたしがやってきたものだから、蚊の大群が大喜びで襲っ
てくる!ぎゃーー!!というわけで、蚊にいっぱい食われながら、ブラックベリーの
収穫です。
 たしかに、ブラックベリーって酸味が強くって、香りも独特で、これだけじゃクセ
の強い酸味ばっかりになるので、別宅で収穫したブルーベリーをまぜて、ベリーベ
リーのジャムにしました。別宅産ブルーベリーと、実家産ブラックベリーのミックス
です。
つぶつぶ感があって、複雑な香りのとーってもおいしいジャムのできあがり。自家製
だから、甘さ控えめ、まじりっけなしでおいしいー!
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旅とデザート ときどきおやつ

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 平野さんです。いや、いろんな国で、いろんなデザートやおやつを食べてきたし、これからも食べると思うけど、私の難は、すぐ名前を忘れるってことです。こーんな風に、イラストも書けないし、ちゃんと説明もかけない。

 たとえば、この間の旅でも、あれこれ食べたけど、書けないなあ。この才能はすごいと思う(この→あたしの忘れる才能じゃなくって、平野さんの書ける、描ける才能)。そして、おいしそうだなあ、食べてみたいなあ、見てみたいなあ、もちろん現地で、って思う。

 こういう本はめくってパラパラ、楽しいです。

中島ハルコの恋愛相談室

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 林真理子さんです。中島ハルコさんっていう、名古屋出身で派手で、不思議なパワーを持つおばさん(という設定だけど、あたしより年下みたいだ、くそっ!)が、若い、といっても、30代のフードライター女の子とその周辺の人たちとご飯を食べる(おごらせる??)という設定で、バリバリと、恋愛問題、不倫問題、その他をどけていくように解決する、という連作集です。

 若い女性から見ると、なんともすごいパワフルさなんですけど、おばさんであるあたしから見ると、「不倫相手に貸した300万円は、いい勉強させてもらったと思ってあきらめなさい」なんていわずに、「不倫相手の奥さんに内容証明つきで請求書だしなさい」なんていうのは、いいぞって思うのです。勉強代だと思ってあきらめても、ロクに勉強しないで被害者になるだけだけど、奥さんに請求書送れば、奥さんより立場が強くなってお金を返してもらえますよね。それがなきゃ、「泥棒猫」って言われる立場じゃない?ね、この現実的で、パワフルなハルコさんの物語。ま、林さんらしいね。

2016年9月 4日 (日)

一目惚れのマグカップ

 今回も、ロクに何の買い物もしませんでした。だいたい、山では買い物できない
し、都市に泊まった時も山から下りてくると、店はみーんな閉まってしまっているん
ですよ。おしゃれなディスプレイに飾られるファッション製品も見えるけど、店し
まっているし。
 というわけで、相変わらず、スパイスくらいしか買ってこなかったのですが、ディ
スプレイで見て、めずらしく一目ぼれして、なんとか店の開いている時間を確かめ
て、わざわざ行って買ってきたのが、このマグカップ。
 あんまり物に惚れないあたしが、めずらしく「これ!ほしい!」って思ったもので
す。
 ま、たいしたものじゃないのですが、薄手で軽くて、おしゃれな図柄が気に入って
います。

 旅で買うものっていろいろあるんでしょうけど、こんな風にどーってことないもの
をちょっとだけ買ってくるのも楽しみの一つです。ポルトガルの深皿に冷麦入れて、
アイルランドの鉢に野菜盛って、イタリアのカップで麦茶飲んでます。今回のあたし
の楽しい買い物でした。

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愛しき人生のつくり方

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 フランス映画です。おばちゃんが倒れたところから、物語が始まります。お父さん=ちょうど定年退職したところ、ムスコ=大学は出たけど、何をしたらいいのかわからず、ちょっとフリーター、シャキシャキしたお母さんっていう家族です。おばあちゃんのひとり暮らしは不安だから、施設入居を進めて施設に送っていったはいいけど、おばあちゃんが失踪しちゃいます。え??このおばあちゃんがどこにいるんだろう?と探す孫と、退職したハゲたムスコ。おばあちゃんが戦争がはじまって、田舎の小学校から転校した、その小学校があったところにいたおばあちゃん。おばあちゃんが、小学生だった頃なんて、今の子供たちからみれば、想像できない。孫だって全然しらなーい。そんなことを、フランスのきれーいな田舎で、おばあちゃんの人生を知るムスコ(すでに禿げてるようなムスコ)とまご。そういうことを一緒にできた時間が、おばあちゃんの晩年をとてもすてきな時間にしたんだなあ、って思います。フランスの田舎の映像がとてもよくって、おしゃれでも、なーんでもない、ハゲたおっさんと、おばさんのご夫婦の、そしておばあちゃんの、まだ、フラフラしている孫の、それぞれの人生に幸あれって思う。フランス映画って、こんな感じがとてもすてきだ。

 

ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し

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 ダーリンは外国人が、ブレークした小栗佐緒里さんの本です。ダーリンさんは、たしかハンガリー系の方でしたよね。

 お子さんが生まれて、小学校に入るタイミングで、おもしろそうだから?っていうだけで、ベルリンにお引越ししちゃった顛末記です。異文化を味わいたい、どこでも暮らせる仕事だということもあるんですが、なぜ?ベルリン?って思うのですが。ベルリンなのです。

 そして、お子さんの言語問題。英語と日本語と、ドイツ語?しゃべれるかもしれないけど、思考するのは何語?というような疑問から、ドイツでの暮らしのあれこれ。日本のあまりの過剰な便利さや快適さを改めて思うのでした。軽いマンガです。

老後破産

 NHKの番組の取材があって、それが元になって、様々な情報を入れて本になっているものです。というので、非常にわかりやすいし、番組的にニュースになりやすいネタを扱っている点はあります。

 それでも、普通に働いて、普通に暮らしてきた人が、高齢になって、破産しそうになって、生きるのたーいへんになるこの国の実態をこれでもか、って書いています。

 たとえば、国民年金の場合、高齢になっての支給額は6万5千円、これでは、数万円のアパート代を払ったら、生きていかれない。都営住宅とか(家賃1万円台のところもあるらしいー独居だと)に入らなければ、具合悪くなって医療費もでない。うむ。

 貯金がある限りは、生活保護が受けられない。でも、たった100万円くらいの貯金でも、高齢者にとっては、何かあったらの命綱。これがなくなったら、再び生活保護の申請に来て、と言われても、そこで、何らか支給されなかったら生きていけないじゃないか、と思うよね。数十万円の貯金も手放せないよね。介護保険だって、1割負担っていうけど、(低所得の場合は1割負担、高所得者はもっと負担させられる)、その1割がたいへんっていうことだって6万5千円なら当然だ。

 さて、周りを見回しても高齢者がどんどん増えているなあ、と高齢者ばっかりだなあ、と思えるようになってきた。都内で生活していてもだ、どうなるんだ、この国は??

2016年9月 3日 (土)

やっぱりおいしいイタリアン

あたしたちはまったくグルメでもないし、有名なイタリア料理店に行くわけでもな
いし、山小屋―特に山の奥の山小屋は、ラディン民族の方が、昔の流通がとってもよ
くないときから、いろんな保存食を工夫して食べてきた料理―で、ごはん食べること
もおおいし、都市でも、ごくごく地元の人が行くレストランで庶民的なお値段でご飯
食べているだけだけど、イタリアでは一度もおいしくないものに出会わないんです
よ。
 豪華でも、贅沢でもないけど、食材を大切にして、手をかけて、心を尽くした料理
が基本。食に工業化をあんまり持ち込んでなくって、楽しくおいしく食べることを考
えてるイタリア人の食は、どこも、ちゃーんとおいしいんです。決して、食材の種類
が多いわけじゃないし、パスタだって、日本みたいに多種多様なものはないし、ごく
普通にトマトソースなんだけど、おいしいんです。滋味深いし。

 あーあーあー!おいしい!っていつも思うのです。夕方から、食前酒を飲んで
(ウーゴとか、アペロールとか、ちょっと甘めのカクテルみたいのをよく飲んでいま
す)、テラスでおしゃべり、ワインとパスタと野菜たっぷりと肉で夕食。デザート
も、たーっぷり甘いもの、っていう食事です。決して、種類は多くないんです。季節
のもの、野菜いっぱいが基本。山の中だとジャガイモと塩漬けの豚肉です。でも、
ちゃんと作って、保存してあります。おいしいです。どこでもおいしくって、やっぱ
りイタリアはおいしい。って何度も思います。
 日本の庶民の食が、どんどん工業化しちゃって、手を離れてしまっているような現
実をなんだか悲しい気持ちで見ます。もっと、愚直で、もっと非効率でいいんだと思
うんです。食って。
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女のはしょり道

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 伊藤理佐さんです。いかにラクして女するかっていうネタがあれこれあるんですが、もうあたし、とーっくの昔にはしょっちゃっていることがいっぱいあって、今更ねえ、みたいなものばっかりです。どんだけ、はしょって生きてるんだ、あたし。

 ネイルもしてないし、ピアスもしてない。美容院も最低しかいかない。エステも、いかないし、適当に顔洗ってるだけ。まつげもつけてないし、増やしてない。あーあーあーあー。どこまでも自然体っていう名の超ズボラ。

 でもねえ、なんか、いーっぱいあれこれつけて、例えば電車の中で、イヤホーンして、まつげいっぱいつけて、化粧もすごーく丁寧にいろんな色つけて、髪の毛もきれーにそめて巻いて、爪も塗って、ストーンつけて、ピアスに指輪にブレスレットに、すてきな時計。手にはスマホ、お洋服もおしゃれで、バックもステキで、たぶんバックの中には、ステキな小物やポーチが入っていて、ストッキングもおしゃれで、足の指にもネイルして、体はエステして、かさついたりしないようにボディクリームいっぱいつけて、いい匂いがして、ちゃんとあれこれ脱毛して、みたいな完全装備などんだけ手間かかってるの、っていうすごい全身の方を見ると、そこまで完全防備しないと、鎧がないと生きられないほどの世の中なんだなあ、って思うの。すごいね商品経済って思うと同時に、それが、当たり前の身だしなみで、当たり前の装備だとすると、その細かい物に押しつぶされそうになる。

 だって、ちょっと出かけるために化粧だの、イヤホーンだの、スマホだの、バックだの、すてきな小物だの、ヘアアクセだの、指輪だの、もう、装備がいーっぱい要るよね。たーいへん。それらをつけたり、落としたり、落とすための洗顔料?まつげ洗い用品?なんかいっぱいあって、ちゃんと落としてみたり、保湿してみたり、油分を補ってみたり、取りたいだか、保ちたいんだか、いっぱいな暮らし。いやーー、めんどーーー!

マリアージュ マリアージュ

 金原ひとみさん。あたし、読みにくくて、途中放棄しちゃった本もあるので、すこーし苦手意識がある方。長編がダメなのかな、なんて思ったりもする。

 これは、短編。金原さんもお子さんがいるお母さんになってから、作品が、ずいぶん違ってきたように思う(ってほど、全作品を知らないんだった、失言、失言・・・)

 どれも、大事件も大冒険もたいしてない、普通の日常のあれこれみたいな、ちょっと困ったことや、おりゃまあ、みたいなことがある短編だけど、その丁寧な気持ちや様子の描写が、あせって書いてない、落ち着いて書いてる、書くことが、こういう風に想像して、描写することが、好きなんだなああ、って思う作家さんが見えるようで、いい感じの短編集だったです。

 へえ、短編集はいいかも。

2016年9月 2日 (金)

縦走トレッキング

今回の旅行、正味遊んだのは8日間、このうち、2泊3日のサイクリング、2日の
日帰りハイキングを入れて、やっぱり大イベントは、2泊3日の縦走の山歩きです。
この部分は、ガイドさんと同行しました。表示も地図も、イタリア語、ドイツ語、ラ
ディン語(この3つが公用語です)で、とても情報が少なく、ルート探索、山小屋予
約などができないからです。
 去年、あたしたちが結構サクサク歩けるということを理解していただいているの
で、今年は、峠越えが複数あり、峠を越える旅に、おおおーーー!っていう山が出現
する、すんばらしいルートをご提案いただき、昼間はとても暑かったこともあり、日
焼けしちゃったし、結構あぢーあぢーとばてていました。あたし、暑さには弱いんで
す。
 それでも結果的には、一応、イタリアのコースタイムくらいで歩けて(イタリアの
コースタイムはほとんど縮まりません)、すばらしい景色と花、湖、山小屋とものす
ごく楽しい縦走体験でした。
 山の姿も、ものすごく多様で、羊や牛や馬がいて、花がいっぱい咲いていて(エー
デルワイスもいっぱい見ました)、小鳥やマーモット君に出会い、犬つれ、子供連
れ、老夫婦などのハイカーたちと、ボンジョルノ!とあいさつしながら、楽しく山歩
き。かわいくって、こじんまりして清潔でおいしい山小屋泊まりの縦走は、すばらし
い山体験でした。あー、これはやめられない!!
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境遇

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湊かなえさんです。湊さんは、ミステリータッチの本って思っていたのですが、時々は違うタイプもあるのです。これは、ミステリータッチの方です。

ある児童保護施設で育った女性2人が主人公。この2人は社会人になってから、同じ境遇で育ったことから、無二の親友になっています。1人は新聞社勤務で独身。1人は、地元の市会議員の奥さんになって、絵本をかいたのが偶然、受賞して一躍有名人になっています。そんな2人。市会議員の奥さんは、急に売れた自分の本と受賞を、オットの選挙戦に利用しようという周囲の思惑で忙しくなっています。そんなときに、5歳のむすこが誘拐??されちゃった。さて、というように事件が始まります。

全体として、さほどこわいこともないミステリーで、苦しくなく(どうも、これがおかしな感想だけど)、さくさく楽しく読めてよかった。告白が辛かったからなあ。

ヒポクラテスの誓い

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 中山七里さんです。舞台は法医学研究室です。警察の依頼で、事件性のある死体の解剖とかして、死因をつきとめるのが仕事。そこの、ものすごく仕事のできる、偏屈な教授と、法医学を学んでいる白人女性キャシーのもとに、新米の医師免許だけはある、若い研修医が入門してきます。彼らと、警察との付き合いの中で、ただの交通事故じゃないか?と思った事故が、実は事故にあう前にクモ膜下出血で意識を失っていたことがわかったり、酔っぱらって凍死したんじゃないかと思われた地元のおっちゃんが、実は殺人事件だったりが判明するという、連作になっています。

 ヒポクラテスの誓いっていうのは、医者の誓いですよね。相手が、どういう人であろうと、最善を尽くすいろんな条件が書かれているやつ。でも、警察は事件捜査の概念で調べるから、容疑者であれば、どうしたって、罪があるっていう視点で見る、被害者であれば、被害を受けたっていう目で見る。そうじゃなくって、死体そのものが言うことをそのまま聞こう、見ようとする、偏屈な教授のまあ、皮肉たっぷりのものいいと、掛け合いも楽しいです。

 そして遺体解剖という遺族や友人には、やってほしくないことをやることで、真実をつきとめるためにしなければならないと考える監察医。そこには、感情に押し流されずに真実を求めようとする、感情を捨てるのではなく、論理を優先させるべきと考える覚悟があって、あたしは好きです。あたしにだって、当たり前ですが、感情がいっぱいあります。落ち込むことも、はしゃぐことも、気分が乗らないことも、いっぱいあります。でも、いつも考えているのは、気分や感情だけに行動を支配させないでおこう、気分があたしの王様じゃあないのだ、あたしが気分を支配しようと思うのです。

 いつもいつも、乗らないとか、やる気がでないという人もいます。そんな「気」に自分を支配させないことです。「気」は自分が支配してやろうと思うと、意外にコロっと寝返るやつだということも多くの体験から知っています。気分なんて、やる気なんて、何ほどのもの?あたしの王様はあたしなのです。気分じゃないのです。そして感情でもないのです。うん、うん!

2016年9月 1日 (木)

二泊三日の自転車旅行

ヴェローナでオペラを楽しんだ翌日からは、自転車旅行に出かけました。今回、旅
程組んでもらったときに、サイクリングロード(専用道)を走る自転車旅行を入れて
もらったのですが、その時に、オットはともかくあたしは自転車は超初心者、普段、
ママチャリで近所しか乗りません。長距離ものりません。長く自転車に乗ったのは、
数年前にノルウエーの湖サイクリングが直近というくらいです。それでも、いやー、
人生で一番、自転車に乗ったよ思って、23キロくらいでした。そのくらいしか乗っ
たことがないんです。よってアップダウンのいっぱいあるのは無理。特にアップロー
ドは基本無理です。ということで、レジア湖のところまで行って、そこから基本、ゆ
るーーーい下りと、川沿い(基本、平坦)というロードを2日かけてゆるーくくだっ
てくるルートをご提案いただきました。うふふ!!下りの自転車って楽しいよね。そ
れもゆるい下りで、すんばらしい山と景色を見ながらの自転車専用道。すて
きーー!!でも、今回は、1日目で40キロ~50キロの行程なんです。えーえー
えー!!そんなにー!!って思うけど、自転車乗りのオットやムスコ(1日100キ
ロ以上自転車旅行を普通にするらしい)は、すぐじゃん、とか言って、相手にしても
らえません。そーんなに自転車で行かれるもの!?
 初日、レジア湖のそばまでバスと電車で行ったのですが、その日は冷たい雨、到着
後、オペラで夜更かしした後だったので、ともかく寝る!!とひたすら寝て、体力を
養い、翌日からスタート。シランドルまで40キロ程度で、宿泊。小さな町で泊まり
ました。自転車道が完全に整備されていて、表示もわかりやすく、湖や山、古いお城
や小さな村を通り、リンゴ畑、アンズ畑、ブドウ畑の横を通りながら、とても気持ち
のいいサイクリング。お尻は痛くなったけど(足は大丈夫!)、大勢のチャリダーと
すれ違いながら、楽しい!!
 翌日はメラーノという街まで40キロくらい漕いだ後、ボルツアーノまで電車に乗
る予定だったのですが、メラーノについたのが昼過ぎ。これならボルツアーノまで
いっちゃおうということになって、70キロをこいで、ボルツアーノまで自転車で
行ってしまい、計120キロもサイクリングしてしまいました。基本、平たんな道
だったのですが、山がきれい、畑がきれい、ものすごく気持ちのいいサイクリング
で、お尻の痛さも忘れるくらい。すてきだーー!!南チロル地方には、サイクリング
ロードが、計600キロもあるそうなので(うち、120キロを走ったのだけど)、ま
だまだステキなところがありそうです。自転車で通っていると、車とはまた全然ち
がった小さな町によったり、畑を見たり、花をみたり、山や空を眺めて、気持ちいい
風を感じて、リンゴ畑にあるちょっとした産直の小屋でベリー類をつまんだり、リン
ゴジュースを飲んだりしながら走れます。いやー、サイコーのサイクリングでした!
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十字の記憶

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 堂場さんです。東京からほど近い近郊都市で、次期候補と言われる、以前の市長の息子で青年会議所のリーダー的な男性が殺されます。平和な近郊都市で、地元の名士の殺人事件。

 新聞社の地方支局に赴任したきた男と、刑事は地元の高校の同級生です。事件が地元を驚かせている時に、市役所職員の殺人も起きて、平和な近郊都市が、いきなり2つの殺人事件で驚愕します。

 

 この事件の裏には、20年前の2つの大学の撤退があり、その頃、高校生だった2人の男性は、事件直後に夜逃げのようにいなくなった同級生のことを思い出すのです。ただ、この2つの殺人事件と、この同級生がどう結び付くのか、わからないわりに、後半はどんどんと話が進んでいくのがちょっと強引。前半がひっぱって、ひっぱったわりには、そこ、簡単すぎじゃない?と思わないでもないです。堂場さんのシリーズ外の一冊です。

天空の救命室

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 福田和代さんです。航空自衛隊の輸送機が、緊急の病人の空路の輸送に活用されることがあるってこと、初めて聞きました。ドクターヘリっていうより、もっと広域な感じです。たとえば、札幌の患者さんが岡山で腎臓移植を受けるために、千歳空港から岡山空港に飛ぶとか、旅行先の青森で交通事故で重傷を負った患者さんを、一定の治療の後、自宅のある大阪の病院に運ぶために、青森空港から伊丹空港に輸送するとか、そういうことに使われるようです。

 基本、病人の輸送用に改造した航空機ですので、狭いし、乗り心地はどうなの、っていうのもあるんですが、なるべく乗る病人の方に負担のないように飛ばなきゃならないし、途中、何かあったらもあるので、医師も同乗するわけです。そういう医師が主人公。防衛医大を出た自衛隊の医者なんですけどね。

 それぞれの気持ち、輸送するパイロットの気持ち、患者さんや、同乗者のあれこれ。連作になっていますが、一貫した登場人物と思いがあって、なかなか楽しい一冊です。へえ、へえ、もいっぱい。

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