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2009年7月 2日 (木)

相剋

相剋

えーと、「蝕罪」で始まった高城堅悟シリーズ。中年の刑事の再生物語とご紹介してます。ここね。2009年6月4日です。

http://ryosroom.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-4df0.html

失踪課に配属された高城の2冊目です。中学3年生の女の子が卒業まじかに連絡が取れなくなって居ると、同級生から相談を受けます。でも家族は失踪届けを出そうとしない。いないだけだ、でかけてるだけだ、ちょっと友人の家を泊まり歩いているだけだ、難しい年頃なんだから。へんじゃない?一方、ある事件の目撃者が忽然と姿を消します。あれれ?

 そんな風にはじまる第2巻、滑り出しも読者を早い段階で惹きつけるところも、うまいです。中学生の女の子と、ある事件の目撃者は叔父、姪の関係だったことがわかり、あれ?叔父さんと父親(つまり兄弟)の確執があることがわかってきます。

 失踪課は、心臓疾患があって胸に爆弾を抱えながら仕事をしている人、元プロ野球選手で、兄の自殺の原因を自分だと思っている人、まだよくわからないけど謎のムスメの写真を持っている人、そして7年前から娘が行方不明な高城、と心に辛い傷を抱えている人がいろいろいて、彼らがそれぞれの問題を乗り越えようとしていることもわかります。今回は、兄弟の確執です。

 なんだか、うまくて、本が閉じられずに、一気読み。寝不足です。

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