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2016年4月25日 (月)

学力の経済学

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 経済学っていうと、円単位の利潤とか、コストとかそういうことが主になるって思うだろうけど、これは、タイトルは経済学だけど、教育の方法(個人の教育も、集団の教育も、公教育も私教育にも)に、個人のサンプル1、とか2の経験や、人間に対する思い込み、だけじゃなくって、統計的なエビデンスを活かしていくことが必要なんじゃないか、っていう主張で、とーってもうなづけます。

 

 たとえば、金融政策について(財務省とか、金融庁とか、あるいは日銀)とかについて、経済や金融の門外漢の人はあれこれ言わないだろうけど、教育政策となると、もうおじいちゃんとか、おばあちゃんとか市井の人も含めて、みーんながあれこれ言いだす。たとえば、テストの点がよかったらおこづかいをあげるのは、正しいか正しくないかとかまで含めて一家言あるわけです。でも、それは自分の生育家庭とか、自分の子育てとか、その周辺の話題とか、自分の思想信条とか主張とか、まあ、いろいろあるだろうけど、1人の人間の身近な例でしかない、そこから「自分はこうしたい」というのではなく、(それならまだしも)「こうあるべきだ」と主張しまくるというのが教育のやっかいなこと。誰でも大小はともかく教育を受けた経験があるし、しつけを受けたし、子育てをしたり、他人の子をしかったりの経験があるからね。でも、この本は、そういう個人がどうするかはいいけど、じゃあ、施策としてどうするかは、もっとエビデンスに基づいて、どういうことがより効果があるかということを踏まえて、やるべきだというのです。うんうん、それが、思想家の私塾とは違った教育施策なんじゃないかと。うんうん、それは、教育経済学だというのだ。国家的にも、あるいは自治体的にも、そして私学であろうと、どういう層にどういうことをするのが効果的な教育になるかを考えるのは当然のこと、それをちゃんと考えようよと。とっても納得する主張です。

 

 そして教育は、学力だけじゃない、学力テストで測れない、という点で非認知的能力というものもちゃんと、子どもの人生の成功のために考える必要があるというのです。当然だわね。それが、自制心=自己コントロール能力と、継続して努力できる能力である、というのが、やはりデータで明らかになっていると。うんうん、すごくよくわかる。

 

 食欲をコントロールして、面倒くさがらずに体を動かし、継続していければ、ダイエットだって必ずできるよね、逆にそれができないから、ひどく肥満になるわけだ。よーくわかる。自分があんまり得意じゃないことについても、(例:禁酒とか禁煙とか、食べ過ぎとか)について、どれだけ自己コントロールして、継続できる仕組みを自ら作って、継続するかって、重要な能力だと思うんだよね。うん、うん!!すごく同意!このテストで測れない非認知能力を高めることが、基礎的学力と同等に重要だという説もなっとく。教育政策にかかわる人、教育に金をばらまく人、そして親にも、これからの親にも読んでみてほしい。

 

 

 

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