2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 女オンチ | トップページ | 誰がために鐘をならす »

2016年5月10日 (火)

消滅世界

商品の詳細

 

 ひゃーー!!おもしろい!あたし、こういうSFみたいな、でも、現実の諸問題を浮き彫りにする小説大好き!たとえば、「百年法」(えーと、だれだっけ???山田宗樹さんだったかしらね)みたいな感じ。現実を浮き彫りにするため、あえて極端な世界を想定して描いていく、っていう手法ね。

 

 この消滅世界は、家族として支え合って協力しあって生きる、っていうことと、恋愛とか情熱とか、セックスとかは別、っていう合理的な考え方が、世の中の大勢になってきて、結婚とか家族は働いたり家事を分担したり子どもを育てるというような機能的に適切な人とし(子どもは人工授精ね)、恋愛とか、まあ、メッタに誰もしないけどセックスは家族とは別っていうのが行きわたった世界を想定しています。家族とセックス?そーんな近親相姦するなんて!!!(爆!)、恋愛して傷づいたり苦しんだりして、それをいやせるのが家族で、仕事をしたり一緒に暮らしたり、子どもを育てたりのあれこれを互いにここちよくでき、雑談して楽しく、綺麗に快適に暮らせる人と条件をすりあわせて結婚するわけ。だから、同性同士とあまり変わらない。ただ、まだ女性だけしか妊娠出産できないから同性婚が認められていなくって、男性の出産も研究中で着々と研究が続いている、っていう想定。家庭の多くの問題が、恋愛とか情熱で築いてしまったけど、家庭生活にはその組み合わせが向いてないってことから生じているという問題を、家庭生活と恋愛を完全に切り離し、だから、セックスと子育てを完全に切り離してみたっていう小説。ものすごく納得できるあれこれがあって、現代人の問題を浮き彫りにするよね。おもしろーい!!家族の絆とか、もう手垢つきまくりの言葉を、ひっくり返してくれる傑作だ!

 

« 女オンチ | トップページ | 誰がために鐘をならす »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/11799/64980273

この記事へのトラックバック一覧です: 消滅世界:

« 女オンチ | トップページ | 誰がために鐘をならす »