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2016年5月 2日 (月)

ナイルパーチの女子会

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 柚木麻子さん、ランチのアッコちゃんなど、楽しく読んできた作家さんです。ナイルパーチって??

 これまでの柚木さんの作品とは、ちがって、びっくりする女同志の友達問題です。女友達がほしーーーと切望している優等生で日本最大の商社に勤務しているキャリアウーマンと、のんびしりした主婦ブロガーが出会う物語です。最近、「女子会」とかいって、何歳であろうと、「女子」になって、女同志で集まって、行動を一緒にすることをとても過剰に持ち上げる傾向があったりするよね。あれって、つまり、商売になるからだと思うんだけど。そういう風潮の中で、独身とか、コイビトがいないことはどーってことないけど、「女友達がいないこと」は耐えられない屈辱?寂しいこと?人間失格?みたいな風に思っちゃっている感じがあったり。そのつながりで、女友達が多いことは、すんばらしいことっていう評価だったり。ふーん、あたし、やっぱりどーでもいいや(←枯れ切っている)。

 お友達とのおしゃべりやお付き合いはもちろん楽しいけど、あたしはそればっかりはつまらないです。しょっちゅう飲んだり食ったりしているのもつまらない。もっと、アクティブな行動で一緒にしたいことがあって、趣味や好みが一致して、じゃあ、一緒にしようとか、一緒に行こうとかならあるけど、飲んだり食ったりしか一緒にすることがないお友達との付き合いは、70歳越してからでもいいな、いや、その頃になったら、また今とは違う、一緒にしたいことが出てきて、80歳を越してからでいいな、っていうかも。だって、飲んだり食ったりして、互いのたいして広くない体験と家族の(かつてはオットの、今や子どもも超えて介護か)あれこればっかり話していても、あたしはつまんない。もっと目を広く向けてもっと違う視点も体験もなきゃ、つまんない。って思っちゃう。それだけじゃつまんなーい。もっと面白いこともしたいことも、いっぱいあるのにさ。

 というわけで、「女友達」が欲しくてたまらない、「何でも話せる」「支えてくれる」「いつでも味方」の女友達をめぐる駆け引き。「何でも」なんていうことを目指すから、こうなるんだよね。何でもなんて親だってなかなかないのに。地球上に1人でもいたら、めっけものなのに。

 そして、これ、意外にその女同志のあれこれを、ボケーっとわからないフリしている男っていうのを、辛辣に書いているのが柚木さん。バカ丸出しな感じで。男って、こーんなバカばっかり?まあ、多いけどね。実はわかって、外野にいて、面白がっているんじゃないかな、見えてる男は。

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