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2016年8月 8日 (月)

他者という病

 中村うさぎさんです。彼女が、何の病気かしらないけど、体が動かなくなって、3度死んで?死にかけて戻ってきた、というような話とか、その前後して、死のことを書いていたので、週刊誌の連載を打ち切られたとか?美保純さんとのあれこれで、レギュラー番組を降板したとか、なんだか数年前だかのあれこれ、って週刊誌とかネットのネタになったんですってね。あたし、良く知らないんですけど。

 その前後の話を書きながら、自我と自意識の違いや、自分が書きたいことと、自分に期待されていることのギャップを自覚したうさぎさんの決意表明になっているんです。彼女は、ブランド買いあさりとか、整形とか、デリヘルとか、ホストに入れあげるとか、どちらかというとイロモノ的な扱いをされていたと思うんですけど、その現象はイロモノなんだけど、そこには彼女の、認められたいという他者からの評価、を求める強い強い気持ちがあると思うのです。自分で自分を認めたいとともに、他者からもうらやまれる存在でありたいのですね。そこには、どこかで、ものすごく欠乏っていうか自信がない、損なわれた何かがあるんじゃないかと。もちろん、彼女自身もそれをわかっていて、それを乗り越え、今があるわけ。で、今や体が動かなくなったり、なんだか自分自身じゃない体験をいくつもして、自意識と自我について考えるわけだ。

 私は、彼女の整形とか、ホストとか現象面は詳しくは知らないんですが、彼女のこれまでの自意識の苦しみは一定程度読んできたので、この本の彼女の苦しみをある意味、興味深く読むんですが、イロモノとしての彼女の行動と文章を買ってきた週刊誌は、死とか生とか自我とか言いだして重たくって面白くない、って連載を切るわけだ。うーむ。

 美保純さんとのあれこれも、どうもどちらも悪気もなく、まわりが変に「大人な対応」しすぎちゃった感もある。中村さんが書く物は他にない独自性があると私は思っているので、つぶれないでいてほしいと思うな。

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