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2008年1月15日 (火)

猫にかまけて

猫にかまけて / 町田康/著

 犬、猫関係の本、わりと好きです。といっても、犬や猫の飼い方、しつけの仕方、なんていうのじゃなくって、犬や猫と人生を一緒に生きている人の、エッセイや小説が好きです。このブログでも、いろんな犬猫本をご紹介してきました。米原さんの「ヒトのオスは飼わないの」、亡くなった後の「終生ヒトのオスは飼わず」、山本容子さんの「犬は神様」、アメリカからも「マーリー」など、検索してみたら、いっぱいあったので、全部は書けません。犬本が多いですねえ。猫本も好きですが、どうも猫と一緒に人生を楽しんでいる本って少ない気がします。これは貴重な、そしてすごく楽しい猫本です。猫好きにはたまりません。

 町田康さんって、芥川賞作家で、ロックな方ですよね。彼の猫本の、新刊「猫のあしあと」が出たので、買わなきゃ、と思っているところですが、この前の本、「猫にかまけて」をご紹介していませんでした。もう一度、読み返しました。いやー好きだわ。数ある犬猫本の中でも、ベスト5に入る好きな本です。

 町田さんが、2匹の飼い猫の気持ちを、こーんな感じ、とそれぞれの性格を踏まえて書いてるのは、ほーんとに笑える。猫の表情まで浮かんできそうな、彼のおしつけが全然なくって、「ウチの○○ちゃんはいい子なのよ~」なんていうのもなくって、ただ人間と猫がまーったく同等に、飼い主と飼い猫じゃなくって、同居人として共存している、そしてお互いが、当たり前だけど、それぞれの生活をしているんだけど、ちょっとは同居人として気にしたり、無視したり、自分の都合を言ってみたり、相手の都合に合わせてみたり、というような、そういう生活が目に浮かぶようです。そして、猫は人間より寿命が短いので、彼は飼い猫を見送ることになります。その姿も、ちゃんと向き合うんだけど、ちゃんと理解している、そして彼(猫ですね)の生と死をちゃんと同居人として見守っています。妙に悲観することもないし、突き放すこともない。家族としての姿が明確です。飼い主じゃない、家族なんです。そんな姿と、個性的で、まあ、おもしろい猫たち!そんな話が満載の「猫にかまけて」です。

 続編「猫のあしあと」もぜひ読みたいわ!

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コメント

うわーっ、読んでみたい。うちにはネコと犬がいるけれど、彼らが何か主張している時、よく人間がアテレコしてあげます。「ねーねー、遊んでくれるんでしょっ!?」とか「お腹すいたよー」とか「お風呂いやだーっ!」とか(笑)
犬はある程度人間に従わせるところがあるけれど、ネコはほんとーにまったりとマイペースで過ごしています。

投稿: うみ | 2008年1月15日 (火) 16時01分

うみちゃん、こんにちわ!私ね、犬は飼ったことがあるけど、ネコはないんだわ~、お友達の家に居るネコとかも、短時間では、全然仲良くなれなくって(犬は、結構人懐っこいけどねえ)、よくわからないのがネコなのだ。でも、この本読むと、ネコもいいなあ、って思うのだわ。

投稿: りょう | 2008年1月15日 (火) 21時54分

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