2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« バッドブロマンス | トップページ | わたしの神様 »

2016年6月30日 (木)

坂の途中の家

商品の詳細

 

 角田さんです。いや、すごいなあって思います。

 

 育児ストレスから、長女を水につけて死亡させてしまった母親の裁判員裁判の、裁判員に3歳のムスメを育てる専業主婦が選ばれて、公判に通うことになります。難しいことはよくわらかないけど、自分も同じように小さい娘を核家族で育ててきて、オットはいい人だけど、どこか他人事で、オットの実家もいい人だけど、どこかイライラして、っていうのをすごーくよくわかっているから、だから、自分が悪いんだ、自分が至らないんだ、と自分を追いつめるようになってしまう気持ちが、よーくわかるんです。彼女(被告ね)が暮らした家の写真や、部屋の様子、証人で出てくる人が好さそうだけど、鈍感そうなオットや、その母親の様子を見て、自分の子育てや、自分がオットやオットの家族に感じてたこととシンクロさせていく様子が丁寧に丁寧に描かれています。

 

 だれも、悪人はいないのです、みんな志はやさしくって、いい人で、だけど、他人事には鈍感で、救いにならないで、どういうわけか母親だけが追いつめられていく様子が、ものすごくよくわかる。だれも、追いつめようとはしてないし、いじわるもしてない。けど、苦しい現代社会の様子が、とてもとてもよくわかるんです。それを丁寧に丁寧に、義母の言動、ちょっとしたオットの言葉など、誰も悪意はないんだけど、イライラする気持ち、あーーあーあーあーーー!!ものすごーくよくわかって、あたしの中のイライラの芽が、しばらーく忘れていたあのイライラの芽が刺激されてすごく不愉快。きっと、あたしが長年の子育てと仕事と家事で、イライラしているのをオットは本質的にはなーにもわかってないだろうなあ、って思うことそのものなんです。うますぎて、イライラする。

 

« バッドブロマンス | トップページ | わたしの神様 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/11799/66056939

この記事へのトラックバック一覧です: 坂の途中の家:

« バッドブロマンス | トップページ | わたしの神様 »