イスタンブールの市場で、香辛料が山と積まれて量り売りしているところがあります。グランドバザールにもあるけど、エジプシャンバザールにはいっぱいあります。エジプシャンバザールの周りの小道にあるお店にもあります。むかーーしの日本の味噌屋さんのように(実は自宅そばにまだこういう店が1軒だけあるんだけど)、大きな樽に各種香辛料が入っていて、大きなひしゃく(?)みたいのがささっていて、キロあたりの値段が書いてあります。わかるのもあるし、なんだこりゃ?みたいのもあります。楽しみにいろいろ買ってきました。
しかし、サフランだけは、こういう量り売りにはありません。サフランはある?と聞いてみると、出してくれます。でもあらかじめ量って小袋に入っている。やっぱりサフランはこっちでも高級品なのかしらん。と思って聞いてみると。「最高品質のだよ、イラン産なんだ」といいうのは、ちょっとだけ入って確かにお高い。でもトルコ産っていうのは、いっぱい入っていて全然高くないんです。(まあ、他の味噌樽に入っている香辛料よりは少し高い) 最高品質のは、日本で普通に買えるし、トルコに来たらトルコ産でしょ、と小袋にドバっと入ったのを買ってきました。
帰国後、湿気るからビンに移してみたら、こんなになるくらいの量です。300円~500円くらいなんだけど。もちろん、日本の小さな瓶に数本入って、1500円とかする高級品とは比べるべくもないような低級品なのかもしれないけど、量が100倍、値段が1/3、実質的には300倍の安さ、低級品だから10倍使っても30倍使えますね。20倍つかっても15倍使える。これは買いだわ、と買ってきました。
さて、これでパエリアもどきを作ることにしましょう。パエリアたって、非計画的、おもいつきおうちおかずでは、豊富な魚介類なんて揃いません。今日はチキン(ちょっとだけ)と生協の冷凍あさり。これだけ。(最悪、チキンだけ、あるいはツナ缶だけ、つまりチキンライスみたいになってもよしとするいいかげんさ)。あとはタマネギ、セロリの切れ端、赤と緑のピーマン。終わり。パエリアっていうより、たきこみごはん程度のものね。黄色い炊き込みごはん。
ポイントは一つだけ。具材のうまみを吸った液体でご飯を炊く。これだけです。で、この液体にサフランを適当にひとつかみ入れて炊く。終わり。フライパンで肉と野菜をいため、そこにあさりを投入、ワインを入れて蒸し煮にして、あとは適当にスープを増やして味を見て(ここで、トマト缶なんかも入れてもおいしい)、サフランを投入。この液体でご飯を炊く。具は、ご飯を炊いている途中に上に乗せてちょっとだけ加熱。ホットプレートを出して、大きく作ると、少ない具材でも豪華に見えて、一品で食卓が賑やかになります。
今回は、面倒がって、ルクルーゼで地味に黄色いご飯を炊きました。ルクルーゼで炊くご飯は、ほーっこりしておいしいです。そして、お約束の黄色いご飯のおこげもパリパリしていておいしい。お安いトルコのサフラン、おしげなくたーっぷり使って、いい香りと色です。あさりのダシも十分ご飯が吸って、おいしいパエリアもどき。
3合も炊いて、翌日のお弁当に使おうと思ったのに、全然残らない…
サフラン、いっぱいあるから、また作ろうっと。
*この他に買ってきた香辛料については、またいずれ。なんだかよくわからないのもあるんだわ~
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